2016年03月09日
「保育園落ちたわ!日本死ね」メールがあらわす待機児童問題
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http://blog-imgs-90.fc2.com/k/i/m/kimito39gmailcom/20160301215459713.jpg
先月、ある主婦が書いたネット投稿が話題になっています。
「何なんだよ、日本。
一億総活躍社会じゃねーのかよ」
で始まる“檄文”です。
「昨日見事に保育園落ちたわ
どうすんだよ私活躍出来ねーじゃねーか」
タイトルは
『保育園落ちた、日本死ね』
この投稿の前日にお子さんが入園審査に落ちたそうなのです。
待機児童が全国で23167人
保育園に入れない、いわゆる「待機児童」数が平成24年では全国で24825人だったのが25年に22741人、26年では22371人と減っていたのに、27年では23167人と増加。
TBS『情報ライブ ビビット』では、この投稿者に取材を申し込み接触に成功。
メールでの返信がきたと言います。投稿者曰く
「保育園に落ち、会社を辞めなくてはならない現状に怒りを感じ、独り言のつもりで書きました。生活がかかっている問題なので勢いで書いた」
とのこと。
育休期間終了後も仕事復帰難しく
実はこのように育休期間に保育園に子供を預けられず、育休期間が終了したあと仕事に復帰できず、仕事を辞めざるを得ないケースが多いのです。
街で小さなお子さんを持つお母さんの声からも、圧倒的に保育園の数が少ないと嘆きます。これが現状なのでしょう。
投稿にはこうも書かれています。
「不倫してもいいし賄賂受け取るのもどうでもいいから保育園増やせよ。オリンピックで何億円無駄に使ってんだよ。エンブレムとかどうでもいいから保育園増やせよ。
有名なデザイナーに使う金あるなら保育園増やせよ」
「日本死ね」という言葉こそ過激ですが、的を得ています。賛同の声も多いのも事実です。
最後はこう締めくくられています
「ふざけんな日本」
少子高齢化が叫ばれて長く経ちます。子供は日本の未来であるし、これからの日本を背負うのは彼らなのです。
投稿した主婦の言う通り、オリンピックは一時的なものですが、子供は何十年も日本を背負う未来。待機児童は大きな問題だと思います。
『一億総活躍』
と謳ったからには、実践的で実行力のある政策を期待せざると得ません。
「日本死ね」・・この投稿がひとつの呼び水になると思います。
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