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2018年10月06日
インターネットプラウザ No.3 sleipnir6 grani4 SeaMonkey
『インターネットプラウザ』の続きです。
次は、 sleipnir6(スレイプニル)を見てみましょう。
画面が、すっきりしたタブブラウザ
・公式サイト
https://www.fenrir-inc.com/jp/sleipnir/
公式サイトを見てみると、開発元のフェンリルは、WEBブラウザだけでなく、ファイル管理ソフト「FenrirFS」や、ペイントソフト「PictBear」なども開発しているようです。
・バージョン: 6.2.14.4000
・user-agent
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; WOW64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/68.0.3440.106 Safari/537.36 Sleipnir/6.2.14
WOW64ですので、32bitアプリケーョンということですね。
レンダリングエンジンには、『AppleWebKit』を使用しているようです。
チェスの駒の『ナイト』をイメージしているように感じます。
独特で、かっこいいデザインだと思います。
初期画面はフェンリルのWEBサイト。
タブを「+」ポタンで増やしてみると、スタート画面になります。
検索システムには、「Yahoo!」検索エンジンを使っているようです。
設定を見てみると、Chromiumをベースにしているようです。
シンプルで、検索に関する機能が備わったブラウザ
・公式サイト
http://www.fenrir.co.jp/grani/
sleipnir6を開発したフェンリルのブラウザです。
公式サイトから、いろいろなデザインのバージョンを選べます。
・バージョン: 4.7
・user-agent
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.2; WOW64; Trident/7.0; .NET4.0C; .NET4.0E; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.30729; .NET CLR 3.5.30729; Tablet PC 2.0; Grani/4.7)
WOW64ですので、32bitアプリケーョンということですね。
レンダリングエンジンには、『Trident』を使用しているようです。
2枚の資料の上に、ルーペが載っているような、お洒落なデザインです。
レンダリングエンジンが『Trident』ということで、見た感じはインターネットエクスプローラーに似ている部分があります。
sleipnirと同じく、ホームページが『sleipnir start』となっています。
動作検証に使用している2つのサイトのうち、ワシントンポストが正常に表示されていません。
写真が大きくなり、表示が崩れているようです。
同じTrident系統のインターネットエクスプローラーでは、正常に表示されています。
原因はわかりませんでした。
別の機能検証に移ります。
公式サイトに、記載のある下記のマウスの便利機能、ページの翻訳機能、スキン変更などの機能の記載があるので、見てみます。
・マウスジェスチャ機能
WEBページを表示している状態で、決められたマウスの操作をすると、特定の動作をさせることができます。
デフォルトでは、右クリックしながらマウスを右方向に動かすと「進む」、右クリックしながらマウスを左方向に動かすと「戻る」など、いくつか割当てられています。
この操作は自由に変更することが可能です。
「進む」「戻る」「新しいタブを開く」「タブを閉じる」など、いくつか試してみましたが、使ってみると、ブラウザのボタンを押すより早く、とても便利です。
・英和翻訳/和英翻訳
ニュースサイトを翻訳してみましたが、「ページが見つかりません」の表示が出ます。
exiteの翻訳サイトを使っているようですが、リンクが切れているのかもしれません。
それから、ヘルプメニューに、『sleipnirにアップグレード』という項目があり、選択してみましたがエラーになり、進めませんでした。
そもそも『Trident』に『AppleWebKit』と、レンダリングエンジンや、デザインも全く違うのですが、この2つはそのような関係なのでしょうか?
アップグレードができるのなら、どのような感じになるのかやってみたいです。
インターネット統合アプリケーション
・公式サイト
https://www.seamonkey-project.org/
開発を手がけたSeaMonkey Councilは、Firefoxの開発に関わったMozilla Foundationから独立したグループです。
Mozilla Foundationが開発したインターネット統合アプリケーション『Mozilla Suite』の後継版と言って良いかもしれません。
・バージョン: 2.49.4
・user-agent
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; WOW64; rv:52.0) Gecko/20100101 Firefox/52.0 SeaMonkey/2.49.4
WOW64ですので、32bitアプリケーション。
レンダリングエンジンには、『Gecko』を使用しており、またFirefoxの記述もあり、「Mozilla」プロジェクトの流れを汲んでいることがわかります。
木の枝に止まっている青い鳥・・・と思っていたのですが、「それじゃ、シーモンキーって何?」と思って拡大してみると、鳥ではなさそうなので、いろいろ調べてみると塩水湖に生息するアルテミアの一種にシーモンキーというのがいるというのがわかりました。
公式WEBサイトにあった絵を拡大しました。顔らしいものが見当たらないので、生き物感がなく不気味な感じがします。
統合アプリケーションなので、いろいろありますが、まずはブラウザから見ていきます。
初期画面はリリースノートでした。
ウインドウを見てみると、
・ブラウザ
・メールとニュースグループ
・Composer
・アドレス帳
・IRC Chat
があります。
次はHTMLエディタのComposerです。
Composerは、HTMLエディタであり、WEBサイトの記事を書くためのツールです。
私もホームページを作成するのに、使ったことがありますが、とても便利でした。
下のバーにあるボタンで、HTMLソースとプレビュー画面を切り替えることができます。
・メールとニュースグループ
フリーのニュースサーバ、持っているメールアカウントをいくつか入力してみましたが、どれもはねられました。
原因不明です。
改めて確認しましたら、正常に動作していました。(2019.4.29)
同バージョンです。失礼しました。
・IRC Chat
昔は、私もチャットをやっていたりしていましたが、LINEなどSNSの普及により、利用者が減っているようですね。
いくつか選択できるサーバのslashnetだけ、10部屋ほどありましたが、人も少なかったです。
日本人の部屋は1つもありませんでした。
次は、 sleipnir6(スレイプニル)を見てみましょう。
画面が、すっきりしたタブブラウザ
sleipnir6(フェンリル)
・公式サイト
https://www.fenrir-inc.com/jp/sleipnir/
公式サイトを見てみると、開発元のフェンリルは、WEBブラウザだけでなく、ファイル管理ソフト「FenrirFS」や、ペイントソフト「PictBear」なども開発しているようです。
・バージョン: 6.2.14.4000
・user-agent
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; WOW64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/68.0.3440.106 Safari/537.36 Sleipnir/6.2.14
WOW64ですので、32bitアプリケーョンということですね。
レンダリングエンジンには、『AppleWebKit』を使用しているようです。
チェスの駒の『ナイト』をイメージしているように感じます。
独特で、かっこいいデザインだと思います。
初期画面はフェンリルのWEBサイト。
タブを「+」ポタンで増やしてみると、スタート画面になります。
検索システムには、「Yahoo!」検索エンジンを使っているようです。
設定を見てみると、Chromiumをベースにしているようです。
【基本機能】
□お気に入り、またはブックマーク
□パスワードの保存
□履歴
・ダウンロードしたファイルの履歴
【拡張機能】
Chrome ウェブストアが使えます。
・感想 動作が軽いですし、機能が少ない分、シンプルでわかりやすいです。
□お気に入り、またはブックマーク
□パスワードの保存
□履歴
・ダウンロードしたファイルの履歴
【拡張機能】
Chrome ウェブストアが使えます。
・感想 動作が軽いですし、機能が少ない分、シンプルでわかりやすいです。
シンプルで、検索に関する機能が備わったブラウザ
grani4(フェンリル)
・公式サイト
http://www.fenrir.co.jp/grani/
sleipnir6を開発したフェンリルのブラウザです。
公式サイトから、いろいろなデザインのバージョンを選べます。
・バージョン: 4.7
・user-agent
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.2; WOW64; Trident/7.0; .NET4.0C; .NET4.0E; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.30729; .NET CLR 3.5.30729; Tablet PC 2.0; Grani/4.7)
WOW64ですので、32bitアプリケーョンということですね。
レンダリングエンジンには、『Trident』を使用しているようです。
2枚の資料の上に、ルーペが載っているような、お洒落なデザインです。
レンダリングエンジンが『Trident』ということで、見た感じはインターネットエクスプローラーに似ている部分があります。
sleipnirと同じく、ホームページが『sleipnir start』となっています。
動作検証に使用している2つのサイトのうち、ワシントンポストが正常に表示されていません。
写真が大きくなり、表示が崩れているようです。
同じTrident系統のインターネットエクスプローラーでは、正常に表示されています。
原因はわかりませんでした。
別の機能検証に移ります。
公式サイトに、記載のある下記のマウスの便利機能、ページの翻訳機能、スキン変更などの機能の記載があるので、見てみます。
・マウスジェスチャ機能
WEBページを表示している状態で、決められたマウスの操作をすると、特定の動作をさせることができます。
デフォルトでは、右クリックしながらマウスを右方向に動かすと「進む」、右クリックしながらマウスを左方向に動かすと「戻る」など、いくつか割当てられています。
この操作は自由に変更することが可能です。
「進む」「戻る」「新しいタブを開く」「タブを閉じる」など、いくつか試してみましたが、使ってみると、ブラウザのボタンを押すより早く、とても便利です。
・英和翻訳/和英翻訳
ニュースサイトを翻訳してみましたが、「ページが見つかりません」の表示が出ます。
exiteの翻訳サイトを使っているようですが、リンクが切れているのかもしれません。
それから、ヘルプメニューに、『sleipnirにアップグレード』という項目があり、選択してみましたがエラーになり、進めませんでした。
そもそも『Trident』に『AppleWebKit』と、レンダリングエンジンや、デザインも全く違うのですが、この2つはそのような関係なのでしょうか?
アップグレードができるのなら、どのような感じになるのかやってみたいです。
【基本機能】
□お気に入り、またはブックマーク
□履歴
・最近閉じたタブ
【拡張機能】
見当たりませんでした。
・感想 動作が軽いですし、マウスジェスチャーが気に入りました。
不具合動作に関しては、メーカー対応後、再確認したいと思います。
□お気に入り、またはブックマーク
□履歴
・最近閉じたタブ
【拡張機能】
見当たりませんでした。
・感想 動作が軽いですし、マウスジェスチャーが気に入りました。
不具合動作に関しては、メーカー対応後、再確認したいと思います。
インターネット統合アプリケーション
SeaMonkey(SeaMonkey Council)
・公式サイト
https://www.seamonkey-project.org/
開発を手がけたSeaMonkey Councilは、Firefoxの開発に関わったMozilla Foundationから独立したグループです。
Mozilla Foundationが開発したインターネット統合アプリケーション『Mozilla Suite』の後継版と言って良いかもしれません。
・バージョン: 2.49.4
・user-agent
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; WOW64; rv:52.0) Gecko/20100101 Firefox/52.0 SeaMonkey/2.49.4
WOW64ですので、32bitアプリケーション。
レンダリングエンジンには、『Gecko』を使用しており、またFirefoxの記述もあり、「Mozilla」プロジェクトの流れを汲んでいることがわかります。
木の枝に止まっている青い鳥・・・と思っていたのですが、「それじゃ、シーモンキーって何?」と思って拡大してみると、鳥ではなさそうなので、いろいろ調べてみると塩水湖に生息するアルテミアの一種にシーモンキーというのがいるというのがわかりました。
公式WEBサイトにあった絵を拡大しました。顔らしいものが見当たらないので、生き物感がなく不気味な感じがします。
統合アプリケーションなので、いろいろありますが、まずはブラウザから見ていきます。
初期画面はリリースノートでした。
ウインドウを見てみると、
・ブラウザ
・メールとニュースグループ
・Composer
・アドレス帳
・IRC Chat
があります。
次はHTMLエディタのComposerです。
Composerは、HTMLエディタであり、WEBサイトの記事を書くためのツールです。
私もホームページを作成するのに、使ったことがありますが、とても便利でした。
下のバーにあるボタンで、HTMLソースとプレビュー画面を切り替えることができます。
・メールとニュースグループ
原因不明です。
改めて確認しましたら、正常に動作していました。(2019.4.29)
同バージョンです。失礼しました。
・IRC Chat
昔は、私もチャットをやっていたりしていましたが、LINEなどSNSの普及により、利用者が減っているようですね。
いくつか選択できるサーバのslashnetだけ、10部屋ほどありましたが、人も少なかったです。
日本人の部屋は1つもありませんでした。
【基本機能】
□お気に入り、またはブックマーク
□パスワードの保存
パスワードマネージャで管理できます。
□履歴
【拡張機能】
アドオンマネージャを使って利用可能です。
・感想 動作は軽いです。
利用できるのは、ブラウザとHTMLエディタのComposerですが、どちらもとても質が良いです。
特にComposerを一度使ってみて下さい。
□お気に入り、またはブックマーク
□パスワードの保存
パスワードマネージャで管理できます。
□履歴
【拡張機能】
アドオンマネージャを使って利用可能です。
・感想 動作は軽いです。
利用できるのは、ブラウザとHTMLエディタのComposerですが、どちらもとても質が良いです。
特にComposerを一度使ってみて下さい。
2018年10月04日
インターネットプラウザ No.2 Google Chrome lunascape Opera
『インターネットプラウザ』の続きです。
次は、人気ブラウザ Google Chromeを見てみましょう。
私も使っていますが、利用したのは、「動作の軽さ」が一番の理由でした。
現在では、他のブラウザも進化し、差が無くなってきたように感じます。
Chromeは、動作の軽さに加え、拡張機能の豊富さ、Googleサイトでの宣伝効果が効いているのでしょうか。
シェアをかなり伸ばしてきています。
大手検索サイトGoogleのブラウザ
・公式サイト
https://www.google.com/intl/ja_ALL/chrome/
・バージョン: 69.0.3497.100(Official Build) (64 ビット)
・user-agent
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/69.0.3497.100 Safari/537.36
ユーザーエージェントを見てみると、AppleWebKitとあります。
調べてみると、アップル社が中心になって開発しており、元々はSafariのレンダリングエンジンだということです。
なので、Safariという名前が含まれているということですね。
それでは、アイコンから見ていきましょう。
意味があるようでないような、センスがあるようでないような、独特なアイコンです。
ホームページは、Googleの検索ページになっています。
機能面では、拡張用機能の豊富さが一番に挙げられるでしょう。
パソコン用の拡張用機能を手に入れることができる『Chromeウェブストア』、モバイル専用アプリを手に入れることができる『Googleプレイ』と連携しています。
大手検索サイトGoogleならではのソフトの多さは魅力です。
特に無料の辞書アプリは使い勝手が良いです。
個人的には、英語以外の外国語辞書を増やして欲しいところです。
user-agentの変更が簡単にできる高機能ブラウザ
