2017年10月29日
【ドラマ】この人生は初めてなので ep.6-2
〜ep.6-1のつづきから〜
会社の屋上にて
マ代表「結婚しろよ、あんな人格でも結婚するのに何でお前ができないんだ」→“あんな人格(笑)”のセヒは向こうのテーブルでひとり作業中。ウォンソク「あの兄さんは仕事も家もあるじゃないか」※公式ではマ代表の会社のCTOとなってるんだけど、今は自分のアプリ会社を運営して?投資を集めているらしい・・・だから会社にも行ってないし、セヒともこないだ初対面だったのね
ウォンソクは結婚したとしても住む所が無い、ホランの両親に屋上部屋を見せられないと。マ代表は投資がうまく集まらないならうちの会社に来るか?ささやかに結婚して楽に暮らせと言うのですがウォンソクはやることを全部やってみないと、と言って断ります。それより何より、ウォンソクは結婚するということが自分にとってよく分からないのです。
「兄さん、分かる?」と聞かれたマ代表。少し考えながら、何を言っても自分を理解してくれる人が横にいることは良いものじゃないか?と、いつになく真面目な答えぶり。ウォンソクが訝しがって「急にどうしたの?もしかしてそういう人がいるの?」と聞くと、マ代表はまたいつものおちゃらけモードに戻り「ものすごくいるぞ!」と明るく言い、向こうにいるセヒに結婚てなんだー?妻帯者!と叫びます。
作業を中断し、もの凄く怖い顔で近づいてきたセヒ。「俺が仕事してるときは話しかけるなって言っただろ。それと私的な話はするな。会社で」と能面のような顔で言い渡します。「OK・・・」と小さくなるマ代表。いつもセヒには弱いよね(笑)セヒが席に戻ると、「あんな奴も結婚できるのに何で俺たちができないんだ?」とこっそりウォンソクに言っています(笑)
ジホはアルバイトの面接へ。カフェの女主人に「とっても童顔ですね」と言われるが、あれこれ聞かれた割に20代を募集しているとあっさり断られてしまう。帰りの道を歩いていると、偶然見つけたカフェの扉に「アルバイト募集中」の貼紙が。その紙を見ていると店のオーナーが出てきた。「ボンナマー、ボンナマー」どうやらボンナムを探しているらしい。ジホに気づいて「バイトの応募?」と言い、「悪いけど、ボンナムを探してきてくれません?うちの子なんだけど。毛は茶色でふわふわ。服はピンク。隅っこが好きだから。あ、それから可愛いから!よろしくね!」とお客さんに呼ばれて店の中に戻って行ってしまった。←このオーナーのおじさん、ミウセで見たことある!笑
行きがかり上、ボンナムを探しにいくジホ。ジホはボンナムを犬だと思って、名前を呼びながら教えられた通り隅っこや車の下などをあちこち探していると、路地で携帯を見ている青年がジホを見た。一瞬目が合ったがジホはボンナムの名前を呼んで探し続ける。男の子が「何を探してるんですか?」と聞いてきたので、近くの店で飼っている犬だと説明したジホ。
「名前がボンナムなんです。ふわふわな茶色の毛、ピンクの服を着て、パッと見ると可愛い」「可愛いって言ってました?」「ええ、多分」目の前の男の子と特徴は一致!ジホは全く気づいてない(笑)
「あの、電話番号入れてください」と男の子が自分の携帯を差し出す。「何故です?」「見つけたら連絡します」と男の子が言うので何故か納得して番号を入力してしまったジホ。「名前はそんなに可愛くないけど、ボンナム」と言い、男の子は行ってしまった。ジホは番号を教えてしまったことに今さら疑問を抱く。
結局見つけられずに店に戻り「どうしましょう、見つけられませんでした」と言うと、さっき帰ってきたと礼を言うオーナー。お客さんが一段落したのでそのままアルバイトの面接に。店の奥ではその様子を見ているさっきの男の子!ジホを見てフッと笑っている。彼の着けているサロンに縫い取られた名前は「ボンナム」←セヒとは違うカワイイ系のイケメン
スタッフの間食の買出しから戻るマ代表とボミ。「さっきパク代理とかいう人が飲み会があるって電話が来ましたけど」とボミが言うと「金でも出させようとしてるのか?フェニックスのパク代理だろ?」とマ代表。「いえ、HKのパク代理です」←スジの会社のメガネ先輩のこと!内心、スジに会えるかと急に態度が軟化(笑)取引先に飲み会代を出させる大企業の嫌らしい体質はちょいちょい韓国ドラマに出てきますね〜
ビルの入り口の前でたまたま通りがかったジホをボミが発見!「セヒさんの奥さんだ!」マ代表が「ジェスシ(義妹)〜」と声を掛け、おやつタイムに誘います。一度は遠慮したジホですが、ぜひにと言われてセヒのいるオフィスの中に入りました。
