2016年11月12日
埋葬のルーツ&エベレストの遺体編
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<埋葬のルーツ>
亡くなったひとをそのまま、または火葬してのちに埋めることを“埋葬”といいます。
埋葬するには、死に関する概念を理解する必要があります。
原始人類のうち、最初に埋葬を行なったのはネアンデルタール人という説が有力です。
それ以前の原始人類であるアウストラロピテクスやホモ=エレクトュス、ホモ=エルガステルではまだ、死という概念を理解するほど知能が発達していなかったといわれています。ネアンデルタール人が埋葬を行なっていたのは今から10万年ほど前のことで、洞窟内からは骨格化石とともに副葬品が見つかっています。ネアンデルタール人は2万数千年前に絶滅していますが、彼らが行なっていた埋葬の儀式は現人類にも受け継がれています。
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<エベレストには仏がいっぱい!?>
世界最高峰の山・エベレストを目指して下山できずに死亡した人の数は、1953年以降現在までで200人以上。このうち今なお放置されている遺体の数は約150人いるそうです。
遺体が回収されず、埋葬もされずにいるのは、西洋人は遺体の回収にそれほどこだわりがないことが挙げられます。空気が薄くてヘリコプターが飛ばせないことも理由のひとつです。
標高8000メートルを超えると、酸素も薄くなり疲労度も増すため、エベレストで重い遺体を背負っての下山は、自分の命を危険に晒すことになります。そのため、まだ息があったとしても手助けできないのだそうです。冷温でバクテリアもいないため腐ることもない遺体は、多くの場合、亡くなったその場所に放置されています。
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