2017年03月25日
「仮想通貨革命」野口悠紀雄(著)を読んで。
驚いたこと。
「 ビットコインは支払いの手段として用いるものだ。 」
ずっと保有していたから、億万長者が誕生したという話をきいていたので
上記の見解には驚きました。
確かに、投資目的で保有せず、とっとと使ってしまっていたら
マウントゴックス破綻で数千万円の損失を出すようなリスクもなかったことを思うと
うなずけますが、
あのときから時間が経ち、状況も変わっていますが
…知識も足りないし、よくわかりません。
「 多額の残高を長期に保有する場合には、
秘密鍵をペーパーウォレットに移して
コンピューターには残さないなどの対処が必要だろう。 」
紙で保存しとけ、ということなのでしょう。
「 ビットコインは、情報処理の世界にオートメーションを持ち込んだのである。 」
様々なIT化が進み、人の労働力が必要なくなるのは
工場などのブルーカラー系がメインだとばかり思っていましたが、
ビットコインの仕組みが広がれば、
ホワイトカラーの仕事の大半も必要なくなっていく、といった説明がなされています。
…確かに、売掛金消し込みなどの作業が必要なくなったら
どんなに楽になるでしょうか。…楽というか、人がいらなくなるようです。
イコール、
大手企業ではない、個人事業主や零細・中小企業にとって、
クレジットカードやEdyなどよりビットコインで決済が行えた方が、
決済手数料がべらぼうに安く、ゆくゆくは人件費も減らせる為、
チャンスが広がるのではないかといった説明もうなずけました。
ただ、セキュリティのしっかりしたブロックチェーンの仕組みを利用しているので
決済が完了するまで、10分程度の時間がかかる、というのが
ネックというか、これからの課題になるようですが、
東京オリンピックの年あたりには、どのような変化を遂げているのか、
期待と不安、半々です。
「 プレディクシャス(Predictious) 」
アイルランドの予測市場で、ビットコインが使われている。
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