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2023年10月27日

レクサス「LC」アップグレード体験試乗会レポート!(詳細編)

レクサスLC”Performance Upgrade"体験試乗会の詳細レポートです。

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当日は、当選された24組のオーナーを対象に実施(有料55,000円)。
場所は、おなじみ「富士スピードウェイ」

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普段はなかなか立ち入ることのできない「レクサスカレッジ」に入場できるのも嬉しいですね!
ただ、2005年当時から建設されていたので、そろそろレクサスディーラーと同様に木の温かみを感じるようにデザインを一新して欲しいような気もしました。
エントランスに鎮座するレクサス「LFA」もおなじみですね!
(欲を言えばLCのイベントなのでここにLC”EDGE”かLC”StructuralBlue"を展示してほしかった・・・)

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開会式は、現在レクサスLC、LSのチーフエンジニアをご担当されている、武藤チーフエンジニア。
いずれの車種も初代チーフエンジニアの後を受け継ぎ、その後の改良でドンドン良い方向に進化(特に動的質感)しているのは皆さんご存知のとおり。

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インストラクターとして、レーシングドライバー「中山雄一」選手と、モータージャーナリスト「藤島知子」さん。
フリーにお話できる時間もあったのでファンの方にはたまらない瞬間だったのではないでしょうか?

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最初のプログラムは、藤島さんの講師でドライビングポジションチェック。
車両が、以前当方が所有していた仕様とほぼ同じだったので、その点でも嬉しく思いました!
やはり、「ブリージーブルー」内装はいいなぁ・・・

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その後は、コースに移動して、「ブレーキング」の講習です。
当方が属するグループは、色鮮やかな車種が多くてLCの美しさを再認識しました。

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時速40km/h、60km/h、80km/hと徐々にスピードを上げてから、指定の場所でフルブレーキングをする講習。
フルブレーキング時に、ブレーキペダルからABS作動による振動が伝わってきますが、その後も強く踏み抜くことが重要といいうことで、普段はめったにフルブレーキングをすることはないので、良い勉強になりました。

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その後はスラローム走行等、時速40−60km/h程度で指定されたパイロンで仕切られたコースを走行。
特に、パイロンの周りを1周する箇所があるのですが、そこではLC”S Package"の「LDH」の小回りの良さを実感しました。

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皆さん気持ちよさそうに走行していました!
青空に、響き渡るブリッピングサウンドは気持ちいいですね!(LC500hでもなかなかのサウンド!)

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その後は「ショートコース」に移動して今回のプログラムのメインである”Performance Upgrade"の体験会です。
ここでの参加者の車列も絵になりますね!各メディアの取材陣も同行していたので、写真を多数撮影されていました。

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ブリーフィングタイムには、開発陣の方の熱い説明が!
みなさんクルママニアなので、専門用語が結構使用されていましたが、私に取っては大変興味深い時間でもっと話を聞いていたかったぐらいです。
皆さん想像している以上にマニアなので、かなりの情熱が伝わってきます!

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個人的に一番「胸アツ」タイムは、リヤアルミ中空サスペンションメンバー(アルミサスメン)の現物と製造過程。
古の技術を現代に応用したような製造方法にはときめかざるを得ません・・・!
宇宙戦艦ヤマトの発信シーンのように姿を表すシーンはぜひ公式動画で披露してほしいところです!


前述のとおり、1つ製造するのに「2日間」かかるというところにもプレミアム感があります。
スタッフの皆さんが目を輝かせるようにお話いただいたのがとても印象的でした。

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リヤアルミ中空サスペンションメンバー

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ノーマル仕様と比べると、その差は歴然です。

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アルミサスメン、何度見ても美しいですね!!

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ボディとの接合部はキレイに切削加工されています。

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なんと、アルミサスメンの「ミニチュア」も作製されていました(笑)
購入者の特典・・・になればいいですね!(ぜひご検討下さい!)

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体験試乗の感想は前ブログに記載させていただきましたが、素人の当方でもすぐわかる「軽快さ(クイックさ)」と「ステアリングの舵角の小ささ」が特に印象的です。
リヤのアルミサスメンの換装はかなり大掛かりではありますが、ここまでに違いが出るとは・・・
ピットロードから、コースに入る際の車線変更の段階で「アレ?」っていう感じです。


実は同日の夕方にモータージャーナリストの方が同コースで乗会を実施されていたようなので、動画でチェックです!

▼進化は歴然! レクサス LC パフォーマンス アップグレード パッケージ 体感試乗レビュー by 島下泰久



試乗後はレクサスカレッジで食事会です。

駐車スペースも、ドアの大きな「LC」に配慮された絵になる駐車方法。
カラーリングですが、他モデルと異なり、イメージカラーのレッド(ラディアントレッドコントラストレイヤリング)が多いのが特徴でしょうか。

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最新の2024年モデル+モデリスタエアロの方もいらっしゃいました!かっこいい〜

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食事はカフェテリア&テラスで。
メインの食材は牛肉の赤ワイン煮込みでなかなか美味しかったですが、苦手な方もいらっしゃると思うので、複数から選択できたり、女性用にお弁当などボリュームが少なくて、品数が多いような別メニューもあると良いかと思いました。

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午後は今回の試乗会のお楽しみの一つ、富士スピードウェイ 本コース試乗会です。
自分自身の「LC」で2周、”Performance Upgrade"車両で2周するというプログラム。
ここで20台以上のLCが並ぶ姿も壮観でしたね!

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走行中は、かなり空き時間もあるので退屈しないよう、協賛メーカーの展示物もありました。
なかなか普段見かけない、レクサスコレクションのマークレビンソン ワイヤレスヘッドフォン。

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レクサスLC 2024年モデルで新たに加わったTRDの鍛造ホイール。
製造は鍛栄舎とのことでした。とてもかっこよくおしゃれなホイールで、カタログとは全然印象が異なります。

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カタログではさっぱりわかりませんでしたが、プリズム加工のような部分の仕上がりが凄かったです。
切削加工のようで、BBS社製ホイールにはない魅力でもありますね。

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最後は閉会式。
お楽しみのプレゼント抽選会、スタッフの方のホスピタリティある応対や、お土産ありの充実した1日でした。

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最後はお約束のレクサスカレッジ前での撮影(もちろん許可は得ております)

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今回は募集開始から実施までの期間も短く、実施も水曜ということで参加したくでもできなかった方も多いのではと思います。
LC”Performance Upgrade"の価格は、約200万円を予定しているとのことで、かなり高価ではありますが、以下の点を考慮すればこの価格も妥当ではないかと思えてきます。

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・乗って最初のコーナリングでわかる変化
 (スポーティーカーからスポーツカーになったような変化)
・アルミサスメンだけで100万円以上のコスト
・ディーラーではなく自動車製造現場(トヨタ自動車)での換装
・前後サスペンション、フロントバンパーが一新(新品)に換装
・特別感あるフロントバンパーのカナード


なお、現在検討中とのことですが、トヨタ自動車工場で取り付け、検査・施工後には、オーナーに体験できる場も提供できるとのことです!
これもかなりプレミアム感あっていいですね!(詳細は未定、有料?)


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*LEXUS LC Perfomance Upgrade Workshop資料より

一方、2024年モデルの方はサスペンションの換装は伴わないとのことですから、もう少し価格を下げて欲しいなぁ、と素直に思いますので、この点をぜひ考慮してほしいと思います。
受付は2023年12月からとのことですので、今後の続報に期待したいですね!


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2023年10月25日

新型レクサスLM発表!でもLCも進化していることを試乗会で体感!(概要編)

2023年10月19日、レクサスの新型車「LM」(LM500h)が発表となりました。
発売は2023年12月下旬頃ということで、まずは「予約受付」を開始。
ただし、購入のハードルは「価格」だけではないようですので、ご関心のある方はぜひ販売店へアクセスを!

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▼トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「LM」を発売」より
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/39917386.html

価格については当ブログでは「1850万円」で「2000万円は超えないだろう」と予想しておりましたが、ちょうど「2000万円」でした。
驚いたのはメーカーオプションの少なさです。最上位グレードを先行発売とのことで、「全部入り」の仕様で、ほとんどが標準装備!