・公式サイト
https://www.lunascape.jp/
・バージョン:
ブラウザのバージョン情報には、次のように記載されています。
Lunascape Core Version 6.15.2.27564 / Unicode
Operating System Version 10.0.17134
Internet Explorer Version 11.285.17134.0
Gecko Plugin Version 45.9.0.27563 / Gecko 45.9.0
WebKit Plugin Version 1.3.7.27181 / WebKit 537.21 r136242
Memory Total,AvailPhys / 17065357312,5842231296
Memory Total,AvailVirtual / 2147352576,1850126336
Processor Architecture,Type,Revision,NumberOfProcessors,OemId / 0,586,14857,8,0
上記のレンダリングエンジンのInternet Explorer(Trident)、Gecko、WebKitの3種類については、搭載されており、切り替えることができるということは、公式サイトにも記載されているのですが、他の項目についてはよくわかりませんでした。
・user-agent
Mozilla/5.0 (Windows NT 6.2; WOW64) AppleWebKit/537.21 (KHTML, like Gecko) lswebkit Safari/537.21 Lunascape/6.15.2.27564 Safari/537.21
Windowsは、32bit版しかないようです。
Lunascape Version 6.15.2となっています。
見る限り、レンダリングエンジンはAppleWebKitを使っているようです。
上述したとおり、Lunascapeには、Trident、Gecko、WebKitと3種類のエンジンを搭載しています。
「ツール」−「Lunascape設定」−「基本設定」−「規定のエンジン」でWebkitからTrident(IE)に切り替えてuser-agentを見てみます。
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; WOW64; Trident/7.0; .NET4.0C; .NET4.0E; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.30729; .NET CLR 3.5.30729; Tablet PC 2.0; rv:11.0; Lunascape 6.15.2.27564) like Gecko
Internet Explorer11にあったTridentの文字が見えます。
次は、同じようにGeckoに切り替えてみます。
Mozilla/5.0 (Windows NT 6.2; WOW64; rv:45.0) Gecko/20100101 Firefox/45.0 Lunascape/6.15.2.27564
レンダリングエンジンがGeckoに切り替わっているのがわかります。
特徴は、先に述べたとおり、Trident、Gecko、WebKitと3種類のエンジンを搭載しており、ユーザは好きなエンジンを選ぶことができます。
また、user-agentを切り替えることにより、モバイル用のブラウザを含め、他のブラウザに偽装することができます。
現在、user-agentによってサイトに弾かれることがあるとは思いませんが、もしそのようなサイトがあればいろいろ試してみる価値はあるかもしれません。
アイコンは、推測すると "Luna" = 月、"Scape" = 景色 からということでしょうか。
月をイメージしているようです。
動作に関しては、WEBサイトの表示は問題ないですが、レンダリングエンジンを切り替えようとすると、かなり重いですね。
最悪、強制終了に陥ります。
ブラウザの再起動をかけたほうが良さそうです。
またホームページには、Luna TVというニュース記事を集めたようなサイトが設定されていますが、
日刊サイゾーなど、記事の質が良くない媒体が混じっており、全体的にも、あまりそそられるような記事が少ないのが残念です。
Lunascapeは私も一時期使っていたことがありますが、機能を使うことがなく、結局軽くて操作がしやすい他のブラウザに乗り換えました。
ノルウェーが生んだ?人気ブラウザ
・公式サイト
https://www.opera.com/ja
・バージョン:56.0.3051.36
・user-agent
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/69.0.3497.100 Safari/537.36 OPR/56.0.3051.36
AppleWebKitのレンダリングエンジンを使っていることがわかります。
アイコンは、"Opera"の"O"でしょうか。
シンプルで綺麗なリングです。
ホームページに設定されているのは、『スピードダイアル』です。
大きめでわかりやすいです。
動作や表示は、軽い印象です。
次は、人気ブラウザ Google Chromeを見てみましょう。
私も使っていますが、利用したのは、「動作の軽さ」が一番の理由でした。
現在では、他のブラウザも進化し、差が無くなってきたように感じます。
Chromeは、動作の軽さに加え、拡張機能の豊富さ、Googleサイトでの宣伝効果が効いているのでしょうか。
シェアをかなり伸ばしてきています。
大手検索サイトGoogleのブラウザ
Google Chrome (Google)
・公式サイト
https://www.google.com/intl/ja_ALL/chrome/
・バージョン: 69.0.3497.100(Official Build) (64 ビット)
・user-agent
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/69.0.3497.100 Safari/537.36
ユーザーエージェントを見てみると、AppleWebKitとあります。
調べてみると、アップル社が中心になって開発しており、元々はSafariのレンダリングエンジンだということです。
なので、Safariという名前が含まれているということですね。
それでは、アイコンから見ていきましょう。
意味があるようでないような、センスがあるようでないような、独特なアイコンです。
ホームページは、Googleの検索ページになっています。
機能面では、拡張用機能の豊富さが一番に挙げられるでしょう。
パソコン用の拡張用機能を手に入れることができる『Chromeウェブストア』、モバイル専用アプリを手に入れることができる『Googleプレイ』と連携しています。
大手検索サイトGoogleならではのソフトの多さは魅力です。
特に無料の辞書アプリは使い勝手が良いです。
個人的には、英語以外の外国語辞書を増やして欲しいところです。
【基本機能】
□お気に入り、またはブックマーク
□パスワードの保存
□履歴
・ダウンロードしたファイルの履歴
・最近閉じたタブ
パソコンが停電に見舞われたり、不注意でブラウザを閉じても、次にブラウザを立ち上げたときに、
履歴の「最近閉じたタブ」を選択することで回復することが可能です。
【拡張機能】
Microsoft Storeによる拡張機能があります。
・感想 最大の売りは、拡張機能でしょう。大手検索サイトだけあって、豊富な拡張機能が揃っています。
「最近閉じたタブ」を記憶してくれているのはありがたいです。
□お気に入り、またはブックマーク
□パスワードの保存
□履歴
・ダウンロードしたファイルの履歴
・最近閉じたタブ
パソコンが停電に見舞われたり、不注意でブラウザを閉じても、次にブラウザを立ち上げたときに、
履歴の「最近閉じたタブ」を選択することで回復することが可能です。
【拡張機能】
Microsoft Storeによる拡張機能があります。
・感想 最大の売りは、拡張機能でしょう。大手検索サイトだけあって、豊富な拡張機能が揃っています。
「最近閉じたタブ」を記憶してくれているのはありがたいです。
user-agentの変更が簡単にできる高機能ブラウザ
lunascape (Lunascape株式会社)
・公式サイト
https://www.lunascape.jp/
・バージョン:
ブラウザのバージョン情報には、次のように記載されています。
Lunascape Core Version 6.15.2.27564 / Unicode
Operating System Version 10.0.17134
Internet Explorer Version 11.285.17134.0
Gecko Plugin Version 45.9.0.27563 / Gecko 45.9.0
WebKit Plugin Version 1.3.7.27181 / WebKit 537.21 r136242
Memory Total,AvailPhys / 17065357312,5842231296
Memory Total,AvailVirtual / 2147352576,1850126336
Processor Architecture,Type,Revision,NumberOfProcessors,OemId / 0,586,14857,8,0
上記のレンダリングエンジンのInternet Explorer(Trident)、Gecko、WebKitの3種類については、搭載されており、切り替えることができるということは、公式サイトにも記載されているのですが、他の項目についてはよくわかりませんでした。
・user-agent
Mozilla/5.0 (Windows NT 6.2; WOW64) AppleWebKit/537.21 (KHTML, like Gecko) lswebkit Safari/537.21 Lunascape/6.15.2.27564 Safari/537.21
Windowsは、32bit版しかないようです。
Lunascape Version 6.15.2となっています。
見る限り、レンダリングエンジンはAppleWebKitを使っているようです。
上述したとおり、Lunascapeには、Trident、Gecko、WebKitと3種類のエンジンを搭載しています。
「ツール」−「Lunascape設定」−「基本設定」−「規定のエンジン」でWebkitからTrident(IE)に切り替えてuser-agentを見てみます。
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; WOW64; Trident/7.0; .NET4.0C; .NET4.0E; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.30729; .NET CLR 3.5.30729; Tablet PC 2.0; rv:11.0; Lunascape 6.15.2.27564) like Gecko
Internet Explorer11にあったTridentの文字が見えます。
次は、同じようにGeckoに切り替えてみます。
Mozilla/5.0 (Windows NT 6.2; WOW64; rv:45.0) Gecko/20100101 Firefox/45.0 Lunascape/6.15.2.27564
レンダリングエンジンがGeckoに切り替わっているのがわかります。
特徴は、先に述べたとおり、Trident、Gecko、WebKitと3種類のエンジンを搭載しており、ユーザは好きなエンジンを選ぶことができます。
また、user-agentを切り替えることにより、モバイル用のブラウザを含め、他のブラウザに偽装することができます。
現在、user-agentによってサイトに弾かれることがあるとは思いませんが、もしそのようなサイトがあればいろいろ試してみる価値はあるかもしれません。
アイコンは、推測すると "Luna" = 月、"Scape" = 景色 からということでしょうか。
月をイメージしているようです。
動作に関しては、WEBサイトの表示は問題ないですが、レンダリングエンジンを切り替えようとすると、かなり重いですね。
最悪、強制終了に陥ります。
ブラウザの再起動をかけたほうが良さそうです。
またホームページには、Luna TVというニュース記事を集めたようなサイトが設定されていますが、
日刊サイゾーなど、記事の質が良くない媒体が混じっており、全体的にも、あまりそそられるような記事が少ないのが残念です。
Lunascapeは私も一時期使っていたことがありますが、機能を使うことがなく、結局軽くて操作がしやすい他のブラウザに乗り換えました。
【基本機能】
□お気に入り、またはブックマーク
□履歴
・最近閉じたタブ
【拡張機能】
アドオンの追加機能があります。
・感想 手軽にレンダリングエンジンやuser-agentを切り替えることができるのが強みです。
□お気に入り、またはブックマーク
□履歴
・最近閉じたタブ
【拡張機能】
アドオンの追加機能があります。
・感想 手軽にレンダリングエンジンやuser-agentを切り替えることができるのが強みです。
ノルウェーが生んだ?人気ブラウザ
Opera (Opera Software ASA [ノルウェー])
・公式サイト
https://www.opera.com/ja
・バージョン:56.0.3051.36
・user-agent
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/69.0.3497.100 Safari/537.36 OPR/56.0.3051.36
AppleWebKitのレンダリングエンジンを使っていることがわかります。
アイコンは、"Opera"の"O"でしょうか。
シンプルで綺麗なリングです。
ホームページに設定されているのは、『スピードダイアル』です。
大きめでわかりやすいです。
動作や表示は、軽い印象です。
【基本機能】
□お気に入り、またはブックマーク
ブックマークバーでは、大きめのアイコンで表示され、見やすいです。
□パーソナルニュース
ニュースサイトを登録しておけば、サイドバーにリストアップされたニュースサイトをクリックするだけで、
ニュースを見ることができます。
わかりやすいです。
□履歴
ブラウザを閉じても復活させる機能はないようです。
【拡張機能】
アドオンの追加機能があります。
数がかなり多いです。
・感想 サイドバーにアイコンが並んでおり、わかりやすく配置されています。
□お気に入り、またはブックマーク
ブックマークバーでは、大きめのアイコンで表示され、見やすいです。
□パーソナルニュース
ニュースサイトを登録しておけば、サイドバーにリストアップされたニュースサイトをクリックするだけで、
ニュースを見ることができます。
わかりやすいです。
□履歴
ブラウザを閉じても復活させる機能はないようです。
【拡張機能】
アドオンの追加機能があります。
数がかなり多いです。
・感想 サイドバーにアイコンが並んでおり、わかりやすく配置されています。
インターネットブラウザ Internet Explorer Microsoft Edge Mozilla Firefox Basilisk Pale Moon
こんにちは。
今回のテーマは『インターネットプラウザ』です。
インターネットに詳しい皆さんなら、Internet Explorerや、Firefox、Safari、Google Chromeくらいはご存知かと思います。
一昔前なら、WEBサイトによっては、Internet Explorerや、Firefoxには対応しているものの、他のブラウザに対応していないということがあり、特にWEBフォームでボタンを押しても受け付けてくれないなどのトラブルを味わったことがありました。
しかし、現在ではそのようなこともなくなってきているように感じます。
そこで、今回はいろいろなブラウザを立ち上げてみて、そのとき感じた新鮮な気分をお伝えしたいと思います。
現在、私のパソコンに入っているブラウザは、Google ChromeとFirefox、元々インストールされているInternet Explorer、気付いたら入っていたMicrosoft Edge、それから、最近使いはじめたTorが入っています。
今回の検証に使う環境は以下のとおりです。
【使用環境】
パソコン:ノートパソコン GALLERIA Diginnos(サードウェーブデジノス)
OS : Windows10 Home バージョン1803
【取得データ関連】
・ユーザエージェント
ユーザエージェントの生データを吐き出させるために、以下の文を使います。
document.write("<div>ユーザエージェント : " + navigator.userAgent + "</div>");
この文の前後を<script>と</script>で囲んで、スクリプトを機能させたのが、以下の文です。
皆さんがお使いのブラウザのユーザーエージェントが表示されているかと思います。
ユーザーエージェントとは、ブラウザの名称や、OSの名称を含めたもので、この情報を元にWEBサイト管理者は、パソコンやモバイルかを判別するなど、ホームページを問題なく表示できるように作成しています。
インターネットが広まり始めた1990年代、アメリカの国立スーパーコンピュータ応用研究所のNCSA Mosaicというブラウザが使われていました。その開発者の1人、マーク・アンドリーセンがモザイク・コミュニケーションズ(後のネットスケープコミュニケーションズ)を設立し、Netscape Navigaterを開発しました。
そのときNCSA Mosaic に対抗するという意味でMosaic Killerから、Mozillaというコードネームを使うことになったそうです。
