ペトロニウスの何やかんや

他人をコントロールするのは不可能だ。

もちろん、催眠やロボトミー、洗脳などの方法を使えば別であるが。

夫婦で相手が自分の気持ちを理解してくれない、こうしてもらいたい。

それが性格の不一致などという名目で離婚する夫婦が多い。

価値観は多種多様であるから、相手に自分と同じ価値観を要求しても相手はそれに従う義務はない。

親子関係でも親は子どもに過剰な期待をすることがある。

それを相手が理解しないから、相手いにこうして欲しいから、自分の気持ちをわかって欲しい。

すべて、それは無理だということだ。

それを望めば望むほどストレスになる。

心は病んでいく。

他人にはその人の考え方があるのだから、自分の考え方通りに使用としてもダメなのだ。

この種のストレスは、薬を飲んでも治らない。

心の病気は、それがうつ病のレベルにあっても、薬だけで治せるものではないのだ。

そこに精神医療の難しい点がある。

薬だけではなく、心理士やカウンセラーが認知行動療法などを施すことが必要だろう。

この文章で言いたいことは、

人をコントロールしようとしてはいけない

　ということなのだ。

じゃ、どうすればいいのか。

答えは簡単。

自分が変わるのだ。

自分を変えることはできる。

ここで注意して欲しいのは、相手の意見に自分を会わせることではない。

他人をコントロールすることはできない、と言う事実を受け入れよう。

そして、自己の主張は行い、相手の価値観も尊重しよう。

おしまい。
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