Tarot Reading Cafe 〜ハートの休息時間〜

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今日はリーディングの例について、クライアントの方の了解を得てご紹介しようと思います。
いろんな質問やスプレッド（カードのひろげ方）がありますが、今日はシンプルなものから。

30代の主婦の方で、ご主人との関係に悩んでいて、このままで良いのかどうか
カードからメッセージをもらいたい、というお話でした。

カードは左手で三枚選んで頂きました。

　　　　　　　　　　　　



一番右の、弓をひく女の人のカードは今の彼女自身の状態を表しています。
『Single pointedness〜一点に集中する』で、ご本人がこの問題に非常に集中して
あまり他の事が目に入らない状態になっている様子をあらわしています。
しかしお話ほど、ご主人とすぐにお別れしたい気持ちではない印象を受けます。

真ん中の花火のカードは賑やかな印象を受けますが、お葬式の一場面が描かれています。
手前で踊る二人の人物の奥で死体が焼かれ、その火から夜空に美しい花火があがっています。
亡くなった人が残された友人たちのために、自分でポケットに花火を入れておいたからです。
泣いていた二人は、花火と亡くなった友達の気持ちに気づいて
お葬式をお祭りに変えました。
この不思議なカードは、一番最後のナンバーのカードで『Laughter~笑い』という名前です。
どんなに辛い状況も、祝祭に変えられる、という変容を学ぶことを
強くメッセージとして贈っています。

一番左側の、子供が学者達と話しているカードは、『Beyond the small family〜家族を超える』という
名前です。誰しもが家族の中で、役割を演じています。よいお父さんだったり、よいお嫁さんだったり
立派な母親だったり。でも本来の自分の役割ややりたいことって、本当は誰しも心の奥では
気づいているものです。もっと個人を優先して良いのでは？と言っているカードです。


このリーディングから、このクライアントの方は、ご主人との関係に希望をもたれました。
今では好きなお仕事を始められ、ご家族との関係も安定したものになっています。