そして、マイクロソフトも、Spyglass社からMosaicのマスターライセンスを受け、Internet Explorerを開発しました。
Internet Explorerを販売した当時は、Netscape Navigaterが優れており、Netscape Navigater向けに作られたサイトが多く、ユーザーエージェントでMozillaでないブラウザを弾いていたため、Internet ExplorerもユーザーエージェントにMozillaを含んでいたりと、ややこしいことになっています。
ユーザーエージェントの内容の分析には以下のサイトを使います。
WEBブラウザのバージョンや、HTMLレンダリングエンジンが何かを表示してくれます。
HTMLレンダリングエンジンとは、HTML言語によってWebサイトの文章や画像のデザインを処理するものを言います。
useragentstring
http://www.useragentstring.com/
whatismybrowser
https://www.whatismybrowser.com/
【ブラウザの能力確認】
WEBブラウザの表示の速さのチェックには、画像や文字を多数含む以下のニュースサイトを使います。
NHK NEW WEB
https://www3.nhk.or.jp/news/
The Washingtonpost.com
https://www.washingtonpost.com/
それでは、WEBブラウザを試していきましょう。
まず、Windows10に付属のInternet Explorer11から、見ていくことにします。
私が一番最初に使ったブラウザは、Internet Explorerだったかと思います。
Windows95が出てきてインターネットが普及した頃です。
・バージョン:11.285.17134.0
・user-agent
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; WOW64; Trident/7.0; .NET4.0C; .NET4.0E; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.30729; .NET CLR 3.5.30729; Tablet PC 2.0; rv:11.0) like Gecko37.36
WOW64(Windows 32-bit On Windows 64-bit)とあるのは、64ビット版のMicrosoft Windowsにおいて32ビットのアプリケーション(Internet Explorer11)を動作させているという意味です。
ユーザーエージェントを見てみると、Trident/7.0とあります。
Tridentとはレンダリングエンジンのことで、Tridentのバージョンが7.0ということです。
レンダリングエンジンはInternet Explorer初期の頃は、Spyglassが採用されており、Tridentは、Internet Explorer4.0から採用されています。
ユーザーエージェントに他にもいろいろな情報が書いてありますが、上述のNetscape Navigtorに対するサイト締め出し対策の名残りだと思われます。
まず最初に、マイクロソフトのブラウザInternet Explorer11を立ち上げてみます。
デスクトップやスタートメニューにアイコンが見当たりません。タスクバーに入力して立ち上げてみます。
見慣れたアイコンが出てきました。
立ち上げてみると、デフォルトのホームページとして設定されている"マイクロソフトネットワーク" msnのサイトが表示されています。
そして、マイクロソフトのサーチエンジンBing の検索窓が表示されています。
マイクロソフトのメールサービス Hotmailや、one driveなど、マイクロソフト関連のサービスにとてもアクセスしやすいページになっているのが特徴です。
上部を見るとMicrosoft Edgeの使用を薦める文章が表示されています。
調べてみると、Internet Explorerの後継ブラウザとなっており、Windows 10のデフォルトブラウザだそうです。
だから、Internet Explorerのアイコンが見当たらなかったわけですね。
・バージョン:42.17134.1.0
・user-agent
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/64.0.3282.140 Safari/537.36 Edge/17.17134
Microsoft Edgeは、Tridentではなく、Microsoft EdgeHTMLというレンダリングエンジンです。
Microsoft EdgeHTMLのバージョンは 17.17134ということですが、わかりにくいですね。
このバージョンについては、ブラウザに記述されています。
Internet Explorerのデザインに似ています。後継ブラウザという感じがします。
公式サイト
https://www.mozilla.org/ja/firefox/
・バージョン: 62.0.2
・user-agent
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:62.0) Gecko/20100101 Firefox/62.0
レンダリングエンジンは、Geckoとなっています。
Netscape Communicatorを開発していたAOLが立ち上げた非営利団体のMozilla Foundation(米国)が開発しています。
その後AOLは、ブラウザ事業から撤退しています。
Netscape Communicatorの後継ブラウザと言っても良いのではないかと思います。
ソースコードが無償公開されています。
早くてとても人気があるブラウザです。
地球のような球に、火狐が抱きついているような特徴のあるアイコンとなっています。
デフォルトのホーム画面は、今までの履歴のアイコンが並んでいます。
・公式サイト
https://www.basilisk-browser.org/
・バージョン: 2018.9.27 (64ビット)
・user-agent
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:52.9) Gecko/20100101 Goanna/4.1 Firefox/52.9 Basilisk/20180927
Mozilla Firefoxから派生したオープンソースのWEBブラウザです。
Goannaレンダリングエンジンを使っています。
user-agentを見てみると、Firefoxバージョン52.9と同等のように記載されているようです。
実際、user-agent確認サイトでは、Firefox 52.9と表示されていますが、まだ無名なのかもしれません。
「バシリスク」とは、ヨーロッパの伝説上のヘビの王のことです。
早速見ていきます。
バジリスクをイメージしたヘビの絵の印象的なアイコンになっています。
日本語化メニューにしようとしましたが、一部がエラーとなり、うまく行きませんでした。
やり方が間違っているのかもしれません。
公式サイト
https://www.palemoon.org/
・バージョン28.1.0(64ビット)
・user-agent
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:52.9) Gecko/20100101 Goanna/4.1 Firefox/52.9 PaleMoon/28.1.0
Goannaレンダリングエンジンを使っています。
user-agent確認サイトでは、Palemoon 28.1.0と表示されています。
以下、メニューを日本語化に変える手順です。
@ 下記サイトからランゲージパックをダウンロード
https://github.com/JustOff/pale-moon-localization/releases
A 2018年10月現在では、"28.1.1_RC1"が最新のようですので、ここから"ja.xpi"をダウンロードします。
B "ja.xpi"をブラウザにドラッグ&ドロップするとインストールを促すダイアログが出てくるので、『今すぐインストール』を押します。
C Preferences - Content - LanguagesでJapanesee [ja] を追加します
アドレスバーにabout:config を入力して出てきた一覧の中から general.useragent.locale を検索し、
"en-EN"を"ja-JA"に書き換えます。
ブラウザを立ち上げ直すと、メニューが日本語に変わっています。
Firefoxの火狐がしがみついていた球のようなアイコンになっています。
デフォルトのホーム画面です。
このように、使いやすいホーム画面に力を入れているのも良いですね。
今回のテーマは『インターネットプラウザ』です。
インターネットに詳しい皆さんなら、Internet Explorerや、Firefox、Safari、Google Chromeくらいはご存知かと思います。
一昔前なら、WEBサイトによっては、Internet Explorerや、Firefoxには対応しているものの、他のブラウザに対応していないということがあり、特にWEBフォームでボタンを押しても受け付けてくれないなどのトラブルを味わったことがありました。
しかし、現在ではそのようなこともなくなってきているように感じます。
そこで、今回はいろいろなブラウザを立ち上げてみて、そのとき感じた新鮮な気分をお伝えしたいと思います。
現在、私のパソコンに入っているブラウザは、Google ChromeとFirefox、元々インストールされているInternet Explorer、気付いたら入っていたMicrosoft Edge、それから、最近使いはじめたTorが入っています。
今回の検証に使う環境は以下のとおりです。
【使用環境】
パソコン:ノートパソコン GALLERIA Diginnos(サードウェーブデジノス)
OS : Windows10 Home バージョン1803
【取得データ関連】
・ユーザエージェント
ユーザエージェントの生データを吐き出させるために、以下の文を使います。
document.write("<div>ユーザエージェント : " + navigator.userAgent + "</div>");
この文の前後を<script>と</script>で囲んで、スクリプトを機能させたのが、以下の文です。
皆さんがお使いのブラウザのユーザーエージェントが表示されているかと思います。
ユーザーエージェントとは、ブラウザの名称や、OSの名称を含めたもので、この情報を元にWEBサイト管理者は、パソコンやモバイルかを判別するなど、ホームページを問題なく表示できるように作成しています。
インターネットが広まり始めた1990年代、アメリカの国立スーパーコンピュータ応用研究所のNCSA Mosaicというブラウザが使われていました。その開発者の1人、マーク・アンドリーセンがモザイク・コミュニケーションズ(後のネットスケープコミュニケーションズ)を設立し、Netscape Navigaterを開発しました。
そのときNCSA Mosaic に対抗するという意味でMosaic Killerから、Mozillaというコードネームを使うことになったそうです。
そして、マイクロソフトも、Spyglass社からMosaicのマスターライセンスを受け、Internet Explorerを開発しました。
Internet Explorerを販売した当時は、Netscape Navigaterが優れており、Netscape Navigater向けに作られたサイトが多く、ユーザーエージェントでMozillaでないブラウザを弾いていたため、Internet ExplorerもユーザーエージェントにMozillaを含んでいたりと、ややこしいことになっています。
ユーザーエージェントの内容の分析には以下のサイトを使います。
WEBブラウザのバージョンや、HTMLレンダリングエンジンが何かを表示してくれます。
HTMLレンダリングエンジンとは、HTML言語によってWebサイトの文章や画像のデザインを処理するものを言います。
useragentstring
http://www.useragentstring.com/
whatismybrowser
https://www.whatismybrowser.com/
【ブラウザの能力確認】
WEBブラウザの表示の速さのチェックには、画像や文字を多数含む以下のニュースサイトを使います。
NHK NEW WEB
https://www3.nhk.or.jp/news/
The Washingtonpost.com
https://www.washingtonpost.com/
それでは、WEBブラウザを試していきましょう。
まず、Windows10に付属のInternet Explorer11から、見ていくことにします。
私が一番最初に使ったブラウザは、Internet Explorerだったかと思います。
Windows95が出てきてインターネットが普及した頃です。
Internet Explorer11 (マイクロソフト)
・バージョン:11.285.17134.0
・user-agent
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; WOW64; Trident/7.0; .NET4.0C; .NET4.0E; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.30729; .NET CLR 3.5.30729; Tablet PC 2.0; rv:11.0) like Gecko37.36
WOW64(Windows 32-bit On Windows 64-bit)とあるのは、64ビット版のMicrosoft Windowsにおいて32ビットのアプリケーション(Internet Explorer11)を動作させているという意味です。
ユーザーエージェントを見てみると、Trident/7.0とあります。
Tridentとはレンダリングエンジンのことで、Tridentのバージョンが7.0ということです。
レンダリングエンジンはInternet Explorer初期の頃は、Spyglassが採用されており、Tridentは、Internet Explorer4.0から採用されています。
ユーザーエージェントに他にもいろいろな情報が書いてありますが、上述のNetscape Navigtorに対するサイト締め出し対策の名残りだと思われます。
まず最初に、マイクロソフトのブラウザInternet Explorer11を立ち上げてみます。
デスクトップやスタートメニューにアイコンが見当たりません。タスクバーに入力して立ち上げてみます。
見慣れたアイコンが出てきました。
立ち上げてみると、デフォルトのホームページとして設定されている"マイクロソフトネットワーク" msnのサイトが表示されています。
そして、マイクロソフトのサーチエンジンBing の検索窓が表示されています。
マイクロソフトのメールサービス Hotmailや、one driveなど、マイクロソフト関連のサービスにとてもアクセスしやすいページになっているのが特徴です。
上部を見るとMicrosoft Edgeの使用を薦める文章が表示されています。
調べてみると、Internet Explorerの後継ブラウザとなっており、Windows 10のデフォルトブラウザだそうです。
だから、Internet Explorerのアイコンが見当たらなかったわけですね。
・操作性 今まで慣れしんでいることもあり、とてもわかりやすく使いやすいです。
スピードもまずまずです。
・機能 Microsoft Storeによる拡張機能があります。
・感想 使い慣れていることもあって安心感があります。
スピードもまずまずです。
・機能 Microsoft Storeによる拡張機能があります。
・感想 使い慣れていることもあって安心感があります。
Microsoft Edge(マイクロソフト)
・バージョン:42.17134.1.0
・user-agent
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/64.0.3282.140 Safari/537.36 Edge/17.17134
Microsoft Edgeは、Tridentではなく、Microsoft EdgeHTMLというレンダリングエンジンです。
Microsoft EdgeHTMLのバージョンは 17.17134ということですが、わかりにくいですね。
このバージョンについては、ブラウザに記述されています。
Internet Explorerのデザインに似ています。後継ブラウザという感じがします。
・操作性 Internet Explorer11とほぼ同じです。
・機能 Microsoft Storeによる拡張機能があります。
他には、「Internet Explorerで開く」という機能があります。また「ノートの追加」という機能が
あり、WEBページ上にペンで追記したり保存したりできます。
・感想 機能は少ないですが、かなり動作が早いです。
・機能 Microsoft Storeによる拡張機能があります。
他には、「Internet Explorerで開く」という機能があります。また「ノートの追加」という機能が
あり、WEBページ上にペンで追記したり保存したりできます。
・感想 機能は少ないですが、かなり動作が早いです。
Mozilla Firefox (Mozilla Foundation)
公式サイト
https://www.mozilla.org/ja/firefox/
・バージョン: 62.0.2
・user-agent
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:62.0) Gecko/20100101 Firefox/62.0
