2016年04月10日
桃田賢斗選手はリオ五輪見送りへ!違法賭博問題
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国内の違法カジノ店でバドミントン男子のエース桃田賢斗選手(21)と、12年ロンドン五輪代表の田児賢一選手(26)=NTT東日本=がバカラ賭博を行っていた問題で、日本バドミントン協会は10日、都内で緊急理事会を開き、田児選手について無期限の登録抹消、桃田選手には日本代表指定から除外、無期限の大会出場停止の処分を決定しました。桃田選手は事実上のリオ五輪出場見送りとなります。
緊急理事会にて決定
理事会では常習性のあった田児について、永久追放にあたる除名を求める声も上がったが、ある理事は
「自分たちでしっかり管理した方がいいということになった。まだ若いし、更正まで見届ける義務がある」
と話し、協会員に戻れる余地を残した登録抹消となりました。
理事会後、会見に臨んだ銭谷欽治専務理事は
「手塩に育ててき選手。崖に突き落とす感じはしている。悲しいし、悔しい」
と苦渋の決断を明かした上で、
「(桃田は)21歳で可能性のある選手。長年掛けて、這い上がってきて欲しい」
と話しました。
ほかの選手の処分も決定
その他、田児とともに賭博が発覚したB代表の古賀輝は日本代表指定の除外と、1年間の大会出場停止、残る3選手と2人のOBには6カ月の大会出場停止処分を下しました。
バドミントン界にとってもスポーツ界にとっても一大事件となりました。
桃田選手はメダルの期待もあっただけに(世界ランキング二位)残念です。
銭谷専務理事の言う通り、時間をかけて這い上がって欲しいと思います。
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