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2017年04月05日

間違った誤用訂正はプライドを傷つける

こんにちは!
フリーランス日本語教師のTomomiです。
このブログをお読み頂きありがとうございます。

最近プライベートレッスンを始めたクライアントを見ていて、とても不思議に思うことがあります。

彼はこれまでもN2の合格を目標に3年間プライベートレッスンを受けていたそうで、試験にも2度チャレンジしたとのことなんですが

メールをしているとこんな間違いがチラホラ…
「教えてもらってありがとうございました。」
「宿題は明日までに終わって持って行きます。」
「昨日のレッスンは本当に役に立つです。」

この誤用を目の前にして思ったのは、
『前の先生は間違いを指摘してくれなかったんだなぁ』
ということ…

もちろん、生徒が間違うたびに訂正していてはモチベーションが下がってしまいます。

だからといって、「課題文型以外は取り上げない、訂正しない」というのもどうかと思いませんか?

何より!!!!
N2を目指すレベルの人の間違いではないし、日本語の学習歴は10年。
自分のビジネスも持っているし日本の政府関係機関にも従事しています。
彼は自分の日本語力にある程度自身があるんです。

その彼に今更このレベルの間違いを指摘するとどうなるか?

「僕は今までずっとそんな間違いをしてきたんだ。恥ずかしい。どうして誰も教えてくれなかったんだろう…」

これまで自信満々だったはずが自分の日本語力を疑うことになり、
さらには過去の数年間が「恥をかきつづけた数年間」に変わってしまいます。

こんな時私は、さりげなく間違いを指摘するようにします。

復習と称してやりもらい補助や自動詞を取り上げ、練習問題に彼の誤用をそのまま出題します。
あたかも学習者自身が自分で誤用に気づいたかのように持って行ってあげるんです。

「これは間違える人が多いから気をつけてね。」と私もさりげなく念を押す!

学習者の学習経験や性格を考慮しながら、プライドを傷つけないように指導することもとても大切です。

最後まで読んでくださりありがとうございます!

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Tomomi
【学校以外で働く日本語教師ってどんな活動をしているの?】 2007年からこれまで、日本語学校に勤めることなくフリーランス日本語教師として活動してきました。 日本語教師というやりがいに満ちた仕事を、報酬や人間関係、激務を理由に離れてしまう人がいることをとても悲しく感じていて『自分が望むのであれば日本語学校以外で日本語教師を続けることができる』『日本語教師の経験を活かして新たな働き方生み出すことができる』ということをお伝えしたいと思っています。 「どうやってクライアントを集めたらいいの?」 「本当にそれで生活していけるの?」 「学歴が必要なんじゃないの?」 「経験も自信もないけど大丈夫なの?」 そんな疑問に、日本語学校に就職したことも、海外で日本語を教えた経験もない私が大使館や企業と契約ができるようになるまでにやっていたことを公開し、モヤモヤを抱える日本語教師の皆様に光を感じていただく事が出来たら嬉しいです。 時間的・精神的・経済的自由な日本語教師を目指すみなさん、一緒に頑張りましょう!
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