2016年07月06日
バングラデシュのテロ、人質に内通者がいた!?
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http://img.news.goo.ne.jp/picture/reuters/m_reuters-20160702021.jpg
バングラデシュの首都ダッカで起きた人質テロ事件で、警察が4日に逮捕した元大学講師は、救出された人質の一人でしたが、警察はほかの人質5人もテロを支援した疑いがあるとみて聴取しています。
地元メディアが報じた内容では、容疑者グループは人質に「内通者」を紛れこませるなど、用意周到に犯行に及んだ疑いが浮上しています。
地元紙デーリー・スターによると、近隣住民が事件当時に撮影した映像で、元講師とみられる男が屋上などで比較的自由に容疑者グループと話をするなどの様子が映っていたといいます。
この大学には実行役のリーダー格とみられるニブラス・イスラム容疑者(24)も通っていましたが、同大学の女子学生2人も人質になっており、警察当局が事情聴取しています。
また、イスラム容疑者が留学したマレーシアの大学には、与党「アワミ連盟」ダッカ市幹部を父に持つロハン・イムティアズ容疑者も通っていました。ミア・サミフ・ムバシール容疑者はイムティアズ容疑者と同じ名門進学校を卒業。容疑者には共通点が多い。
現地からの報道で5日に新たに身元が判明したイスラム神学校生のハイルル・イスラム・パエル容疑者と、幼稚園教諭のシャフィクル・イスラム・ウザル容疑者は、北部ボグラの出身でした。
容疑者グループの5人は、いずれも半年〜数カ月前に家族や友人の前から姿を消しており、イスラム過激派グループに加わり潜伏し、襲撃の計画を進めていた可能性があります。
一方、ロイター通信は5日、バングラ警察が国内イスラム過激派組織「ジャマトル・ムジャヒディン・バングラデシュ」(JMB)のメンバー6人をテロを支援したとして逮捕する方針だと報じました。
今回の事件の背後には、大がかりな支援組織があった可能性もあります。
バングラ政府は事件をJMBの主導によるものとみて、過激派組織「イスラム国」(IS)の関与に否定的ですが、JMBはIS系の組織とも言われています。
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