中を案内してくれるマ代表についていくと、ちょうどセヒは会議中。セヒの席を案内するとマ代表は間食の準備で席を外し、ジホはゆっくりとオフィスを見回す。壁に社員ひとりひとりのポラ写真とプロフィールが貼ってあるボードが。
マ代表「希望のあだ名:マブリー(マ+ラブリーという意味w)、希望年棒:測定不可、好き:女性と残業、嫌い:YOLO(自由気ままに←意外!)」
セヒ「希望のあだ名:なし、希望年棒:定年前にローンが完済できるくらい・・・、好き:猫、嫌い:こういうこと」セヒらしい(笑)
マ代表はアットホームなオフィスにしたいみたい。終業後に全員飲み会をよくやったり、こういう細かいことも、みんなでおやつタイムも。
セヒは会議ルームでデザイナースタッフに容赦のないダメ出し中。無表情の上、静かに理詰めで言うもんだから余計に怖い。部下たちの言い分もひとつひとつ潰して・・・言ってることは合ってるし、こういう人がいなくては仕事がキチンと進まないのも判るけど、正直、自分の上司にはイヤだ〜〜(笑)
会議を終えて部屋を出たところにジホが立っていた。顔を合わせても全く無表情のセヒ。
おやつタイムにやっぱりというか、昨日の今日だからそりゃそうだ的に皆の話題を独り占めのジホとセヒ。ボミがジホの写真をおもむろに撮り、セヒのデータベースに入れるという。セヒの理想の女性だとマ代表に聞いたというのだ。マ代表が話を引き取り、セヒが女性に対して華やかな副詞を使ったのを初めて聞いたと言う。「『とても、綺麗だ』こう言ったんだ」みんなが冷やかして盛り上がる中、セヒは依然無言・無表情。ジホは込み上げる嬉しさを隠せない。「ジェスシ(義妹)」「ヒョンスニム(兄嫁様)」と家族のように会社のスタッフたちに迎えられてジホははにかみながら「ありがとうございます」と言った。
夜、メガネ先輩(今日はメガネしてないけど)とスジ、会社の新人?たちが飲みに来ている。シメの一杯を飲んで「もう帰りますか?」とスジが聞くと「もう少しいろ」とメガネ。そこにマ代表がやって来た。驚くスジ。マ代表は自分がどうして呼ばれたか分かっているのだ。「OJTの最後の日だから新人に酒をおごってやろうと思って」と今日の集まりの趣旨を話すメガネだが、それはマ代表に払わせるつもりだろう!皆に紹介されていつも通りノリが良く明るい振る舞いのマ代表。メガネが「じゃ、マ代表も来たし、店を変えよう」と言って会計もしないで出て行った!(怒)
伝票を持って支払いに行くマ代表に付いて行くスジ。後ろからカードを出す。「私たちが飲んだお酒ですから」とサッと払った。「そんな(払う)お金があるならUFOキャッチャーでもなさったら」と言ってさっさと出て行く。
マ代表は「魅力アピールしてるのか?ドキドキさせようと?」とスジが本格的に気になって仕方がないみたい。慌ててスジの後を付いて店を出た。
次の店では皆すでに酔っ払っており、SNSの友達申請をし合っている。するとメガネが「ウ代理。なんで申請受けないんだよ〜2週間も」と絡んできた。適当に愛想よくかわすスジだが今日のメガネは「妻帯者は駄目なのか!?」としつこい。横で見ていたマ代表が自分も社員に友達申請を拒否されたとスジに助け舟を出す。メガネが「そいつは女でしょ」と訊くとマ代表は「ええ、まあ」と肯定した。するとメガネが勢いよく「そうだろ!」とスジの目の前で女は・・・みたいな話でくだを巻き始める。スジが場を収めるために(しょうがなく)笑顔で「申請を受けますよ」と言うと調子に乗ったメガネが「ビキニの写真消すなよ」とセクハラ発言まで繰り広げる。(こいつは酔っても酔わなくてもこんな感じ)「いいよって言うと思います?鳥肌立っちゃう」と冗談めかしてスジが言うとまた盛り上がって乾杯となるのだった。
外でスジがタバコを吸い終わったあと、マ代表がやって来た。マ代表はちょっと怒っている。「どうしてあんなたわごとを言われて我慢してるんですか?」男社員の前で我慢しながらお愛想を言うスジを見ていられないのだ。
突然スジの口調が変わる。「あんたは(会社の)代表だから分からないだろうけど、私みたいな月給取りは飲み会も会社の延長線なの!」大企業の女性社員として生きたことがなければ分からない、大したことでなくても後であれこれ言われるのは私なのだと。「ですから他人の職業について放っといてください、マ代表様」と最後はいつもの丁寧語で去って行った。ため息をついて見送るマ代表。スジも男社会の中でギリギリ耐えて生きてるんだよね!