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なお、各販売店では試乗車も導入している店舗が多いようですが、実車の配備は「2024年1月」以降となる見込みとのことです。
そのため、試乗してからの注文だと、相当に納期がかかることになりそうです。
なお、レクサス販売店からは各店舗1名程度、営業担当者が代表して試乗勉強会に参加しているとの情報も聞きますので、その方と商談をするのが良さそうですね。

さて、「LM」の詳しい内容はニュースリリースの通りですが、あまりに当方とは縁がない車ですので詳細は識者や専門家の方におまかせしたいと思います。


同じ「L」シリーズのフラッグシップクーペ「LC」について、2024年モデルが正式発表になってからご契約された方の納車もスタートしているようですね。

先日、有料ではありますが、「LEXUS LC Performance Upgrade 体験試乗会」に参加してまいりました。
「詳細版」は後日レポートさせていただく予定なので、まずは「概要」についてレポートさせていただければと思います。


2023年6月8日、特別仕様車”EDGE”の発表と同時にアナウンスされた「LEXUS LC Performance Upgrade」ですが、今回は自分自身の車両と、「LEXUS LC Performance Upgrade」を施した車両を乗り比べすることで、「体感」することを目的としたものでした。

自分自身、普段はサーキット走行はしませんし、峠に走りにいくこともありませんので、決して運転スキルは高くはありません。
違いがわかるかなぁ・・・と不安もいっぱいでしたが、結果的には心配は杞憂に終わりました。


おそらく試乗会に参加された方のほとんどがそうではないかと思いますが「明らかに違いを感じることができます!」


今回の改良のメインである、「リヤアルミ中空サスペンションメンバー」は、私も誤解していたのですが、実は重量にはノーマルと変化がありません。
その代わり、アルミ化と中空化して軽量化した分、アルミ部材を太くして、剛性を上げているようで、とてもガッシリ感があります。

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ちなみに、ノーマルはコチラ。
スチール製で、ブラックで塗装されていますが、「リヤアルミ中空サスペンションメンバー」とは部材の太さが全然違うのがわかると思います。

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また、ボディと接する部分には「ゴムブッシュ」が装着されており、ここで振動や衝撃、ノイズ等を吸収/分散しているようです。

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この「リヤアルミ中空サスペンションメンバー」(開発陣の方は長いので「アルミサスメン」と略していました)は、なんと現状、2日で1個しか製造できないという代物で、製造コストも高く、1個あたり「100万円」程度に価格換算されるそうです。
マニアな方はこの画像だけでしばらく語れるのではないでしょうか? いや〜美しいですね!
そして注意点として、ノーマル車両には存在していた「ゴムブッシュ」が存在せず、ボディに「直付け」となります。
これにより、アルミサスメン付近から、若干の異音やノイズ、段差を通過した際の衝撃などが、ノーマル車両よりも感じることができることがデメリットとしてあげられています。

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性能評価は「KINTO FACTORY」内でも紹介されていましたが、静粛性とハーシュネスに関してはノーマル車両より若干劣ることに注意です。

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そのため、”EDGE”においても、日本仕様のみ準備され、製造個数も限られた数のようです。
今回、「LEXUS LC Performance Upgrade」用に、限定個数で準備をしていただいているようで、そういった事情を聞いてしまうと思わず注文したくなってしまいます(笑)

とはいえ、価格が「200万円」ということと、アップグレード自体はディーラーでは対応できず、「トヨタ自動車」の工場で実施するという、レクサス初の試みを実施とのことで、マニアにはたまらない展開となっています。

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*LEXUS LC Perfomance Upgrade Workshop資料より

なお、アルミサスメンは特別仕様車”EDGE”のように、後輪操舵の「LDH」が非装備のバージョンだけでなく、今回の「LC Perfomance Upgrade」の対象層で、多くのユーザーがいる”S Package”に対応するために、「LDH」があるバージョンに対応したアルミサスメンも製造されるとのことで、気合が入っています。

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アルミサスメンのノーマルとの比較は次の公式画像の通り。
上記写真のとおりですが、純正ノーマルのサスメンが貧弱に思えるほど補強されていますね。

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*LEXUS LC Perfomance Upgrade Workshop資料より


「アルミサスメン」の他、フロントバンパーに施された「カナード」の製造工程についての説明もありました。
こちらは、職人の技を機械でプログラミングして時間をかけて製造しているようで、こちらも通常のバンパーよりも製造時間(コスト)がかかっているようですが、こちらは将来的には他のモデルや特別仕様車など、ハイパフォーマンスなクルマにはどんどん応用されていくような印象を受けました。

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さて、サーキット走行では、参加者の多くの方がコーナリングでの「ターンインのしやすさ」、「ステアリングの舵角の少なさ」、「リヤの追従性の良さ」、「ボディが軽量になった感覚」を得ることができて、運転がうまくなった、気持ちよくコーナリングできるようになった、と感じられたのではないかと思います。

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サーキットでは、「ノーマル車両(自分のクルマ)」→「アップグレード車両」→「ノーマル車両(自分のクルマ)」→「アップグレード車両」というプログラムでなかなか贅沢な試乗体験だったので、自分のクルマとアップグレード車両との違いには驚きました。
乗り比べのチャンスが2回あったため、1回目で感じた「違い」を2回目でも「やっぱりそうだった!」と確認できるのが良かったですね。


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特に当方のLC500は、2023年7月に納車された、新モデルですので、2017年に発売された初年度モデルからは格段に乗り心地や操安性、ステアリングの応答性などが進化しているので、「それほどの違いは感じることができないのでは?」と思っていたのですが・・・うーん驚きました。
自分のレクサス「LC」が一回り小さくなった、軽くなったような・・・良い意味での変化をしっかり感じることができましたし、明らかにノーマルよりもステアリングの舵角が小さくてもコーナリングできるのはさらに運転が楽しく感じることができました。

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なお、静粛性・ハーシュネスですが、「良路」を走行している場合は違いはありません。
段差や縁石を踏んだときなど、「リヤ側」から今までになり「カシャ」というような音が聞こえたのが違いでした。
ある意味、「メカニカル」なクルマ好きにはたまらない(?)サウンドかと思いましたが、前述の写真のように、ノーマルでは取り付けられているゴムブッシュがない「直付け」であるため仕方のないことかと思います。


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ということで、まずは「概要編」でお伝えしたいのは、LC Performance Upgrade をした場合の違いは、確実に感じることができました。
あとは、やはり迷うのは「コスト」かと思います。

現在は予定価格「200万円」ということでアナウンスが行われていましたが、レクサス「LC」オーナーさまといえど、躊躇する価格ではあると思います。最近は高くなったとはいえ、軽自動車やコンパクトクラスのクルマが購入できるぐらいの価格です。
また、アップグレードしたとしてもリセールバリューにはほぼ影響しないでしょうし、見た目も(フロントバンパーのカナード程度で)ほぼわかりません。

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しかしながら、2017年や2018年など初期に「LC」が納車された方は結構バンパーやサスペンションも傷/汚れ等の蓄積も進んでいることもあるでしょうし、車両の「リフレッシュ」という観点では、換装のメリットも大きいのでは・・・と思いました。。

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整備についても、ディラーやカスタマイズショップではなく、新車製造ラインと同等設備で専門の作業員の方が施工されるため、施工精度も高く、保証も含め安心できるのは大きいと思います。

LEXUS LC は外観デザインはまったく変わらないまま発売から6年半が経過。
モビリティショーでは「レクサスLC」の次世代モデルのような車種も登場するのではないかと予想されていますが、まだしばらくレクサス「LC」はレクサスのフラッグシップクーペとして、開発が継続して行われているようです。(そうでないと、今回のようなコストと時間をかけた試乗会は開催されないでしょうし・・・)

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*トヨタグローバルニュースルーム「バッテリーEVコンセプトカー」より
 https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/39885913.html より


当方も2013年に「LF-LC」が発表されてからのLCファンで2台乗り継いでいるファンとして、今回のような今までのトヨタ・レクサスにはなかった新たなアップグレードの取組については素直に感謝したいですし、前向きに検討したいと思っております。

個人的には、2024年モデルについては、サスペンションの換装が行われないということですから、その分のコストは割引いた価格設定(約180万円前後?)だと多少食指が動く・・・かもしれないので、ぜひご検討をいただきたいと思います!

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https://factory.kinto-jp.com/lp/lexus/lc-campaign

なお、順調に行けば、2023年12月頃から受付を開始されるそうです。


2023年10月21日

レクサス「RCF」特別仕様車 ”Enthusiast” “Emotional Touring”実車チェック!

