2016年04月06日
シンドラー、日本のエレベーター事業などを売却
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「シンドラーエレベータ」は、日本でのエレベーターや、エスカレーターの保守・修理・改修などのサービス事業を、「日本オーチス・エレベータ」に売却する契約を結んだと発表しました。
シンドラー社はスイスに本社を置く、シンドラーグループの日本法人です。
シンドラーは、日本での点検や修理などの事業と社員約390人を、日本オーチスと設立した新会社に移します。年内にも新会社の全株式は日本オーチスに売却しますが、金額は非公表となっています。
日本オーチスは、アメリカの「オーチス・エレベータ・カンパニー」の子会社です。
2006年に東京都内のマンションで、エレベーターの異常動作により男子高校生がシンドラー製のエレベーターに挟まれ死亡するという重大な事故が発生していて、シンドラー社は
「継続中の訴訟、捜査について、法的・社会的な責務を果たし、全てが解決するまで、必要な措置を講じる」
としています。
ちなみにシンドラーグループの世界シェアは、エレベータで2位、エスカレーターでは1位です。
日本でのシェアは1%で、約8000台の導入実績があります。
日本のエレベーター市場は三菱・東芝・日立・オーチス・フジテックという五社がそのシェアのほとんどを占めています。
これからもどうか安全で快適なエレベーターの供給をぜひとも宜しくお願いしたいと思います。
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タグ:シンドラー エレベータ
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