レンダリングエンジンは、Geckoとなっています。
Netscape Communicatorを開発していたAOLが立ち上げた非営利団体のMozilla Foundation(米国)が開発しています。
その後AOLは、ブラウザ事業から撤退しています。
Netscape Communicatorの後継ブラウザと言っても良いのではないかと思います。
ソースコードが無償公開されています。
早くてとても人気があるブラウザです。
地球のような球に、火狐が抱きついているような特徴のあるアイコンとなっています。
デフォルトのホーム画面は、今までの履歴のアイコンが並んでいます。
・操作性 わかりやすく使いやすいです。
・機能 アドオンによる拡張があります。
・感想 かなり動作が早いです。人気がある理由がわかります。
・機能 アドオンによる拡張があります。
・感想 かなり動作が早いです。人気がある理由がわかります。
Basilisk (Moonchild Productions [The Pale Moon Team])
・公式サイト
https://www.basilisk-browser.org/
・バージョン: 2018.9.27 (64ビット)
・user-agent
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:52.9) Gecko/20100101 Goanna/4.1 Firefox/52.9 Basilisk/20180927
Mozilla Firefoxから派生したオープンソースのWEBブラウザです。
Goannaレンダリングエンジンを使っています。
user-agentを見てみると、Firefoxバージョン52.9と同等のように記載されているようです。
実際、user-agent確認サイトでは、Firefox 52.9と表示されていますが、まだ無名なのかもしれません。
「バシリスク」とは、ヨーロッパの伝説上のヘビの王のことです。
早速見ていきます。
バジリスクをイメージしたヘビの絵の印象的なアイコンになっています。
日本語化メニューにしようとしましたが、一部がエラーとなり、うまく行きませんでした。
やり方が間違っているのかもしれません。
・操作性 Firefoxの派生ブラウザということもあって、わかりやすいです。
・機能 アドオンによる拡張がありますが、Firefoxと共通です。バージョンによって使えないものが
あるようです。
注意が必要です。
・感想 動作は早いです。Firefoxの派生ブラウザということですが、アドインの動作には不安があります。
公式サイトが英語であること、まだ利用者が少ないこともあり、気分を味わうくらいにしておい
たほうが良いかもしれません。
・機能 アドオンによる拡張がありますが、Firefoxと共通です。バージョンによって使えないものが
あるようです。
注意が必要です。
・感想 動作は早いです。Firefoxの派生ブラウザということですが、アドインの動作には不安があります。
公式サイトが英語であること、まだ利用者が少ないこともあり、気分を味わうくらいにしておい
たほうが良いかもしれません。
Pale Moon(Moonchild Productions [The Pale Moon Team])
公式サイト
https://www.palemoon.org/
・バージョン28.1.0(64ビット)
・user-agent
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:52.9) Gecko/20100101 Goanna/4.1 Firefox/52.9 PaleMoon/28.1.0
Goannaレンダリングエンジンを使っています。
user-agent確認サイトでは、Palemoon 28.1.0と表示されています。
以下、メニューを日本語化に変える手順です。
@ 下記サイトからランゲージパックをダウンロード
https://github.com/JustOff/pale-moon-localization/releases
A 2018年10月現在では、"28.1.1_RC1"が最新のようですので、ここから"ja.xpi"をダウンロードします。
B "ja.xpi"をブラウザにドラッグ&ドロップするとインストールを促すダイアログが出てくるので、『今すぐインストール』を押します。
C Preferences - Content - LanguagesでJapanesee [ja] を追加します
アドレスバーにabout:config を入力して出てきた一覧の中から general.useragent.locale を検索し、
"en-EN"を"ja-JA"に書き換えます。
ブラウザを立ち上げ直すと、メニューが日本語に変わっています。
Firefoxの火狐がしがみついていた球のようなアイコンになっています。
デフォルトのホーム画面です。
このように、使いやすいホーム画面に力を入れているのも良いですね。
・操作性 Firefoxの派生ブラウザということもあって、わかりやすいです。
・機能 アドオンは、Firefoxのものではなく、Pale Moonの独自のものです。
注意が必要です。
・感想 動作は早いです。basiliskとは違い、開発に力を入れているのがわかります。
・機能 アドオンは、Firefoxのものではなく、Pale Moonの独自のものです。
注意が必要です。
・感想 動作は早いです。basiliskとは違い、開発に力を入れているのがわかります。
2018年09月27日
仮想(Virtual)ソフトウェア
パソコンに詳しい皆さんなら、必要なフリーソフトを窓の杜や、Vector、sourceforgeなどのダウンロードサイトでお探しになられることが多いかと思います。
そのときに、知っておいてほしいのが、仮想(Virtual)というキーワードです。
このキーワードだけだと、ピンとこないかと思いますが、簡単に言うと『あるもの』の代わりとしてプログラムにその役割をさせて、使いやすくしたものです。
パソコンの通信ポートや、メモリ、ディスクドライブなどのハードウェアに関するものが多く見られます。
現在ではWINDOWS10に標準で付属している仮想ドライブや仮想プリンタというものがあり、身近なものになってきています。
ここでは、主要なものをいくつかご紹介していきます。
こんなものがあるのか、と思って頂ける感じでみて下さい。
フリーソフトもありますので、一度使って便利さを味わってみるのも良いかと思います。
ワープロソフトや表計算ソフトなどの電子文書をPDFファイルとして保存してくれるPrimo PDFやCube PDFは有名で、お使いになられたことはあると思います。
また、WINDOWS10では、PDFファイルに変換してくれる『Microsoft Print to PDF』やXPSファイルに変換してくれる『Microsoft XPS Document Writer』が標準装備されています。
これらは仮想プリンタというもので、実際に印刷をしてくれるわけではないのですが、ソフトを起動することなく、プリンタで印刷するような操作で、PDFファイルやXPSファイルといった電子文書を作成できるというものです。
インストールすると、『プリンタの一覧』に出てくるので、初めてお使いになられる方は、とまどう方もいらっしゃるかと思いますが、プリンタを扱うように設定ができるので、便利です。
XPSファイルというのは、マイクロソフトが作った電子ファイルの形式です。
アドビ社のPDFファイルのマイクロソフト版のようなものでPDFと似ていますが、書式やレイアウトが崩れないという点では、PDFよりも優れた電子ファイルと言われています。
WINDOWS XP以降では、追加でインストールできたり、付属しているのですが、問題はそれ以前のWINDOWSやMAC OSでは対応しているものがなく、そのため、一般的には普及していませんが、ファイルの受け渡しの際に便利です。
ワープロソフトや表計算ソフトで文書を作って、E-メールで渡したいとき、相手がそのソフトを持っているか
わからないですし、バージョンが違うと開けないことがあります。
そういうわけで、PDFがよく使われているわけですが、これらの電子ファイルの優れた点は、ワープロソフトなどのファイルを印刷物に近い状態のファイルにできるということと、誤って編集されることがないということです。
また、多少崩れることもあるようですが、テキストやベクター形式の図形は、グラフィックの絵とならずに、そのままテキストやベクター形式の図として処理されるため、テキストの検索ができるということと、ベクター形式の図形は拡大してもなめらかで、劣化しないので、WEBサイトで公開したり、印刷せずにそのままで閲覧しても、使い勝手が良いものです。
架空のCD、DVDドライブを新たに追加し、CDやDVDイメージファイルを実際のディスクとして認識させるソフトです。
このようなソフトにはImDisk Virtual Disk DriverやImgDrive、Virtual CloneDriveといったものがあります。
複数のソフトを同時に使い、仮想ドライブのトータル数を増やすことも可能です。
Windows8から、仮想ドライブ機能は搭載されており、Windows10においても、最初の状態では使えないようになっていますが、イメージファイル[.iso]を指定し、「プロパティ」で、開くソフトをエクスプローラーに指定することで、使えるようになります。
考えられる用途は、
@ 起動するのにメディアが必要な市販のソフトウェアを使用するのに、メディアを持ってこなくて済む
A LINUXなど、ソフトのインストールをするときに、ドライブからメディアからのインストールを要求されたときに、わざわざメディアを作らなくて済む
操作手順です。
@ DVD Decrypterなどのリッピングツールを使用してイメージファイルを作成
A 仮想ドライブソフトでイメージファイルを設定する
これでドライブが作成され、あたかもそのドライブにDVDがあり、イメージファイルが書き込まれているような動作となります。
特定のプログラミング言語で作られたソフトウェアを、OS上で決められた動作をするようにしたものです。
プログラミング言語「Java」は、仮想マシン上で動作させることにより、様々なOSで走ることを特徴としてしています。
別に知らなくても良いものですが、他にもいろいろなところで使われることがあると思いますので、言葉だけ知っておいて下さい。
Windowsマシンで、Windows上で別バージョンのWindowsやLinuxを同時に動作させたり、MacマシンでMac OS上でWindowsやLinuxを同時に動作させたりすることができます。
様々なものがありますが、Windowsマシンでは、フリーで使うことができるVirtualBox、VMware Playerが有名です。Macでは、BootCampや、VirtualBoxがあります。
PCエミュレータの一種ですが、現在普及している仮想PCソフトウェアは、OSのプログラムを読み込ませて、走らせるものであり、実機とかなり近い状態で動作させることができる実用的なものです。
ただ、パソコンのCPUに対応していなければなりません。
これまではWindowsマシンで、別バージョンのWindowsやLinuxを動作させるには、ハードディスクに、それぞれの領域を作ってインストールし、マルチブートで使用するのが一般的でしたが、仮想PCソフトウェアの登場により、このようなことをしなくても、手軽に使えるようになりました。
考えられる利点と欠点を挙げてみます。
利点
・Windows上で、手軽にLinuxを使うことができ、同時に別のウィンドウで別の作業ができる。
・実機にかなり近いレベルで動かせるので、挙動を見たり、動作検証をしやすい。
なんといっても、これが大きいですね。
Linuxでは、設定ファイルの記述によって、エラーが起こったり、よくわからない複雑な動作になったりしますが、そういった細かい部分についても再現できます。
・様々なOSの設定の状態をいくつも保存しておける
OSをインストールした後の素の状態や、設定を変えた状態など、そのときの様々な状態をその都度保存でき、これらをそれぞれ使用することができます。
例えばLinuxサーバーを実機で立ち上げようとしたときに、並行して仮想PCで同じような状態を作っておいて、いろいろなシーンで保存しておいたり、実機より先に設定のテストをするなど、実機でのトラブルを回避するような使い方も有用なのではないかと思われます。
しかし、次のような欠点も合わせて考えておかなければいけません。
欠点
・実機に比べて動作は重くなる
使えるメモリー容量が限られてきますし、動作が遅くなります。
実用的な導入に関しては、パソコンの能力を考慮しておかないといけないでしょう。
また、商業的な利用になると、有料版を購入することになるので、コストに見合った価値があるかどうか考えないといけません。
現在ではOSに搭載している機能で、ソフトウェアが使用しているメモリが足りなくなったときに、ハードディスクをメモリの代わりに使用するというものです。
特に私達が意識することはありませんが、Windows上で設定することができます。
しかし、ハードディスクを使うと、かなり速度が遅くなるので、できるだけ仮想メモリを使わないように、メモリを増設したほうが良いでしょう。
あまり、使うことがないかもしれませんが、Windows10には標準で搭載されている機能で、現在のデスクトップ画面とは別に新たにデスクトップ画面を作る機能です。
[Windowsキー]+[Ctrl]+[D] 新たに仮想デスクトップ画面を作成
[Windowsキー]+[Ctrl]+[←]または[→] デスクトップ画面の切り替え
[Windowsキー]+[Ctrl]+[F4] 仮想デスクトップ画面を閉じる
[Windowsキー]+[Tab] タスク ビューを開く
ショートカットキーで、画面を切り替えることができるので便利です。
デスクトップ画面がたくさんあるという感じですね。
それを上記のショートカットキーで切り替えます。
新たに仮想デスクトップ画面を作成したばかりの画面では、何もプログラムが走っていないように感じられますが、実際は他のデスクトップ画面にあるプログラムが走っており、メモリは消費されています。
かなり昔からあり、知っている方は多いと思います。
パソコンに搭載しているメモリーの一部を、仮想的にハードディスクとして動作させるものです。
メモリーですので、動作がとても早く、昔のメモリーが高価だった時代、重宝されていました。
ソフトウェアは、メモリモジュールを扱うメーカーが販売しており、他社のメモリモジュールだと、動作しなかったりします。また、メモリなので、大きなトラブルが発生したりします。
そういうこともあって、メモリが低価格になってきた現在では、ほとんど使われなくなってきているように感じます。
他にも、シリアルポートのデバイスドライバを利用したポートアナライザのようなものなど、いろいろあるのですが、動作検証できていなかったり、他にも有料のものしかなく、ご紹介できなかったりするのもありますが、機会があれば、追記したいと思っています。
関連ソフトの詳細な使い方は、いずれ単独で載せたいと思っています。
そのときに、知っておいてほしいのが、仮想(Virtual)というキーワードです。
このキーワードだけだと、ピンとこないかと思いますが、簡単に言うと『あるもの』の代わりとしてプログラムにその役割をさせて、使いやすくしたものです。
パソコンの通信ポートや、メモリ、ディスクドライブなどのハードウェアに関するものが多く見られます。
現在ではWINDOWS10に標準で付属している仮想ドライブや仮想プリンタというものがあり、身近なものになってきています。
ここでは、主要なものをいくつかご紹介していきます。
こんなものがあるのか、と思って頂ける感じでみて下さい。
フリーソフトもありますので、一度使って便利さを味わってみるのも良いかと思います。
仮想プリンタ
ワープロソフトや表計算ソフトなどの電子文書をPDFファイルとして保存してくれるPrimo PDFやCube PDFは有名で、お使いになられたことはあると思います。
また、WINDOWS10では、PDFファイルに変換してくれる『Microsoft Print to PDF』やXPSファイルに変換してくれる『Microsoft XPS Document Writer』が標準装備されています。
これらは仮想プリンタというもので、実際に印刷をしてくれるわけではないのですが、ソフトを起動することなく、プリンタで印刷するような操作で、PDFファイルやXPSファイルといった電子文書を作成できるというものです。
インストールすると、『プリンタの一覧』に出てくるので、初めてお使いになられる方は、とまどう方もいらっしゃるかと思いますが、プリンタを扱うように設定ができるので、便利です。
XPSファイルというのは、マイクロソフトが作った電子ファイルの形式です。
アドビ社のPDFファイルのマイクロソフト版のようなものでPDFと似ていますが、書式やレイアウトが崩れないという点では、PDFよりも優れた電子ファイルと言われています。
WINDOWS XP以降では、追加でインストールできたり、付属しているのですが、問題はそれ以前のWINDOWSやMAC OSでは対応しているものがなく、そのため、一般的には普及していませんが、ファイルの受け渡しの際に便利です。
ワープロソフトや表計算ソフトで文書を作って、E-メールで渡したいとき、相手がそのソフトを持っているか
わからないですし、バージョンが違うと開けないことがあります。
そういうわけで、PDFがよく使われているわけですが、これらの電子ファイルの優れた点は、ワープロソフトなどのファイルを印刷物に近い状態のファイルにできるということと、誤って編集されることがないということです。
また、多少崩れることもあるようですが、テキストやベクター形式の図形は、グラフィックの絵とならずに、そのままテキストやベクター形式の図として処理されるため、テキストの検索ができるということと、ベクター形式の図形は拡大してもなめらかで、劣化しないので、WEBサイトで公開したり、印刷せずにそのままで閲覧しても、使い勝手が良いものです。
