2024年04月25日
雨多すぎ・・・それでも自転車に乗るんか
むかしはけっこう雨でも乗ってましたが、
嵐山に住んでたころ、スカパーなんかでジロデイタリアとかツールドフランスとか見はじめて、そうなると中年過ぎのオッサンが中2病みたくなり、雨だとかえってテンション上がったりして、奈良へ向かうサイクリングロードも完全貸し切り状態でガラ空きになるし、京田辺まで行って帰りとかなんべんもしてたけど、
あのとき意外な発見というか、夏場でもカラダ冷えるのには驚きました、
夏場だから走れば走るほどカラダは熱くなるし、雨に当たればちょうどええ感じになるかと思ったら、調子が良いのは最初の内で、京田辺に到着するころにはしっかり雨で体が冷えて、温かい飲み物が欲しくなるほど、
夏場でレインウエアを着ててもしっかり寒くなりましたが、
透湿性のレインウエアでも、汗はしっかりかいて内側からずぶ濡れになって、そこに雨と風をしっかっり浴びながら走るわけで、あの夏の寒さは意外やった、
それにしても今年は異常気象というか、春先からこれほど雨が多い年も、
オマケに晴れたら晴れたで黄砂がやって来るし、
黄砂もきつくなるとかなり不快ですし、
ひどいときは目が痛くなるし、空は気味悪くどんよりしてくるし、むしろ雨の方がええくらい、
そんな黄砂がひどい中国は、雨の降り方も災害レベルで、
いや中国に限らず、世界各地で雨が多すぎるような、
めったに降らない中東のバーレーンが大雨被害で、空港水びたしの動画とか、
これだけ降ると、その反作用で降って欲しいときに降らない空梅雨(からつゆ)もありそうやし、真夏は逆に深刻な水不足だったり、
これだけ雨量が多いと、反動で夏場の干魃(かんばつ)が異常高温が心配すね、
自然現象はほどほどがイチバンやけど、今年は正月からすでに波乱の展開、
で、自転車に話もどしますけど、雨は日はもう乗りませんの、
乗ってもええけど、むしろ最近は歩くほうがええな、
シングルスピードやピストバイクに乗り始めると、きつい坂はすぐあきらめて歩くようになったんで、これがきっかけでこのところ歩く楽しさに目覚めたんすか、
とくに雨の日は、庶民価格でレンズもカメラボディも簡易防水付のペンタックス一眼レフが活躍してくれるんで、そうなると自転車のスピードでは見逃す風景もしっかり見えてくるし、雨ならではの風景も美しく、不快な雨がだんだん楽しい雨に変わってきて、
ペンタックスさんくらいじゃないすか、庶民的なレンズやカメラボディにも、簡易防水機能を付けてくるメーカーさんて、
だいたい大手メーカーは、利益率の高いメチャ高価なプロ仕様のカメラやレンズで稼(かせ)ごうとするから、庶民価格の一眼レフ機は見た目だけ良くして、中身はかなり手抜きしていて、めんどうな簡易防水なんて絶対やらへんし、
庶民にとってはペンタックスが最後の砦(とりで)といいますか、
庶民価格でしっかりカメラと向き合える最後のメーカーであることは間違いないな、
ふたたび自転車に話はもどりますけど、自転車の開発史にそって4台、じっさいは5台、そろえてみての感想とか、
開発史の両端に位置する2台、固定ギアのピストバイクとe-MTB、このふたつはとりわけ存在感がハンパなく、ぜひともそろえておきたい、
変速を取り去ることで、フリーギア、固定ギアと自転車の根源的なメカニズムを体感するようになって、そうなると歩くことの楽しさにも目覚めて、
e-MTBであっても、意識的に歩きを混ぜるとさらに内容豊富なサイクリングになるから、今さらながら歩くことの楽しさや大切さが分かったというか、今までの自転車人生でこれほどサイクリングに歩きを取り入れた
こともなかったし、じつに新鮮な気分、
キューブリック監督の『2001年宇宙の旅』のオープニングじゃ無いですけど、二足歩行と道具ですしね、人類であることの最大の特長といえば、
自転車といえば場所移動に利用するもっともベーシックな道具やけど、e-MTBなどのEバイクになっても、自転車だけの魅力がしっかり引き継(つ)がれてることがよく分かったし、ここに二足歩行を意識的に加えてやると、ただ楽しいだけでなく人間として生きてる実感までわいてきて、
歩きと自転車では、移動速度もまったく違いますし、それだけでもサイクリングは多彩になりますし、
