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2024年03月27日

おなじ27.5インチMTBでも『MIYATA RIDGE-RUNNER i 6180』と『ARAYA Muddy Fox Dirt』はまったく別の自転車


おなじ27.5インチハードテイルMTB(マウンテンバイク)なのに、正直これほど乗り味のちがう自転車になるとは、

ミヤタ『RIDGE-RUNNER i 6180』は、電動アシストやし、20sをはるかに超える重量もあるし、それに加えてセミファットタイヤなんで、これを履(は)くことで、実質29インチMTB(ツーナイナー)の車格になってるし、同じ27.5インチとは言ってもまったく別の乗り物・・・価格もひとけた違うし、

対するアラヤ・マディーフォックスのほうは、前後の変速も取り外してシングルスピードにカスタムしてあって、もともと付いてるハンドルも街乗り用に60p幅に収まってるんで、そつなくコンパクトにまとめてある印象、

基本街乗りときおりオフロード用マウンテンバイクの代表格。価格をひとケタに抑えながらも油圧ブレーキ…じつは耐久性メンテナンス性ともにシマノコンポで最もすぐれた8速仕様もシブい!

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ちなみにハンドル幅については70pをはるかに超える『RIDGE-RUNNER i 6180』のハンドルを60pにカットする予定やったけど、諸事情でカットしないでホンマ良かった、

と言いますと、

予想をはるかに超えるゴツくて重い車体なんで、これをあやつるハンドル幅が60pだと、かなりバランスがくずれて乗りづらくなったはず、

それにつけても、ハンドル幅60p以上の自転車であっても、危険時は歩道走行が許されるようになって欲しいもんすね、

マウンテンバイクで自走して山に入ってくときも、危険な国道を走らないとたどり着けない場合とかけっこうあるし、低速走行が魅力のビーチクルーザーは幅広ハンドルが売りみたいな所もあるし、そこで歩道走行が禁止されたらたちまち死の危険があるわけで、たとえば講習を受けてその証明として車体にステッカーを貼れば、60p以上のハンドル幅でも歩道走行が許されるとか、もっと対策を考えて欲しい、

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ところで、20年あまり乗り倒しても故障知らずの26インチMTB『MIYATA RIDGE-RUNNER』を27.5インチMTB『ARAYA Muddy Fox Dirt』に乗り換えたときは、持てあまし気味な大きさでしたが、

ここ数日e-MTBに生まれ変わった新生『RIDGE-RUNNER i 6180』を走らせたあと、これに乗り換えてみると、ビックリするほど軽量コンパクトで、60p幅に収まったハンドルも頼りないほど短く感じる、

しかしe-MTBの激坂走破能力は感動するしかないとしても、こういった変速すらそぎ落とした素(す)のMTBもスッキリしてて、別の意味でええもんすね、

フロント3速リア8速の変速を取りはずしてシングルスピード(42t×16t)にカスタムしてるから、よりいっそうマディーフォックス・ハードテイル・ジオメトリック・フィロソフィーの生み出す雑味の無い走りがダイレクトに伝わってくる、

なんすか、そのやたら長い英語は、

2年前購入したアラヤ『Muddy Fox Dirt』のバックフォーク(シートステイ)に刻印されてる文言(もんごん)「MF HARDTAIL GEOMETRIC PHILOSOPHY」・・・ようするに歴史あるアラヤのハードテイルMTBフレームは、他メーカーとはひと味もふた味もちゃいまっせというような、

これをわざわざフレームに刻印(こくいん)するってことは、よほど自信があると、

それを感じさせるくらい、サスペンションをロックさせないでもグイグイ加速するし、シングルスピードにカスタムしたことで雑味(ざつみ)がさらに減ってより静かで洗練された印象、

ちなみに、電動アシスト自転車もようやくフレーム内蔵式バッテリーが広まって次のステージに入ってきましたが、Eバイクひいては自転車業界の今後については、

想像もできないほど小型高性能なモーターとバッテリーが低価格で生産されるようになれば、実用的な電動アシスト自転車が市場の7〜8割をしめて、残りの2〜3割は高性能なe-BIKEやアシスト無しのスポーツ車や実用車がすき間を埋めてく、そんな感じかなあ、