2023年10月5日に発表された、レクサス「RCF」の特別仕様車”Enthusiast”および“Emotional Touring”の実車展示をチェックしてまいりました。

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2種の特別仕様車は、2023年10月5日(木)から10月18日(水)まで全国のレクサス店にて抽選申し込みを受付し、当選者にはお申込みいただいた販売店より10月20日(金)以降にご連絡の上、商談を開始いたします・・・とのことですので、〆切まであと数日となります。

▼トヨタグローバルニュースルーム
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/39835324.html


同じ高額車両でも、「LC特別仕様車”EDGE”」は、限定60台に対し、最終的には10倍以上の倍率となった模様ですが、今回の「RCF」特別仕様車(それぞれ25台限定)は、通好みの仕様ということもあり、それほどの高倍率にはならない模様です。
国内初展示にもかかわらずギャラリーも少なく、(売屋の標的とならず欲しい方に行き届きやすくなるのは良いことですが)ちょっと寂しさを感じました。


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▼RCF 特別仕様車“Enthusiast”

後期RCFを見かけること自体が少ないのでカーボン製のボンネットを見ただけでも「特別仕様車」感がありますね。
(実際は、後期RCFは、”標準”グレード以外はカーボンボンネット&ルーフ)

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ニュースリリースどおりですが、“Enthusiast”に関しては、エクステリアの差別化はありません。
とはいえ、カーボン製の固定リヤウイングやチタン製マフラーは、レクサス車らしくないインパクトがありますよね。

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鍛造ホイール&セラミックブレーキも変わらず。
特別仕様車ならカラーリングを変更するなどあっても良かった気もしますが・・・(せめてキャリパを「ブルー」にするとか)

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今回の特別仕様車のメインである「エンジンチューニング」(+リヤディファレンシャル)ですが、外観ではエンジンカバーの「F」ロゴで区別されます。

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拡大すると・・・確かに通常モデルとは異なりますね!

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カーボンボンネットは確かに軽いですし、見た目の美しさも素晴らしいですし、CFRPマニアにはたまりません(?)

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インテリアの変更点はニュースリリース通り最小限で、パッと見た違いはパワーウィンドウスイッチパネルに設置されたプレートのみ。
久々に見ましたが、硬派なモデルとはいえ、パワーウィンドウスイッチに加飾ぐらいは欲しいところ。

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もう1つの特別装備、「ドアカーテシイルミ」は日中は視認することが難しいですが、たしかに「F」ロゴに換装されていました。

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フロントシートは、通常の”Performance package”と変わらず。
ブルーのアクセントは素敵ですね!(でもやっぱり「レッド」との選択性がいいなぁ・・・)

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後席については、通常の”Performance package”と同じく、ブルーのアクセントはありません。
ここは残念かなぁ・・・

「IS」の2023年モデルのように密かに天井からのカップホルダーイルミが追加されていないかな・・・と密かに期待したのですが、変更ありませんでした。
「RCF」はレクサス随一、もっとも夜間のインテリアが暗い車種ですね。

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そういえば、かなり現存する台数は少ないと思われる「F」ロゴ入りのスカッププレート。
レクサス「LC」のように、特別仕様車専用ロゴだったら良かったのに・・・と思いました。

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さて、もう1台の特別仕様車、“Emotional Touring” 。
こちらはわざわざカーボンボンネットを「チタニウムカーバイドグレー」(ボディ同色)で塗装しています。

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RCFには「チタニウムカーバイドグレー」が設定されていないことはあまり知られていないと思うので、特別仕様車感がないのがある意味「狙い」といえそうです。

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このような感じで、ボンネットはグレーで塗装済、ボンネット内面はカーボン柄の組み合わせ。

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リヤスポイラーは電動格納式でスマート。
ボンネットと異なり、リヤスポイラーはボディ同色で塗装されておらず、カーボンということがひと目でわかります。

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さて、2種類の「特別仕様車」はどのような方がターゲットなのでしょうか。
カタログ上のスペックは全く変わりませんし、本当に「レクサス」および「RCF」が好きな方でサーキット用途の方はすでに”Performance package”を所有しているでしょうし、ノーマルの「RCF」からのステップアップの場合は、今回の特別仕様車のベースが“Emotional Touring” のため、快適装備が失われるというのがネックです。

ある意味プライスレスな、エンジンフィーリング等のチューニングと「希少性」は魅力ではありますが、どれほど応募者がいらっしゃるのか、見守りたいですね。あまり注目度が高くないようだと、「F」モデル人気がないものと見做されてしまわないか心配でもあります・・・

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2023年10月20日

レクサスIS「2024年モデル」北米発表、日本市場での実質的な改良は無しか?

レクサスのスポーツセダン「IS」 2024年モデルが2023年10月12日に北米市場で発表になっています。

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https://pressroom.lexus.com/whats-new-2024-lexus-is-300-350-500/

現行「IS」は2013年デビューで、すでに登場から「10年」が経過しています。
2020年11月に行った2度めのマイナーチェンジではエクステリアデザインを大刷新し、販売が急回復したのは記憶に新しいところ。
マイナーチェンジ前のモデルよりも販売台数が明らかに多くなり、「かっこいい車は売れる」ということを証明した車種と言えます。
そんなISもすでにマイナーチェンジから丸3年が経過、まだまだエクステリアのカッコよさは評判ですが、今回の「2024年モデル」の改良内容を見ると「RC」と同様、実質的な変更箇所はなく、モデル終焉に近い様相を呈しています。

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*北米レクサス公式サイト「IS」より https://www.lexus.com/models/IS


他のレクサス車のように、ナビゲーション/オーディオシステムが刷新されることもなく、「アナログクロック」、「リモートタッチインターフェイス」、「ディスクドライブ、「10.3インチナビディスプレイ」を継続使用する唯一のクルマとなっています。

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*北米レクサス公式サイト「IS」より https://www.lexus.com/models/IS


なお、今回、北米では、IS500に「Special appearance Package」(スペシャルアピアランスパッケージ)が設定されています。

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*北米レクサス公式サイト「IS」より https://www.lexus.com/models/IS500

ここでは、新ボディカラーとして「Blue Vector」(ブルーベクター)」が設定されています。
一見、「セレスティアルブルーガラスフレーク<8Y6>」と思ってしまいますが、これは北米では "Grecian Water" と呼ばれていますので、別物のようです。セレスティアブルーよりも「パール感」が強いのでしょうか?
是非実車を見てみたいものです。


その他、見た目だけの変更ですが、以下の仕様となっているようです。

・インテリア:アクセントブルーステッチ
・フロアマット:ブルートリム &ブルートリム キーグローブ
・BBS製19インチ鍛造ホイール(マットブラック)
・カードキー

もしかすると、「IS500」の特別仕様車として日本導入もあるかもしれませんね!


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機能的な装備の他に、残念ながら、今年(2024年モデル)も、インテリアカラーやエクステリアカラーの追加はないようです。
それにしても2年連続実質的な改良がないと、いよいよモデル終焉という感じがします(昨年もインテリアトリムのカラー変更と、カップホルダーイルミの追加程度で実質的な改良はなし)・・・
ちょうど良いサイズのFRセダンとしてまさに成熟の域と言えますが、先進性を求める方にとっては物足りなさも感じるのもまた事実です。

2023年10月15日

レクサスNX「チームレクサスブログ」更新終了〜加藤CEの今後は?

10月上旬は新型「クラウンスポーツ」を初めとする話題で盛り上がりましたが、その中で、一つの出来事がありました。
すっかりレクサスの主力モデルとなったヒットモデル、「NX」(NX250/NX350/NX350h/NX450h+)のチーフエンジニアを務めあげられた加藤武明チーフエンジニアが、2023年9月末をもってご定年を迎えられたという話題です。


これと同時に、連載開始から1年以上続いてきた、当初はご成約者限定、そして2023年5月からは一般向けにも公開された「TEAM LEXUS BLOG」の更新も終了。

詳しくはチームレクサスブログを御覧ください。
▼ブログ終了のお知らせ(2023/10/2)
https://teamlexus-blog.hatenablog.com/entry/2023/10/02/01


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2005年日本でのレクサス開業以来、公式サイトやニュースリリースをくまなくチェックさせていただきましたが、ここまで積極的に情報をユーザー(オーナー)向けに提供いただいた車種はトヨタ・レクサス全車種を通じて存在しなかったかと思います。

ほとんどの車種は発売後、モータージャーナリストの試乗レポートが公式サイトや一部のカーメディア雑誌に掲載されるぐらいで、開発者の声や思いは、我々一般ユーザーにはなかなか伝わってきませんでした。(2017年のLC以降のカタログでは若干開発陣営の「想い」も文面から伝わってきますが・・・)


しかし、加藤武明チーフエンジニアはじめとするレクサスNX開発陣による「TEAM LEXUS BLOG」においては、納車待ちの方のみならず、納車済の方に対しても数々のエピソードや秘話を提供していただき、より「愛車」に対する愛着が増したという方も多いのではないでしょうか?