ジホとセヒは二人で一緒に家路についている。ジホはいつもよりセヒに対して親しげに話している。まるで友達に話すように。楽しげに笑いながら一人であれこれセヒに話しかけているがセヒの返事はそっけなく一言だけ。この温度差は外から見てれば分かるけど、ジホは気づいてないのよね!
「知ってます?こうやって一緒に帰るのは初めてです、私たち(ウリ)」「そうですか?」「ソウルに住んでると、他のところは大丈夫なのに家に一人で帰るのは嫌だったんです。結婚したら誰かと一緒に家に帰るんだな、それっていいな、って学生時代に想像してました」「はい・・・」←もはやセヒの返事に力が無い!!
家に着くと猫が二人を出迎えてくれた。「ウリ〜」とジホが猫を抱く。それを見て立ちつくすセヒ。ジホは明るく猫に「ウリ」という名前をつけたことをセヒに言う。無言で家に上がるセヒ。「気に・・・入りませんか?」とジホが心配そうに訊くと、「気に入らないというより・・・ちょっと気分が落ち着かないです(불편합니다)」とセヒは答えた。※불편하다(=不便だ)というのは日本語の不便より広い意味を持つので訳しづらい・・・この場合は、不快とまではいかないけどやっぱりあんまりいい気はしてなくて、心地悪いというか基本的には否定の言葉ですね!!
「落ち着かない・・ですか?」「ええ、私の猫ですから、他の人が他の名前で呼ぶと落ち着かないです」セヒの気持ちがやっと分かったジホ。
「それじゃ・・今日、会社に行ったことも・・・落ち着かなかったですよね」「・・・はい。実は少し」
セヒは仕方なく結婚の形態をとったけれど、大家と下宿人以上の関係を求められると落ち着かないとはっきりとジホに告げた。他の人の前で夫婦の演出をしなくてはならないことはなるべく避けてほしいと。
「そうですね。そうしなくちゃですね。これからはそうします」とさっきと180°変わって意気消沈のジホジホから猫を受け取ってセヒは自室に入った。
ホランは一人でピンクソファーに座りながら昼間のスジの言葉を思い出している。「ウォンソクはあんたと結婚する考えがあるの?真剣に話したことあるの?二人で結婚について」
ため息をついているとウォンソクが戻ってきた。疲れたと言って早速ホランに甘えるウォンソク。仕事の愚痴をつらつらと話します。意を決したホラン。「私たちの結婚のこと・・・」ウォンソクの意向を訊いてみます。「正式に訊いてみたことなかったから・・・あなたも結婚したい?」それに対するウォンソクの答えは「実はよくわからない」でした。愛しているしいつも一緒にいたい、だけどまだ結婚が何なのかよく分からない、と。ウォンソクは結婚したら子供も生んで責任も出るのに仕事もまだ成果が出てなくて、どうやって結婚するのか分からないんだね。悩んでることは悩んでるし。
ホランは初めて知った、ウォンソクの結婚についての率直な考えに少なからずショックを受けているけど、この前みたいに取り乱してはいない。「ホラン、もしかしてがっかりした?」と言うウォンソクに「ううん、悩むよね」と、自分の心を押し隠します。ウォンソクは「この頃こんな風に思うんだ、恋愛と結婚は果たして同じことなのか?」ホランにとっては「恋愛=結婚」なのに。
“韓国で一番華やかだったときに生まれ、最悪の不安を経験した世代、悲運の88年生まれ”
結婚も恋愛も、自分自身のことも、何一つ当然なことはない。
タクシーで帰途についているスジにマ代表からメッセージが入った。「すみません。僕がオヤジなので、こうなんです」それを見て気持ちの解れたような微笑のスジ。「いいえ」と返事を打つのですが、それを消し・・・ため息。
“ちょっと錯覚していた” 昨日のセヒの言葉を思い出すジホ。セヒが何気なく言った言葉たち。「ウリ」
“あなたのその言葉(ウリ)が、私も平凡に持てると思った。私にも「ウリ」というものが生ずるんだと“ ジホは猫のチャームがついた新しい首輪をひっくり返した。チャームに刻まれていた言葉は「ウリ」。その首輪をキッチンのゴミ箱に捨て、ジホは自分の気持ちを整理した。“少しの間、嬉しかった“ ジホや・・・
