笑うも人生、泣くも人生

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リオデジャネイロ五輪出場選考も兼ねた競泳・日本選手権が８日、東京辰巳国際水泳場で行なわれました。この日は男子２００メートル平泳ぎ決勝が行われ、０４年アテネ五輪、０８年北京五輪２大会連続２冠の北島康介選手（３３）＝日本コカ・コーラ＝は２分９秒９６で５位に終わり、リオ五輪出場の可能性が消滅。
レース後、現役引退を表明しました。

中ニから指導した平井コーチ
中学２年生の時から指導し、苦楽をともにしてきた平井伯昌コーチは、レース終了後に涙しながら
「ずっと日本のトップで世界のトップで、誰もが憧れる選手になってくれた。速くて、強くて、人の面倒見もいい。（年齢的に）練習では１番苦しいはずなのに、１番楽しそうに練習をしてくれた。すごい選手になってくれた」
と、教え子をねぎらいました。

その後もさまざまな思い出を語った平井コーチ。最後は
「北京五輪後は引退を覚悟してたんですけどね。今回はできてない。ロス状態になるんじゃないかな。北島ロスに」
と、笑いました。

北島　康介（きたじま・こうすけ）
１９８２年（昭５７）９月２２日、東京都荒川区生まれの３３歳。５歳で水泳を始め、本郷高３年時に００年シドニー五輪に出場し、１００メートル平泳ぎで４位。０４年アテネ、０８年北京五輪では１００＆２００メートルを制し、２大会連続の２冠を達成した。
１２年ロンドン五輪では４００メートルメドレーリレーで銀メダルを獲得。
同年、３人組バンド「ｇｉｒｌ　ｎｅｘｔ　ｄｏｏｒ」（現在は解散）のボーカルだった千紗さんとの婚約を発表。翌年９月に婚姻届を提出した。１４年５月には長女が誕生した。
１メートル７８、７２キロ。



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