2015年09月02日
★八戸駅改札口を出て東口に出る長い階段を降りていたら下のほうからヴァイオリンの音色が吹きあがってきた
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◆【ドドドドドン!MEMO】――★〈報告3点〉
1.ブログのヘッダー画像を取り換えました。
姉妹ブログ【DAKA哲学:中学生がいる光景】とペアです。
2.しばらく迷っていたブログの副題が【ドドドドドン!MEMO】に決定しました。
応援、よろしく頼みます(^_-)!
3.登場人物に【ともお】【君子】【ケリ子】【節っちゃん(委員長)】が加わりました。
主に【DAKA哲学:中学生がいる光景】に登場しますが、こちらのブログにもときどき……。(報告、以上)
★夜、八戸駅改札口(在来線)を出て、中央通路(うみねこロード)を抜け、東口に出る長い階段を降りていたら、下のほうからヴァイオリンの音色が吹きあがってきた。
チェロも混じっている。
悲しい旋律だった。
出口正面の樹木(大きなイチイ)の脇で2人の男が演奏している。
ヴァイオリンを弾いている男は阿部寛に似ている。
チェロの男はゴー☆ジャス風だ。
立ち止まって水銀灯の下で聴いているうちに、【僕の自己のカタチ】を――自己のカタチに沿って……というのではなく、【自己のカタチそのもの】を――演奏していることに気づく。
「この楽譜をどこで手に入れたんですか?」
ヴァイオリンの男に質問したら、「うまれでくるたてこんどはこたにわりやのごとばかりでくるしまなあよにうまれてくる」と、身振り手振りでしゃべる。
涙ぐんでいる。
一種異様な、人間の性(サガ)からにじみ出てくるような重っ苦しさを伴っている。
「それは同感です。まったく同感ですよ。いや、でも、僕の質問に答えてくださいよ」と言っても、再び「うまれでくるたてこんどはこたにわりやのごとばかりでくるしまなあよにうまれてくる」を繰り返す。
「うまれでくるたてこんどはこたにわりやのごとばかりでくるしまなあよにうまれてくる」
「うまれでくるたてこんどはこたにわりやのごとばかりでくるしまなあよにうまれてくる」……。
男の一言一言が胸にこたえた。
無性に悲しかった。
質問はもうどうでもよかった。
涙がこみあげてきた。
しかし、ヴァイオリンの男に涙は見せたくない。
グッとこらえている……という息苦しさで目が覚めた。
シマッタ!
ヴァイオリンの男の手を握り、僕もいっしょに泣けばよかったのに……と思った。
夢の中で流れていた旋律は、コレッリの「ヴァイオリン・ソナタ集 作品5」かもしれない。
でも、はっきりしない。
こうして書いているうちに、旋律はどんどん遠ざかっていく。
★画像=ガックシ……種子がブツブツとせり出すヒマワリ。
これも僕の【自己のカタチ】のメタファーだ。
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