いろいろ攻略マン

今年の4月から大手企業で始まる同一労働同一賃金で想定できる変化についてです。

同一労働同一賃金は同じ仕事内容をしている正社員と非正規（派遣社員、パート、アルバイトなど）との格差を無くす制度になります。
施行後、私は4パターン想定しています。
　�@非正規の給料アップ
　�A正社員の給料ダウン（ホワイト企業からブラック企業へ）
　�Bブラック企業がパワーアップ
　�C全く変化が無い

�@非正規の給料アップ
　正社員特権として、基本給と職能給以外にいろいろ手当が支給されていま
　すが、施行後、非正規にもいろいろ手当が支給されます。非正規にとって
　は素晴らしい事なのですが、人件費がアップします。

�A正社員の給料ダウン（ホワイト企業からブラック企業へ）
　正社員特権として、基本給と職能給以外にいろいろ手当が支給されていま
　すが、何らかの手当が無くなる事もあります。全部手当が無くなり、非正
　規と同じ待遇になります。人件費がダウンしますが、正社員のモチベーシ
　ョンは確実に下がり、生産性に影響があります。
　人手不足になり、最悪倒産ですね。

�Bブラック企業がパワーアップ
　有給10日以上ある者は5日以上有給取得する事と働き方改革でされていま
　すが、有給扱いで勤務させている企業があるようです。�Aを追加すると、
　手当カットで有給扱いでの勤務をさせる事ができ、更にブラック化しま
　す。その企業で勤務する意味は無いので、さっさと辞めましょう。
　しばらくすると人手不足→倒産になります。

�C全く変化が無い
　「それぞれ違う仕事をしています。」と発言する事で逃げる事が出来る
　為、格差は埋まりません。更に基本給を非正規と一緒にして、職能給で調
　整して、変化が無い様に見せる事もできます。
　会社員は「同一労働同一賃金とは、いったい、、、？」と思うでしょうｗ

大手企業は2020年4月から、中小企業は2021年4月から施行されます。
裁判が頻発しそうですね。でも私的には何も良くならないと思います。
経営者は呪いの武器を渡されただけで、一番辛くなっているのです。
・�@にすると人件費がアップするだけ
・�A、�Bにすると人手不足で倒産する
となると�Cにする企業が多いと私は予想しています。

勤務先での変化はどうなるのか楽しみにするのはありですね♪