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2020年07月08日
2年が経ちました。
7月6日で2年。朝から亡くなった大切なお二人のお家の敷地で近所の方と慰霊祭を。
2年経っても、何もない更地になってしまっていても、そこに足を踏み入れると涙が出ます。
2年の間、沢山の方に支えて頂き、助けて頂き、お声を掛けて頂き、本当にありがとうございました。
クヨクヨと考えてしまっても仕方がないので、前を向いて頑張っていきます!!
そして、ここからは霊的な事を信じられていない方には不快なお話になってしまうと思うので、先には進まれないでくださいm(__)m
本当にお世話になった皆様、ありがとうございましたm(__)m
そして九州の災害・・・本当に悲しいです。どうか被害が広がりませんように・・・
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2019年11月04日
今年もあと2か月。本当に1年が早いです。全国でおきる災害。どうすれば命を守れるのか。どうすれば良かったのか。
今年は本当に災害が多かったですね。いまだに避難するタイミングも、避難する場所も何が正解か分かりません。
ただ、危ないかなと思った時には、きっと手遅れなんだろうなと。
でも川も近くないし山も低い。雨も弱まってきている。それで危険と感じなかった去年の災害。
判断が本当に難しい。でも災害は本当に人生を変えてしまうというか道を変えてしまうというか。
補助金もいまだに出ないまま・・・ずっと頭の中は支払うお金に支配されています。
熟睡することも減って、のんびりすることも出来なくなった。いつも何かに追われている感じで。
でも、あれこれ仕事で言われることも多いし、求められることも多い。
そして求められることが出来ないと、当たり前だけど駄目だと思われる。
やりたいこともゴールも見失ってしまった。
早く解放されたい。色々な所にまた行きたい。楽になりたいな。
2019年07月04日
もうすぐ災害から1年です。この1年を振り返ってみて記録として残します。
もうすぐ災害から1年です。あっという間でしたが、いまだに大量の書類とにらめっこしてます。
一生懸命、復帰に向かって頑張ってきて何とか元通りまではいきませんが、元に戻って・・・
やっと復帰だと思ったら、今度は2重ローン地獄。働いても、働いてもローンで消えていく。
災害の補助金が出るよ。と聞いて、約1年近く。まだ補助金は出ず・・・。出るまで頑張るしかない。
写真は災害の次の日。夫が土砂を乗り越えて撮影してくれた。犬達がいた部屋からの写真。
怖かっただろうな。土砂は扉の前で止まっていたものの、庭は泥水で浸かっていました。
ドッグランも全部は土砂が流れてこなかったものの、泥水が全体に広がり人工芝は使い物にならなくなった。
しばらく家に入るのも一苦労。毎日泥んこになりながら家に帰ったな。
家の前の道も、しばらくはふさがったままだったな。
沢山の方に助けられて。力を貸してもらって、本当に今でも感謝しかないです。
あんなに低い山から、これだけの量の土砂が流れるとは・・・。そもそも流れると思っていなかった。
思い出しては心臓がキューっと痛くなって、臭いに敏感になって、音にも雨にも敏感になりました。
あれから、雨が降れば子供を避難させ、私は犬達と待機。いつまで、これを繰り返せばいいのか・・・。
そして、なかなか国からの答えが出なかった補助金。
次に申請できるのは7月末なので申請するまでに1年以上かかったことになる。
これで1部分でも補償してもらえたら、本当に毎日は少し余裕ができて幸せだと感じることができるかも。
どうか、今年は大きな被害が出ませんように。広島に限らず全国に災害の可能性はある。
どこで避難するかは迷いますし、判断するのも、とても難しいですね・・・
2019年01月08日
災害から、あっという間に半年が経ってしまいました。
6日で災害から半年が過ぎました。
今年の正月、山を見てみよう・・・と思い登ってきました。
すぐに頂上にきてしまうような低い山。山の上から見ると、我が家が目の前に見える。
土砂の流れは最後の最後にカーブして斜め前の家と隣の家を破壊していきました。
これも運命なのでしょうが、亡くなった方の事を思うと助かった事を素直に喜べなかった。
今でも思い出して涙が出そうになる、6日に家があった場所に向かって沢山の事を祈りました。
運転中に、あと少しハンドルを切れば・・・何もかも忘れることが出来るかも。
そんな事をふと考えてしまう事がある。行事がある度、亡くなったお二人を思い出して涙が出る。
発表会や運動会、誕生日会やクリスマス、そしてお正月。
