2021年02月07日
Jetson Nano - その1: 準備 (Remote VNC Access)
一年以上前に購入したJetson Nanoを最近触るようになったので、自分の記録メモとして書いていこうかと思います。
Raspi Camera v2のカメラを使って、色々できそうなので、ドアカメラを作ろうと考えています。
○準備するもの
1) Jetson本体
(私のJetsonは旧モデルのA01ですが、今、購入するならB01を購入すべきかと思います。)
2) 電源アダプタ
3) カメラ (Raspi Camera v2)
4) SDカード
5) ケース
私の持っているケースはカメラアームが付いているのですが、今は販売していないようです。
○イメージのダウンロードと起動
1) ここから最新のイメージをダウンロードします。
私が使用しているのは、現在最新のイメージです。
2) SDカードに焼き込む
私はMacが母艦なので、ここに記載されているように Etcherというアプリで焼き込みます。
3) Jetsonを起動
JetsonにUSBマウス、USBキーボード、ディスプレイ、LANケーブルを接続して電源ONにします。
あとは、メニューに従って設定していくだけです。
イメージのバージョンによって、設定する内容が色々変わってきています。
今回のイメージでは、パワーモードを設定するところがあり、面倒なので"MAXN"にしておきます。
○基本設定
ここのサイトに詳しく書かれているので、それに沿っていけば良いかと思います。
1) jtopのインストール
どのHWブロックがON/OFFになっているのか一目瞭然なので、入れておきましょう。
2) swapファイルの拡張
私はマニュアルで以下のように設定していますが、ここのスクリプトを使った方が便利そうです。
3) CUDAのPATH設定
上記、1)、2)でSystem rebootが必要なので、このあたりRebootを入れおくと良いかもしれません。
○Remote VNCの設定
一応あったら便利なのが、Remote VNC経由で接続することです。
SSHアクセスできるので必須ではないのですが、画像を扱う時に便利かなということで設定しておきます。
Ubuntuには標準でDesktop Sharing(デスクトップ共有) 機能が標準で付いていて、VNC経由でアクセスできる筈なのですが、Jetson NanoのL4Tでこの設定を行うと(古いGnomeとの互換性の問題で)クラッシュします。
ここのサイトに設定手順が詳しく書いているので、この通りに設定します。
私の場合、母艦がMacなので、以下の二通りの方法で問題なくアクセスできました。
1) FinderからGo -> Connect to Server -> "VNC:192.x.x.x"
2) VNC Viewer
しばらく、この手の作業を書いて行こうかと思います。
Raspi Camera v2のカメラを使って、色々できそうなので、ドアカメラを作ろうと考えています。
○準備するもの
1) Jetson本体
(私のJetsonは旧モデルのA01ですが、今、購入するならB01を購入すべきかと思います。)
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2) 電源アダプタ
【PSE認証品】 ACアダプター 20W/5V/4A DCプラグ外径:5.5mmΦ×内径:2.1mmΦ×長さ:9.5mm AD-A050P400 新品価格 |
3) カメラ (Raspi Camera v2)
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4) SDカード
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5) ケース
私の持っているケースはカメラアームが付いているのですが、今は販売していないようです。
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○イメージのダウンロードと起動
1) ここから最新のイメージをダウンロードします。
私が使用しているのは、現在最新のイメージです。
# R32 (release), REVISION: 5.0, GCID: 25531747, BOARD: t210ref, EABI: aarch64, DATE: Fri Jan 15 22:55:35 UTC 2021
2) SDカードに焼き込む
私はMacが母艦なので、ここに記載されているように Etcherというアプリで焼き込みます。
3) Jetsonを起動
JetsonにUSBマウス、USBキーボード、ディスプレイ、LANケーブルを接続して電源ONにします。
あとは、メニューに従って設定していくだけです。
イメージのバージョンによって、設定する内容が色々変わってきています。
今回のイメージでは、パワーモードを設定するところがあり、面倒なので"MAXN"にしておきます。
○基本設定
ここのサイトに詳しく書かれているので、それに沿っていけば良いかと思います。
1) jtopのインストール
どのHWブロックがON/OFFになっているのか一目瞭然なので、入れておきましょう。
sudo pip3 install jetson-stats
sudo jtop
2) swapファイルの拡張
私はマニュアルで以下のように設定していますが、ここのスクリプトを使った方が便利そうです。
Command: sudo fallocate -l 6G /var/swapfile
sudo chmod 600 /var/swapfile
sudo mkswap /var/swapfile
sudo swapon /var/swapfile
sudo bash -c 'echo "/var/swapfile swap swap defaults 0 0" >> /etc/fstab'
3) CUDAのPATH設定
~/.bashrcをエディタで開いて以下の2行を追加。
export PATH=/usr/local/cuda/bin:${PATH}
export LD_LIBRARY_PATH=/usr/local/cuda/lib64:${LD_LIBRARY_PATH}
source ~/.bashrc
nvcc -V
nvcc: NVIDIA (R) Cuda compiler driver
Copyright (c) 2005-2019 NVIDIA Corporation
Built on Wed_Oct_23_21:14:42_PDT_2019
Cuda compilation tools, release 10.2, V10.2.89
上記、1)、2)でSystem rebootが必要なので、このあたりRebootを入れおくと良いかもしれません。
○Remote VNCの設定
一応あったら便利なのが、Remote VNC経由で接続することです。
SSHアクセスできるので必須ではないのですが、画像を扱う時に便利かなということで設定しておきます。
Ubuntuには標準でDesktop Sharing(デスクトップ共有) 機能が標準で付いていて、VNC経由でアクセスできる筈なのですが、Jetson NanoのL4Tでこの設定を行うと(古いGnomeとの互換性の問題で)クラッシュします。
ここのサイトに設定手順が詳しく書いているので、この通りに設定します。
私の場合、母艦がMacなので、以下の二通りの方法で問題なくアクセスできました。
1) FinderからGo -> Connect to Server -> "VNC:192.x.x.x"
2) VNC Viewer
しばらく、この手の作業を書いて行こうかと思います。
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