仮想ドライブソフト
架空のCD、DVDドライブを新たに追加し、CDやDVDイメージファイルを実際のディスクとして認識させるソフトです。
このようなソフトにはImDisk Virtual Disk DriverやImgDrive、Virtual CloneDriveといったものがあります。
複数のソフトを同時に使い、仮想ドライブのトータル数を増やすことも可能です。
Windows8から、仮想ドライブ機能は搭載されており、Windows10においても、最初の状態では使えないようになっていますが、イメージファイル[.iso]を指定し、「プロパティ」で、開くソフトをエクスプローラーに指定することで、使えるようになります。
考えられる用途は、
@ 起動するのにメディアが必要な市販のソフトウェアを使用するのに、メディアを持ってこなくて済む
A LINUXなど、ソフトのインストールをするときに、ドライブからメディアからのインストールを要求されたときに、わざわざメディアを作らなくて済む
操作手順です。
@ DVD Decrypterなどのリッピングツールを使用してイメージファイルを作成
A 仮想ドライブソフトでイメージファイルを設定する
これでドライブが作成され、あたかもそのドライブにDVDがあり、イメージファイルが書き込まれているような動作となります。
仮想マシン
特定のプログラミング言語で作られたソフトウェアを、OS上で決められた動作をするようにしたものです。
プログラミング言語「Java」は、仮想マシン上で動作させることにより、様々なOSで走ることを特徴としてしています。
別に知らなくても良いものですが、他にもいろいろなところで使われることがあると思いますので、言葉だけ知っておいて下さい。
仮想PC、仮想サーバ
Windowsマシンで、Windows上で別バージョンのWindowsやLinuxを同時に動作させたり、MacマシンでMac OS上でWindowsやLinuxを同時に動作させたりすることができます。
様々なものがありますが、Windowsマシンでは、フリーで使うことができるVirtualBox、VMware Playerが有名です。Macでは、BootCampや、VirtualBoxがあります。
PCエミュレータの一種ですが、現在普及している仮想PCソフトウェアは、OSのプログラムを読み込ませて、走らせるものであり、実機とかなり近い状態で動作させることができる実用的なものです。
ただ、パソコンのCPUに対応していなければなりません。
これまではWindowsマシンで、別バージョンのWindowsやLinuxを動作させるには、ハードディスクに、それぞれの領域を作ってインストールし、マルチブートで使用するのが一般的でしたが、仮想PCソフトウェアの登場により、このようなことをしなくても、手軽に使えるようになりました。
考えられる利点と欠点を挙げてみます。
利点
・Windows上で、手軽にLinuxを使うことができ、同時に別のウィンドウで別の作業ができる。
・実機にかなり近いレベルで動かせるので、挙動を見たり、動作検証をしやすい。
なんといっても、これが大きいですね。
Linuxでは、設定ファイルの記述によって、エラーが起こったり、よくわからない複雑な動作になったりしますが、そういった細かい部分についても再現できます。
・様々なOSの設定の状態をいくつも保存しておける
OSをインストールした後の素の状態や、設定を変えた状態など、そのときの様々な状態をその都度保存でき、これらをそれぞれ使用することができます。
例えばLinuxサーバーを実機で立ち上げようとしたときに、並行して仮想PCで同じような状態を作っておいて、いろいろなシーンで保存しておいたり、実機より先に設定のテストをするなど、実機でのトラブルを回避するような使い方も有用なのではないかと思われます。
しかし、次のような欠点も合わせて考えておかなければいけません。
欠点
・実機に比べて動作は重くなる
使えるメモリー容量が限られてきますし、動作が遅くなります。
実用的な導入に関しては、パソコンの能力を考慮しておかないといけないでしょう。
また、商業的な利用になると、有料版を購入することになるので、コストに見合った価値があるかどうか考えないといけません。
仮想メモリ
現在ではOSに搭載している機能で、ソフトウェアが使用しているメモリが足りなくなったときに、ハードディスクをメモリの代わりに使用するというものです。
特に私達が意識することはありませんが、Windows上で設定することができます。
しかし、ハードディスクを使うと、かなり速度が遅くなるので、できるだけ仮想メモリを使わないように、メモリを増設したほうが良いでしょう。
仮想デスクトップ
あまり、使うことがないかもしれませんが、Windows10には標準で搭載されている機能で、現在のデスクトップ画面とは別に新たにデスクトップ画面を作る機能です。
[Windowsキー]+[Ctrl]+[D] 新たに仮想デスクトップ画面を作成
[Windowsキー]+[Ctrl]+[←]または[→] デスクトップ画面の切り替え
[Windowsキー]+[Ctrl]+[F4] 仮想デスクトップ画面を閉じる
[Windowsキー]+[Tab] タスク ビューを開く
ショートカットキーで、画面を切り替えることができるので便利です。
デスクトップ画面がたくさんあるという感じですね。
それを上記のショートカットキーで切り替えます。
新たに仮想デスクトップ画面を作成したばかりの画面では、何もプログラムが走っていないように感じられますが、実際は他のデスクトップ画面にあるプログラムが走っており、メモリは消費されています。
RAMディスク
かなり昔からあり、知っている方は多いと思います。
パソコンに搭載しているメモリーの一部を、仮想的にハードディスクとして動作させるものです。
メモリーですので、動作がとても早く、昔のメモリーが高価だった時代、重宝されていました。
ソフトウェアは、メモリモジュールを扱うメーカーが販売しており、他社のメモリモジュールだと、動作しなかったりします。また、メモリなので、大きなトラブルが発生したりします。
そういうこともあって、メモリが低価格になってきた現在では、ほとんど使われなくなってきているように感じます。
他にも、シリアルポートのデバイスドライバを利用したポートアナライザのようなものなど、いろいろあるのですが、動作検証できていなかったり、他にも有料のものしかなく、ご紹介できなかったりするのもありますが、機会があれば、追記したいと思っています。
関連ソフトの詳細な使い方は、いずれ単独で載せたいと思っています。
タグ:仮想(Virtual)
2018年09月22日
サイト紹介--国会図書館のサービス
今回は、利用価値が高いWEBサイトのご紹介です。
国会図書館は、東京館、関西館があり、誰でも利用することができることは、ご存知だと思いますが、国会図書館のWEBサイトは、あまり知られていないと思います。
国立国会図書館デジタルコレクション
http://dl.ndl.go.jp/
国立国会図書館デジタルコレクションでは、デジタル資料の一部をインターネット公開しています。
デジタル資料には、
・インターネット公開資料
・国立国会図書館/図書館送信限定
・国立国会図書館限定
と、3種類の公開範囲が設定されています。
誰でも自由に閲覧可能な『インターネット公開資料』、送信サービスに参加している図書館で閲覧できる『国立国会図書館/図書館送信限定』資料、国立国会図書館館内のみでしか閲覧できない『国立国会図書館限定』資料です。
今のところ、インターネット公開資料はかなり少ないのですが、注目しているのは『国立国会図書館/図書館送信限定』となっている資料です。
この資料は、国立国会図書館から、送信されたデジタル資料を、特定の図書館の端末で受け取り閲覧することができるものです。
私も何回か、すぐ近くの市立図書館で利用したことがあるのですが、図書館の方の対応がまだ慣れていない印象でした。
端末は1台だけでしたが、他に利用する人がおらず、1時間の利用制限はありましたが、その間は自由に使えました。
資料は、図書館にもよりますが、プリントアウトも行えるようです。
著作権の関係か、古い資料ばかりですが、ラジオ・テレビドラマの脚本や、『8時だョ!全員集合』のバラエティ番組の脚本、第2次世界大戦当時の資料など、興味深い資料を見ることができます。
全ての図書館が、このサービスに対応しているわけではありませんが、かなり多くの図書館が対応していますので、対応している図書館の近くに住んでいらっしゃる方は、一度体験してみるといかがでしょうか。
図書館向けデジタル化資料送信サービス参加館一覧(2018年9月18日現在)は、こちらで確認することができます。
http://dl.ndl.go.jp/ja/soshin_librarylist.html
国立国会図書館では他にもインターネット資料収集保存事業を行っています。
まだサービスが始まっていないかのような状態ですが、これからに期待です。
国会図書館は、東京館、関西館があり、誰でも利用することができることは、ご存知だと思いますが、国会図書館のWEBサイトは、あまり知られていないと思います。
国立国会図書館デジタルコレクション
http://dl.ndl.go.jp/
国立国会図書館デジタルコレクションでは、デジタル資料の一部をインターネット公開しています。
デジタル資料には、
・インターネット公開資料
・国立国会図書館/図書館送信限定
・国立国会図書館限定
と、3種類の公開範囲が設定されています。
誰でも自由に閲覧可能な『インターネット公開資料』、送信サービスに参加している図書館で閲覧できる『国立国会図書館/図書館送信限定』資料、国立国会図書館館内のみでしか閲覧できない『国立国会図書館限定』資料です。
今のところ、インターネット公開資料はかなり少ないのですが、注目しているのは『国立国会図書館/図書館送信限定』となっている資料です。
この資料は、国立国会図書館から、送信されたデジタル資料を、特定の図書館の端末で受け取り閲覧することができるものです。
私も何回か、すぐ近くの市立図書館で利用したことがあるのですが、図書館の方の対応がまだ慣れていない印象でした。
端末は1台だけでしたが、他に利用する人がおらず、1時間の利用制限はありましたが、その間は自由に使えました。
資料は、図書館にもよりますが、プリントアウトも行えるようです。
著作権の関係か、古い資料ばかりですが、ラジオ・テレビドラマの脚本や、『8時だョ!全員集合』のバラエティ番組の脚本、第2次世界大戦当時の資料など、興味深い資料を見ることができます。
全ての図書館が、このサービスに対応しているわけではありませんが、かなり多くの図書館が対応していますので、対応している図書館の近くに住んでいらっしゃる方は、一度体験してみるといかがでしょうか。
図書館向けデジタル化資料送信サービス参加館一覧(2018年9月18日現在)は、こちらで確認することができます。
http://dl.ndl.go.jp/ja/soshin_librarylist.html
国立国会図書館では他にもインターネット資料収集保存事業を行っています。
まだサービスが始まっていないかのような状態ですが、これからに期待です。
2018年09月21日
情報の入手について
今回のテーマは、『情報の入手について』
情報の質と、情報の入手方法について、私が考えていることを整理してみました。
(A)インターネット
常套手段ですね。身近にあり、すぐに検索できるのが、メリットです。
上手に検索すれば、質の良い情報が手に入ります。
但し、WEB上には、アフィリエイトサイトなど、間違いや真偽がわからない情報が増えてきています。
サイトに書いてある情報に対して、情報源はどこなのか、調べることも必要になってきます。
(B)図書館
・書籍
本や雑誌は、著者の名前、経歴、責任の所在、いつの時期に書かれたかが明確にされているので、とても質の高い情報源と言えます。
また、引用した文章についても、その文献が記載しており、それらの本を読むことで、より深く関連知識を得ることも可能です。
図書館では、ほんの一部、借りることができないところもありますが、だいたい借りることが可能です。
無料で雑誌や本を参照できたり、借りることができるのが、最大のメリットです。
図書館によって、まちまちですが、雑誌の中の記事のタイトルまで、館内の蔵書検索システムにインプットしているところもあります。
専門誌においては、最新の記事を掲載していることが多いので、タイトルを検索できるところだと、とても便利です。
ご自宅と、職場で、都道府県や、市町村を跨いだとしても、確認書類があれば職場近くの図書館で本を借りることが可能なところもあります。
・新聞記事
都道府県立図書館のような大きな図書館には、当日の新聞だけでなく、過去の新聞記事をCDROM版や縮小版、マイクロフィルム、またはそのままの形で置いてあるところがあります。
また、地方版を置いているところもあります。
新聞社が発行しているCDROM版を置いているところもあります。記事を検索できるので便利です。
・国会図書館
東京と京都にあります。
国会図書館に行けば、借りることはできませんが、かなり多くの本を見ることができます。
無料です。
このような名称ですが誰でも利用できます。
雑誌や専門書も含めてたくさん本がありますので、一通り目を通し、気に入った本のタイトルをメモしておいて、本屋で注文する方法が使えるかと思います。
複写は有料です。
京都館になくて、東京館にある場合、また、その逆の場合、一部本の内容をコピーして郵送してくれるサービスもあります。
(C)本やデジタル書籍を買う
仕事で情報を調べるなら、調査にかかる時間も限られてくると思います。
特に、専門性が高い記事となると、扱うサイトが限られてきます。
予算があれば、本を買うのが一番です。
(D)人に聞く
実際に人に聞いてみるのも良い方法です。
人脈が広いと、便利なことが多いですよね。
さて(B)〜(D)までは無駄な話でした。
本題の(A)のインターネットの話に入っていきます。
昨今、SEO対策(Search Engine Optimization:検索サイト最適化=WEBサイトの順位を上げること)だのと言って、広告収入を得ようと、アフィリエイター(アフィリエイト広告(成果報酬型広告)によって収入を得ている個人のことを言います。)が、検索結果の上位に表示されることが多くなってきています。
インターネットの人気記事を参考にして、記事を書くライターが増えているので、似たような内容のサイトが増えてきており、中には他サイトと文章は多少違っていても、記事の誤りまで同じサイトもあり、注意が必要です。
記事自体は間違いではないものの、意味を理解せずに専門サイトを引用し、結果的に内容がおかしくなっているものがあるからです。
特に医療関連の情報だと、情報元が限られてくるので、こういった傾向が強くなっています。
記事の誤りを弾きながら、情報を得ようと、検索上位のサイトをいくつか読んでも、出典先が全て同じなら、意味がありません。
一目でオリジナルとわかる専門的なサイトだったり、ソフトの使い方など自分で検証できる記事なら良いですが、どこからの出典かもわからず検証不可能な内容の記事を扱うサイトは気を付ける方が良いでしょう。
検索結果を上位から、漁ってみて、なかなか思うような結果ではない場合、そのまま続けていても、時間の浪費となることが多いです。
そこで私が考えた対策が、専門サイトが引っかかるように意識して、検索ワードを変えてみるということです。
また、ブラウザの拡張機能で、検索結果から指定したサイトを排除するものがあります。
私が使用しているのがChrome用の拡張機能で、GOOGLEの検索結果から、不必要なサイトをアクセスすることをできなくするuBracklistというものです。ただし、見たいときには、解除して見ることができます。
こういったものを併用して、専門サイトを検索結果の上位に上げたり、質の悪いサイトを減らして質の良いサイトへのアクセスを容易にすることができます。
さて、どうしても情報が見つからないときの探し方を考えてみました。
@ QAサイトを併用する
どうしても情報が入らない場合、使ってみてはどうでしょうか。
専門家が集まるようなQAサイトもあります。
A 外国語で検索してみる
日本語のサイトで見つからない場合、外国のサイトを検索してみましょう。
GOOGLEなどの翻訳機能が上がってきていますので、参考になると思います。
WIKIPEDIAでキーワードを検索し、左のフレームにある他国語サイトに飛ぶと外国語のワードを調べる手間が省けます。
(その他) YOUTUBEなどの動画サイトを利用する
限定的な使い方になりますが、ソフトの使い方、道具の使い方なら、動画サイトを検索すると、いろいろ出てきます。
(その他) ダークウェプを利用する
ダークウェプ専用ブラウザTorを使ってダークウェブをくまなく検索してみましょう。
但し、情報はかなり少ないです。
情報の質と、情報の入手方法について、私が考えていることを整理してみました。
(A)インターネット
常套手段ですね。身近にあり、すぐに検索できるのが、メリットです。
上手に検索すれば、質の良い情報が手に入ります。
但し、WEB上には、アフィリエイトサイトなど、間違いや真偽がわからない情報が増えてきています。
サイトに書いてある情報に対して、情報源はどこなのか、調べることも必要になってきます。
(B)図書館
・書籍
本や雑誌は、著者の名前、経歴、責任の所在、いつの時期に書かれたかが明確にされているので、とても質の高い情報源と言えます。
また、引用した文章についても、その文献が記載しており、それらの本を読むことで、より深く関連知識を得ることも可能です。
図書館では、ほんの一部、借りることができないところもありますが、だいたい借りることが可能です。
無料で雑誌や本を参照できたり、借りることができるのが、最大のメリットです。
図書館によって、まちまちですが、雑誌の中の記事のタイトルまで、館内の蔵書検索システムにインプットしているところもあります。
専門誌においては、最新の記事を掲載していることが多いので、タイトルを検索できるところだと、とても便利です。
