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2016年05月11日

オバマ大統領、広島訪問へ!その歴史的意味とは?

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アメリカのオバマ大統領は、来月の伊勢志摩サミット後に被爆地・広島を訪問する意向を固めました。広島では、被爆者や若者を前に核廃絶に向けたスピーチをすることで準備を進めています。この歴史的な意味について考えます。

[iモード]ケリー長官の心を動かした原爆資料館[iモード]
この直接のきっかけとなったのは、今月、アメリカのケリー国務長官が、G7外相会合で広島を訪問したことにあります。ケリー長官は、原爆ドームや原爆資料館を見学し、「オバマ大統領にも広島を訪れてほしい。ワシントンに戻って大統領に会ったとき、私が見たことを伝え、いつか広島を訪れることがどれだけ重要か伝えることを約束する」と話していました。
資料館内には、広島に投下された原爆で亡くなった人の遺品などが展示されています。放射性物質を含んだ黒い雨が残された壁もあります。
資料館館長の志賀さんの話「原爆が投下されて数十分後、雨が降り始めました。その雨は、真っ黒い色をして粘ついた雨だったそうです」「微量ですが放射性物質が黒いものの中から出てきました」
原爆が投下された1945年の8月6日からその年の年末までに約14万人が死亡したと広島市は推計しています。この原爆資料館を見学したケリー長官は、こんなメッセージを残しました。
「世界中の全ての人が、原爆資料館が持つ力を目でみて感じるべきです」

[iモード]オバマ大統領が訪問する意味[iモード]
このタイミングでのオバマ大統領の訪問実現は、どんな狙いがあるのでしょう。オバマ大統領としては、自らが掲げる“核兵器なき世界”を改めて訴えて、歴史に残る政権の成果としたい思惑があります。オバマ大統領が2009年にプラハで行ったこの演説を記憶している人も多いでしょう。
「核兵器を使用した唯一の核保有国として、アメリカには、行動を起こす道義的責任がある」
このようにオバマ大統領は、核兵器の削減を訴え、その取り組みが評価されて、この年、ノーベル平和賞を受賞しました。アメリカ軍が原爆を投下した地である広島で演説することはなおさら大きな意味があります。

[iモード]アメリカ国内の反応は―[iモード]
ただ、アメリカ国内では、一筋縄ではいきません。というのも、アメリカ国内には、原爆の投下は戦争を早期に終結させて、アメリカ国民の犠牲者をそれ以上増やさなかった立役者だという「原爆正当化論」が根強く存在します。それだけに、オバマ大統領が広島を訪問するのは「謝罪外交」になるのではないか?大統領選にむけて、保守派が、オバマ政権を「弱腰」などと批判する材料になるのではないか、といった懸念が指摘されているのです。
そうした中で先日、ケリー国務長官は広島を訪れました。それだけにホワイトハウスは、この訪問がアメリカ国内でどう受け止められるか注視していました。結果は、基本的に好意的に受け止められたという。またアメリカの有力紙、ワシントンポストは今月15日付の社説で「原爆投下の是非を問うのではなく、将来に向けて、原爆を使わないと誓う目的で、オバマ大統領の広島訪問を支持する」と主張するなど、アメリカ世論も、広島訪問を受け入れる土壌ができつつあるようです。

[iモード]訪問実現のために―[iモード]
また、ある日本の政府関係者は「日本として、『謝罪』は求めず、『和解』と『慰霊』を、という整理をすれば、オバマ大統領が広島を訪問できるのではないか」と模索していたことを明らかにしました。
実際に、広島市の松井市長は会見で、謝罪を求めない考えを明らかにしている。こうしたことを背景に、オバマ大統領としては、任期が残り少なくなった今だからこそ、政治的にリスクのある広島訪問を実現しようと、意向を固めたものとみられています。いま、被爆者の高齢化が進む中で、この訪問は広島の人にとっても意味のあるものになるでしょう。原爆資料館の志賀館長もオバマ大統領の訪問を望んでいます。
志賀さん「人をひきつけるというんですか、動かす言葉をお持ちのオバマさんに、全てを見ていただきたい。特に中学生が残した遺品は是非ご覧いただきたい」「広島で71年前に、何がどのように起きたのか。それを感じ取ってもらえたら」「アメリカの方、世界の方にご覧になったことを彼の言葉で伝えてもらえれば、もっと伝わるんじゃないかと思っています」

[iモード]核兵器廃絶に向けた新たな挑戦[iモード]
今回のポイントは「新たな挑戦のスタート」。現実の国際政治の世界では、核兵器廃絶に向けた歩みは、停滞しています。今回オバマ大統領が広島を訪問して、それが本当に核兵器を人類自ら無くすことにつながるのか、単なる手柄作りではなく新たな挑戦のスタートにしなくてはならないでしょう。



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