固定ギア特有のダイレクト感が魅力のピストバイクは永遠に無くならない車種だとは思いますが、こんな時代だからこそ、あえてe-PIST(いーぴすと)なんかも登場したらワクワクドキドキしますね、

固定ギアの電動アシスト化、つまり最古と最新の技術が融合した電動アシストピストバイクか・・・固定ギアならペダルひとつで加速と減速ができるから、加速時は電動アシスト、減速時は回生(かいせい)充電・・・そうなるとアシストモーターは充電しながらブレーキの役目も果たすように、

あと、e-BIKEから変速そのものが無くなって1速化していく可能性もあるのでは、

ブレーキも変速も電動モーターまかせか、そうなれば部品点数も激減してメチャシンプルになるな、

ここまで来たら、逆に今ある変速やブレーキが受け継がれるべき古典的技術として大事にされたり、人力(じんりき)だけで走らせる自転車が再評価されたり、

いずれ近い将来、eロードバイクも10s未満になって、そうなればきつい向かい風や登り坂だけアシストしてもらって、あとは自分のペダリングだけで軽い走りもできるし、なにかと楽しみやなあ、

今回購入した『RIDGE-RUNNER i 6180』は、25s近い重戦車ですけど、これもどんどん軽量化が進んで、いずれ現在のアシスト無しのMTBと同じくらいの重さになれば、純粋に人力(じんりき)だけで動く自転車である必要も無くなっていくような、

車体と一体化して全身を動かしながら移動できるのが自転車本来の楽しさなんで、そこさえしっかりキープできれば、激坂・向かい風・疲労なんかの場面で電動アシストされてもありがたいばかりで、これをあえて拒(こば)む理由も無いし、

それでもアシストが不要なら自分でオフにすればええだけの話ですし・・・しかし、これで自転車の歴史、その主要な4段階をすべて経験できたわけですが、

固定ギア、フリーギア、変速、電動アシスト・・・固定ギアがフリーギアに発展的に解消して行ったように、変速も電動アシストに発展的に解消して行くような、

変速機の無い電動アシスト自転車の登場すか、

じっさい電動アシスト自転車では、せっかく変速をつけてもトップギアばかりが偏摩耗する(へんまもうする=片寄ってすり減る)現象が起きてるし、電動アシストがさらに高性能化していけば、ギアチェンジしなくてもアシスト量の変化でどうにでもなる時代が来るわけで、

じゃあ、変速レバーも兼ねた電動アシストレバーが登場する日も近いと、

クルマのオートマみたいに、基本Dレンジにしとけば勝手に最適量でアシストしてくれて、もっと細やかにコントロールしたければマニュアルモードに切り替えて、アシスト量やケイデンス(ペダル回転数)を調整できるようにして、そうすれば駆動系はフリーギアのシングルスピードにしとけば済むわけで、

そうなれば、メンテナンスフリーで耐久性も高いシャフトドライブも登場しそうすね、

そうなればチェーンやギアがすりへって交換とか無くなるし、

しかし話変わりますけど、現在所有する5台のうち3台がマウンテンバイクフレームというのも、ちょっと片寄ってるような、

あと2台はシクロクロスとピストのフレームか、

こうなると「あとはロードバイクを買うだけですよ」と言われてるような、

ふつうに歩けるシマノのマウンテンバイク用ビンディングペダルSPDが優秀すぎて5台すべてにこれを採用していて、ペンギン歩きしかできないロードバイク用ビンディングペダルはいまだ未経験やし、

ロードバイクをせっかく買うなら、これも未経験のフルカーボンすね、

趣味の自転車人生、最高峰のデュラエースとかアルテグラとか、1度くらいは使い倒してみたいもんやなあ、

カメラバッグはどうしますの、

デュラとかアルテのロードバイクに乗る以上、ちゃんとそれ用のジャージを着用せなアカンし、そうなればカメラもジャージのバックポケットにリコーのGR3を忍ばすのが精一杯・・・アラヤのマウンテンバイクより高価で引くけど、

じゃあジャイアント熊本の店長近藤さんと同じプロペル2024モデルお買い上げということで、とりあえず10万円ご用意していただければ、残りの100万円は納車時にお支払いということで、

おいおい気ぃ早いな、それは床下のシロアリ予防にとってある…



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