ご自宅と、職場で、都道府県や、市町村を跨いだとしても、確認書類があれば職場近くの図書館で本を借りることが可能なところもあります。
・新聞記事
都道府県立図書館のような大きな図書館には、当日の新聞だけでなく、過去の新聞記事をCDROM版や縮小版、マイクロフィルム、またはそのままの形で置いてあるところがあります。
また、地方版を置いているところもあります。
新聞社が発行しているCDROM版を置いているところもあります。記事を検索できるので便利です。
・国会図書館
東京と京都にあります。
国会図書館に行けば、借りることはできませんが、かなり多くの本を見ることができます。
無料です。
このような名称ですが誰でも利用できます。
雑誌や専門書も含めてたくさん本がありますので、一通り目を通し、気に入った本のタイトルをメモしておいて、本屋で注文する方法が使えるかと思います。
複写は有料です。
京都館になくて、東京館にある場合、また、その逆の場合、一部本の内容をコピーして郵送してくれるサービスもあります。
(C)本やデジタル書籍を買う
仕事で情報を調べるなら、調査にかかる時間も限られてくると思います。
特に、専門性が高い記事となると、扱うサイトが限られてきます。
予算があれば、本を買うのが一番です。
(D)人に聞く
実際に人に聞いてみるのも良い方法です。
人脈が広いと、便利なことが多いですよね。
さて(B)〜(D)までは無駄な話でした。
本題の(A)のインターネットの話に入っていきます。
昨今、SEO対策(Search Engine Optimization:検索サイト最適化=WEBサイトの順位を上げること)だのと言って、広告収入を得ようと、アフィリエイター(アフィリエイト広告(成果報酬型広告)によって収入を得ている個人のことを言います。)が、検索結果の上位に表示されることが多くなってきています。
インターネットの人気記事を参考にして、記事を書くライターが増えているので、似たような内容のサイトが増えてきており、中には他サイトと文章は多少違っていても、記事の誤りまで同じサイトもあり、注意が必要です。
記事自体は間違いではないものの、意味を理解せずに専門サイトを引用し、結果的に内容がおかしくなっているものがあるからです。
特に医療関連の情報だと、情報元が限られてくるので、こういった傾向が強くなっています。
記事の誤りを弾きながら、情報を得ようと、検索上位のサイトをいくつか読んでも、出典先が全て同じなら、意味がありません。
一目でオリジナルとわかる専門的なサイトだったり、ソフトの使い方など自分で検証できる記事なら良いですが、どこからの出典かもわからず検証不可能な内容の記事を扱うサイトは気を付ける方が良いでしょう。
検索結果を上位から、漁ってみて、なかなか思うような結果ではない場合、そのまま続けていても、時間の浪費となることが多いです。
そこで私が考えた対策が、専門サイトが引っかかるように意識して、検索ワードを変えてみるということです。
また、ブラウザの拡張機能で、検索結果から指定したサイトを排除するものがあります。
私が使用しているのがChrome用の拡張機能で、GOOGLEの検索結果から、不必要なサイトをアクセスすることをできなくするuBracklistというものです。ただし、見たいときには、解除して見ることができます。
こういったものを併用して、専門サイトを検索結果の上位に上げたり、質の悪いサイトを減らして質の良いサイトへのアクセスを容易にすることができます。
さて、どうしても情報が見つからないときの探し方を考えてみました。
@ QAサイトを併用する
どうしても情報が入らない場合、使ってみてはどうでしょうか。
専門家が集まるようなQAサイトもあります。
A 外国語で検索してみる
日本語のサイトで見つからない場合、外国のサイトを検索してみましょう。
GOOGLEなどの翻訳機能が上がってきていますので、参考になると思います。
WIKIPEDIAでキーワードを検索し、左のフレームにある他国語サイトに飛ぶと外国語のワードを調べる手間が省けます。
(その他) YOUTUBEなどの動画サイトを利用する
限定的な使い方になりますが、ソフトの使い方、道具の使い方なら、動画サイトを検索すると、いろいろ出てきます。
(その他) ダークウェプを利用する
ダークウェプ専用ブラウザTorを使ってダークウェブをくまなく検索してみましょう。
但し、情報はかなり少ないです。
2018年09月16日
地図と経路探索
こんにちは。
今回のテーマは『地図と経路検索のできるサイト』です。
私は知らない場所に出かける前に、Google MAPで事前に行先をインターネットで調べています。
移動時にもスマートフォンでナビゲートしてもらっています。
現在地がマップに表示されるので、迷わなくて済んだり、電車の中でもトンネルの中でなければGPSが働くので、初めて行く場所でアナウンスを聞き逃したりしても、乗り過ごすことがなくなりました。
なんと言ってもストリートビューが便利で、出かける前にどのような場所か見渡せるので、非常に便利です。
Google MAP以外にも、HYPERDIA、Mapion、Mapfan、いつもNAVIなど、無料で使用できる地図専門サイトがあります。
今回は、無料で利用できる電車の経路探索や、いろいろな地図サイトをご紹介していきます。
http://www.hyperdia.com/
・おすすめ度 5
・見やすさ 5
・対応 [電車:◯ バス:×]
・定期券代 ◯
・運行情報 ×
・特徴:経路探索の多彩さ、定期券代
2000年にはすでに稼働している大手有名サイトです。
駅から駅までの経路探索ができます。
しかし、バスの経路探索はできないようです。
このサイトの特徴は、探索数が最大10までできること、また定期券代まで表示できるところです。
また、スマートフォンからも利用可能です。
※Google MAPと連携しているようですが、現在使えないようです。
https://www.jorudan.co.jp/
個人的にモバイルでよく使っていました。
2000年には、すでに稼働している老舗サイトです。
バスの検索ができるのが、便利です。
定期代検索は、使えない経路があるようです。
スマートフォンからも利用可能です。
https://ekitan.com/
広告が大きく、全体的に見にくいです。
定期代検索は、使えない経路があるようです。
スマートフォンからも利用可能です。
https://roote.ekispert.net/ja
有名な駅すぱあとのWEBサイトです。
バスの経路検索もできます。他サイトに慣れていると、表示がわかりにくいかもしれません。
運行情報など機能が充実しています。
スマートフォンからも利用可能です。
https://www.mapion.co.jp/
昔から有名な地図サイトです。
地図、経路探索、2点間の距離を測定できる『キョリ測』、待ち合わせ場所をURLに盛り込み、メッセージも含めて、手軽にメールを送ることができる『ここでねマピオン』など様々な機能が揃っています。
地図がとても見やすいです。
バスが含まれないのが残念なところです。
https://www.its-mo.com/
住宅地図で有名なゼンリンの子会社が運営するサイトです。
地図がとても見やすいです。
https://mapfan.com/
地図の白いの背景に、コンビニや、レストラン、ガソリンスタンドなど、店舗のアイコンが見やすく、店を探すには、最適かと思います。
『電車/バス乗り換え案内』では、バスを含めた経路探索ができます。
https://www.google.co.jp/maps/
地図、ストリートビュー、航空写真、経路探索と、様々な機能が揃っています。
とても便利です。
地図と経路探索、ストリートビューの機能があるサイトです。
操作方法も含めてGoogle MAPに似ています。
注目ポイントは、Google MAPでは見れない中国国内のストリートビューが見れるといったところでしょうか。
ストリートビューのデータがあるのは都市部のみで、まだまだ情報は少ないですが、中国に旅行の際には、役立てて下さい。
ロシアの検索サイトYandexにも、Google MAPのような地図と経路探索の機能があります。
ロシア、ベラルーシ、ウクライナ、アルメニア、カザフスタン、トルコなどのロシア周辺国の都市部に限られますが、ストリートビューが見れます。
ロシアのストリートビューのデータはYandexよりGoogle MAPのほうが断然多いのですが、何故かベラルーシ国内のデータは全くありませんでした。
このあたりは、ロシアの検索サイトの方が強いということでしょうか。
・いろいろ取り上げましたが、国内ではGoogle MAPが、多様性に優れ、便利だと思います。
特に、現在ではストリートビューの情報が豊富ですし、道の景観の確認をしておけるので、迷うことがないです。
・待ち合わせ場所をメールで送るなら、MAPIONの『ここでねマピオン』が便利です。
一度は使ってみて下さい。
・定期代の確認には、HYPERDIAが便利です。
・Yandex・・・ロシア周辺のストリートビューを見ることができます。
・Baidu・・・中国国内のストリートビューを見ることができます。
※NAVITIMEは、地図以外に、無料でできることが限られているため、含めませんでした。
長くなりましたので、このあたりで終わりにしますが、今後良い情報があれば追記するつもりです。
今回のテーマは『地図と経路検索のできるサイト』です。
私は知らない場所に出かける前に、Google MAPで事前に行先をインターネットで調べています。
移動時にもスマートフォンでナビゲートしてもらっています。
現在地がマップに表示されるので、迷わなくて済んだり、電車の中でもトンネルの中でなければGPSが働くので、初めて行く場所でアナウンスを聞き逃したりしても、乗り過ごすことがなくなりました。
なんと言ってもストリートビューが便利で、出かける前にどのような場所か見渡せるので、非常に便利です。
Google MAP以外にも、HYPERDIA、Mapion、Mapfan、いつもNAVIなど、無料で使用できる地図専門サイトがあります。
今回は、無料で利用できる電車の経路探索や、いろいろな地図サイトをご紹介していきます。
電車の乗換案内、経路探索
HYPERDIA(日立情報システムズ)
http://www.hyperdia.com/
・おすすめ度 5
・見やすさ 5
・対応 [電車:◯ バス:×]
・定期券代 ◯
・運行情報 ×
・特徴:経路探索の多彩さ、定期券代
2000年にはすでに稼働している大手有名サイトです。
駅から駅までの経路探索ができます。
しかし、バスの経路探索はできないようです。
このサイトの特徴は、探索数が最大10までできること、また定期券代まで表示できるところです。
また、スマートフォンからも利用可能です。
※Google MAPと連携しているようですが、現在使えないようです。
ジョルダン
https://www.jorudan.co.jp/
・おすすめ度 3
・見やすさ 3
・対応 [電車:◯ バス:◯]
・定期券代 △
・運行情報 ◯
・特徴:バスにも対応
・見やすさ 3
・対応 [電車:◯ バス:◯]
・定期券代 △
・運行情報 ◯
・特徴:バスにも対応
個人的にモバイルでよく使っていました。
2000年には、すでに稼働している老舗サイトです。
バスの検索ができるのが、便利です。
定期代検索は、使えない経路があるようです。
スマートフォンからも利用可能です。
駅探
https://ekitan.com/
・おすすめ度 2
・見やすさ 2
・対応 [電車:◯ バス:×]
・定期券代 △
・運行情報 ×
・特徴:見にくい
・見やすさ 2
・対応 [電車:◯ バス:×]
・定期券代 △
・運行情報 ×
・特徴:見にくい
広告が大きく、全体的に見にくいです。
定期代検索は、使えない経路があるようです。
スマートフォンからも利用可能です。
駅すぱあと for WEB
https://roote.ekispert.net/ja
・おすすめ度 5
・見やすさ 4
・対応 [電車:◯ バス:◯]
・定期券代 ◯
・運行情報 ◯
・見やすさ 4
・対応 [電車:◯ バス:◯]
・定期券代 ◯
・運行情報 ◯
有名な駅すぱあとのWEBサイトです。
バスの経路検索もできます。他サイトに慣れていると、表示がわかりにくいかもしれません。
運行情報など機能が充実しています。
スマートフォンからも利用可能です。
地図&経路探索機能
Mapion
・おすすめ度 5
・航空写真 ×
・経路探索 [電車:◯ 車:◯ 徒歩:◯ バス:× 飛行機:◯]
・特徴:キョリ測、ここでねマピオン
・航空写真 ×
・経路探索 [電車:◯ 車:◯ 徒歩:◯ バス:× 飛行機:◯]
・特徴:キョリ測、ここでねマピオン
https://www.mapion.co.jp/
昔から有名な地図サイトです。
地図、経路探索、2点間の距離を測定できる『キョリ測』、待ち合わせ場所をURLに盛り込み、メッセージも含めて、手軽にメールを送ることができる『ここでねマピオン』など様々な機能が揃っています。
地図がとても見やすいです。
バスが含まれないのが残念なところです。
いつもNAVI
https://www.its-mo.com/
住宅地図で有名なゼンリンの子会社が運営するサイトです。
地図がとても見やすいです。
・おすすめ度 3
・航空写真 ×
・経路探索 [電車:◯ 車:◯ 徒歩:◯ バス:×
飛行機:×]
・特徴:地図の見やすさ
・航空写真 ×
・経路探索 [電車:◯ 車:◯ 徒歩:◯ バス:×
飛行機:×]
・特徴:地図の見やすさ
https://mapfan.com/
Mapfan
・おすすめ度 5
・航空写真 ×
・経路探索 [電車:◯ 車:◯ 徒歩:◯ バス:◯ 飛行機:×]
・特徴:レストランやコンビニなど、アイコンで見やすい
・航空写真 ×
・経路探索 [電車:◯ 車:◯ 徒歩:◯ バス:◯ 飛行機:×]
・特徴:レストランやコンビニなど、アイコンで見やすい
地図の白いの背景に、コンビニや、レストラン、ガソリンスタンドなど、店舗のアイコンが見やすく、店を探すには、最適かと思います。
『電車/バス乗り換え案内』では、バスを含めた経路探索ができます。
地図&経路探索機能&ストリートビュー
Google MAP
https://www.google.co.jp/maps/
・おすすめ度
・航空写真 ◯
・経路探索 [電車:◯ 車:◯ 徒歩:◯ バス:◯ 飛行機:◯]
・ストリートビュー ◯
・運行情報 ×
・航空写真 ◯
・経路探索 [電車:◯ 車:◯ 徒歩:◯ バス:◯ 飛行機:◯]
・ストリートビュー ◯
・運行情報 ×
地図、ストリートビュー、航空写真、経路探索と、様々な機能が揃っています。
とても便利です。
海外の地図・経路探索サイト
百度(Baidu)
地図と経路探索、ストリートビューの機能があるサイトです。
操作方法も含めてGoogle MAPに似ています。
注目ポイントは、Google MAPでは見れない中国国内のストリートビューが見れるといったところでしょうか。
ストリートビューのデータがあるのは都市部のみで、まだまだ情報は少ないですが、中国に旅行の際には、役立てて下さい。
Yandex
ロシアの検索サイトYandexにも、Google MAPのような地図と経路探索の機能があります。
ロシア、ベラルーシ、ウクライナ、アルメニア、カザフスタン、トルコなどのロシア周辺国の都市部に限られますが、ストリートビューが見れます。
ロシアのストリートビューのデータはYandexよりGoogle MAPのほうが断然多いのですが、何故かベラルーシ国内のデータは全くありませんでした。
このあたりは、ロシアの検索サイトの方が強いということでしょうか。
『地図と経路探索』まとめ
・いろいろ取り上げましたが、国内ではGoogle MAPが、多様性に優れ、便利だと思います。
特に、現在ではストリートビューの情報が豊富ですし、道の景観の確認をしておけるので、迷うことがないです。
・待ち合わせ場所をメールで送るなら、MAPIONの『ここでねマピオン』が便利です。
一度は使ってみて下さい。
・定期代の確認には、HYPERDIAが便利です。
・Yandex・・・ロシア周辺のストリートビューを見ることができます。
・Baidu・・・中国国内のストリートビューを見ることができます。
※NAVITIMEは、地図以外に、無料でできることが限られているため、含めませんでした。
長くなりましたので、このあたりで終わりにしますが、今後良い情報があれば追記するつもりです。
2018年09月09日
画像検索
こんにちは。
今回のテーマは、前回に引き続き『インターネット検索』、今回は、サイトの記事の検索ではなく、『画像検索』です。
持っている画像の人物の名前を知りたいとか、関連の画像がないか調べるのに、きっと役立つと思います。
検索ワードを入力して、画像を検索する方法です。
検索サイトのGoogleで説明します。
検索ワードでサイトの記事を検索し、その検索結果のサイトの画像が表示されるという機能があります。
検索サイトYahoo、bing、baiduにも、このような機能があり、操作方法もほぼ同じです。
↑ 通常の文字検索をした後に
↑ 画像をクリックすると、画像が表示されます。
@ 図のように、『画像』の文字をクリックしたあと、検索窓に検索ワードを入力します。
A ↑[画像]をクリックして、画像検索モード(上図)
B ↑検索ワードを入力し、[虫めがね]のマークをクリックすると、画像が表示されます。
その隣の、[マイク]のマークをクリックすると、マイクから入力された音声を認識して、検索ワードに変換してくれます。
現在は、かなり音声認識の精度が高くなっています。
数多く検索するときには便利です。
画像検索というと、こちらを指すことが多いと思います。
画像の情報から、類似画像やサイズの違う同じ画像を検索できます。
Googleでの方法ですが、Bingでも同じです。
Bingでは、一度画像モードにして検索し、もう一度検索すると、Googleと同じような検索画面になります。
『画像のURL貼り付け』と、『画像のアップロード』を選べます。
『画像のURL貼り付け』では、サイト内の検索したい画像上で右クリックメニューを出し、画像アドレスのコピーを行い、検索窓に貼り付けると、その画像で検索できます。
