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b.京都市山科区の北の高台を東西に流れる山科疎水、これにそってのびる遊歩道を進んできましたが、
a.道ガタガタで、ちょっとくたびれた、滑らかなアスファルトが恋しいよう、
b.じゃあ途中ですが、町中へ降りますか、
a.旧東海道はクルマもけっこう走るけど、今もどことなく街道の風情を留(トド)めていて、走ってて悪くないしなあ、
b.道ばたには、たしか印象的なお堂がありましたね、
(グーグル画像検索からお借りしました)
a.徳林庵(トクリンアン)の六角堂、お地蔵様が祭られていて、眼にも御利益があるので、琵琶法師の聖地でもあるらしい、「琵琶法師ゆかりの地蔵、琵琶湖ゆき」、
b.ところで、びわ湖ヘ向かうルートは、クルマの多い国道1号線ですか、
a.まさか、国道を左にそれてココロ静かに山越えでござる、これならクルマの排ガス・騒音・危険から解放されて、ちょっとだけ山歩きの気分まで味わえる、
b.じゃあここから線路の左奥へ向かうわけか、それにしてもJRの線路、多いなあ、
a.左側の高架が琵琶湖の西を走る湖西線、右側のトンネルふたつが東海道の上下線、つまりここでいう「びわ湖線」、すぐそばには京阪電車や地下鉄も走ってる、
b.利用しない手はないよなあ、これだけ走ってるんだし、
a.地下鉄や京阪はほとんど使わなかったけど、湖西線(コセイセン)とびわ湖線は輪行で何度乗り降りしたか・・・このふたつは、京都から近江へ輪行するときの最重要路線でござるよ、
b.そんなJRと分かれて、ここからは民家もほぼ途絶え、坂もきつくなり始め、国道161号線バイパスの無慈悲な高架をくぐり、小粒ながらもかなりな激坂、一本勝負へ、
a.びわ湖へ抜けるこの山道で詠(ヨ)まれたのが、有名な芭蕉の句、「山路来て なにやらゆかし すみれ草」とされてるけど、諸説あって場所はハッキリしないらしい、
b.それでは、この有名な俳句にちなんで、一句ひねっておくんなせえ、
a.そうやなあ、「静けさを求めてたどる山路かな」、こんなん出ましたけど、
b.そうこうするうちに、今度は急坂を下り、吸い込まれるように、びわ湖で最初に出会う大津の町並へ、
a.長等(ナガラ)神社に一礼してから、ゆる坂を下り、ひなびた長等商店街をゆっくり流し、
b.浜大津まで来てようやく、びわ湖の広がりが見えてきました、
a.嵐山からゆっくりこいで約2時間少々、午前10時25分か、速いのか遅いのか、寄り道もしたからよく分からん、
b.「堤防の橋の左に近江富士」、
a.右手に見えるノッポビルは大津プリンスホテル、
b.広いなあ、びわ湖、
a.山路を越えて来るから、なおさらこの広さがしみじみ来るなあ、
b.何か大きなイベントやってますよ、
a.「滋賀B級グルメバトル in 浜大津サマーフェスタ」、タイトル長(ナ)げえなあ、
b.なんと、二日間で14万5000人も来場したそうです、この暑さのなか、
a.すげえなあ、で、一等賞は、
b.特産の朝宮茶、その抹茶シロップがたっぷりかかった、かき氷400円ですねえ、
a.真夏だから余計売れたんやろなあ、
b.でも、以下10位まではすべてお肉やホルモン系です、からあげ、コロッケ、ラーメン、ハンバーグ、カレー、どんぶり、などなど、
a.ほー、おもしろいな、一位だけかき氷、あとはすべてお肉やホルモン系か、今年も8月初めにやるそうなので、くわしい情報はこちらからどうぞ、
http://www.b-shiga.com/
b.ところで、大津湖岸なぎさ公園をゆるゆると流しておりますが、
a.暑いけど、水辺はやっぱり気持ちいいや、青くて広くて風吹いて、
b.この巨大な石灯籠はなんすか、
a.何だろう、ウェブで調べてみよう、
b.「石場の常夜灯」っていうらしいっす、東海道をショートカットする渡し船がこの明かりを頼りにこの岸を目指したとか、
a.なるほど、「急がば回れ」のことわざともなった渡し船が頼りにしてた灯り(アカリ)がここに灯(とも)っていたのか、
「あかり見て回らず急げ渡し船」、
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