翌朝。ジホは朝食の支度中。「今日も朝食をおいしそうに作りましたね」と言ってセヒは食卓についた。
ジホは昨日と打って変わって無表情のままセヒの方を向こうともしない。黙々とおかずを皿に移していたジホは笑顔もなく言った。
「昨日は確かに私の態度が過ぎました」「えっ?ああ大丈夫で・・・」「私が仕事を辞めてしまったせいで自信がなくなってああだったと思います。すみません。ご迷惑かけて」いつもと違う硬い態度のジホに若干とまどうセヒ。「実は『ウリ』という言葉をとても久しぶりに聞いたんです。私たちの家、うちの近所、そういう言葉、最近聞くのが大変じゃないですか。どこかに属してるという感覚が久しぶりで、態度が過ぎました。大家さんと私と、本当の『ウリ』だと錯覚したようです」黙って聞くセヒ。
「ですから、気安く『ウリ』とは言わないでください。私が誤解するので」怖い顔ではっきりとセヒに言うジホ。「はい、わかりました」とやや気圧されたように返事をしたセヒ。セヒはスプーンとお箸を自分の前に置いてたけど、ジホは配膳をしない。「私のスプーンとお箸・・・」「あ、はい」自分の前のスプーンとお箸をジホに渡すセヒ。自分の分だけご飯をよそって自分だけ朝食を食べ始めたジホを見て、セヒもジホが自分の昨日の言葉でこうなったことが分かったよう。無言でソファーに移動するセヒ。
“なぜ怒っているか分かっていた。私一人で錯覚して、プライドが傷ついて、恥ずかしくて。いろいろ理由はあるけど・・・”
その時ジホの携帯に知らない番号から電話が入った。食事で手が汚れているのでスピーカーホンに切り替えたジホ。
「ユン・ジホさん?」「はい、どなたですか?」「僕です、小路で」←なんとボンナムから電話が来た!「あ〜、ボンナムを探しているときに小路で」ジホはまだ彼がボンナムなのを知らない。電話が筒抜けなのでセヒにも全部聞こえている。むしろ、気にして会話を聞いているようなセヒ。
「なにか御用ですか?」「ちょっと聞きたいことがあって。紙とペンありますか?」「あります」「それじゃ彼氏は?」「彼氏・・・え?」「彼氏も、いますか?」
“いろいろ理由はあるけど” そこでジホはセヒを見ると、セヒはジホをじっと見ている。“ひとつはっきりしているのは、私があなたを傷つけたかったということ“
ジホはセヒを見つめながら言った。「彼氏・・・いません。そんなの」
“私たちの重力は・・・・壊れた”
最後が息が詰まる〜〜。でもセヒの態度は別に責められるものでもないし。ジホとセヒの気持ちの方向がただ違うだけだから。ホランとウォンソクもそう。
あと、ボンナムというニューフェースが出てきました!ジホ側でかき回す役どころみたい。あと、特別出演でイ・チョンアさんが出演とのニュースが。これはセヒ側の女性じゃないかとネイバーの書き込みにいくつかありましたけどね!?(一般の方の推察なので確実ではありませんが)
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会社の屋上にて
マ代表「結婚しろよ、あんな人格でも結婚するのに何でお前ができないんだ」→“あんな人格(笑)”のセヒは向こうのテーブルでひとり作業中。ウォンソク「あの兄さんは仕事も家もあるじゃないか」※公式ではマ代表の会社のCTOとなってるんだけど、今は自分のアプリ会社を運営して?投資を集めているらしい・・・だから会社にも行ってないし、セヒともこないだ初対面だったのね
ウォンソクは結婚したとしても住む所が無い、ホランの両親に屋上部屋を見せられないと。マ代表は投資がうまく集まらないならうちの会社に来るか?ささやかに結婚して楽に暮らせと言うのですがウォンソクはやることを全部やってみないと、と言って断ります。それより何より、ウォンソクは結婚するということが自分にとってよく分からないのです。