例えば、スーパーでも生産者の「顔」が見える野菜が人気ですが、クルマもそうで、開発者、開発チームの「想い」がわかる商品はユーザー層への訴求力も高いのではないかと思います。


また、「KINTO FACTORY」 においては、いち早く年次改良モデルで取り入れられた改良内容(内装カラーやハイマウントストップランプ等)を後付できるよう企画・調整いただいたことも記憶に新しいところで、こういったチャレンジングな取り組みもぜひ他のレクサス車モデルにも導入して欲しいところです。(一つのクルマを愛着を持ってアップデートしていく、「サステナビリティ」に資する対応とも思っております)

▼LEXUS UPGRADE Selections(NX)
https://factory.kinto-jp.com/introduction/product/product-list/lexus/NX002

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さて・・・加藤CEは、肩書こそ変わるものの、ご定年後も、まだまだ「NX」の開発には携わっていただけるとのことですので、あと半年以内には発表されるであろう(?)2024−2025年モデルのレクサス「NX」にも期待です!


特に、先日発表された「クラウンスポーツ」とレクサス「NX」はどうしてもサイズ面、価格面、スペック面でオーバーラップする部分が多いですから、比較されることも多いかと思います。
最近のトヨタブランド車は、レクサス車顔負けの機能を備えていることも珍しくありませんから、「クラウンスポーツ」オーナーさまが羨ましくなるような、レクサス「NX」のさらなる進化と魅力の向上に向けた今後の改良にも注目です。


ちなみに、当方が考える比較的ニーズが高いと思わる今後の改良ポイントは以下のとおりですが・・・
果たしていくつ実現されるでしょうか?

・フル液晶スピードメーターの採用
・プロアクティブドライビングアシスト[PDA]のアップデート
・測距キーの採用
・さらなる静粛性向上、調音天井の採用
・HUDとメーター内表示情報の再整理
・LEXUS Teammate「Advanced Drive」渋滞時支援
・センターコンソールアームレストへの「USB端子」追加
・インテリアカラー、インテリアパネル選択肢の追加(”F SPORT”にヘーゼル内装、ブラックプリズム インテリアパネル等)
・「NX350h」のHEVバッテリー(リチウムイオン電池)を「バイポーラ型ニッケル水素電池」への換装
・「NX450h+」に急速充電ポートの追加
・「NX500h」”F SPORT Performance"の設定



当方は、セダン・クーペをずっと乗り続けてきて、新型レクサス「NX」が初のSUV車となるのですが、現代のSUV車の利便性と日常領域での運動性能の高さ、好燃費、居住性の高さを実感しています。そして「NX」の魅力に出会えたことを加藤武明チーフエンジニア初め、レクサス開発陣の皆様にあらためて感謝したいと思います。

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以前も書いたかもしれませんが、これまでの「開発秘話」をぜひまとめて書籍にしてほしいぐらいです・・・
過去に発刊されたカーグラフィック別冊「クルマはかくして作られる」シリーズに匹敵するぐらいの濃い開発秘話がありそうです!

▼クルマはかくして作られる4「4 レクサスLFAの設計と生産」




▼クルマはかくして作られる5 レクサスLSにみる高級車の設計と生産




▼THE PRIDE LEXUS LC500/LC500h (CG BOOK)




今後ますますの「ALWAYS ON !」に期待したいと思います。

2023年10月14日

トヨタ・新型「クラウン セダン」が全く別物で凄かった!

所要で東京に行く用事があったので、話題のクラウン展示会に行ってまいりました。
お目当ては、「クラウン スポーツ」でしたが、すでに販売店で見てしまったため、その他の車種にはあまり期待していなかったのですが、実車を見ると期待を裏切られました。
特に、新型「クラウン セダン」 が予想よりも遥かに良い仕上がりで驚きました。

展示会場は六本木ヒルズのアリーナ、テレビ朝日前。
以前「クラウンクロスオーバー」が展示されていた場所ではなく、本格的なブースです。

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展示されていたのは各モデルのイメージカラーの車種。
「クラウン スポーツ」は、エモーショナルレッドVのバイトーンカラーが(内装:ブラック)が展示されていました。

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バイトーンカラーになると、ドアハンドルもブラックになるんですね!
なお、説明書をチェックしましたが、ドアハンドルには照明はないようです(ドアミラー下に照明あり)

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当方が訪問した時間帯では実は一番混雑していたのはなんとクラウンの「セダン」
正直、一番期待していなかったのですが、最も混雑していたので驚いたのですが実車を見るとその理由がわかりました。

新型クラウン セダン。
グリルやブラックアウトしたパーツが占める面積が他のモデルより少ないこともあり、フォーマルなイメージが強く、「クラウン」らしさが感じられます。
高級感を感じるデザインと思いました

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ロアグリルは、板状の部分と、空気穴で抜ける部分が分かれており、直線基調主体のデザイン。

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クリアランスランプは「クロスオーバー」と同様、一本につながるタイプで、光り方がなかなか綺麗でした。近未来ありますよね。

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ヘッドライトは4眼タイプで、一番内側がハイビームでしょうか。
トヨタブランド初のブレードスキャン式かどうか気になりますが、このサイズでは難しいですかね?

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20インチのホイールもラグジュアリー感あるデザインで、ものすごいスポークの数です!
ボルト締結になったことで、ホイールのデザイン性が上がっていますよね。クラウンエンブレムと、ボルトを含めてデザインされているようにも感じます。
ブレーキキャリパはグレーで、しっかり表面仕上がされており、見栄えも良かったです。

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フロントフェンダーとドアの境目には、漆黒メッキ塗装のような加飾がされていました。
「FCEV」のエンブレムが目新しさを感じます。

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リヤホイール。
ショーモデルだからだと思うのですが、車高が低くてタイヤとフェンダーの隙間が狭くてカッコよかったです。
(常時複数人が車内に座っていて重さで下がっているせいもあるのかも?)

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リヤビュー(左後方)
特に印象の良かった点で、私の好みの、ルーフからトランクエンドまでがなだらかなほぼ直線で、4ドアクーペライクなデザイン。
スタイリッシュで、とてもかっこいいと思いました。
以前、次期レクサス「GS」は4ドアクーペで復活か?とマニアの間で話題となっていましたが、そのことを思い出してしまいました。


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リャビュー(右後方)

テールランプは一時期のトヨタデザインの象徴である奇抜な「飛び出し・垂れ」もなく、スッキリとしていて良いですね。
派手なデザインのランプが多い中、シンプルで逆に目新しさを感じました。

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リヤビュー(左後方)

どうでしょう、このデザイン。当方はかなり好きな仕上がりです。
以前所有していた、「アウディA7」を思い出しました。

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さて、エクステリア以上に驚いたのがインテリア。
あまり情報収集していなかったので、インテリアは概ね他のクラウンシリーズと同様と聞いていたので期待していなかったのですが、全然違いました。
まず、ドアを開けた瞬間から、なっとくの「クラウン」感で、これでチープという方はいないでしょう。
頭の中で描いていた「クラウン」(上級グレード)のインテリアがそこにありました。

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インテリア(後席から)

全体的な配置は他のクラウンシリーズと同じですが、質感が全く違います。
古典的なデザインかもしれませんが、新型クラウンというイメージからは、全く違和感のない王道のデザインに仕上がっていると思いますし、シンプルな作りが逆に新鮮味を感じました。


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インテリアパネルは柄の歪みがあり、手触りが平滑なので、「フィルム」かと思いますが、安っぽさはなく、うまく仕上げていると思います。
市販版は更にキレイになるのでしょうね。
パワーウィンドウスイッチも他のパーツと塗装を分けており、大型のアームレストとともに、他のクラウンシリーズとはまったく違う仕上げです。

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エアコンパネル下にはうまく隠れるように配置されたスイッチ類。
奥には、レクサス新型「RX」のようなアンビエントライトが仕込まれているのもいい感じです。

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アンビエントライト部拡大(乳白色のパーツ)
新型レクサス「RX」のように、エアコントリム裏にも木目調フィルムが施工されているなどしっかりと作り込まれています。

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インテリアはとてもクオリティがアップしているのですが、残念なのはこのステアリング。
意匠性もスイッチの質感も今ひとつで、当方はこのデザインのステアリングのデザインが好きではないので・・・これは好みの問題なんでしょうけど。
なお、パドルシフトはありませんでした。

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シフトパネル周り。
「クラウンクロスオーバー」で当方が欠点と感じた「同一カラーで感じるのっぺり感」、「各パーツの不自然な凸凹感」が解消されています。

