2016年12月26日
『寒中見舞い編』
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悲しいかな、人が亡くなるのは年中無休です。年末が近づき周りがざわざわ忙しくなっても、亡くなる方は亡くなります。
12月に入って年賀状を用意する方も多いと思いますが、年の暮れに身内に不幸があることもありますし、逆にそんな事情を知らず年賀状を出してしまう事も・・
その場合は“寒中見舞い”を使います。寒中見舞いは松の内が明ける1月7日以降から立春を迎える2月4日くらいのあいだに送ります。
喪中の方への新年の挨拶状として使えますし、喪中の方へ間違って年賀状を出した詫び状にもなります。
喪中を知らずに年賀状を送ってしまった方への返信にも使えるスグレモノです。
年末に葬儀を行った方から文章の内容を教えて下さいとよく言われます。以下はシンプルなものですが、文例として引用しておきます。。
<例1>
寒中お見舞い申し上げます。
早々の年賀状、ありがとうございます。
昨年、私どもの義母が亡くなり、新年の挨拶を控えさせていただきました。欠礼のお知らせも申し上げず、大変失礼致しました。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
平成◯◯年1月
<例2>
寒中お見舞い申し上げます。
皆様におかれましては穏やかにお過ごしのこととお喜び申し上げます。年頭にはご丁寧な年賀状をお送りいただきましてありがとうございます。
実は昨年、私どもの祖父が亡くなり、新年の挨拶を控えさせていただきました。
本来であればこちらから欠礼のお知らせを申し上げるべきところ、行き届かず大変失礼致しました。
本年もどうぞ変わらずご厚誼のほど、宜しくお願い申し上げます。
平成◯◯年1月
夏は暑いし冬は寒い。なるべくなら葬儀するなら春か秋が良いとは思いますが、そうは問屋がおろしません。土砂降りの日の葬儀もあれば大雪のなかでの出棺もあります。
私たちはとにかくご葬家の疲れや不安を最小限に抑えられるよう、心を砕くだけです。
*友引毎に更新
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タグ:葬儀 寒中見舞い 文例
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