「兄さん、分かる?」と聞かれたマ代表。少し考えながら、何を言っても自分を理解してくれる人が横にいることは良いものじゃないか?と、いつになく真面目な答えぶり。ウォンソクが訝しがって「急にどうしたの?もしかしてそういう人がいるの?」と聞くと、マ代表はまたいつものおちゃらけモードに戻り「ものすごくいるぞ!」と明るく言い、向こうにいるセヒに結婚てなんだー?妻帯者!と叫びます。
作業を中断し、もの凄く怖い顔で近づいてきたセヒ。「俺が仕事してるときは話しかけるなって言っただろ。それと私的な話はするな。会社で」と能面のような顔で言い渡します。「OK・・・」と小さくなるマ代表。いつもセヒには弱いよね(笑)セヒが席に戻ると、「あんな奴も結婚できるのに何で俺たちができないんだ?」とこっそりウォンソクに言っています(笑)
ジホはアルバイトの面接へ。カフェの女主人に「とっても童顔ですね」と言われるが、あれこれ聞かれた割に20代を募集しているとあっさり断られてしまう。帰りの道を歩いていると、偶然見つけたカフェの扉に「アルバイト募集中」の貼紙が。その紙を見ていると店のオーナーが出てきた。「ボンナマー、ボンナマー」どうやらボンナムを探しているらしい。ジホに気づいて「バイトの応募?」と言い、「悪いけど、ボンナムを探してきてくれません?うちの子なんだけど。毛は茶色でふわふわ。服はピンク。隅っこが好きだから。あ、それから可愛いから!よろしくね!」とお客さんに呼ばれて店の中に戻って行ってしまった。←このオーナーのおじさん、ミウセで見たことある!笑
行きがかり上、ボンナムを探しにいくジホ。ジホはボンナムを犬だと思って、名前を呼びながら教えられた通り隅っこや車の下などをあちこち探していると、路地で携帯を見ている青年がジホを見た。一瞬目が合ったがジホはボンナムの名前を呼んで探し続ける。男の子が「何を探してるんですか?」と聞いてきたので、近くの店で飼っている犬だと説明したジホ。
「名前がボンナムなんです。ふわふわな茶色の毛、ピンクの服を着て、パッと見ると可愛い」「可愛いって言ってました?」「ええ、多分」目の前の男の子と特徴は一致!ジホは全く気づいてない(笑)
「あの、電話番号入れてください」と男の子が自分の携帯を差し出す。「何故です?」「見つけたら連絡します」と男の子が言うので何故か納得して番号を入力してしまったジホ。「名前はそんなに可愛くないけど、ボンナム」と言い、男の子は行ってしまった。ジホは番号を教えてしまったことに今さら疑問を抱く。
結局見つけられずに店に戻り「どうしましょう、見つけられませんでした」と言うと、さっき帰ってきたと礼を言うオーナー。お客さんが一段落したのでそのままアルバイトの面接に。店の奥ではその様子を見ているさっきの男の子!ジホを見てフッと笑っている。彼の着けているサロンに縫い取られた名前は「ボンナム」←セヒとは違うカワイイ系のイケメン
スタッフの間食の買出しから戻るマ代表とボミ。「さっきパク代理とかいう人が飲み会があるって電話が来ましたけど」とボミが言うと「金でも出させようとしてるのか?フェニックスのパク代理だろ?」とマ代表。「いえ、HKのパク代理です」←スジの会社のメガネ先輩のこと!内心、スジに会えるかと急に態度が軟化(笑)取引先に飲み会代を出させる大企業の嫌らしい体質はちょいちょい韓国ドラマに出てきますね〜
ビルの入り口の前でたまたま通りがかったジホをボミが発見!「セヒさんの奥さんだ!」マ代表が「ジェスシ(義妹)〜」と声を掛け、おやつタイムに誘います。一度は遠慮したジホですが、ぜひにと言われてセヒのいるオフィスの中に入りました。
中を案内してくれるマ代表についていくと、ちょうどセヒは会議中。セヒの席を案内するとマ代表は間食の準備で席を外し、ジホはゆっくりとオフィスを見回す。壁に社員ひとりひとりのポラ写真とプロフィールが貼ってあるボードが。
マ代表「希望のあだ名:マブリー(マ+ラブリーという意味w)、希望年棒:測定不可、好き:女性と残業、嫌い:YOLO(自由気ままに←意外!)」