いつも、一緒にお祝いをしてくれていた。クリスマスには必ず毎年、ケーキを頼んで子供たちに届けてくれていた。
まだ、家族のみんなも、〇〇さんに持っていくかね!借りに行くかね・・・あ・・・。
と受け止められていない。いつも、話をしたり何か作ったものを持っていたり、貰ったりの毎日だったから。
でも、そろそろ抜け出して、弱い気持ちにも負けない様にしないと。
深呼吸して、進もう。
2018年09月15日
2か月が経ちました。
なかなかパソコンにゆっくりと向き合う時間がなく、あっという間に2か月が過ぎてしまいました。
悪いことが重なるというか、色々な事がうまくいかなかったり、言葉にいちいち過敏に反応してしまったり。
皆さんに手伝って頂いたドッグランの掃除。土砂の撤去。本当にありがたかったです。
人工芝も再利用できるかなと期待したのですが、ドロドロで運ぶのも大変な重さ・・・。
汚れないドッグランをこだわりたかったので、汚れた人工芝の再利用はせず今は新しく何にしたらいいのか考え中です。
最初の頃は土砂がなくなるだけでも、本当に作業が進んだ気持ちになれていました。
道路が通れるようになれば、みんなで喜び・・・
埋まっていた車を最後は手で掘り、出てきたときは本当に嬉しかった。
しかし、土砂がなくなって今度は何をする?何ができる?となると、大きな大きな負担ばかりが・・・
仕事ができず、収入がなくなり、でも仕事をするためには建物もドッグランも直さないといけない。
でも、それには莫大なお金が掛かる。だけど実際、保険金や補助金などでは全然、足りない。
でもローンは払い続けないといけない。毎日が、お金の心配と何をどう振り分けようか計算ばかりしている毎日・・・。
息抜きに出掛けても、帰ればまた考えることばかり。
お金を貯めるには、収入を得られる場所を工事して直さないといけない。でも、その費用はどこから出すのか・・・。
これから子供にもお金が掛かるし、生活もある。お金、お金と言うと何だか嫌な人になってしまうけど、本当にこれが現実・・・。
気持ちが折れないように、保っているものが切れてしまわないように。今はそれだけです。
どうしても人が利用しない道路や場所は後回しになってしまうのは仕方がないと思います。
まだ行方不明の方もおられます。なので我儘は言えません。でも、こうやって生活をどうしようと悩んでいる方はきっと沢山おられるんだと思います。
もっと補助についての説明会があったり、相談に乗ってくれる場所のお知らせや情報などがあると嬉しいのですが・・・。
2018年08月20日
土砂との戦い
8月20日は4年前に土砂災害が起きた日です。お亡くなりになった方のご冥福をお祈りします。
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7月6日の災害の次の日から、土砂の撤去を始めました。重機も、まだまだ入れない所も多く、まずは室内に入った土砂を手作業で出す事から。
水も生きていたので、すぐに掃除できたのが幸運でした。そして、電気も通っていたので停電もなく助かりました。
そう考えると、本当にもっと被害が大きかった被災地は沢山あって、家に被害がなくても断水などで本当に皆さん、大変だったと思います。
アオプラスワンの方には室内と駐車場、どこからか車まで流れてきており・・・本当に土砂は重たくて。
人の手で出そうと思うと、ちょっとの土砂でも膨大な時間が掛かります。1日かけても、出せた土砂は少し
石も多く作業が中断しました。大きな大木も沢山あり、自然には本当に勝てないなと感じました。
駐車場の土砂の撤去には何日も掛かり、しばらくは近くの道路に停めて長靴で歩いて家に帰るという日々でした。
それでも家の方は道路から近かったので、重機が入るのも早く本当に助かりました。
それから毎日が土砂との戦いで、体力的にも精神的にも追い込まれていきました。
なかなか寝れない日々も続いていたり、人の何気ない一言にズドンと落ち込んだり。
でも、時は進んで月日も経つわけで・・・今は置いて行かれている感覚です。
早く戻りたいな。元通りの毎日に。
2018年08月13日
7月7日の記録
6日の夜は私の実家に避難させてもらう事に。雨も強く、子供達も怯えた様子でした。
そして7日の早朝に家の様子を見に行くと、家は見えていても、そこに行くのにどうするか・・・
そんな状態でした。でも犬達の様子を見に行きたかったので、旦那さんが土砂に埋まりながらも何とか犬部屋に。
そして、朝早くから消防と警察が行方不明者の捜索へ来られました。
少しでも人が歩けるように、板を置いたり梯子を置いたりと、みんなで工夫していました。
そして、すぐに重機が入れるようにと道をひらいてくれたアオプラスワンをつくってくれた業者さん。
本当にありがたかったです・・・道ができたことによって、重機が早い段階で入れられることができました。