股関節(こかんせつ)ほか、カラダの動きや体重のかかりかたもすべて違うから、ふたつを組み合わすとよりバランスの取れた体の動きになってくるし、
当然ですが目線の動きや視界の広がりかたもまったく違いますし、
でもすべてに共通するのは徹底的な静けさで、これは電動アシストになっても同様に引き継がれて、これはエンジンで動く乗り物では味わえないじつにぜいたくなひととき、
エンジンが付いてないから速度や距離は制限されますが、代わりにどこまでも静かなことは、それらを補って余りある魅力というか、
ヒト好き好き(すきずき)やから、エンジン音が無いとダメというヒトも当然いてると思うし、エンジンごとに奏(かな)でるサウンドの魅力もあると思うけど、それを上回るほど、自然界の音に囲まれながら静かに移動できる自転車って乗り物は、自分にとってもっとも魅力的な移動手段で、
距離と速度をかせぐんだったら、いっそ自転車ごとバスや電車に乗って、目的地まで車窓の風景を見ながらのんびりしたいと、
どうしてもそういう発想になる、
クルマ好きで自転車好きなら、両方とも自分であやつる楽しみもあるでしょうけど、
確かにそういう趣味もあると思うし、それなら目的地までの行き帰りはクルマのドライブを楽しんで、目的地に着いたらいちばん美味しいエリアだけ自転車でのんびり走るという夢のような1日も可能になるし、それはそれでとても素晴らしい、
しかし、YouTubeを見てると、モーターサイクルと自転車を両方趣味とするヒトはまず見かけませんが、
自転車とクルマ、モーターサイクルとクルマのパターンは多く見かけるけど、自転車とバイクがふたつとも趣味というユーチューバーさんはまず見かけへんな、
これは何でなんすか、
なんでやろ、じっさい自分もEバイクまでは行くけど、モーターサイクルにはあえて踏み込もうと思わんし、
免許制度がめんどくさいとか、
けど125ccのオートマくらいならすぐ免許取ってカブにも乗れるし、
やはり自分の足が動かせない不快感すか、
自分の場合はそれが最大の理由やな、
じゃあ逆にモーターサイクルから自転車に行かないのは、
エンジンが無いと静かすぎて遅すぎて刺激があまりに少なすぎるとか、
全身で味わう加速感とか自転車ではぜったいに味わえない世界ですし、これをいちど味わったら自転車にはもどれなくなるのかも、
加速感とあとエンジンが奏(かな)でるサウンドも魅力的なんやろなあ、ちょっと生き物みたいで、エンジンのコンディションも分かるし、
バイクも楽器も同列であつかうヤマハイズムですか、
よく言えば、エンジンの吸排気音やその振動もふくめた走る楽器やもんな、モーターサイクルって、
しかし、話はふたたび自転車にもどりますけど、電動アシスト導入で運動量は減るどころか、むしろ上昇するという予想外の展開で、
今まで行くのをためらうような悪路や激坂がラクにクリアできるもんで、道を選ばないというか、むしろ悪路や激坂ほど走りたくなって、アシスト量をはるかに超える運動量となるという、
同じように予想外といえば、そんなEバイクだけしか乗らなくなるかと思ったら、ぜんぜんそんなことは無くて、むしろ適材適所で5台の自転車を乗り分けながら楽しんでるという、
やはりそれぞれの自転車にそれぞれの個性や味わいがあって、それらをひとつにまとめることじたい不可能というか、
しかし、歩きにも目覚めたなら、今度はモーターサイクルにも目覚めるとか無いんすか、
たしかになあ、ヤマハさんから身長180センチでもきゅうくつにならないXSR125も出てるし、だったら輸入車でXSR155のほうが、高速も走れてリーズナブルな買い物にも思えるし、自分でカスタムする覚悟ならスズキの名車GN125Hを格安購入して、シート高をしっかり上げて乗るのもええし、
YouTubeには新型SR400の予告動画みたいなんもありますし、
ヤマハが作るバイクという美しい楽器か・・・これも究極に日本的でかっこええなあ、
しかし、やはり最後はイギリスのCCM Mortorcycles 製バイクがイチバンすね、まあ見た目で言うてるだけですけど、
モーターサイクルファンタジーの島田さんとナナハンさんで、CCMのどれか1台を個人輸入してインプレして、それきっかけで国内販売とかならんもんかなあ・・・絶対売れると思うけど・・・しかし円高でそうもいかんか、
元気のいいインドや東南アジアも含めた販売代理店であれば可能性も相当あるんちゃいます、