疾風勁草

結論から言って昨日の私の票読みはまあ良い線。
全体の流れの予想はほぼ完璧に的中しました
だからどうって話でもないんですが。
日頃から政治を注視している成果が出たかな？とは思います
今回の選挙戦を総括してみましたので、興味のある方はどうぞ！

1回目の投票時点では野田102、海江田143。
決選投票では前原＆鹿野＆馬淵に投票した150票を争う展開に
小沢には票を入れたくない前原＆鹿野陣営の113票が野田に、
野田の増税反対の馬淵陣営が海江田に入れ、34票。

結果、150票の75%を自陣営に取り込むことに成功した野田氏が、
見事逆転勝利を収めることになりました。

海江田氏の直接的な敗因は小沢＆鳩に頼った結果、
中間派や小沢から距離を置く人を丸ごと敵に回してしまったこと。
しかし、そもそも昨日私が分析して書いたとおり、
彼は推薦人の20名すら集められるかどうか・・？
というレベルの政治家なのです。
その証拠に、1回目の投票で彼が獲得した票は143票。
小沢＆鳩の勢力は120〜130と言われていたから、
自力で集めた票は10〜20に過ぎない。。。
そんなに独自の支持者が少なく、地盤が弱い政治家が、
小沢の力のみに頼って首相になろうなど、
土台から無理な話だったのだと思うのです。
とにかく、小沢の奴隷首相が誕生しなかったことだけは本当に良かった

しかし、問題はここからです
しっかりとした布陣の内閣を組閣し、
早急に震災復興や円高対策に尽力してほしいです
消費税を10%にする、という野田次期首相の政策も、
勿論理解できないものではありません。
少子高齢化の進む現状、諸外国の消費税率・・諸々考えてみても、
必ずしも増税は間違っていないとは思うのですが、
国会議員への歳費、天下り、不必要な箱モノ・・etc
そういった無駄なものの削減あっての、
増税でなければ国民は納得がいきません
皆さんも震災復興を盾に取った増税を手放しに受け入れてはいけませんよ
財務省は取りやすいところから取ろうとするのです〓
震災復興のためなら・・と国民の抵抗感が最も薄い部分は、
当然つけこまれて狙われます。
本当に震災復興のための増税なのかどうか、集めた税の使途なども含め、
注視していく必要があります。
誰がなっても一緒、と諦めていても何も好転しません
日本を諦めず、今こそ国民の政治を取り戻しましょうね