『画像のURL貼り付け』タブを選択します。
@ 検索窓に画像のURLを貼り付けて『画像で検索』を押します。
A 検索結果が表示されます。
『画像のアップロード』では、パソコンに保存している画像をアップロードして、検索します。
『画像のアップロード』タブをクリックします。
『ファイルを選択』をクリックして、ファイルを選びます。
検索結果が表示されます。
検索した画像が数枚組の一枚だったり、関連画像があった場合、類似検索でひっかかることがあるので、画像に興味があったときは試してみましょう。
また、外国の風景画像や人物の画像検索では、その国に強い検索サイトをチェックしてみましょう。
画像検索では、画像をダウンロードできるだけではなく、検索結果のサイトの記事を調べることで、その画像の人物の名前や、場所などの情報を探るときにも使えます。
検索窓に、画像の関連ワードが出てきますが、合っているとは限りませんので、いくつかサイトの情報を拾ってみて下さい。
期間の指定ができる検索サイトでしたら、検索結果を過去に向かって絞り込んでいきます。いつから広まったか、元になったサイトはどこなのか見ていくと、判明することもあります。
但し、サイトによっては、偽装していたり、おかしな時間を表示しているものも中にはありますので、いくつかサイトを見て判断して下さい。
https://yandex.com/
ロシア風景や人の画像だけではなく、日本人の画像も含まれていたりします。
画像の量が多く、類似画像が上手く働いています。
今回、日本人女性の顔画像で検索してみましたが、全て別人だったものの、日本人女性で同じような顔画像が、類似画像として、表示されました。
↑『image』をクリック
↑ カメラのマークをクリック
↑ 『画像をアップロード』(左側)か『画像のURLアドレス』(右側)を入力するかを選びます。
↑ 画像が表示されます。
https://www.tineye.com/
↑ 『画像をアップロード』(左側)か『画像のURLアドレス』(右側)を入力するかを選びます。
↑ 画像があれば表示されますが、見つからない状態はこのようになります。
Googleに比べると、画像は多くない印象ですが、Googleでは検索できなかった画像が出てくることもあります。
また、TineyeのChromeブラウザ用アプリがあります。
右クリックメニューから、画像を指定して検索することができて便利です。
https://chrome.google.com/webstore/detail/tineye-reverse-image-sear/haebnnbpedcbhciplfhjjkbafijpncjl?category=collection/23-holiday&hl=ja
https://www.baidu.com/
↑ カメラのマークをクリック
↑ 画像のURLを貼り付けるか、ドラッグアンドドロップするか画像をアップロードするかを選べます。
画像のURLを貼り付けは、画像の長さによっては、失敗することがあります。
また、ドラッグアンドドロップも、失敗することが多いです。
そのときは、画像をパソコンに保存したあと、アップロードを選んで下さい。
↑ 結果が表示されます。
今後、もっと良いサイトがあれば、追記する予定です。
今回のテーマは、前回に引き続き『インターネット検索』、今回は、サイトの記事の検索ではなく、『画像検索』です。
持っている画像の人物の名前を知りたいとか、関連の画像がないか調べるのに、きっと役立つと思います。
(A)検索ワードから、画像検索
検索ワードを入力して、画像を検索する方法です。
検索サイトのGoogleで説明します。
検索ワードでサイトの記事を検索し、その検索結果のサイトの画像が表示されるという機能があります。
検索サイトYahoo、bing、baiduにも、このような機能があり、操作方法もほぼ同じです。
<通常の検索の画面から>
↑ 通常の文字検索をした後に
↑ 画像をクリックすると、画像が表示されます。
<最初に画像検索モードにしてから、検索>
@ 図のように、『画像』の文字をクリックしたあと、検索窓に検索ワードを入力します。
A ↑[画像]をクリックして、画像検索モード(上図)
B ↑検索ワードを入力し、[虫めがね]のマークをクリックすると、画像が表示されます。
その隣の、[マイク]のマークをクリックすると、マイクから入力された音声を認識して、検索ワードに変換してくれます。
現在は、かなり音声認識の精度が高くなっています。
数多く検索するときには便利です。
(B) 画像から、同じ画像のあるサイトを検索、また類似画像のあるサイトを検索
画像検索というと、こちらを指すことが多いと思います。
画像の情報から、類似画像やサイズの違う同じ画像を検索できます。
Googleでの方法ですが、Bingでも同じです。
Bingでは、一度画像モードにして検索し、もう一度検索すると、Googleと同じような検索画面になります。
『画像のURL貼り付け』と、『画像のアップロード』を選べます。
『画像のURL貼り付け』
『画像のURL貼り付け』では、サイト内の検索したい画像上で右クリックメニューを出し、画像アドレスのコピーを行い、検索窓に貼り付けると、その画像で検索できます。
『画像のURL貼り付け』タブを選択します。
@ 検索窓に画像のURLを貼り付けて『画像で検索』を押します。
A 検索結果が表示されます。
『画像のアップロード』
『画像のアップロード』では、パソコンに保存している画像をアップロードして、検索します。
『画像のアップロード』タブをクリックします。
『ファイルを選択』をクリックして、ファイルを選びます。
検索結果が表示されます。
関連画像・類似画像を探す
検索した画像が数枚組の一枚だったり、関連画像があった場合、類似検索でひっかかることがあるので、画像に興味があったときは試してみましょう。
また、外国の風景画像や人物の画像検索では、その国に強い検索サイトをチェックしてみましょう。
画像に写っている人物や、画像の場所の情報を知る
画像検索では、画像をダウンロードできるだけではなく、検索結果のサイトの記事を調べることで、その画像の人物の名前や、場所などの情報を探るときにも使えます。
検索窓に、画像の関連ワードが出てきますが、合っているとは限りませんので、いくつかサイトの情報を拾ってみて下さい。
期間の指定ができる検索サイトでしたら、検索結果を過去に向かって絞り込んでいきます。いつから広まったか、元になったサイトはどこなのか見ていくと、判明することもあります。
但し、サイトによっては、偽装していたり、おかしな時間を表示しているものも中にはありますので、いくつかサイトを見て判断して下さい。
ロシアの検索サイトYandex
https://yandex.com/
ロシア風景や人の画像だけではなく、日本人の画像も含まれていたりします。
画像の量が多く、類似画像が上手く働いています。
今回、日本人女性の顔画像で検索してみましたが、全て別人だったものの、日本人女性で同じような顔画像が、類似画像として、表示されました。
↑『image』をクリック
↑ カメラのマークをクリック
↑ 『画像をアップロード』(左側)か『画像のURLアドレス』(右側)を入力するかを選びます。
↑ 画像が表示されます。
カナダの画像検索サイトTineye
https://www.tineye.com/
↑ 『画像をアップロード』(左側)か『画像のURLアドレス』(右側)を入力するかを選びます。
↑ 画像があれば表示されますが、見つからない状態はこのようになります。
Googleに比べると、画像は多くない印象ですが、Googleでは検索できなかった画像が出てくることもあります。
また、TineyeのChromeブラウザ用アプリがあります。
右クリックメニューから、画像を指定して検索することができて便利です。
https://chrome.google.com/webstore/detail/tineye-reverse-image-sear/haebnnbpedcbhciplfhjjkbafijpncjl?category=collection/23-holiday&hl=ja
中国の検索サイト 百度(Baidu)
https://www.baidu.com/
↑ カメラのマークをクリック
↑ 画像のURLを貼り付けるか、ドラッグアンドドロップするか画像をアップロードするかを選べます。
画像のURLを貼り付けは、画像の長さによっては、失敗することがあります。
また、ドラッグアンドドロップも、失敗することが多いです。
そのときは、画像をパソコンに保存したあと、アップロードを選んで下さい。
↑ 結果が表示されます。
今後、もっと良いサイトがあれば、追記する予定です。
2018年08月30日
インターネット検索
本日から、ブログ開始です。よろしくお願いします。
このサイトでは、主にインターネットサイトや、役に立つフリーソフトの紹介を行なうつもりです。
今回のテーマは、『インターネット検索』です。
皆さんはインターネットで検索をする際、検索サイトのGoogleやYahoo! JAPANを主に利用していると思います。
昔から、この2つの検索サイトは、有名ですので、ご存知の方は多いと思いますが、今回は、Google、Yahoo! JAPANのいろいろな機能を使って、検索するテクニックや、それ以外の検索に役立つ方法を取り上げます。
GoogleやYahoo! JAPANには、『検索演算子』というものがあり、これを使うことによって、検索結果を目的の情報に近づけることができます。
現在、Yahoo! JAPANは、Googleのシステムを使っています。Googleと検索結果は少し異なっているようですが、検索演算子の使用方法については同じです。
まずは、基本の検索演算子です。
AND検索を使うと、複数のキーワードが含まれるサイトが検索できます。
スペースを使ってキーワードを羅列する@の形式を使うのが一番楽です。
OR検索を使うと、複数の検索ワードのうち、少なくとも1つを含む検索ワードに関連するサイトがヒットします。
ORまたは『|』でキーワードをつなぎます。
検索ワードの後に、『-(半角マイナス)』を付けて除外したい語句を指定することで、検索結果から、不要なコンテンツを除外することができます。
検索ワードを二重引用符『”』で囲みます。
検索ワードに完全に一致したサイトがヒットします。
二重引用符『”』を付けない場合は、検索ワードの一部分の組み合わせも交わって、あいまい度が増し、柔軟性がある検索になりますが、意図しない結果も含まれることがあります。
タイトルをダイレクトに検索できます。
『人気ランキング』や、『花言葉』など、タイトルになりそうな検索ワードを指定すると、検索結果が必要なものに絞られやすく、必要ではない結果が少なくなり、目的の検索結果を手早く探せます。
サイトのアドレスを忘れたけど、タイトルを覚えている場合にも使ってみて下さい。
intitle:
記事タイトルに対する検索ワードの指定は1つだけです。
その検索結果から、検索ワードで、さらに絞り込むことができます。
allintitle:
複数の記事タイトルに対する検索ワードの指定ができます。
[例]WEBサイトのタイトルが「RPG人気ランキング」のものを検索
[intitle:RPG人気ランキング]と入力
[例] 「プロレス論」のタイトルのサイトの中から、「新日本プロレス」の記事があるサイトを検索
[新日本プロレス intitle:プロレス論]と入力
不明な語句の代わりに使います。アドレスには使えないようです。
[例]曲のタイトルの一部が思い出せない。「あの日僕は・・・ついた」だったっけ?
[あの日僕は*ついた]と入力
芸能人のブログなど、検索するサイトが決まっているときに使える機能です。
サイトに検索機能が付いてないときに、使ってみましょう。
[例] 東京・秋葉原のメイドカェ『@ほぉ〜むカフェ』のWEBサイト www.cafe-athome.com から、メイドの『りこ』さんに関する記事を検索
[りこ site:www.cafe-athome.com]と入力
[例1] 大学・専門学校のドメイン .ac.jp のWEBサイト全体から『学費』に関する記事を検索。
[site:.ac.jp 学費]と入力
[例2] 政府機関・独立行政法人・特殊法人のドメイン .go.jp のWEBサイト全体から『安倍総理』に関する記事を検索。
[site:go.jp 安倍総理]と入力
URL文字列に検索ワードが含まれるサイトを検索できます。
「wiki」や「recipe」、「レシピ」など、URLに組み込まれるような単語の検索ワードで検索すると、かなりまとまった記事のサイトが、ひっかかります。
メインディレクトリだけでなく、サブディレクトリまで含まれますので、料理のレシピを検索するなら、『魚』や『肉』などカテゴリーになるような単語を選べば、ひっかかる可能性は高いです。
inurl:を使う場合は、URLに対する検索ワードは1つのみですが、さらにサイトに対する検索ワードで絞り込むことができます。サイトに対する検索ワードは複数の検索ワードを指定できます。
allinurl:を使うと、複数の検索ワードが使えます。
[例1]URLに”wiki”が含まれるサイトから、『星のドラゴンクエスト』または『星ドラ』で検索。
[星のドラゴンクエスト OR 星ドラ]と入力
[例2]URLに”魚”が含まれるサイトから、『ぶり』と『レシピ』の両方の検索ワードが含まれるサイトを検索。
[ぶり レシピ inurl:魚]と入力
英文字だと海外のサイトもひっかかりますので、日本語のサイトのみに絞りたいときは、Googleの場合は[ツール]の[日本語のページを検索]を選択します。
Yahoo!なら[検索ツール]の[日本語のみ]を選択します。
ファイル形式と検索ワードを指定して、検索ワードに関連したファイルを検索できます。
設定-検索オプションで、ファイル形式と検索ワードを設定しても同様の結果となります。
で指定できます。
[例]Googleのサイト内で、『検索エンジン』に関連したpdfファイルを検索。
[検索エンジン site:www.google.co.jp filetype:pdf]
以下は、いずれ使うことがあるかもしれない機能です。
検索サイトに保存されていた最近のキャッシュが呼び出されます。
サイトが重く、つながらないときは、自動的に表示されているようですし、普段使うようなことはないように思います。
cash:[URL]
SNSで使うハッシュタグ#が検索できます。
日本語は使えませんでした。
#<ラベル名>
[例]#Spindle_idol #籾山ひめり
2 つの数値と、その間に .. を指定することで、その間の数字の検索ができます。
数字に付けられるのは、『$』だけのようです。『\』『円』『€』『¢』においても認識はしていないようです。
数字だけでも使えるのですが、文字が付いていては機能せず、日本では、使い道が限られそうです。
[例]5ドルから1000ドルのマイクを検索する
[マイク $5..$1000]と入力
URLのサイトの関連サイトを表示してくれます。
Googleヘルプに記載はあるのですが、動作確認すると期待した結果にはなりませんでした。
恐らく、利用者の検索データから、類推しているのだと思われますが、改善を期待するしかありません。
related:[URL]
のように指定します。
[例1]AKB48の公式サイトwww.akb48.co.jpの関連サイトを検索。
[related:www.akb48.co.jp]と入力
ソーシャルメディアの検索(@検索演算子)
Twitterやインスタグラムなど、ソーシャルメディアの検索ができます。
Googleヘルプには記載されているのですが、動作確認してみると、満足した結果は得られませんでした。
使い方としては、『遅延 @twitter』、『阪神高速 渋滞 @twitter』のように、@の後にソーシャルメディアの名前と、「検索ワード」を加えて検索します。
インスタグラムの場合は『@instagram』、フェイスブックの場合は『@facebook』とします。
@との間にスペースを入れるか入れないかで、検索結果が変わるようですが、どちらが正解かどうか判断が付きませんでした。
<検索ワード> @<ソーシャルメディア>
動作確認をしてみましたが、全く関係のない通常のサイトが出てきたり、@facebookとしているのにtwitterのサイトが混じっていたりと、正常動作ができているのか、疑わしいです。
それでも、ある程度の効果はあるようですが、満足できるような結果ではありませんでした。
それよりも、『site:』、または「設定-検索オプション」で「サイトまたはドメイン」を使ったほうが有用性があると考えます。
『site:』を使った、twitterでの検索の一例を挙げます。
HKT48の指原莉乃さんのツイッターの”つぶやき”の中から、「5期生」のワードを探してみます。
(指原莉乃さんの公式ツイッターhttps://twitter.com/345__chan)
[5期生 site:https://twitter.com/345__chan]と入力
WEBサイトが検索エンジン(GoogleまたはYahoo!)に登録されているか調べるものです。
info:<サイトのURL>
[例]www.google.comがGoogleに認識されているか
[info:www.google.com]と入力
のように入力します。
以下の検索演算子は、昔に存在していたようですが、現在は使えなくなっているものです。
インターネットで見かけるものですが、Googleヘルプには記載がなく、実際に動作確認してみましたが、効果が見受けられないものばかりでした。
・daterange:演算子 日付の範囲指定
・link:演算子 リンクの文字列の検索
・inpostauthor:演算子 サイト著者名の検索
・define: 演算子 言葉の定義の調査
・stocks:株価を調べる
・inanchor:、allinanchor:演算子アンカーテキスト(リンクの説明テキスト)の検索
・location:サイトの場所の指定
□類語や関連する検索ワードで検索してみる
□他国語で検索してみる
最近では、自動翻訳の精度が高くなってきました。
