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2024年04月20日

『きしたかの』YouTube 動画ばかりの数か月


きっかけはYouTubeの鬼越トマホーク喧嘩チャンネルからすか、

これはいつも良く見てるけど、そんな中でもひときわ異色だったのが、事務所ちがいの後輩漫才コンビ『きしたかの』の高野氏に無理難題なランキングをふっかけていじり倒し、彼がそれに切れ続けるという、

しかも長時間三部作というこのボリューム、







M1グランプリに代表されるような、作り込まれた笑いがイマイチピンとこないもんで、正直『きしたかの』の漫才そのものより、こっちの型にハマらない即興的な笑いのほうが何倍も楽しめて、

台本をおぼえてきちっとやっるより、その場その場の空気感で自由に思いついてやり取りする雰囲気が良いと、

たとえば自転車でどっか行くときも、最初からルートを決めて走るより、ざっくり南エリアと決めたあとは、走りながら即興的にルートを変えていったほうが、よりのびのびと楽しいサイクリングになるのと同じで、

鬼越さんたちが高野さんを追い詰めるやり方も、ぶっきらぼうで荒っぽく見せてはいるけど、じつはとても愛情と配慮に富(と)んでいて、追い込まれた後輩の高野さんにも遠慮せず思いっきり切れさせてるから、ほのぼのと開放的な雰囲気があって、そこも素晴らしいすね、

追い詰められるほど爆発的な魅力をひねり出す高野氏の特長をよく理解した二人だからこそできる絶妙なイジりかたというか、小柄な高野氏をいかつい大男がはさむ絵もサマになってて、もともとこんなトリオがいるような完成度すら感じさせるような結果に、

ちなみに、計三回のコラボ企画を整理しますと、
『演技が下手な俳優ランキング』52分43秒
『今一番嫌いな芸人ランキング』31分29秒
『2023年捕まりそうな芸人BEST200』49分07秒
と、どれも30分以上1時間以内で、長尺(ちょうじゃく=長時間)な動画が多い鬼越さんのチャンネルらしい結果に、

で、しばらくこれら三部作を何度も流し聞きして、さすがにだんだん飽きてきたころ出会ったのが、今度は『きしたかの』の岸氏の魅力が爆発したこちらのラジオ音声、



漫才コンビなのに、ふたり別々で魅力が分かってくるという動画配信時代ならではの自由度の高さと言いますか、

最初は何気ない東野さんのモノマネから始まるんやけど、和田アキ子からビートたけしのモノマネに入るころから、だんだんとドラマ風になってきて、登場人物もつぎつぎに増えたり変わったりを繰り返しながら物語の厚みも生まれてきて、最後はしっかりドラマ風な展開になって無事壮大なエンディングをむかえるという、

これもなんかストーリーが有って無いような、その場の即興(そっきょう)で続けてるようなところが魅力であると、

変な話やけど、それほど似てないモノマネやメチャ安っぽいストーリーも妙にココロをゆさぶってきて、知らず知らず何度もくりかえし聞いてしまう魅力があって、

作り込まない良さみたいな、

お笑いの本質をさり気なく突いてるというか、どこから聞いても、じつに安っぽくてくだらないことばかりで、あえて高級な味付けを拒否してバカやり続ける魅力というか、やはりこういう作り込みすぎない即興的なお笑いってええなあというか、

伝説のテレビ番組『北野ファンクラブ』のドラマシリーズみたいな、あの肩の力がダラッと抜けた安い雰囲気をチラッと思い出しましたが、

あと似てても似てなくてもモノマネを強引に続けて、放送作家さんとじわじわと安い連続ラジオドラマ風へ仕立て上げていった岸さんの粘り強さもすばらしく、

たしかに、似てないモノマネまで捨てずに活用して、なんとかやりくりしてるようで、たとえば笑福亭鶴瓶(つるべ)氏のモノマネとか全然似てませんけど、それすら強引に笑いにもってく才能というか・・・あと高野さんのツッコミも底光り(そこびかり=脇役的に地味に実力を発揮)していて、

全力で切れるツッコミが持ち味なのに、ここではあえて脇役(わきやく)的な軽いツッコミを多用しながら岸さんのモノマネを良い感じでサポートして、これもそうとうに効果的だし、今後の高野氏の芸風にも厚みを増しそうな、

しかし、1年分をまとめるとそうとうな長さになるもんすね、

第1回から第40回まで 3時間48分
第41回から第52回まで 2時間1分

回ごとに分割してランダム再生したら永遠に楽しめそうやな、

しかし岸さんて、あの体型といいあの風貌(ふうぼう=顔つき)といい、昭和のあの大物芸能人、大橋巨泉(きょせん)さんに似てません、

太めの黒縁(くろぶち)メガネをかけたらホンマそっくりやもんな・・・遠い親戚か隠し子か知らんけど、



彼らのラジオ番組『豚ピエロ』、1年の努力の甲斐あって、この春から晴れて地上波ラジオのレギュラーを勝ち取ったわけですが、

4月からは30分という短い時間のなかでやりくりするんで、今までみたいにダラダラとくだらないモノマネドラマとかやれないけど、さっそくスタジオを使わない放送を三回連続で始めるという異色の展開・・・今後どうなってくかじつに楽しみやな、
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