土砂災害は本当に流れた場所だけが被害にあい、目の前の道は全く被害がない。そんな状況です。
なので、家に帰ってくる途中は全くで最後のカーブを曲がるといきなり被災地に・・・そんな感じです。
車も傍まで来られる場所だったのでマスコミも多く、中には心無い言葉を言われ傷つけられた事も事実です。
アオプラスワンは10月で1周年・・・何のイベントをしようかと話していたのに、先が見えない状態に。
そして、この日の午後に行方不明のお二人が発見されました。
目の前で運ばれるのを手を合わせて見送りました。
助けられたかもしれない。自分の家に呼んでいれば。一緒に出掛けていれば。本当に後悔ばかりで。
ほぼ毎日、会っていたお二人。そして、子供達を可愛がってくれたお二人、我が家の犬達も可愛がってくれたお二人・・・
もし、あの時こうしていれば・・・考えても何も変わらないのに何度も何度も戻れたらと・・・
でも、止まってばかりはいられないよ。そう言われて、ハッとしました。
無事でいてくれた犬達。助かった事に感謝して、前に進まなければ。
災害後、すぐに沢山の力を借して頂き、沢山の心配のご連絡をもらい、本当に力をもらいました。
本当に皆様には感謝です。早く元通りの状態に近づけるように頑張ろうと。まずは早く家に帰れる状態にしようと思いました。
2018年08月05日
7月6日の記録
少しずつ細かい時間や状況などが分かってきて、そして後から沢山の偶然に助けられたと感じました。
少しの時間でタイミングで通った道で。すべてが決まった日だったなと。少しずつ記録していこうと思います。
6日は朝から雨が強く降っており、お昼過ぎから緊急速報メールが沢山届くようになりました。
ただ、今もそのメールはとっていますが、6日に送られてきたメールの避難勧告の対象は・・・
亀山、亀山南、可部、飯室、久地、戸山、八木、緑井、毘沙門台、大町、上安、安北、安西、深川、亀崎、倉掛、真亀、可部南、落合東、落合、口田東、可部南、筒瀬、日浦、福木、祇園、山本、春日野、長束、大塚、伴南、伴、戸坂、牛田、早稲田、中山、尾長、矢賀、白島・・・
まだ書ききれていない名前もありますが、土砂災害が起こる前の最後のメールにも口田南は入っていませんでした。
まさか崩れるとは・・・という場所だったのかもしれません。
メールは沢山来るものの口田南はどこも対象ではなく放送や避難の指示もなかったので、大丈夫と思ってしまっていた部分もあったかもしれません・・・。
6日は仕事の予定もありましたが、雨で来てもらうのも大変だろうという事もあり、仕事は全て中止にしていました。今思えば中止にして良かったと・・・
そして17時過ぎに、子供がどうしても出掛けたいという話になり、家族で出掛けることになり戸締りをして出かけました。
あれこれ準備をして15分〜20分ほどで17時30分過ぎには目的地に到着していたかと思います。
用事もすみ18時30分前にはお店を出て、家に向かい帰ることに。その時はかなりの土砂降りでした。
いつもは土手の道を通って帰るのですが、その日は少し嫌な予感がして、いつも夕方は大渋滞なので通らないダイキの前を通ることに。
そこで案の定、渋滞にはまり少し後悔しながら帰ることに。すると、すでに安芸矢口駅の前が浸水しており、通れなくなっていて、さらに回り道をして帰ることになりました。
そして近所に帰ってくると、人が外に出て騒いでる様子で・・・私の車に気づき近所の方が寄ってきて「〇〇さん!家には帰れないよ!」と
私も家族も意味が分からず、とりあえず家に向かうことに。そして、最後のカーブを曲がった時に目の前に土砂が。
写真の撮影は19時頃と記録されていました。そして、土砂が崩れたのが18時50分過ぎと後から聞き震えました。
いつもの土手道を通っていたら、家まで15分〜20分ほど。巻き込まれていてもおかしくない時間でした。
車で土砂が流れた道を通っているときだったかもしれない、駐車場で子供を降ろしているときだったかもしれない。
写真は次の日に撮った、家の駐車場の様子。大きな石も大木もゴロゴロしていました。巻き込まれていたら、きっと命すら危なかったかもしれません・・・。
犬達は留守番をしていましたが、犬達がいる部屋は山から一番遠い場所で、手前で土砂は止まっていました。
そして、いつもは閉めて出る窓も少し出るだけだからと開けていて、自由に庭に出たりお水を飲んだりすることも出来ました。
犬達はすぐに救出できる状況ではなかったので、それも犬達にとって幸運だったと思います。
6日は薄暗くてあまり細かい場所までは見えませんでしたが、毎日のように会っていた方の家が全く流されて無くなっていました・・・。
避難した場所でも寝れず、流された家や犬達の事が頭から離れず6日は殆ど寝れませんでした。