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2016年07月08日

警視庁田園調布署内で2警官が自殺・・パワハラか?

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http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/2/denenchofu/image/ps_poto.jpg

警視庁田園調布署(東京都大田区)で昨年10月と今年2月、地域課の警察官が署内で拳銃自殺をした問題で、2人の書き置きに同じ上司の名が記されていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
同庁は調査の結果、いずれもパワハラはなかったと判断しましたが、管理職として問題があったとして上司を訓戒処分とした。上司は6月に辞職しました。

同庁によると、昨年10月5日午後9時過ぎ、地域課の男性警部補(当時29)が署の5階トイレ個室で拳銃を使って自殺しているのが見つかりました。持っていたノートには上司の名前と批判する文言が残されていました。だが、署は昨年末、遺族に対し「自殺の原因は不明で、30人ほどの署員に聞き取りをしたがパワハラはなかった」と説明しました。

約4カ月後の2月21日午後10時半ごろ、地域課の別の男性警部補(当時53)が同じトイレ個室で、拳銃を使って自殺しているのが見つかりました。制服のポケットにメモがあり、1件目と同じ上司を含む男女3人の署員の名字が書かれていました。
同庁は、両方のケースについて自殺の原因を調査。2人とも仕事上のミスやトラブルはあったが、この上司によるパワハラはなく、原因は不明と結論付けたということです。

発砲音に気づいた署員はいませんでした。書き置きなどは今のところ見つかっていません。署は、警部補が自ら頭を撃った可能性が高いと説明しています。一方、昨年10月5日夜に同じ場所で拳銃自殺をした男性警部補は、今回死亡した警部補の同僚でした。近藤潔署長は「拳銃による職員の自殺容疑事案が発生したことは誠に遺憾。事実関係などについては今後、調査する」とコメントしました。



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