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インテリアパネル前方

きれいな間接照明が設置されています。
「おくだけ充電」の近くにはマルチメディア用と充電用USB端子もあり、使いやすそうです。

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カップホルダー

蓋付きのカップホルダーですが、他のクラウンシリーズよりも明るいカップホルダー照明がついています。
レクサス車にもカップホルダー照明はぜひ(標準で)つけてほしいですね。

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フロントシート

シート自体、ゆったりとしているのと、素材の表面仕上が各パーツにより異なっており、色使いも豊富なため、クラウンクロスオーバーで感じたチープさが完全に払拭されており、まったくの別車種と思える仕上げとなっています。


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インテリアであえて欠点を上げるとすれば、この部分でしょうか。
このあたりはレクサス車とは明確に差がある部分です。(ハード樹脂部分の質感は素材、スイッチ類含めトヨタとレクサスでは明らかに差があります)

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ルームランプ

フロントルームランプも専用意匠のものを採用。
レクサスのようなタッチ式のシンプルなものを採用しています。サングラスホルダーもあります。
派手さはないものの、全体的にシンプルでわかりやすいデザインとなっているのが特徴。

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上質な仕上げの天井、バイザー

ルーフやピラー、バイザーには、レクサス/トヨタの上級車で使用されているファブリックを使用。
レクサスではRCやRX以上のクラス、トヨタではアルファード/ヴェルファイア/MIRAIとこのクラウンセダンぐらいでしか使用されていないと思います。
こういった細かな点も、他のクラウンシリーズとの違いのようです。

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前席アームレスト
FRレイアウトなので、狭くて浅いのは欠点。照明がないのは意外でしたが、アクセサリーソケットがあるので、LEDの設置は容易です。

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前後フットランプ

当然にLEDで車両外側に1箇所設置。なお、後席足元フットランプも備わっているのはさすが!

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後席ドアトリム

これぞ「クラウン」という思い描いていたもの。他の3車種があるから逆に新鮮に見えます。

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後席ドアトリムには、控えめなアンビエントライトが仕込まれています。
日中でも視認できる程度の明るさはありました。

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後席エントランス

車名ロゴ入りスカッフプレートも設置されており、広々とした後席は嬉しいですね。
そして、中央には巨大なアームレストとオペレーションパネルが!

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後席中央

他のクラウンシリーズとは後席の作り込みがまったく異なります。
エアコン吹き出し口周辺もこのように凝ったデザインとなっています。この部分はレクサス車も見習って欲しいぐらいです。

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後席カップホルダーも上質な、格納・展開式のものを準備。
レクサスだと「ES」以上にしか備わりません。

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そして驚きなのが、レクサス「LS」や「LX」に搭載されているものとほぼ同じ高精細なマルチオペレーションパネル。
トヨタ/MIRAIやレクサス/GSといった車種のコントロールパネルを上回るものを採用しています。
1000万円以下の車でこれは珍しいのではないでしょうか?

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そして、嬉しいのが後席にもシート空調(ベンチレーション)機能がついていることです。
これもタッチパネルで調整できます。

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リクライニング機能もあり、タッチパネルで調整可能。
ただし、さすがレクサス「LS」や「LX」のようにマッサージ(リラクゼーション)機能はありませんでした。

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その他、クラウンセダンでは定番の装備、後席アシストグリップ、クラウンシリーズに共通の助手席肩口シートスイッチも備わり、クラウンセダンに望む全ての装備を備えていると思いました。

ウィンドウ側には手動ですが、サンシェードも。
このあたり、アルファード/ヴェルファイアのような電動はさすがに採用できないのでしょうね。

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天井の高さは今一つではありますが、後席は広く、リクライニング機能もあるのでかなりゆったりできるのはさすがクラウン。
フォーマル感もありながら古臭くないデザインが実に好印象でした。

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最後はラゲージ。
ラゲージドアには、「電動トランク(イージークローザー付き)」機能を備えているなど抜かりなしです。
左右の広さもあり、ゴルフバックも積載可能。トランクのアームにもレクサスのようにカバーがついていますし、内装の表皮もしっかりしています。

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ラゲージ内部は上部に暗い(笑)LEDが1つ装備。
レクサスもそうですが、せっかくならセダン系でももう少し明るいLEDを装備してほしいですよね・・・
なお、天井にもしっかり起毛仕上げで、レクサスと同様のクオリティです。

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トランクの床下には小物入れ等のスペースが。
トランクボードがペラペラなのは気になりましたが、プロトタイプだからでしょうか?セダンなのでしょうがない部分もありますが。

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さて、予想外にクオリティが高くて驚いた、新型「クラウン セダン」
まだプロトタイプとのことですが、発売2023年11月とのことで、仕様は最終版と思われます。
他の新型クラウンシリーズとは異なり、別物の内外装のクオリティ。使用している素材自体が異なりますので(インテリアパネル、ルーフ、ピラー、ソフトパッド等)他のカジュアルな「クラウン」で満足できなかったユーザーはコチラでカバーするということになるかと思いますので恐れい入りました。

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てっきり、セダンにおいても多少加飾を変えただけの質素なインテリアかと思いきや、「アルファード/ヴェルファイア」とはまた違う路線でのラグジュアリーさを実現したものとなっており、シンプルながら、近未来感あるエクステリアとともに、一定の存在感を示すものと思います。

個人的には、すでに販売停止となって久しい「レクサスGS」の後継車種のようなイメージを持ちました。
4ドアクーペライクなエクステリア、上質なインテリア、そして「FR」レイアウトを採用しつつ、今どきのパワートレーン。
価格帯は確実に他のクラウンシリーズと異なるでしょうし、やはりセダンということもありそれほどの数は出ないかと思いますが、これぞクラウン!と思える内外装の仕上がりに感心しました。
ぜひ試乗して体験してみたい、発売が楽しみな1台です。

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2023年10月09日

「クラウンスポーツ」実車見てきました!外観は相当かっこいい!

話題の「クラウンスポーツ」(クラウン SPORT Z)実車を見てきました!
バイトーンではありませんでしたが、イメージカラーのエモーショナルレッドVのクラウンスポーツ、実にかっこよかったです!
(写真、記事ともに後ほど補記させていただきます)


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ライト点灯状態も非常にいい感じですが、クリアランスランプにLEDのつぶつぶ感あったのはちょっと残念。

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ホイールは大迫力の21インチ、ミシュランタイヤのデザインとあいまってとてもかっこよかったです!

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赤のボディカラーとグロスブラックで塗装された車両下部のパーツの組み合わせが素敵でした。

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サイドビューはクーペフォルムで、車両下部がグロスブラック塗装されているので、エアロパーツが装着されているようなスポーティさがあります。
無塗装樹脂パーツではないので、SUVという感じではないですね。

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リヤのデザインが国産車離れしたグラマラスなデザインでとても印象的。欧州車のようなデザインでしょうか。
タイヤが4隅にどっしりとしている感じがとてもします。

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無塗装樹脂パーツがまったくなく、都市型SUVらしさを感じます。
(我々が勝手にSUVと言ってるだけですが・・・)

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■ラゲージ

ラゲージは「段差」があるのと、左右方向が狭いので、NXよりかなり小さく(狭く)感じました。
ゴルフバックは横に積めなそうです。NXからの乗り換えとなると、積載性は要チェックです。

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■センターコンソール周り
シフトパネル周りなどセンターコンソール部分では、クロスオーバーで懸念されたセンターコンソール周りのチープ感が塗装を加えることでだいぶ軽減されて、明らかに見た目が良くなっていました。ただし、凸凹した歪な造形は変わらずですが・・・

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カップホルダーには小さいですが控えめなLED照明があるのは嬉しいですね。
シフトパネルとカップホルダーの表面仕上が異なるだけでもかなり印象が良くなりました。

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■スピードメーター
フル液晶ですが、立体感がないのと表示内容にメリハリがないのでイラストやアイコンなど、見せ方で工夫して欲しい印象があります。
なお、SPORT というネーミングですが、クラウンスポーツにはパドルシフトはありませんでした。これは残念。

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■ドアトリム
レクサスNXと比較すると、質素さや質感面はかなり気になると思います。
当方の家族は、「ずいぶん簡素だね」と言っていたので、素人の率直な感想かと思います。

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■ルームランプ
アルファード/ヴェルファイアを見た後だとかなり質素です。


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■スイッチ類
プレミアム感のある車かどうか、コストのかけ方がわかる箇所と思います。

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■リヤセンターアームレスト
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実車もとてもかっこよかったので、気になる1台ですが、インテリアとの落差が大きいので、今お乗りのクルマによりだいぶ感じ方は違うのではないでしょうか。ぜひブラウン内装やPHEVのレッドの加飾が入ったものを見てみたいです。
ただし、クラウンクロスオーバーのときに感じたインテリアのチープさは、ところどころ塗装や加飾を変化させることで、かなり印象が良くなったのは事実です。あまり先入観を持たずにチェックしたほうが良いかもしれません。

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2023年10月08日

新型クラウンスポーツ、レクサス目線でカタログ装備をチェック!

