2023年05月22日
杏仁豆腐の赤いやつの正体は?スーパーフードといわれているって本当!?
中華料理の定番デザートである杏仁豆腐を注文すると、
必ずといっていいほど上に赤い実がのっていますよね。
その赤い実の正体は一体何なのでしょうか。
スーパーフードといわれる赤い実の効果や効能、
杏仁豆腐に添える理由についてまとめました。
杏仁豆腐の上の赤いやつの正体は?
杏仁豆腐の上にのっている、赤いやつの正体はクコの実で、
中国では古くから薬食の食材として使われていました。
また、楊貴妃も愛用していたといわれ
最近ではスーパーフードとしても注目されている食材です。
クコの実とは
クコの実は、中国が原産の落葉低木であるクコの木から収穫されます。
別名ゴジベリーといわれ、生のままだと潰れやすく
苦味や生臭さがあるため、乾燥させてから食べることが多いです。
ちなみに、杏仁豆腐に使う時は水で戻したものが使われます。
クコの実の効果や効能は?
クコの実の効果や効能は以下の通りです。
- 眼精疲労
- 血行促進
- 血圧、血糖値を下げる
- ストレス緩和
- 肝機能向上
- 滋養強壮
- 美肌効果
クコの実にはビタミンB1 、ビタミンB2、ビタミンC、
さらにアミノ酸やポリフェノールなどさまざまな栄養が含まれています。
杏仁豆腐の上にのせるだけではなく、ヨーグルトに入れたり
ドライフルーツとしてそのまま食べたりすることもできます。
冬は鍋にトッピングすると、彩りもきれいになります。
杏仁豆腐に添えるのはどうして?
杏仁豆腐に添える理由は、食後の血圧の上昇を防ぐ効果が期待できるからです。
クコの実に含まれているベタインという成分には、血圧を下げる作用や
肝硬変や高血圧などの生活習慣病の予防に効果があります。
もともと杏仁豆腐は食後に食べるデザートでもあるので、
食後に食べることで血圧の上昇などを防ぐ効果が期待できます。
赤い実を添えることで、彩りが良くなるからという理由もあります。
食べ過ぎると下痢になるって本当!?
クコの実を食べすぎると下痢や腹痛、低血圧になる可能性があります。
クコの実には薬効があるといわれているため
他の薬との多用や併用、妊娠中の方は控えた方がよいでしょう。
1日の摂取量の目安は15gで、これは7粒ほどです。
そのため杏仁豆腐にのっている量であれば問題ありません。
まとめ
- 杏仁豆腐の上にのっている赤いやつはクコの実
- 生のままだと潰れやすく 苦味や生臭さがあるため、乾燥させてから食べることが多い
- 杏仁豆腐に使う時は水で戻したものが使われる
- 最近ではスーパーフードとしても注目されている
- 杏仁豆腐に添える理由は、食後の血圧の上昇を防ぐ効果が期待できるから
- クコの実を食べすぎると下痢や腹痛、低血圧になる可能性がある
最後まで見てくださり、ありがとうございました。
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