2016年12月15日
「少ない物ですっきり暮らす」やまぐちせいこ (著)を読んで。
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表紙を見たときのインパクトが強くて、
当初は、こういう無機質な部屋は、自分には無理かも、と思っていましたが、
読み進めていくうち、
この部屋は、家族が入ることで、完成するのかな、と思うと
共感できるようになったと同時に、
最初気付かなかった、
部屋への光の射し方等、良さが観えるようになってきました。
筆者曰く、
「 ミニマリスト(=最小限主義者)とは、
大切なもの以外を削り、
自分が大事にしていることに全精力を注げる人。 」
「 夫には仕事に集中できる環境を作ってあげたいし、
家族には安心感を与えたい。
そのために必要な精神力・肉体的余裕を生み出すため、
すべての無駄を排除したいのです。 」
と言っています。
「 ものが少なければ、
家事は楽になり、安全が担保され、家族と過ごす時間が増える。 」。
自分も、物をもっと減らしたいと思うようになったきっかけは、
掃除が大変だったからでした。
数年間ハンズで調達してきた便利収納グッツを除けてみると、
カビだらけ…という恐ろしい状況と格闘して以来、
ものがあることで、
汚れに気付かなくて、
あとで掃除に大変な労力とコストをかけなければならなくなるなら、
いっそ便利グッツなんて最初から置かなくてもOKな環境にした方がいい、
という考え方に変りました。
真の合理性とは何ぞや、
自分にとって最優先したいこととは、
そんなことを、改めて考えさせられる一冊でした。
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