今回は過日ご紹介した「冷感グッズ」の中から、供にソフト・枕タイプの保冷剤である「アイスノンソフト(白元)」(Amazon | 楽天市場
)と「ひえぷる やわらかまくら(不二ラテックス)」(Amazon | 楽天市場
)の比較リポートをお届け致します!
●パッケージ
先ず fig. 01 及び fig. 02 に両商品のパッケージの比較画像を示します。
fig. 01 パッケージ・表
fig. 02 パッケージ・裏
(…相変わらず写真がイマイチですがご勘弁の程を)
パッケージは 「アイスノンソフト」の方が若干横長に感じられますが、
製品の縦x横 サイズは殆ど変わりません。(「両商品供実測サイズ300x180 [mm] 程です)
fig. 03 厚さ比較
然し、厚さ(高さ?)の方はといいますと、御覧の通りかなりの差があります。少なくとも倍は差があるでしょうか?
fig. 03 右が「アイスノンソフト」、左が「ひえぷる やわらかまくら」です。
●製品外観
パッケージから取り出した中身の比較画像を fig. 04、05 に示します。(先程と位置が逆になって仕舞いましたが、fig. 05 左が「アイスノンソフト」、右が「ひえぷる やわらかまくら」です)
どうでも良い話なのですが、「やわらかまくら」を開ける時、袋に印刷された切り取り線(fig. 03 に見えます)をなぞって切ったら口が開きませんでした…まあ、筆者の元に届いた製品の袋がたまたまそうだっただけかも知れませんが。
画像では少々解り辛いかも知れませんが、「ひえぷる やわらかまくら」は保冷剤のバッグを表側が透明な袋で包んだような体裁をして居ます。(fig. 06)それに対して「アイスノンソフト」は、外包みが不透明ですので中身がどうなっているかは見ただけでは分かりませんが、パッケージにその構造が図解してあります。(fig. 07)
この様に「アイスノンソフト」は大変凝った作りになって居ます。
fig. 04 製品比較画像
fig. 05 両製品厚み比較
●製品所感
それでは両者を冷凍庫で凍らせて(?)使ってみましょう!
冷却時間は「ひえぷる やわらかまくら」が5時間以上、「アイスノンソフト」が8時間以上と指示されて居ります。
この辺りは矢張り容積の違いが出ているのでしょうか。
尚、「アイスノンソフト」は fig. 07 にある通り下側にある「凍結ゲル」が、凍らせるとガチガチに固まりますので、なるべく平らになるようにして冷凍しましょう。
fig. 06 「やわらかまくら」製品画像
fig. 07 「アイスノンソフト」構造図
fig. 08 は冷却前、09は十分に凍らせた「やわらかまくら」の様子です。
それぞれの硬さ・感触等が判る様に錘を乗せてあります。
写真の錘は1枚が 0.5kg ですので x8 枚で 4kg です。
「やわらかまくら」は十分に凍らせると保冷剤がジャーベット状になりそこそこに硬くはなりますが、ガチガチに固まるわけではありません。
冷凍庫から出して暫く使っていると直ぐに柔らかくなります。
尚参考までに、当方が利用した(かなり古い)冷蔵庫では、指定通りの5時間ではここまで凍結はしませんでした。
fig. 09 は12時間程度冷凍した状態です。
この辺りは使用する冷蔵(凍)庫の性能・能力によると思われます。
一方の「アイスノンソフト」は、表側の「不凍ゲル」は「やわらかまくら」と同様なのですが、
先述の通り下側の「凍結ゲル」が本当にガチガチに凍ります。
筆者にとってはこれがなかなか「芯の入った」良い感触を生み出してくれたのですが、
この辺りも人によって感じ方は変わる所かも知れません。
と、ここで気が付いたのですが、これ程カチコチに凍っているにも関わらず「アイスノンソフト」の裏面は、触ってもあまり冷たくないのです。
fig. 07 の図には載っていないのですが、よく触って確認してみると、どうも「凍結ゲル」の更に上(裏面の事です)にもう一枚薄い断熱材の様な物が挟んである様なのです。
流石にこの辺りにも値段なりの造りの差が出て居る感じです。
一方「やわらかまくら」は両面供に表面の感触は変わりません。
また、それ以外にも「やわらかまくら」は十分凍らせると、薄っすらと霜が付いて表面が白っぽくなるのですが、「アイスノンソフト」ではその様な現象は殆ど目に付きません。
先述の表面に触れた時の冷たさと供に、この辺りも表面素材の違いによるものなのでしょうか?
Part II へ続きます。