紆余曲折あったようですが、無事に2023年10月6日に発表となったトヨタブランドの都市型SUV「クラウン SPORT
Z」(以下、「クラウンスポーツ」と表記しています)!

https://toyota.jp/pages/contents/request/webcatalog/crownsport/crownsport_main_202310.pdf

新型クラウン4タイプが発表された当時から人気を呼んでいた「クラウンスポーツ」ですが、エクステリアは万人受けするかっこよさですね!
クラウンクロスオーバーで違和感のあったフロントロアグリルもしっかり空いているようですし、ブラックアウトされたパーツも適度で好みのデザインです!
2010年代後半に流行した「奇抜なデザイン」がなく、(美しさという点では欠けているかもしれませんが)誰が見ても気になる素敵なデザインになっているのではないでしょうか。

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「インテリア」については酷評といっていいほどの意匠と質感だった「クラウンクロスオーバー」での意見を早速取り入れ、パーツがのっぺりした印象にならないよう、「塗装」や「加飾」をするなど工夫が見られるのは好印象。
ただし、パーツ自体の造形はほぼ同じなので、不思議な分割線や凸凹したセンターコンソール周りの煩雑なデザインは指摘には相変わらず気になるところですが、ここは実車をみて確認したいところです。
「SUVタイプ」の車であればある程度カジュアルなのは良いと思いますが、「クラウン」を名乗ること、上級モデルで「600万円前後」(590万円)の価格ということ要求値は高くなるのはやむをえないと思います。

th_スクリーンショット 2023-10-07 11.19.17.jpg
*クラウンスポーツwebカタログ P6より


では公開されている「クラウンスポーツ」webカタログをチェックしていきたいと思います。
https://toyota.jp/pages/contents/request/webcatalog/crownsport/crownsport_main_202310.pdf


■ヘッドランプ、リヤコンビネーションランプ

なんといっても個性的な前後ランプ。奇抜さがなく、かつ先進的な印象でとても良いと思います。
写真で見ると、大きなプリウス、という印象を持つ方もいらっしゃるようですが、実物はずいぶん違うようです。
しかし、ヘッドランプのメインの場所が、フォグランプっぽう場所なのには驚きですし、この場所と大きさで「アダプティブハイビームシステム」の機能を実現しているのは技術の進化を感じます。

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*クラウンスポーツwebカタログ P8より


■21インチアルミホイール&タイヤ

必ずしも大口径ホイールが良いわけではないですが、2.5LのHEVシステム搭載車としては過剰とも思える21インチサイズのアルミホイール&タイヤを装備。
レクサス「NX」の20インチを超えるサイズとなって、見栄えもさらに良いですね。ホイールカラーはどちらもグロスブラック塗装。
なお、タイヤ幅が狭いタイプを設定(布製タイヤチェーン装着可)しているのはクラウンらしいですね。

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*クラウンスポーツwebカタログ P8より


■12.3インチTFTカラーメーター

レクサス車では2024年の「LS」そして「LBX」で採用される見込みですが、まだ普及していないフルサイズの液晶メーターを採用。
競合となるレクサス「NX」では7インチサイズとなり、同時に表示される情報量が少ないのが難点でしょうか。

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*クラウンスポーツwebカタログ P10より


■カラーヘッドアップディスプレイ

写真で見る限り大型のヘッドアップディスプレイを装着。
配置はレクサス系と異なるようですが、大きさ、表示内容ともに十分なサイズでしょう。
ところで、私的には、ここに「エネルギーフロー」を表示してほしいのですが(私だけ??)・・・

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*クラウンスポーツwebカタログ P10より


■助手席4wayパワーシート

レクサスとの違いの1つです。
トヨタブランドでは、殆どの車種で助手席のパワーシートの可動箇所は「4way」(前後、前傾・後傾)にとどまりますがレクサスでは基本的にはほとんどの車種で8wayで調整幅が広いです。
とはいえ、この違いだけでレクサスを選択する方もいないと思いますが・・・調整幅は大きい方が良いですよね。

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*クラウンスポーツwebカタログ P11より


■ポジションメモリー&パワーイージーアクセスシステム

レクサスでは3名分のメモリーですが、トヨタブランド車では2名分のメモリーにとどまります。
パワーイージーアクセスシステムもしっかり装備されているので、乗降時もスマートで抜かりないですね。

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*クラウンスポーツwebカタログ P11より


■スマートキー

レクサスでは「カードキー」または新型RXおよびLSではより精密にスマートキーの位置を計測できる「測距キー」が装備されますが、クラウンスポーツでは通常のスマートキーです。カードキーは小型なので、財布やスマホケースにも収納できますし、便利です。

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*クラウンスポーツwebカタログ P12より


■肩口シートスイッチ

レクサスでは装着車種が少ない「助手席肩口パワーシートスイッチ」。
クラウンのラグジュアリー系では定番装備ですが、スポーティタイプにも装備してきたのはさすがクラウンブランド。
レクサス車では「F SPORT」系には原則装備されません。

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*クラウンスポーツwebカタログ P12より



■イルミネーテッドエントリーシステム(シングルカラー)

設計がクラウン4兄弟同様のため、新型NX以降の第4世代レクサス車で定番装備の「アンビエントイルミネーション(マルチカラー)」は装着されておらず、フットランプ、ドアカーテシランプ、カップホルダーなど部分的な控えめな単色のLED照明にとどまります。
おそらくクラウン4兄弟で最もオーナーの年齢が若くなるでしょうし、外見の派手さの反面、インテリアの照明はおとなしめ(むしろ、暗い)というのはキャラクターの性格的にもマッチしていない感があります。
レクサス「NX」の場合は、オーナーのほとんどを締める”F SPORT”、"version.L"の2グレードで64色のマルチカラーのアンビエントライトを備えています。

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*クラウンスポーツwebカタログ P12より



■トヨタプレミアムサウンドシステム(10スピーカー)

サウンドシステムも、レクサスと同等のものを採用しているようです。
スピーカー数で決まるわけでもないと思いますが、コストが厳しくなるとスピーカー数の削減は率先して行われますので・・・
クラウンスポーツの「Zグレード」以外のグレードではどうなるでしょうか。

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*クラウンスポーツwebカタログ P12より


■パノラマルーフ[MOP]

開閉機構を持たない、固定式のパノラマルーフをメーカーオプションで準備。
価格は110,000円と一般的な前席のみの「ムーンルーフ」と同等なのが嬉しいですね。
レクサス「NX」や「RX」のパノラマルーフは開閉機構やチルト機構もあり、面積もクラウンスポーツより大型のように見えます。

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*クラウンスポーツwebカタログ P12より


■おくだけ充電(縦置き)

おくだけ充電が標準なのはクラウンらしさと思いますが、拡大傾向のスマホにはサイズが厳しそうです。
ただし、標準装備なので、万一使えなくても文句はでないでしょう(これが、メーカーオプションだったら、自分のスマホが適合しないと不満の声につながるので・・・)iPhone15 Pro Maxはケース付きで充電できるか気になります。

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*クラウンスポーツwebカタログ P14より


■調音天井

レクサス車の技術開発記事では見かけたことのない「調音天井」を採用とのこと。
室内で対話する際に、オーディオの音量を下げることなく、ロードノイズを気にすることなく、大きな声を出さずに会話できるのであればとても便利ですね。こういったところは、クラウンらしさの機能でしょうか。


■除電スタビライジングプラスシート

トヨタブランドの一部車種(新型プリウス、カローラスポーツ特別仕様車等)で先行装備されている、除電スタビライジングプラスシート。
クルマのボディやタイヤの帯電を低減するというアルミテープと同様、効き目が半信半疑の機能ですが、特許も取得されていますし、効果はあるのでしょうが不思議な機能の筆頭格ですね。
レクサス車では採用されていない機能となりますが、今後はレクサス車でも装備が進むのでしょうか。それとも素材との組み合わせなど制約があるのでしょうか・・・

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*クラウンスポーツwebカタログ P16より


■2.5LHEV+バイポーラ型ニッケル水素電池

レクサスでは未採用の、2.5Lエンジンに、バイポーラ型ニッケル水素電池を使う仕様
システム出力は172kw(234PS)、市街地モード燃費が「19.1km/L」、郊外モード燃費が「22.7km/L」。

