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2016年12月20日

『言葉を発する』編



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「そんなこと言わないでも(相手には)わかるはず」
よく聞きますし、日本人には一般的に思われることですね。私も普通に思っています。
しかし、こと葬儀におかれては、率先的に“言う”ということが、相手(特に年配の喪主様)に効果的だという事があります。

「お大事にして下さい」「風邪ひかないで下さい」
「足元気をつけてくださいね」
「お具合はいかがですか?」

気遣いと言えばそれまでですが、そんな次元を超えて本当に思ってそれを言う・・これが大事です。

「寒くないですか?」「昨日は眠れましたか?」
「タクシー呼びますか?」
「またお茶飲みに行きますね」

なんだっていいのです。もし必要ならその行動を起こせばいい。
究極を言えば・・思っていようがいまいが、“言う”という行動が肝心です。



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私は数十年前に母を亡くしました。まだ心から母親が恋しいと欲する年齢でした。
その時にいろんな方から慰めや励ましの言葉をいただきましたが、なかでも覚えているのが、兄の友人であったM氏からの
「おい準、困ったことがあったらなんでも言えよ」
という言葉でした。まだ十代で何が何だかわからないような時分に母を亡くし、正直憔悴しきっていました。M氏のその言葉はとても心に響きました。その後M氏に何かお願いをしたということはないのですが、その言葉だけで私には十分でした。なんだか安心したのを覚えています。

言葉はタダです。言葉だけで良いのか?と思う方もいるでしょうが、言葉だけで良いのです。非常事態でも「言わなくてもわかるだろ?」と高をくくってしまい、言葉も発しないほうがよほどおかしい。

先日、葬儀のお世話をさせていただいたお宅に伺った際に、私が何気なく
「ここに来ると親戚のおばさんの家に来た気がします」
と言いました。実際そう思ったし、喪主様も私のおばさんくらいの年齢でしたのでそう言いました。
それが喪主様には余程気に入ったようで、その後電話でお話しした際も
「いつでもお茶飲みに来て下さいね。親戚のおばさんですよ」
と楽しそうに自らおっしゃるのです。
私は言葉のチカラを感じました。そうか、あの言葉は喪主様に響いたのだなとしみじみ思いました。
もしそれが哀しみを少しでも癒したり、何かを忘れさせるのなら・・いくらだって発します。だって言葉はタダなのですから。私自身、M氏からの言葉で救われたのです。その恩を今度は私が誰かに返す番なのです。

言葉の次は歌で返したいです。言葉は目の前の数人にしか言えませんが、歌ならもう少し多くの方へ届ける事ができます。届けたい歌がいっぱいあります。
『心に残る葬儀』・・2017年の目標です。
*友引毎に更新



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