一度、検索ワードを翻訳してみて、検索してみましょう。
□.onionドメインのサイトをチェックしてみる
TORブラウザを使うとアクセスできる.onionドメインも選択肢に入れてみましょう。
□WEBアーカイブのサイト https://web.archive.org/を利用する
過去の情報は、WEBアーカイブに保存してあることがあります。
全て保存されているわけではないので、賭けみたいなものですが、情報の一部でもヒントになるかもしれません。
例えば、芸能人の情報を探りたいとき、過去に公式サイトがあったと思われる場合、そのサイトのアドレスを関連サイトから調べてみましょう。
その情報から、WEBアーカイブで過去の情報を探ってみましょう。
□動画サイトからも情報収集
Youtubeが世界的に普及し、便利になりました。海外の人も含め、いろいろな方がアップロードしています。
音声自動翻訳も精度が高くなってきています。
特にメジャーなソフトウェアのマニュアルや設定・使い方のような動画も増えてきました。
私自身も、Youtubeの動画を見て勉強になるものがたくさんあります。
□地図で行き先を調べる
Google Mapが航空写真、周辺の景色の町並みも見れたり、移動時間の検索もできて便利になりました。
特に知らない場所に行く場合は、駅の出口から、地上に降り立ち、周辺の町並みを見ながら、道路を進んで行きながら、経路を確認することができます。
中国国内などは、Google Mapに、周辺の景色データがないこともあります。
その場合は、Baiduの地図を使いましょう。
□情報の信頼性についても考えておく
いくら時間をかけて調べても、出典が不明で、個人が書いたレベルの情報しかなかった場合もあると思います。それが、検索のためのヒントになったとしても、最終的に満足できる情報が手に入らなければ、意味がありません。
事前に、どこまでの情報が手に入れば十分なのか、本の購入や、図書館で質の良い情報を手に入れたほうが良いか、考えておきましょう。
時間がかかりそうなら、Q&Aサイトを並行して利用するのも手です。
このサイトでは、主にインターネットサイトや、役に立つフリーソフトの紹介を行なうつもりです。
今回のテーマは、『インターネット検索』です。
皆さんはインターネットで検索をする際、検索サイトのGoogleやYahoo! JAPANを主に利用していると思います。
昔から、この2つの検索サイトは、有名ですので、ご存知の方は多いと思いますが、今回は、Google、Yahoo! JAPANのいろいろな機能を使って、検索するテクニックや、それ以外の検索に役立つ方法を取り上げます。
GoogleやYahoo! JAPANには、『検索演算子』というものがあり、これを使うことによって、検索結果を目的の情報に近づけることができます。
現在、Yahoo! JAPANは、Googleのシステムを使っています。Googleと検索結果は少し異なっているようですが、検索演算子の使用方法については同じです。
まずは、基本の検索演算子です。
基本の検索演算子
AND検索演算子 (スペース、『+』、『AND』)
AND検索を使うと、複数のキーワードが含まれるサイトが検索できます。
スペースを使ってキーワードを羅列する@の形式を使うのが一番楽です。
@ <キーワード1> <キーワード2> <キーワード3>・・・
A <キーワード1> + <キーワード2> + <キーワード3>・・・
B <キーワード1> AND <キーワード2> AND <キーワード3>・・・
A <キーワード1> + <キーワード2> + <キーワード3>・・・
B <キーワード1> AND <キーワード2> AND <キーワード3>・・・
※Googleの場合は、設定−検索オプションの『全てのキーワードを含む』、
Yahoo! JAPANの場合は、条件指定の『すべて含む』に検索ワードを入力するのと同じ機能です。
Yahoo! JAPANの場合は、条件指定の『すべて含む』に検索ワードを入力するのと同じ機能です。
OR検索演算子 (OR、『|』)
OR検索を使うと、複数の検索ワードのうち、少なくとも1つを含む検索ワードに関連するサイトがヒットします。
ORまたは『|』でキーワードをつなぎます。
@ <キーワード1> | <キーワード2> | <キーワード3>・・・
A <キーワード1> OR <キーワード2> OR <キーワード3>・・・
A <キーワード1> OR <キーワード2> OR <キーワード3>・・・
※Googleの場合は、設定−検索オプションの『いずれかのキーワードを含む:』、
Yahoo! JAPANの場合は、条件指定の『少なくとも一つを含む』に検索ワードを入力するのと同じ機能です。
Yahoo! JAPANの場合は、条件指定の『少なくとも一つを含む』に検索ワードを入力するのと同じ機能です。
不要なコンテンツの除外 (-[半角マイナス])
検索ワードの後に、『-(半角マイナス)』を付けて除外したい語句を指定することで、検索結果から、不要なコンテンツを除外することができます。
<検索ワード> -<除外したい語句1> -<除外したい語句2>
※Googleの場合は、設定−検索オプションの『含めないキーワード:』、
Yahoo! JAPANの場合は、条件指定の『含めない』に検索ワードを入力するのと同じ機能です。
Yahoo! JAPANの場合は、条件指定の『含めない』に検索ワードを入力するのと同じ機能です。
検索ワードの完全一致検索(””[二重引用符])
検索ワードを二重引用符『”』で囲みます。
検索ワードに完全に一致したサイトがヒットします。
二重引用符『”』を付けない場合は、検索ワードの一部分の組み合わせも交わって、あいまい度が増し、柔軟性がある検索になりますが、意図しない結果も含まれることがあります。
"<検索ワード1> <検索ワード2>"
※Googleの場合は、設定−検索オプションの『語順も含め完全一致:』、
Yahoo! JAPANの場合は、条件指定の『順番も含め完全に一致』に検索ワードを入力するのと同じ機能です。
Yahoo! JAPANの場合は、条件指定の『順番も含め完全に一致』に検索ワードを入力するのと同じ機能です。
記事タイトルの検索(intitle:、allintitle: 検索演算子)
タイトルをダイレクトに検索できます。
『人気ランキング』や、『花言葉』など、タイトルになりそうな検索ワードを指定すると、検索結果が必要なものに絞られやすく、必要ではない結果が少なくなり、目的の検索結果を手早く探せます。
サイトのアドレスを忘れたけど、タイトルを覚えている場合にも使ってみて下さい。
intitle:
記事タイトルに対する検索ワードの指定は1つだけです。
その検索結果から、検索ワードで、さらに絞り込むことができます。
<検索ワード> intitle: <タイトル検索ワード>
allintitle:
複数の記事タイトルに対する検索ワードの指定ができます。
allintitle:< タイトル検索ワード1> <タイトル検索ワード2>
[例]WEBサイトのタイトルが「RPG人気ランキング」のものを検索
[intitle:RPG人気ランキング]と入力
[例] 「プロレス論」のタイトルのサイトの中から、「新日本プロレス」の記事があるサイトを検索
[新日本プロレス intitle:プロレス論]と入力
ワイルドカード(*検索演算子)
不明な語句の代わりに使います。アドレスには使えないようです。
[例]曲のタイトルの一部が思い出せない。「あの日僕は・・・ついた」だったっけ?
[あの日僕は*ついた]と入力
あるサイトの内部だけを探りたいとき(site:検索演算子)
芸能人のブログなど、検索するサイトが決まっているときに使える機能です。
サイトに検索機能が付いてないときに、使ってみましょう。
<検索ワード> site:<ウェブサイトのURL> または site:<ウェブサイトのURL> <検索ワード>
[例] 東京・秋葉原のメイドカェ『@ほぉ〜むカフェ』のWEBサイト www.cafe-athome.com から、メイドの『りこ』さんに関する記事を検索
[りこ site:www.cafe-athome.com]と入力
ドメインの一部に該当するサイト全ての中から検索(site:検索演算子)
[例1] 大学・専門学校のドメイン .ac.jp のWEBサイト全体から『学費』に関する記事を検索。
[site:.ac.jp 学費]と入力
[例2] 政府機関・独立行政法人・特殊法人のドメイン .go.jp のWEBサイト全体から『安倍総理』に関する記事を検索。
[site:go.jp 安倍総理]と入力
※Googleでは、設定−検索オプションで『サイトまたはドメイン:』と『語順も含め完全一致:』などの キーワード入力欄に入力して検索、
Yahoo! JAPANでは、条件指定の『語順も含め完全一致:』と『順番も含め完全に一致』などのキーワード
入力欄に検索ワードを入力して検索するのと同じ機能です。
Yahoo! JAPANでは、条件指定の『語順も含め完全一致:』と『順番も含め完全に一致』などのキーワード
入力欄に検索ワードを入力して検索するのと同じ機能です。
URL文字列検索(inurl: 、allinurl:)
URL文字列に検索ワードが含まれるサイトを検索できます。
「wiki」や「recipe」、「レシピ」など、URLに組み込まれるような単語の検索ワードで検索すると、かなりまとまった記事のサイトが、ひっかかります。
メインディレクトリだけでなく、サブディレクトリまで含まれますので、料理のレシピを検索するなら、『魚』や『肉』などカテゴリーになるような単語を選べば、ひっかかる可能性は高いです。
inurl:を使う場合は、URLに対する検索ワードは1つのみですが、さらにサイトに対する検索ワードで絞り込むことができます。サイトに対する検索ワードは複数の検索ワードを指定できます。
<サイトに対する検索ワード> inurl:[URL検索ワード]
allinurl:を使うと、複数の検索ワードが使えます。
allinurl:[URL検索ワード1] [URL検索ワード2]
[例1]URLに”wiki”が含まれるサイトから、『星のドラゴンクエスト』または『星ドラ』で検索。
[星のドラゴンクエスト OR 星ドラ]と入力
[例2]URLに”魚”が含まれるサイトから、『ぶり』と『レシピ』の両方の検索ワードが含まれるサイトを検索。
[ぶり レシピ inurl:魚]と入力
英文字だと海外のサイトもひっかかりますので、日本語のサイトのみに絞りたいときは、Googleの場合は[ツール]の[日本語のページを検索]を選択します。
Yahoo!なら[検索ツール]の[日本語のみ]を選択します。
ファイルの検索(filetype:演算子)
ファイル形式と検索ワードを指定して、検索ワードに関連したファイルを検索できます。
設定-検索オプションで、ファイル形式と検索ワードを設定しても同様の結果となります。
<検索ワード> filetype:<ファイルの拡張子>
site:<サイトのアドレス>filetype:<ファイルの拡張子>
<検索ワード> site:<サイトのアドレス>filetype:<ファイルの拡張子>
site:<サイトのアドレス>filetype:<ファイルの拡張子>
<検索ワード> site:<サイトのアドレス>filetype:<ファイルの拡張子>
で指定できます。
[例]Googleのサイト内で、『検索エンジン』に関連したpdfファイルを検索。
[検索エンジン site:www.google.co.jp filetype:pdf]
以下は、いずれ使うことがあるかもしれない機能です。
WEBサイトのキャッシュ(cache:検索演算子)
検索サイトに保存されていた最近のキャッシュが呼び出されます。
サイトが重く、つながらないときは、自動的に表示されているようですし、普段使うようなことはないように思います。
cash:[URL]
ハッシュタグを検索する(# 検索演算子)
SNSで使うハッシュタグ#が検索できます。
日本語は使えませんでした。
#<ラベル名>
[例]#Spindle_idol #籾山ひめり
数値の範囲内の検索(.. 検索演算子)
2 つの数値と、その間に .. を指定することで、その間の数字の検索ができます。
数字に付けられるのは、『$』だけのようです。『\』『円』『€』『¢』においても認識はしていないようです。
数字だけでも使えるのですが、文字が付いていては機能せず、日本では、使い道が限られそうです。
<検索ワード> <数値1>..<数値2>
[例]5ドルから1000ドルのマイクを検索する
[マイク $5..$1000]と入力
関連のあるサイトの検索(related:演算子)
URLのサイトの関連サイトを表示してくれます。
Googleヘルプに記載はあるのですが、動作確認すると期待した結果にはなりませんでした。
恐らく、利用者の検索データから、類推しているのだと思われますが、改善を期待するしかありません。
related:[URL]
のように指定します。
[例1]AKB48の公式サイトwww.akb48.co.jpの関連サイトを検索。
[related:www.akb48.co.jp]と入力
ソーシャルメディアの検索(@検索演算子)
Twitterやインスタグラムなど、ソーシャルメディアの検索ができます。
Googleヘルプには記載されているのですが、動作確認してみると、満足した結果は得られませんでした。
使い方としては、『遅延 @twitter』、『阪神高速 渋滞 @twitter』のように、@の後にソーシャルメディアの名前と、「検索ワード」を加えて検索します。
インスタグラムの場合は『@instagram』、フェイスブックの場合は『@facebook』とします。
@との間にスペースを入れるか入れないかで、検索結果が変わるようですが、どちらが正解かどうか判断が付きませんでした。
<検索ワード> @<ソーシャルメディア>
動作確認をしてみましたが、全く関係のない通常のサイトが出てきたり、@facebookとしているのにtwitterのサイトが混じっていたりと、正常動作ができているのか、疑わしいです。
それでも、ある程度の効果はあるようですが、満足できるような結果ではありませんでした。
それよりも、『site:』、または「設定-検索オプション」で「サイトまたはドメイン」を使ったほうが有用性があると考えます。
『site:』を使った、twitterでの検索の一例を挙げます。
HKT48の指原莉乃さんのツイッターの”つぶやき”の中から、「5期生」のワードを探してみます。
(指原莉乃さんの公式ツイッターhttps://twitter.com/345__chan)
[5期生 site:https://twitter.com/345__chan]と入力
WEBサイトの登録確認(info:検索演算子)
WEBサイトが検索エンジン(GoogleまたはYahoo!)に登録されているか調べるものです。
info:<サイトのURL>
[例]www.google.comがGoogleに認識されているか
[info:www.google.com]と入力
のように入力します。
以前に存在していた検索演算子
以下の検索演算子は、昔に存在していたようですが、現在は使えなくなっているものです。
インターネットで見かけるものですが、Googleヘルプには記載がなく、実際に動作確認してみましたが、効果が見受けられないものばかりでした。
・daterange:演算子 日付の範囲指定
・link:演算子 リンクの文字列の検索
・inpostauthor:演算子 サイト著者名の検索
・define: 演算子 言葉の定義の調査
・stocks:株価を調べる
・inanchor:、allinanchor:演算子アンカーテキスト(リンクの説明テキスト)の検索
・location:サイトの場所の指定
ヒットするページが少ないとき
□類語や関連する検索ワードで検索してみる
□他国語で検索してみる
最近では、自動翻訳の精度が高くなってきました。
一度、検索ワードを翻訳してみて、検索してみましょう。
□.onionドメインのサイトをチェックしてみる
TORブラウザを使うとアクセスできる.onionドメインも選択肢に入れてみましょう。
□WEBアーカイブのサイト https://web.archive.org/を利用する
過去の情報は、WEBアーカイブに保存してあることがあります。
全て保存されているわけではないので、賭けみたいなものですが、情報の一部でもヒントになるかもしれません。
例えば、芸能人の情報を探りたいとき、過去に公式サイトがあったと思われる場合、そのサイトのアドレスを関連サイトから調べてみましょう。
その情報から、WEBアーカイブで過去の情報を探ってみましょう。
□動画サイトからも情報収集
Youtubeが世界的に普及し、便利になりました。海外の人も含め、いろいろな方がアップロードしています。
音声自動翻訳も精度が高くなってきています。
特にメジャーなソフトウェアのマニュアルや設定・使い方のような動画も増えてきました。
私自身も、Youtubeの動画を見て勉強になるものがたくさんあります。
□地図で行き先を調べる
Google Mapが航空写真、周辺の景色の町並みも見れたり、移動時間の検索もできて便利になりました。
特に知らない場所に行く場合は、駅の出口から、地上に降り立ち、周辺の町並みを見ながら、道路を進んで行きながら、経路を確認することができます。
中国国内などは、Google Mapに、周辺の景色データがないこともあります。
その場合は、Baiduの地図を使いましょう。
□情報の信頼性についても考えておく
いくら時間をかけて調べても、出典が不明で、個人が書いたレベルの情報しかなかった場合もあると思います。それが、検索のためのヒントになったとしても、最終的に満足できる情報が手に入らなければ、意味がありません。
事前に、どこまでの情報が手に入れば十分なのか、本の購入や、図書館で質の良い情報を手に入れたほうが良いか、考えておきましょう。
時間がかかりそうなら、Q&Aサイトを並行して利用するのも手です。
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