2016年03月07日
アデルがトランプ氏に激怒!?・・「私の曲を使わないで」
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http://news.walkerplus.com/article/37357/187941_400.jpg
『ハロー』のヒットで知られるアデルさんは、共和党のドナルド・トランプ候補に言い放ちました。
「私の楽曲の使用を、いかなる政治キャンペーンにおいても認めない」
トランプ候補は、彼女の楽曲『ローリン・イン・ザ・ディープ』や『スカイフォール』を選挙キャンペーンで使っていました。
それに対して、代理人を通じてアデルが宣言したのです。
まだまだあった、楽曲の不正使用
トランプ氏に楽曲を無断使用されたアーティストはアデルさんが初めてではありません。
ニール・ヤング氏も『ロッキン・イン・ザ・フリー・ワールド』を昨年夏に選挙キャンペーンで流され、中止を求めました。
政治家が有名なロックの楽曲を不正に流した代表的な例は、1984年のロナルド・レーガン氏があります。
その曲がブルース・スプリングスティーンの『ボーン・イン・ザ・USA』。
レーガン氏は楽曲を無断使用しただけでなく、楽曲の意味を理解していなかったことでも嘲笑をあびました。スプリングスティーン氏は「アメリカ政府に見捨てられた」と、退役軍人のことを歌っていたのです。
ほかにも2008年の大統領選で共和党のジョン・マケイン候補が、ジャクソン・ブラウン氏の『孤独なランナー』を無断で選挙CMで使用して提訴されました。
政治活動で楽曲が使われると言うこと
楽曲を無断で選挙CMに使うのは違法行為ですが、選挙キャンペーンで曲を流すことには決まったルールがありません。
ローリングストーン誌によると、スタジアムなどで曲を流す場合、著作権管理組合のASCAPやBMIに使用料を払えば。実際には問題ないといいます。
しかし政治活動で曲を流すことは、アーティストのパブリシティ権(好ましいイメージをコントロールする権利)を侵害する恐れがあります。
知的財産権に詳しいローレンス・アイザー弁護士はローリングストーン誌のなかで
「仮にドナルド・トランプ氏が楽曲の使用料を適正に払ったとしても、ニール・ヤングがパブリシティ権の侵害で彼を訴えることは十分可能だ」
と話します。
一方、民主党のバーニー・サンダース候補。
彼はサイモン&ガーファンクルの『アメリカ』を選挙キャンペーンで使っていますが、サイモン&ガーファンクル側は楽曲の使用を全面的に認めているそうです。
アーテストによって考え方も様々ということでしょうか=
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