セヒ「希望のあだ名:なし、希望年棒:定年前にローンが完済できるくらい・・・、好き:猫、嫌い:こういうこと」セヒらしい(笑)
マ代表はアットホームなオフィスにしたいみたい。終業後に全員飲み会をよくやったり、こういう細かいことも、みんなでおやつタイムも。
セヒは会議ルームでデザイナースタッフに容赦のないダメ出し中。無表情の上、静かに理詰めで言うもんだから余計に怖い。部下たちの言い分もひとつひとつ潰して・・・言ってることは合ってるし、こういう人がいなくては仕事がキチンと進まないのも判るけど、正直、自分の上司にはイヤだ〜〜(笑)
会議を終えて部屋を出たところにジホが立っていた。顔を合わせても全く無表情のセヒ。
おやつタイムにやっぱりというか、昨日の今日だからそりゃそうだ的に皆の話題を独り占めのジホとセヒ。ボミがジホの写真をおもむろに撮り、セヒのデータベースに入れるという。セヒの理想の女性だとマ代表に聞いたというのだ。マ代表が話を引き取り、セヒが女性に対して華やかな副詞を使ったのを初めて聞いたと言う。「『とても、綺麗だ』こう言ったんだ」みんなが冷やかして盛り上がる中、セヒは依然無言・無表情。ジホは込み上げる嬉しさを隠せない。「ジェスシ(義妹)」「ヒョンスニム(兄嫁様)」と家族のように会社のスタッフたちに迎えられてジホははにかみながら「ありがとうございます」と言った。
夜、メガネ先輩(今日はメガネしてないけど)とスジ、会社の新人?たちが飲みに来ている。シメの一杯を飲んで「もう帰りますか?」とスジが聞くと「もう少しいろ」とメガネ。そこにマ代表がやって来た。驚くスジ。マ代表は自分がどうして呼ばれたか分かっているのだ。「OJTの最後の日だから新人に酒をおごってやろうと思って」と今日の集まりの趣旨を話すメガネだが、それはマ代表に払わせるつもりだろう!皆に紹介されていつも通りノリが良く明るい振る舞いのマ代表。メガネが「じゃ、マ代表も来たし、店を変えよう」と言って会計もしないで出て行った!(怒)
伝票を持って支払いに行くマ代表に付いて行くスジ。後ろからカードを出す。「私たちが飲んだお酒ですから」とサッと払った。「そんな(払う)お金があるならUFOキャッチャーでもなさったら」と言ってさっさと出て行く。
マ代表は「魅力アピールしてるのか?ドキドキさせようと?」とスジが本格的に気になって仕方がないみたい。慌ててスジの後を付いて店を出た。
次の店では皆すでに酔っ払っており、SNSの友達申請をし合っている。するとメガネが「ウ代理。なんで申請受けないんだよ〜2週間も」と絡んできた。適当に愛想よくかわすスジだが今日のメガネは「妻帯者は駄目なのか!?」としつこい。横で見ていたマ代表が自分も社員に友達申請を拒否されたとスジに助け舟を出す。メガネが「そいつは女でしょ」と訊くとマ代表は「ええ、まあ」と肯定した。するとメガネが勢いよく「そうだろ!」とスジの目の前で女は・・・みたいな話でくだを巻き始める。スジが場を収めるために(しょうがなく)笑顔で「申請を受けますよ」と言うと調子に乗ったメガネが「ビキニの写真消すなよ」とセクハラ発言まで繰り広げる。(こいつは酔っても酔わなくてもこんな感じ)「いいよって言うと思います?鳥肌立っちゃう」と冗談めかしてスジが言うとまた盛り上がって乾杯となるのだった。
外でスジがタバコを吸い終わったあと、マ代表がやって来た。マ代表はちょっと怒っている。「どうしてあんなたわごとを言われて我慢してるんですか?」男社員の前で我慢しながらお愛想を言うスジを見ていられないのだ。
突然スジの口調が変わる。「あんたは(会社の)代表だから分からないだろうけど、私みたいな月給取りは飲み会も会社の延長線なの!」大企業の女性社員として生きたことがなければ分からない、大したことでなくても後であれこれ言われるのは私なのだと。「ですから他人の職業について放っといてください、マ代表様」と最後はいつもの丁寧語で去って行った。ため息をついて見送るマ代表。スジも男社会の中でギリギリ耐えて生きてるんだよね!
