2010年11月11日
金融引き締め
G20があり、世界で金融緩和で景気刺激を
行うのは如何かと議論していた。
新興国は、とばっちりを受けて、通貨高の金利高で
過熱感を冷やすのに必死になっている。
一番の良い例は、中国。
景気は良いし、通貨は切り上げず、貿易黒字は溜まるし
国内に氾濫している人民元は、お金を生むものへと姿を
換えている。不動産・株・骨董品そして、ニンニク長者を
作り出した。
昨日の、預金準備率の引き上げも、インフレ退治の一環だ。
しかし、賃上げ闘争は始まっているし、手にした賃金は
今まで輸出で稼いだ金額を遥かに超えて、経済の主力と
なりうる内需にお金が動き出している。
最大の買い物は、もちろん不動産。
物価と共に、いや、遥かに早い速度で上昇している。
・・・この道はいつか来た道。
そう、かつて日本も歩いた道だ。
と、考えると、利上げがあろうと、いよいよ株式市場も、
景気拡大を見ながら息の長い上昇の道を歩んでいくことだろう。
・・・もう、すでに始まっているのだが・・・・・
上手く対処した人は、ここ数年で懐具合が大きく膨らむだろう。
「儲けた奴から税金取ってやれ」「株でいっぱい儲けていいな〜あの人」
と、嫉妬心を抱くか抱かれるかは、本人の心がけ次第と思う。
・・・・・・ただし、空籤を引いたのでは何にもならないのだが・・・・・・