笑うも人生、泣くも人生

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この4月から始まる電力自由化にともない、東京ガスなど電力会社以外からも電気の購入が可能になります。
選択の幅が広がり生活スタイルに合わせた購入が可能になるので利用者には良いことなのですが、これに便乗して詐欺や悪徳商法が急増しています。
言葉巧みに太陽光発電システム販売
去年10月にある男性のお宅に“儲け話”の電話がかかってきました。
後日電力会社を名乗る勧誘員が自宅まで来て、
「太陽光発電システムを設置すれば、電気代も得だし電気の売買で儲かりますよ」
と話し、400万円以上の太陽光発電システムを購入契約しました。

実在しない会社からの電話？
別の男性は“中部電力節電協会”と名乗る会社から電話があり、中部電力から委託されていると話したそうです。“省エネについての点検を無料で行なっている”といい、“省エネに役立つブレーカーと交換させていただいている”と言うのです。
その話し方はとても早口でまくしたてるように、早くアポを取って伺いたいという態度だったそうです。
「詐欺じゃないのか？」
と聞くと無言になりました。
ちなみに“中部電力節電協会”という会社は存在していなくて、ブレーカーの交換を勧めることはないといいます。ウソの社名を名乗って電話していたのですね。



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相談件数も急増！電力自由化
新料金プランへの申し込み件数は27万件を超えている一方で、自由化に伴うトラブルで国民生活センターへの相談件数が、去年の7〜12月が86件であったのに今年に入ってからだけで359件と急増しています。
自由化に便乗してあの手この手で悪徳業者は近寄って来るのです。

「4月まで何もしないと電気が止まりますよ」
「規模の小さい会社と契約すると電気が不安定になりますよ」
「電力会社を変えると新たに電線と引かなくてはいけませんよ」
「契約した会社が倒産すると電気が止まりますよ」

・・これらはすべてウソです。お気をつけ下さい（その2に続く）



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