大人の女性の成長日記

続きです。

相手の意見を一旦受け止めてみたものの、それでも納得できないとき。


そういうときは、自分の正義に従います。
でも、自分の意見を無理矢理相手に押し付けることはしません。
サラリと言います。
「そっか…でも、私はこっちの方がしっくりくるから、とりあえず今回はこっちのやり方にするね。その考え方も、もう少し検討してみる。貴重な意見をありがとう。また教えてね。」
というような感じで。

うまく取り繕う、ということではないんです。

これを本心で言います。


だって、私がまだ理解できていないだけで、目から鱗の素晴らしい意見を取り入れられるチャンスかもしれないのに、少し考えただけで「それは違う」と全否定していては、そのチャンスを逃しちゃうことになってしまうから…。

私はそのほうが怖い！と思います。


意見が食い違ったときに、たいていは、自分の意見を分かってもらいたいとお互いに言い合います。
だからぶつかって、次第にエスカレートして、相手を打ち負かせようとします。

でも、本当にしたいことは、相手に勝つことじゃないんですよね。

人はみんな、根本的には心の中の「こうありたい」という自分の絶対的正義のもとに行動してます。

一旦、それをちゃんと書き出してみるといいです。

「誠実」「堅実」「平和」「合理的」

なんでもいいです。

それに基づいて行動する…逆に言えば、それさえブレなければそれ以外のところは妥協しても大して苦になりません。

相手に譲る部分と自分が妥協できない部分、それを自分のなかで明確化すること。

それが人間関係をスムーズにして、尚且つ、自分の意見を取り入れて貰える近道だと思います。


そして、もう１つは素直になること、ですかね。

自分が間違っていたと分かったとき、素直にそれを伝えることです。

「私、これ間違えちゃってた！ごめんなさいっ！！」と。

言えると楽です

ほんとに。
それ以上相手が自分を責めることは、たぶんほとんど無いです。

間違っているのに屁理屈こねて間違っていないように見せかけるから、相手は攻撃したくなっちゃうんですよね。

その場で勝つことに、大抵は大きな意義はありません。
むしろ、警戒されてその後自分の意見を聞いてもらえなくなります。

自分の心を穏やかに保つために、やってみてください。
自然と自分にも周りにも、笑顔が増えますよ！