ジホとセヒは二人で一緒に家路についている。ジホはいつもよりセヒに対して親しげに話している。まるで友達に話すように。楽しげに笑いながら一人であれこれセヒに話しかけているがセヒの返事はそっけなく一言だけ。この温度差は外から見てれば分かるけど、ジホは気づいてないのよね!
「知ってます?こうやって一緒に帰るのは初めてです、私たち(ウリ)」「そうですか?」「ソウルに住んでると、他のところは大丈夫なのに家に一人で帰るのは嫌だったんです。結婚したら誰かと一緒に家に帰るんだな、それっていいな、って学生時代に想像してました」「はい・・・」←もはやセヒの返事に力が無い!!
家に着くと猫が二人を出迎えてくれた。「ウリ〜」とジホが猫を抱く。それを見て立ちつくすセヒ。ジホは明るく猫に「ウリ」という名前をつけたことをセヒに言う。無言で家に上がるセヒ。「気に・・・入りませんか?」とジホが心配そうに訊くと、「気に入らないというより・・・ちょっと気分が落ち着かないです(불편합니다)」とセヒは答えた。※불편하다(=不便だ)というのは日本語の不便より広い意味を持つので訳しづらい・・・この場合は、不快とまではいかないけどやっぱりあんまりいい気はしてなくて、心地悪いというか基本的には否定の言葉ですね!!
「落ち着かない・・ですか?」「ええ、私の猫ですから、他の人が他の名前で呼ぶと落ち着かないです」セヒの気持ちがやっと分かったジホ。
「それじゃ・・今日、会社に行ったことも・・・落ち着かなかったですよね」「・・・はい。実は少し」
セヒは仕方なく結婚の形態をとったけれど、大家と下宿人以上の関係を求められると落ち着かないとはっきりとジホに告げた。他の人の前で夫婦の演出をしなくてはならないことはなるべく避けてほしいと。
「そうですね。そうしなくちゃですね。これからはそうします」とさっきと180°変わって意気消沈のジホジホから猫を受け取ってセヒは自室に入った。
ホランは一人でピンクソファーに座りながら昼間のスジの言葉を思い出している。「ウォンソクはあんたと結婚する考えがあるの?真剣に話したことあるの?二人で結婚について」
ため息をついているとウォンソクが戻ってきた。疲れたと言って早速ホランに甘えるウォンソク。仕事の愚痴をつらつらと話します。意を決したホラン。「私たちの結婚のこと・・・」ウォンソクの意向を訊いてみます。「正式に訊いてみたことなかったから・・・あなたも結婚したい?」それに対するウォンソクの答えは「実はよくわからない」でした。愛しているしいつも一緒にいたい、だけどまだ結婚が何なのかよく分からない、と。ウォンソクは結婚したら子供も生んで責任も出るのに仕事もまだ成果が出てなくて、どうやって結婚するのか分からないんだね。悩んでることは悩んでるし。
ホランは初めて知った、ウォンソクの結婚についての率直な考えに少なからずショックを受けているけど、この前みたいに取り乱してはいない。「ホラン、もしかしてがっかりした?」と言うウォンソクに「ううん、悩むよね」と、自分の心を押し隠します。ウォンソクは「この頃こんな風に思うんだ、恋愛と結婚は果たして同じことなのか?」ホランにとっては「恋愛=結婚」なのに。
“韓国で一番華やかだったときに生まれ、最悪の不安を経験した世代、悲運の88年生まれ”
結婚も恋愛も、自分自身のことも、何一つ当然なことはない。
タクシーで帰途についているスジにマ代表からメッセージが入った。「すみません。僕がオヤジなので、こうなんです」それを見て気持ちの解れたような微笑のスジ。「いいえ」と返事を打つのですが、それを消し・・・ため息。
