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東京都の築地市場（中央区）の移転先に予定されている豊洲市場（江東区）の土壌汚染対策をめぐり、都が誤った説明をしていた問題で、都議会自民党の鈴木章浩都議（５４）が１３日、都卸売市場審議会で、「誠に遺憾である」と都を批判しました。

豊洲市場の市場棟などの床下で、土壌汚染対策のはずの高さ４・５メートルの盛り土が行われておらず、空洞になっていたことを明らかになったことを受け、ついに都議会最大会派自民党が声を上げました。この日の審議会終盤、意見を求められた鈴木氏は築地市場移転延期に触れ、「都政の最重要課題のひとつで、着実に進めていかなければならないことであった。都議会の中でも長い年月をかけ、様々な観点から議論を積み重ねてきた」と語気を強めました。

「このまま不安定な状況をおいたままにすることは断じて許されないこと」と都の対応に怒りをにじませ、「一刻も早く、先が見えるような努力を都として最大限払ってほしい」と要望した。８月３１日に小池百合子都知事（６４）の築地市場移転移転延期を発表してから、自民会派だけコメントを正式に発表していませんでした。

鈴木都議は、２０１４年６月、都議会本会議で質問していた塩村文夏都議（３８）に対し、「早く結婚した方がいいんじゃないか」などと性的な嫌がらせを含んだヤジを浴びせました。直後は発言したことを否定したが、５日後に認めて謝罪。その後、会派を離脱したが翌２０１５年、自民党会派に復帰しました。
審議会は昨年５月から、都内に１１か所ある卸売市場などの整備計画を検討してきました。この日は、都知事への整備計画基本方針の答申を取りまとめました。



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