2021年01月12日
LPレコードの話し:ターンテーブルの購入
先日のブログで、アナログは、量はともかくすべての情報を表現できると説明した。
音楽にある後光というかオーラがデジタルとは異なるのだ。
デジタルが悪いと主張しているのではなく、アナログにアナログの良さがあると言いたいのた。
レコードプレーヤとして、リーズナブルなターンテーブルAT-LP60Xを紹介した。
AT-LP60X には、カートリッジもイコライザーも搭載しているので、そのままアンプやシステムのAUX端子に接続できる。
交換針の入手も簡単だし、ネットの口コミをみても、ペトロニウスが使った感じでも、コスパは非常に高い。
まず、カートリッジの話しを使用。
レコードの盤面にある溝をトレースし、電気信号に変えるのが、針(スタイラス)とカーリッジだ。
このカートリッジには、大雑把に言って、
磁気をを使う、MM型、VM型(テクニカ独自仕様)、MC型
圧電素子を使う、セラミック型、クリスタル型
の2種類がある。
MM型とVM型は、ユーザー側からは同じものとみて良い。
MC型は出力が小さいので、専用のアンプまたはトランスが必要となる。
セラミック型もクリスタル型も圧電型ということで、ユーザー側からは同じものとみて良い。
AT-LP60Xは、VM型を搭載している。
ところで、LPレコードには、低音から高音まで均等に記録されているわけではない。
振幅の関係で、低音は少なく、高音は多く記録されている。
ごく初期の一部を除き、RIAAという規格が採用されている。
レコード再生時には、再生装置側で低音を多く、古音を少なくするように、補正しなければならない。
この補正する装置をイコライザーと呼ぶ。
アンプやシステムのAUX端子は、均一なつまりフラットな信号を入れなければならないので、その前段にイコライザーが必要となる。
AT-LP60Xは、そのイコライザーを搭載しているので、LP入力のないアンプやシステムに直接接続できるのだ。AUX端子に接続できる。
レコードプレーヤーを購入する場合には、そして、音楽をある程度のクオリティで楽しみたいなら、AT-LP60XのようなVM、MM型カートリッジで、イコライザー搭載型が手軽だ。
イコライザーを別途用意することもできるが、コストが高くなるので、推奨はしない。
これ以上を狙うのは、ドツボにはまるだろう。
この記事の目的で、もうひとつ話しておかなければならないことがある。
それは、圧電型カートリッジの話しだ。
圧電型カートリッジは、比較的安価なレコードプレーヤーで採用されているが、その理由は
出力電圧が高く、イコライザーを別途必要としないから、
なのだ。
圧電型の特徴として、低音は少なく、高音は多く、情報を出力する。
RIAAと全く同じではないが、とにかくイコライザーなしで、AUX端子に接続できるのだ。
とはいえ、RIAA補正を無視しているから、クオリティもそれなりだ。
よく、低価格レコードプレーヤーのレビューで、低音が出ないとうのがあるが、それは、圧電型だから当然なのだが、それを理解していないユーザーも多い。
以上の様に、オーディオと呼べるレベルで音楽を楽しむには、圧電型を採用してはならない。
<圧電型を採用し、スピーカー、アンプまで内蔵、外部出力でアンプやシステムに接続可能>
このようなタイプは、家にあるレコードを気軽に再生したい、と言う目的以外では推奨しない。
このようなタイプは、カートリッジは圧電型だし、スピーカーの振動がレコードに伝わって、HI-FI再生ができるはずがないのだ。
これからLPレコード再生をしたいと思っている人は注意しよう。
それでも、圧電型カートリッジの再生品質を少しでも向上したいなら、「JICO レコード針」に変えれば少しはよくなる。しかし、根本的な対策ではない。
丸針と楕円針がある。楕円針が素晴らしいのだが、高価であり、条件を選ぶので、丸針が無難だ。それでも、通常の針より数倍高い。最初からAT-LP60Xを買っておくべきだ。
AT-LP60XをサンスイのSMC-300BTに接続すれば、35000円くらいで、CDもLPもBTもFMもかなりのクオリティ楽しめるのだ。
おしまい。
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音楽にある後光というかオーラがデジタルとは異なるのだ。
デジタルが悪いと主張しているのではなく、アナログにアナログの良さがあると言いたいのた。
レコードプレーヤとして、リーズナブルなターンテーブルAT-LP60Xを紹介した。
レコード オーディオテクニカ AT-LP60X DGM フルオートターンテーブル ブラック 価格:11,220円 |
