2016年03月09日
電力自由化に便乗?詐欺被害が拡大〜(その2)
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スマートメーターは費用はかかるのか?
4月からの電力自由化に伴い、全国で詐欺事件が頻発しています。
甘い巧みな言葉には気をつけていただきたいのですが、これはいかがでしょう?
「スマートメーターにするにはお金がかかります」
現在の多くは普通の電気メーター(中で輪っかがゆっくり回っているやつ)が設置されていますが、今後は“スマートメーター”という新型の電気メーターに順次取り替えられていきます。
スマートメーターには通信機能が付いていて、遠隔操作で電気の検針ができます。
これも基本費用はかからないのですが、客側の都合でメーターの位置を変えたいという場合は費用が発生することがあります。このあたりは要チェックですね。
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生活センターへの相談が急増
国民生活センターに実際に寄せられた電力詐欺のケースです。
ある30代の男性宅に訪問営業がありました。
「将来的に電気代が倍になります。太陽光発電にすれば月5000円くらいでまかなえます」
と、不安を煽って400万以上の太陽光発電システムを売られたといいます。
別のケースでは
「給湯器を変えると光熱費が3〜4万円安くなります。いまセール中なのでいましかこの値段で買うことが出来ません」
と言われました。
60代の女性は、電力会社の提携会社を名乗る訪問員が家に来て
「電気代がどれくらい安くなるか試算しますので、個人情報の同意書に署名して下さい」
と言われたといいます。
ここから別の詐欺事件が生まれる可能性がありますね。
特殊なケースとしては、
「これを貼るとマイナスイオンの効果で電気代が安くなります」
と、どのご家庭にもある電気ブレーカーに貼るシールを3〜5万で売られたケースが、2013年から20件以上あるそうです。そんな効果あるはずがありません。
「何もしないと電気が止まることはない」
「規模の小さい会社と契約しても電気が不安定にならない」
「新たに電線と引くことはない」
「契約した会社が倒産しても電気は止まらない」
「原則としてスマートメーターに費用はかからない」
この5つを覚えて下さい。そして電気と関係のない契約には注意して下さい。
不審な点があれば消費者生活センター(188)に電話して相談して下さい。
とにかく慌てないことですね。分からなかったら人に聞くなり調べるなりして納得がいくまで吟味するのが良いでしょう。慌ててサインする必要はありません。
・・以上、電力自由化についてでした。
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タグ:電力自由化 詐欺
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