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2014年09月19日

星野監督後任が



楽天・星野仙一監督が18日、仙台の球団事務所で記者会見に臨み、
成績不振を理由に今季限りの退任を表明した。
次期監督は未定とされたが、水面下では三木谷浩史オーナーと親交の深い、
元ヤクルト監督・古田敦也氏が急浮上している。

 古田氏と三木谷オーナーの懇意な関係は有名で
「すごく仲が良く、チームの監督をやらせたがっている人物の一人」(楽天関係者)とのこと。
満を持しての8年ぶり現場復帰なるか、注目を集めている。

 ここで、楽天の去年と今年現在の成績を比較してみると
年度 試合 勝利 敗北 勝率 打率 本塁打

2013 144 82 59 .582 .267 97
2014 128 57 71 .445 .258 72
となり、星野監督の退任理由である「直接の原因は成績」にも納得もいく。

 後任候補として注目を集めている古田敦也氏は2006年のシーズンから引退年選手の2007年まで兼任監督を務めた経験がある。
現役時代の古田氏の実績は、打撃でも守備でも突出していてシーズン打率3割以上8回は捕手として歴代1位であり、捕手としてシーズン盗塁阻止率1位10回という歴代1位の記録も持っている。
さらに、古田氏は長年にわたって選手会で全選手を統括する役割を担ってきた。
特に2004年に起こった合併騒動では、経営側が合併による10球団の1リーグ制という縮小化を図ったのに対して猛然と抗議し、ついにはファンや選手たちの意見を結集してプロ野球史上初のストライキを決行するという英断を下した。
それによって、プロ野球界は、縮小化をまぬがれ、楽天の新規参入も実現したのである。
そんな卓越した統率力も持ち合わせる古田は、監督として最適の人物である。
現在は野球解説者、タレント、スポーツキャスターとして活躍されている。
タグ:野球 楽天
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