2016年03月20日
アメリカ側は中国の正当化を批判、ミサイル8基
アメリカ側は中国の正当化を批判、ミサイル8基
今回はアメリカ側の見解です。アメリカ側は「誰に
対する防衛なのか、その目的は何なのか」と批判し、
警戒しています。
ウッディー島は西沙諸島なのですが、南沙諸島でも
人工島を建設していることから、南沙諸島にもミサ
イルを配備するだろうとの見解も発生しているよう
です。
中国側がどのように表現しても、ミサイルは強力な
武器なので、人工島の軍事拠点化、領有化を狙って
いると見られて当然でしょう。南沙諸島にも航空機
や対艦ミサイル、潜水艦などが配備されるとの見解
を持っている人もいるようです。
以下の報道記事には、カーネギー国際平和財団、
米戦略国際問題研究所などの研究者の見解も記述さ
れています。
ミサイル配備 米「明らかに軍事拠点化」 中国の正当化批判
産経新聞 2月20日(土)7時55分配信
【ワシントン=青木伸行】米国務省のカービー報道官は18日の記者会見で、南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島での地対空ミサイル配備を、中国が正当化していることに強く反論した。
中国国防省は「関連する島嶼(とうしょ)における防衛体制は、昔から存在する」と主張している。
これに対し、カービー氏は「防衛なのか、誰に対する防衛なのか、その目的は何なのか」と指摘。そのうえで、ミサイル配備は「明らかに、以前には兵器が存在しなかった場所の軍事拠点化だ」と述べた。
ケリー国務長官は軍事拠点化の中止、さらにはミサイルの撤去を中国側に求める見通しだが、中国が領有権を主張して拒否することは明らかだ。
このためカービー氏は、ミサイル配備は「中国が、(パラセル諸島を)領有しているとみなしていることの表れだ」と暗に牽制(けんせい)した。
一方、米有識者の間でも、今回のミサイル配備に対する批判と警戒感が高まっている。
カーネギー国際平和財団のジェームズ・ショフ上級研究員は、スプラトリー(同・南沙)諸島でも、「ミサイルが配備される可能性がある。中国はいずれ防空圏の設定を宣言するだろう」としている。
また、米戦略国際問題研究所のマイケル・グリーン上級副所長は、スプラトリー諸島に中国が建設中の人工島に、航空機や対艦ミサイル、潜水艦などが配備され、運用が開始されるとの見通しを示している。
ミサイルが配備されたウッディー(同・永興)島は、以前から戦闘機などが配備されており、グリーン氏はスプラトリー諸島の人工島が、ウッディー島と同じような軍事拠点となり、中国は同島を人工島建設のモデルにしているとみている。★
産経新聞 7時55分
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