2019年10月02日
もみ殻を燃やし、様子をみにゆくと!
久々の投稿です。
朝、籾摺りした後の田んぼに捨てに行った籾殻(もみがら)を燃やしに行った。
燃やす際には、「もみがら」から、「わら」に火が燃え広がらないように、「わらを分離するように」と父からいわれていた!「わかった!わかった!」とそんなこと知ってるわい!と言わんばかりに返事をしていた。
籾殻は長時間燃え続ける!
もみ殻は、1日ではなかなか燃え切らない。去年燃やした時は、雨もあって、1週間くらい燃え続けていたような?記憶がある。いったん火が着くと、ちょっとやそっとの雨で火が消えてしまうことはない!籾殻の山では酸素の供給が少ないので、ゆっくりゆっくりと燃えてゆく。火が出ると言うよりも、煙が何日もくすぶって燃えてゆく。
火のない所に煙は立たない とはよく言ったものだ。ん!言葉の使い方がちょっと違うか?
もみがらの山は意外と燃えにくい
ゆっくりと燃え続けるもみ殻の山なのだが、これに火を着けるのが、ちょっと面倒!
おっさんの場合、これも父から習ったものだが、
@ 段ポールを切って△やコの字に折り空間を確保する
➁ 折った段ボールをもみ殻の上に乗せる
B 段ボールの空間に新聞紙等を詰める
C 段ボールの上にスコップ等でもみ殻をかけて山にする。ただし、片側は空気の取り入れ口として開けておく
D 新聞紙に火をつける
去年は△の空間の中に紙を詰めて燃やしたが、今年は、より、空気を確保できるようコの字で□(四角い)空間を作り火をつけた。
PM4:00ごろになって、様子を見にゆく
ちょっと、やばい!
田んぼが黒い!
わらに燃え移って、反対側の50mくらい先にまで、火の手が来ていた(事になる)
さらに現在進行形で、一部の火が移動している。秒速で数センチくらいだろうか?
風が南南東のため、火の手は、北北西に広がっていったようだ。天気予報では朝から風速3~4m/sと言ったところ。台風が近付いていることを考慮していなかった。
この先の対応はどうしようか?
まずは、状況を再確認。 そうこうしているうちに、雨もぽつぽつと降ってきたようだ。 PM6:00頃、現場に行って確認してみると、 わらくずに飛び火した火の手が! ーーー> 止まってる! よっしゃー! |
火を着けて約12時間後のようす
まとめと教訓
火災の危険性に対してある程度の考慮をしていたとは言え、予想に反して、もみ殻の火が、わらに移ってしまった。今回は、大事には至らなかったのだ幸いだ。
数十年前の昔は、もみ殻だけでなく、わらもどの田んぼでも燃やしていたのであるが、最近は、環境に良くない、煙たい!火事が心配!などの理由で、わらを燃やすのはNGだ!
もみ殻に関しては、農業でやむを得ない事情の場合の廃棄物の焼却に当たる?らしい!
おっさんの、愚痴になるが、昔は、ざっくばらん、ちまちま、チクチク言わない、ある意味、良い時代だったなー!
もみ殻を燃やす際の考慮すべき点として、次のような項目がある。
@ もみ殻とわらはしっかりと分離する。1mくらいが理想だと思うが、正確な数値は不明。
(30cm程度では風で飛び火してX)
➁ 台風の接近している時はもみ殻を燃やさない。
B 乾燥しきってる時はもみ殻を燃やさない。
C 隣に稲刈りがまだの田んぼがある場合、もみ殻を燃やさない!
C 天気予報で、数日先の状況もチェック
D 当日後半〜翌日に雨の方がより安全かも!
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>日本では東京に住んでいましたので....
(文面からだと)今は、海外に住んでいらしゃるみたいですね。
私は、大学の時、埼玉県に住んでました。
日本の風景...ですか?
年をとると、昔の風景とその時の環境、情景がたまに、懐かしく思える時があります。例えば、秋晴れの日に、稲刈りが終わった、田んぼの中を歩いている時など。
気が向いたら、こちら⇒「おっさんのブログ」ものぞいてみてください。
●田んぼ 関連の記事
https://don-don.0am.jp/blog/?cat=21
●季節 関連の記事
https://don-don.0am.jp/blog/?cat=189
日本では東京に住んでいましたので自然とは無縁でした。
こういう風景にずっと憧れはありました!!