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*クラウンスポーツwebカタログ P17より

レクサス「NX350h”F SPORT”(AWD)」では: ハイオクガソリン仕様ということもあり、システム出力はクラウンを若干上回る「179kW(243PS)ですが、反面、燃費は市街地モード燃費が「17.6km/L」、郊外モード燃費が「21.0km/L」とクラウンスポーツに届きません。
長距離走行、年間走行距離が多い方など、経済性ではクラウンスポーツが優位に立ちそうです。


■後輪操舵(DRS)&最小回転半径

レクサスでは後輪操舵採用車種はごく僅かですが、クラウンクロスオーバーは、2.5L系エンジン搭載車で初の「DRS」を採用。
最小回転半径が「5.4m」とFRセダン車とほぼ同数値になっているのは凄い!
レクサス「NX」は全車、最小回転半径が「5.8m」と結構大きいので、かなり違いが出そうです。
ただ、DRSは、いつの時代も常に「違和感」との戦いで、レクサスのDRS(LDH)は2012年発売のレクサス「GS」から採用を開始していますが、未だに試行錯誤している印象を受けますね。

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*クラウンスポーツwebカタログ P18より


■VDIM

車両の安定性と運動性能を制御する「VSC」ですが、より高度な制御をするのが「VDIM」と考えて良いのではと思っているのですが、コストを掛けれるクルマはより限界点に至る前の段階での制御をスムーズにする「VDIM」が採用されており、上級車かどうかの判断ができます。
その点では、クラウンスポーツはトヨタブランドで数少ない「VDIM」搭載車、レクサスNXでは「VSC」搭載車ということで差がついています。
なお、レクサス「RX」は「VDIM」が搭載されます(セダン・クーペ系もVDIM)

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*クラウンスポーツwebカタログ P18より


■アドバンストドライブ(渋滞時支援)

レクサス車でも採用が増えているアドバンストドライブ(渋滞時支援)。
レクサス「LBX」でも採用されますので、当然クラウンスポーツにも採用されるのは違和感ありませんね。

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*クラウンスポーツwebカタログ P22より


■トヨタセーフティセンス(第3世代)

「Lexus Safety System+3.0と同等のシステム。
ただ、同じ第3世代のシステムでも、徐々に機能が進化しています。
代表例として、当方もイチオシ機能のプロアクティブドライビングアシスト[PDA]の機能として、「右左折時減速支援」、「車線内走行時常時操舵支援」が備わっています。これらも従来の車に「OTA」でアップデートできるのでは?と思うのですが、まだレクサスブランド車では配信が行われていないようです。
安全装備の一部をオプションではなく、標準装備にしているのは素晴らしいですね。

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*クラウンスポーツwebカタログ P22より


■アダプティブハイビームシステム[AHS]

レクサス車でも全車標準装備ではない「AHS」を標準で備えます。
追加コストが掛からないのは嬉しいですね。しかし、1眼でカバーできるのはほんと凄い・・・(デザイン的には複眼のほうが好みではありますが)

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*クラウンスポーツwebカタログ P23より



■ブラインドスポットモニター&安心降車アシスト[SEA]

レクサス車でも多くの車種で標準装備されているブラインドスポットモニターですが、これに降車時の安全性を高めた「安心降車アシスト」を備えているのは嬉しいところ。
レクサスでは、第4世代のレクサス車(NX以降)で、e-ラッチとセットで安心降車アシストを提供していますが、eーラッチでなくても安心降車アシストを提供しているのは素晴らしいですね。

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*クラウンスポーツwebカタログ P28より


■ドライブレコーダー機能

レクサス車ではまだ設定が少ないドライブレコーダー機能を標準装備!
画質や記録時間は今ひとつなものの、スマートに後方を録画できるのは素晴らしいですね。
追加コストがかからないのも嬉しい。

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*クラウンスポーツwebカタログ P29より



■ITS CONNECT

一般的にはメーカーオプションである「ITS CONNECT」を標準装備。
一部のエリア以外はすべての機能の恩恵を受けれませんが、このクラスでしっかり標準装備してきたのはコストが下がったからなのか、普及させようとする意思のあらわれなのでしょうか。(クラウンスポーツ「Z」グレードなので標準装備という位置づけなのかもしれませんね)

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*クラウンスポーツwebカタログ P31より


■12.3インチ ディスプレイオーディオPlus

レクサスでも定番となった「12.3インチ」のディスプレイオーディオ。
第4世代以降の新型車はさらに大型の「14インチ」を提供していますが、ワイド型の12.3インチは使いやすく高精細です。
これで分割表示(2画面対応)になれば本当に嬉しいのですが・・・
レクサス「NX」との対比で行けば約2インチの差は結構大きいですが、分割表示に対応しないのであれば画面の大きさが大きくなってもあまり意味はないかと思います。

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*クラウンスポーツwebカタログ P33より


■コネクティッドナビゲーションシステム(5年間無料)

レクサスでは「G-LINK」のネーミングで初回車検までの「3年間」が無料ですが、トヨタブランド車では嬉しいことに「5年間」無料となっています。
(私的には逆の方がプレミアム感が高まるような感じがするのですが・・・)
ナビゲーションシステムの仕様についてはトヨタ/レクサスともに同一です。

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*クラウンスポーツwebカタログ P33より


■デジタルキー(MOP)

トヨタブランドでは16,500円かとおもきや、クラウンスポーツではレクサスと同様「33,000円」で提供されます。
初期と異なりかなり安定してきたので便利ではありますが、万一のときが結構あるので(笑)なかなかおすすめしづらいです。
クラウンには「カードキー」の設定がないので、スマートキーをあまり持ちたくない方はつけておいても良いかと思います。

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*クラウンスポーツwebカタログ P35より



■インテリアカラー

内装カラーはトヨタブランドで定番の「2色」から選択可能。
レクサスブランドでは最近選択できるカラーが減少傾向にありますが、一般的には4色程度、インテリアパネルも含めるとかなり多くの組み合わせが実現できるのが特徴。(レクサス「LBX」ではテーマごとに1または2のカラーから選択)
クラウンスポーツ、というネーミングからはちょっとおとなしいカラーだなぁ・・・という印象がありますので、赤の差し色が入るクラウンスポーツ「PHEV」に期待する方も多そうですね。


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*クラウンスポーツwebカタログ P39より


■エクステリアカラー

外装カラーは鮮烈な「マスタード」やイメージカラーと言える「エモーショナルレッドV」が目立ちますが、シルバー系やブルー系、グリーン系の色がないのが特徴。バイトーン(2トーン)カラーを除けば実質6色となり、レクサス車で一般的な10色前後のカラーラインナップから比べると少なめです。

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*クラウンスポーツwebカタログ P40より



■メーカーオプション

今回上級グレードと想定される「Z」グレードのみの発表ということもありますが、メーカーオプションの数が少ないのにも注目です。
実質的には
・パノラマルーフ ・・・110,000円
・デジタルキー ・・・33,000円
・寒冷地仕様 ・・・22,000円
しかありません。(その他は、幅狭タイヤ、スペアタイヤのみ)


実車も相当かっこよいとのことですし、すでに多くの販売店に展示中とのことなので当方も早速チェックしてきたいと思います!
(個人的には「PHEV」に興味あり!!)

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*クラウンスポーツwebカタログ P47より

2023年10月05日

レクサス「LBX」内外装の組み合わせが判明!(欧州版)

日本での情報解禁が待たれる「LBX」ですが、テーマ別の「内外装カラー」も明らかになっています。
日本仕様ではどうなるかわかりませんが、一つの参考にはなりそうです。
個人的な感想としてはインテリアカラーの展開が少しさみしいことですが、それは特注モデル「ビスポークビルド」で対応、ということなのでしょうね。
(特別仕様車が定期的に発売される予感もしますが)

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https://www.lexus.eu/new-cars/lbx/webgl-experience
*以下、画像は上記サイトのシミュレーション結果をキャプチャ。


▼LBX「Original Edition」 ディープアズールマイカメタリック

特別仕様車「オリジナルエディション」はマットブラックのホイールやピアノブラック塗装のエアロパーツがスポーティ。
ホイールは「Elegant」で使用されているものをマットブラック化しているようです。

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▼LBX「Original Edition」 ソニッククロム

バイトーンカラー、ソニッククロムの組み合わせは人気が出そうですね!