“ちょっと錯覚していた” 昨日のセヒの言葉を思い出すジホ。セヒが何気なく言った言葉たち。「ウリ」
“あなたのその言葉(ウリ)が、私も平凡に持てると思った。私にも「ウリ」というものが生ずるんだと“ ジホは猫のチャームがついた新しい首輪をひっくり返した。チャームに刻まれていた言葉は「ウリ」。その首輪をキッチンのゴミ箱に捨て、ジホは自分の気持ちを整理した。“少しの間、嬉しかった“ ジホや・・・
翌朝。ジホは朝食の支度中。「今日も朝食をおいしそうに作りましたね」と言ってセヒは食卓についた。
ジホは昨日と打って変わって無表情のままセヒの方を向こうともしない。黙々とおかずを皿に移していたジホは笑顔もなく言った。
「昨日は確かに私の態度が過ぎました」「えっ?ああ大丈夫で・・・」「私が仕事を辞めてしまったせいで自信がなくなってああだったと思います。すみません。ご迷惑かけて」いつもと違う硬い態度のジホに若干とまどうセヒ。「実は『ウリ』という言葉をとても久しぶりに聞いたんです。私たちの家、うちの近所、そういう言葉、最近聞くのが大変じゃないですか。どこかに属してるという感覚が久しぶりで、態度が過ぎました。大家さんと私と、本当の『ウリ』だと錯覚したようです」黙って聞くセヒ。
「ですから、気安く『ウリ』とは言わないでください。私が誤解するので」怖い顔ではっきりとセヒに言うジホ。「はい、わかりました」とやや気圧されたように返事をしたセヒ。セヒはスプーンとお箸を自分の前に置いてたけど、ジホは配膳をしない。「私のスプーンとお箸・・・」「あ、はい」自分の前のスプーンとお箸をジホに渡すセヒ。自分の分だけご飯をよそって自分だけ朝食を食べ始めたジホを見て、セヒもジホが自分の昨日の言葉でこうなったことが分かったよう。無言でソファーに移動するセヒ。
“なぜ怒っているか分かっていた。私一人で錯覚して、プライドが傷ついて、恥ずかしくて。いろいろ理由はあるけど・・・”
その時ジホの携帯に知らない番号から電話が入った。食事で手が汚れているのでスピーカーホンに切り替えたジホ。
「ユン・ジホさん?」「はい、どなたですか?」「僕です、小路で」←なんとボンナムから電話が来た!「あ〜、ボンナムを探しているときに小路で」ジホはまだ彼がボンナムなのを知らない。電話が筒抜けなのでセヒにも全部聞こえている。むしろ、気にして会話を聞いているようなセヒ。
「なにか御用ですか?」「ちょっと聞きたいことがあって。紙とペンありますか?」「あります」「それじゃ彼氏は?」「彼氏・・・え?」「彼氏も、いますか?」
“いろいろ理由はあるけど” そこでジホはセヒを見ると、セヒはジホをじっと見ている。“ひとつはっきりしているのは、私があなたを傷つけたかったということ“
ジホはセヒを見つめながら言った。「彼氏・・・いません。そんなの」
“私たちの重力は・・・・壊れた”
最後が息が詰まる〜〜。でもセヒの態度は別に責められるものでもないし。ジホとセヒの気持ちの方向がただ違うだけだから。ホランとウォンソクもそう。
あと、ボンナムというニューフェースが出てきました!ジホ側でかき回す役どころみたい。あと、特別出演でイ・チョンアさんが出演とのニュースが。これはセヒ側の女性じゃないかとネイバーの書き込みにいくつかありましたけどね!?(一般の方の推察なので確実ではありませんが)
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