2024年07月29日
なぜか気に入っていつも観てしまうオジサンYouTubeチャンネルをふたつばかし…
最初に紹介するのは自転車屋さんですか、
さまざまな自転車を経験したすえに折りたたみ小径車(しょうけいしゃ=ミニベロ)、なかでもその王者と言われるブロンプトン、その独創的な自転車哲学に魅了されて、ふだん使いからヒルクライムまでこれ1台でつらぬくという、北海道札幌市にある小さなサイクルショップ、
ブロンプトンといえば、圧倒的な個性と高額車両という両面から、『上がり自転車』というイメージもありますが、
ここの店主はただ単に売るようなレベルをはるかに通り越して、プラスもマイナスもひっくるめたブロンプトンそのものに惚れ込んでいて、もはやカラダの一部分のようになってるという、熱烈なブロンプトン乗りみたいや、
北国のサイクルショップらしく、雪道に強いファットバイクなんかも置いてるんすね、
売れ筋の自転車を集めました感が無くて、かといってブロンプトン専門店みたいな入りづらさも無く、雑然とした店内には、ひたすら深まっていく自転車への熱意と愛情のみが充満しているような、
ブロンプトンだけでなく、他のミニベロやファットバイク、昔の動画にはサーリーも登場してますが、
サーリーといえばファットバイクの生みの親なわけで、けどやっぱりすごいと思うのは、一般的には走行性能が劣るミニベロなのに、ブロンプトンきっかけで何でもミニベロで走ってしまおうとする、その徹底した姿勢で、
自転車を乗りこなすってどういうことなのか、そのお手本を見せられてると、
最近の我々みたいに、あれもこれも手あたりしだい乗ってみたいというのもひとつの乗り方やけど、それとは反対に、1台のブロンプトンを徹底的に乗りこなすことで、今まで見えてこなかった自転車の奥深さに気づいていくという、これもオトナの乗り方というか、自分を成長させてくれる自転車というか、
しゃべりだけでなく画面にびっしり映る文章を一時停止でじっくり味わうと、さらに自転車への熱い思いや愛情が伝わってきますね・・・というわけで、そろそろ次のオジさんユーチューバーへ、
こちらは、オートバイのツーリング動画をメインにやられてるチャンネルで、
このチャンネルの魅力をひと言であらわすと、
全体の雰囲気がとてもほのぼのと上品で、気取らない江戸っ子オジサンの人当たりの良さが魅力で、ついつい何気に最後まで観てまう、
バイクよりも、その人柄(ひとがら)で魅(み)せるチャンネルですか、
BMWのF850GSというけっこう高価なバイクに乗られてるけど、まったくなんの気取りも無く、気の合うバイク仲間と、日々淡々とツーリングしたり、時には家路につく都会の夜景をバックにひとりでつぶやいてみたり、
つぶやきチャンネルが、またいい味出してますね、
ときにはバイクとまったく関係無い、住んでるマンションの自治会の話とか出てくるけど、それもまたクセの無い語り口なんでついつい引き込まれて、長いこと小さなイタリア料理店を続けてきたせいか、とにかく人当たりが良くて、しゃべりもちょうど心地良い距離感をわきまえていて、これがぜんぜん気取らない江戸っ子の魅力なんかなあと、
YouTubeをやる上で、キャラ(性格・人柄)はホンマ重要ですね、とりわけしゃべくりがメインのチャンネルになると、ここが成否(せいひ=成功と失敗)の分かれ目になるくらいで、
なもんで、自転車の免許しか持たない自分も、バイクツーリング動画をながめては、何気ないやりとりを楽しませてもらってる、
笑点の小遊三(こゆうざ)師匠にもちょっと面影が似てる先輩の『師匠』さんもええ感じですね、
バイクの世界に誘ったのも師匠やし、料理の面でもたしか同じイタリア料理店をやられていて、このチャンネルの半レギュラーメンバーというか・・・
しかし、数年前にBUONO(ボーノ)さんがそんな師匠とツーリング中に、早朝の首都高で追突事故に巻き込まれたときはホンマ心配しました、
渋滞中の首都高で後からトラックが突っ込んできて、もしあの時トラックとバイクのあいだにミニバンがクッション役として居なかったら確実にあの世に行ってたわけで、
師匠はギリギリセーフだったんすね、
BUONO(ボーノ)さん自身もさいわい軽い骨折ていどで済んだけど、それでも購入したばかりのBMW F750GSはほぼ全損、恐怖心から丸1年間は心からバイクが楽しめないようなつらい日々が続いて、
それだけによけい応援したくなりますね、
ほかにもコロナでぜんぜん客が入らない時期もあったし、それらを何とかクリアして、今も楽しくバイクを乗り続けてるんで、「ああええなあ」ってまた観てまうんや、