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▼LBX「Cool」 ソニックカッパー

ウルトラスエードを使用したスポーティあふれる「Cool」はブラックと組み合わせた8色のボディカラーが選択可能。
18インチの切削光輝タイプのスポーティなホイールを装備

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▼LBX「Emotion」 レッドスピネル

ホイールカラーが「Cool」とは異なるようですが、外観ではほとんど区別が付きません。

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レッドのステッチを組み合わせたブラックの合成皮革シート(L-tex)を備えるモデル。
アンビエントライトが「ホワイト」のみのようで、LBXの中でも比較的低価格なエントリー寄りのモデルになることが想定されます。

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▼LBX「Relax」パッショネイトイエロー

Relaxは、「セミアニリン本革」をシート素材に使用する実質的にはトップグレードと推測されます。
エクステリアカラーは、「ブラックマイカ」含む9色をラインナップ。バイトーンカラーの設定はない模様。

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インテリアカラーは2色と意外に選択肢が少ないです。
「サドルタン」は久々の登場で懐かしいですね!落ち着きある高級感あるインテリアカラーです。

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もう一方のインテリアカラーは定番の「ブラック」。ステッチがグレーになっておりちょっとしたアクセントになっているのはいいですね。

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▼LBX 「Elegant」

合成皮革(L-tex)を使用した、ドアトリムカラーも鮮やかなエレガント仕様。
マルチカラーのアンビエントライトも備えており、価格次第では、一番人気になりそうですが、「Relax」と同様、エクステリアカラーの「バイトーンカラー」は選択不可能のようです。

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インテリアカラーは明るい「ソリスホワイト」
マルチカラーのアンビエントライトは映えそうな素敵なカラーですね。

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もう1つのインテリアカラーは「モーヴ」。
レクサスではセダン系に使用されており、渋い大人のカラーで、まさにエレガントな印象を受けます。

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▼LBX 「URBAN」

LBXのエントリーグレード。
ホイールが「17インチ」、メーターに「12.3インチ不採用」、シート表皮が「ファブリック」かつ「ブラック(ブラック×ダークグレー)」、タッチトレーサー機能なし、インテリアライトも最小限のものしか備わらない・・・など、日本ではほとんど数が出ないモデルと推測されますが、シンプルに乗りこなすのであれば十分な仕様になっているのかもしれません。

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インテリアはシンプル。
選べる内装色も1種類(ブラック×ダークグレー)のファブリックなので、日本では数の出ない”標準”グレードと思われますので、「UX200」にも負けない、価格訴求力あるモデルになっていることが推測されます。

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内外装の詳細も結構わかる秀逸なシミュレーターですので、レクサス「LBX」を検討されていらっしゃる方はぜひイメージを掴んでみてください!
(日本仕様はもう少しインテリアカラーの選択肢があればいいのですが・・・)

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2023年10月01日

2023年下期は レクサス コンパクトSUVモデル「LBX」に注目!

レクサス「RX(2024年モデル)」も無事発表され、次なる関心はなんといっても小型SUV、「LBX」でしょうか?
当方も「トヨタ・ヤリスクロス」を乗るようになり、イメージを湧かせていますが、日常の移動手段として、そして適度に積載力もある小型サイズのSUV車は大変利便性が高く、愛着感あるもので、コンパクトでキビキビ動くため、特に都市部の移動では大変重宝しますね。
しかし、そのようなコンパクトサイズな車で、インテリアの質感や快適装備・先進予防安全装備のレベルが高い車種は選択肢が少ないのが現状で、そのいったニーズにはレクサス「LBX」が応えてくれそうです。

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ただ、過去に「小さな高級車」は時折登場していますがほとんどのモデルは1世代限りで終売しているので、「LBX」はチャレンジングな車種になるかもしれませんね。

日本市場では2023年11月頃には発表されることが期待されますが、「LBX」の主戦場と想定されている欧州では7月3日からオンライン予約がスタートしています。
欧州市場においては2023年末に生産が開始され、2024年3月頃から納車がスタートすることがアナウンスされていますので、かなり前から予約受付をしているのが特徴的です。

https://newsroom.lexus.eu/lexus-opens-online-reservations-for-the-all-new-lbx/


「LBX」については、日本でもニュースリリースがあったとおり、今までのレクサス車で設定されていた "version.L"や”F SPORT”、”SPackage”、”IPackage”といったようなグレード体系ではないことが明らかになっています。


とはいえ、欧州市場においては、エントリーモデル(日本では:「URBAN」と推定)のほか、「4つのテーマ」が設定され、合計「5つ」のテーマから選択できるようで、これが従来のグレードに相当するようです。


<洗練、ラグジュアリー>

・「Elegant」
・「Relax」

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※画像はElegant


「Elegant」と「Relax」は、インテリアカラーに「ソリスホワイト」や「サドルタン」のインテリア、そして本革仕様を準備しているようですから、従来のレクサス車で言えば”I Package" や"version.L" に相当するイメージでしょうか?
「Elegant」は、シート素材に「合成皮革」、「Relax」は「セミアニリン本革」を使用しているようですから、この2モデルでは結構価格差があることが想定されます。
日本での発売当初は装備レベルも高く、セミアニリン本革を備える「Relax」の人気が高まりそうな印象です。

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*画像はRelax


<スポーティ>
・「Emotion」(日本では「ACTIVE」)
・「Cool」

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※画像はEmotion


一方、「Cool」と「Emotion」は、ブラック基調のインテリアに、合皮やファブリック(ウルトラスエード)を組み合わせた仕様で、”標準” または ”F SPORT”といった存在を想像させます。
「Emition」は、シート素材に「合成皮革(L-tex?)を使用し、「Cool」はシートなどインテリアやドアトリムの素材に「ウルトラスエード」の使用がアナウンスされていますのでこの2つのモデルの価格差も結構ありそうです。
なお、ツートン(バイトーン)カラーが設定されているのは「Cool」と「Emotion」のみのようです。

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*画像はCool


つまり、ベースグレードを除けば「ラグジュアリー系」と「スポーティ系」でそれぞれ価格帯が異なる2種類のテーマが存在するので、自然と好みにより選択する車種が決まってきそうですね。


また、最近のレクサス車で増えてきた、納車が早く、標準仕様とはインテリアカラーやホイールのデザインが異なる「ファーストエディション」の存在も明らかになっています。
欧州においては「Original Edition」と称されるようですが、ほぼ同仕様が日本市場で導入される可能性は高そうです。「original Edition」は、ブラックのウルトラスエードを使用したモデルとなりますので、ベースとなるのはスポーティイメージの「Cool」と思われます。

主な装備は以下の通りアナウンスされています。

・フロントリップスポイラー ブラック塗装

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・マットブラック塗装 アルミホイール

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・オリジナルエディションエンブレム
・リヤスポイラー ブラック塗装

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・本革&ウルトラスエード(ブラック)インテリア

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※画像はレクサス欧州webサイト「LEXUS OPENS ONLINE RESERVATIONS FOR THE ALL-NEW LBX」より
https://newsroom.lexus.eu/lexus-opens-online-reservations-for-the-all-new-lbx/


価格帯については、様々な意見があるかと思いますが、導入国により価格は大きく異なりますので、海外価格はあまり参考にならないかと思います。
「UX200」が2023年12月に販売が停止となることがひとつのヒントと言えるかと思います。
従来のレクサス車においては、グレードにより価格のバッティングはありましたが、主力モデルでの価格のバッティングはありませんでした。
おそらく、「LBX」のベースグレード(「URBAN」)の価格が、「UX200」と価格がオーバーラップするものと思われます。


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*画像は「URBAN」


また、「LBX」は日常的に使用できる愛着のあるスニーカー(ラグジュアリースニーカー)のようなモデルであると同時に高品質なインテリアを持つことも判明していますが、現時点で公開されている画像を見る限りは、見た目の構造は「ヤリスクロス」であり、使用しているベース素材(とくに、ドアトリム、ピラー、ルーフ、その他ダッシュボードやセンターコンソールなどのトリム類)を見る限りはレクサスの兄弟車「NX」とはやはり差があるなぁ、という印象ですので、特注仕様の「ビスポークビルド」でどれぐらい変化があるのか、楽しみにしています。

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*LEXUS、新型「LBX」を世界初公開(プレスリリース<車両詳細>)より
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/39233145.html


今、人気車種である「ヤリスクロス」にお乗りの方は若干サイズは大きくなるもののの、全方向において洗練されたレクサス「LBX」には満足できる仕様になっていると思いますし、ヒットは約束されたようなものと思いますが、上位グレードと推定される「Cool」と「Relax」の価格帯には注目です。

また、「UX250h」とは「4気筒エンジン」と「3気筒エンジン」という差はあるものの、どうやって差別化していくのか、という点は個人的に非常に興味深いとことでもあります。

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LEXUS車の話題を中心になるべく独自の視点でのんびり気ままにコメントしております。(車のメカニズム等の知識は全然ありませんのでご容赦願います)
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