AT-LP60X には、カートリッジもイコライザーも搭載しているので、そのままアンプやシステムのAUX端子に接続できる。
交換針の入手も簡単だし、ネットの口コミをみても、ペトロニウスが使った感じでも、コスパは非常に高い。
まず、カートリッジの話しを使用。
レコードの盤面にある溝をトレースし、電気信号に変えるのが、針(スタイラス)とカーリッジだ。
CCE グリーンMMカートリッジ 未使用品 レコードカートリッジ 国産 日本製 レコード針 アナログ愛好家 オーディオマニア レトロ 昭和 音響 サウンド MM型 ステレオ ターンテーブル 在庫限り 価格:3,300円 |
このカートリッジには、大雑把に言って、
磁気をを使う、MM型、VM型(テクニカ独自仕様)、MC型
圧電素子を使う、セラミック型、クリスタル型
の2種類がある。
MM型とVM型は、ユーザー側からは同じものとみて良い。
MC型は出力が小さいので、専用のアンプまたはトランスが必要となる。
セラミック型もクリスタル型も圧電型ということで、ユーザー側からは同じものとみて良い。
AT-LP60Xは、VM型を搭載している。
ところで、LPレコードには、低音から高音まで均等に記録されているわけではない。
振幅の関係で、低音は少なく、高音は多く記録されている。
ごく初期の一部を除き、RIAAという規格が採用されている。
レコード再生時には、再生装置側で低音を多く、古音を少なくするように、補正しなければならない。
この補正する装置をイコライザーと呼ぶ。
アンプやシステムのAUX端子は、均一なつまりフラットな信号を入れなければならないので、その前段にイコライザーが必要となる。
AT-LP60Xは、そのイコライザーを搭載しているので、LP入力のないアンプやシステムに直接接続できるのだ。AUX端子に接続できる。
レコードプレーヤーを購入する場合には、そして、音楽をある程度のクオリティで楽しみたいなら、AT-LP60XのようなVM、MM型カートリッジで、イコライザー搭載型が手軽だ。
イコライザーを別途用意することもできるが、コストが高くなるので、推奨はしない。
これ以上を狙うのは、ドツボにはまるだろう。
この記事の目的で、もうひとつ話しておかなければならないことがある。
それは、圧電型カートリッジの話しだ。
圧電型カートリッジは、比較的安価なレコードプレーヤーで採用されているが、その理由は
出力電圧が高く、イコライザーを別途必要としないから、
なのだ。
圧電型の特徴として、低音は少なく、高音は多く、情報を出力する。
RIAAと全く同じではないが、とにかくイコライザーなしで、AUX端子に接続できるのだ。
とはいえ、RIAA補正を無視しているから、クオリティもそれなりだ。
よく、低価格レコードプレーヤーのレビューで、低音が出ないとうのがあるが、それは、圧電型だから当然なのだが、それを理解していないユーザーも多い。
以上の様に、オーディオと呼べるレベルで音楽を楽しむには、圧電型を採用してはならない。
ION AUDIO スピーカー内蔵 デジタル コンバージョン ターンテーブル レコードプレイヤー Archive LP アーカイブLP 価格:9,227円 |
<圧電型を採用し、スピーカー、アンプまで内蔵、外部出力でアンプやシステムに接続可能>
このようなタイプは、家にあるレコードを気軽に再生したい、と言う目的以外では推奨しない。
このようなタイプは、カートリッジは圧電型だし、スピーカーの振動がレコードに伝わって、HI-FI再生ができるはずがないのだ。
これからLPレコード再生をしたいと思っている人は注意しよう。
それでも、圧電型カートリッジの再生品質を少しでも向上したいなら、「JICO レコード針」に変えれば少しはよくなる。しかし、根本的な対策ではない。
JICO レコード針 4RB 交換針 丸針 4RB CONICAL 88-4RB 価格:5,503円 |
丸針と楕円針がある。楕円針が素晴らしいのだが、高価であり、条件を選ぶので、丸針が無難だ。それでも、通常の針より数倍高い。最初からAT-LP60Xを買っておくべきだ。
AT-LP60XをサンスイのSMC-300BTに接続すれば、35000円くらいで、CDもLPもBTもFMもかなりのクオリティ楽しめるのだ。
SMC-300BT サンスイ Bluetooth対応CDステレオシステム SANSUI 価格:21,374円 |
おしまい。
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