2016年04月06日
日航のシステム障害の原因はプログラム変更
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http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20160401001238_commL.jpg
日本航空で1日にあったシステム障害で国内線などの欠航や遅延が相次いだ問題で、同社は6日、障害の原因が3月に更新したプログラムの設定ミスだったと発表しました。
同社は近くプログラムの修正作業を完了し、予備システムの処理能力を強化するなどして再発防止を徹底する方針。
重量管理システムに異常
日本航空によると、障害があったのは貨物重量などを入力して旅客機の最適な重心位置を計算する重量管理システムでした。14年1月に導入したシステムのプログラムを今年3月23日に更新しました。
このプログラムの設定にミスがあり、システム内で複数の作業を同時に行うとデータ処理が滞り、正常に作動しなくなる状況が発生、障害につながったとしています。
一連の障害ではグループ会社の運航便を含め国内線で計50便が欠航し、約7千人に影響が出ました。また障害の影響で最大137便が遅延し、計約1万7千人に影響が出たとみられています。
全日空は成田ーブリュッセル線を再開
全日本空輸はベルギーで先月22日に起きたテロ以降運休していた成田―ブリュッセル線を11日に運航再開すると6日発表しました。
現地の搭乗や発着に関わる空港機能が徐々に回復しているといいます。運休による影響は39便、約4500人になる見通しです。同路線は日本とベルギーを結ぶ唯一の直行便で、全日空は昨年10月から1日1往復で運航しています。
「空港でのテロ」という衝撃はありましたが、どうか平穏な日々を願うばかりです。
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タグ:日本航空 システム障害
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