2021年02月28日
レクサス初のBEV「UX300e」 2021年上期販売分 2/25オーダー開始!
限定135台(抽選)が圧倒的な倍率で完売した「UX300e」ですが、2021年4月〜8月の販売分として「約475台」追加販売されるようです。
前回は抽選でしたが、今回は各販売店で数台の割当があるようなので、どうしても購入されたい方は購入できるチャンスが高まります。
メーカーへのオーダーは3月11日頃開始、販売店での商談を行う必要があります。
https://lexus.jp/models/ux300e/
さて電気自動車(BEV)といえば、先般、日本市場での大幅な値下げを敢行した「テスラ・モデル3」が人気を集めています。
長距離走行が可能なロングレンジモデルは、150万円超の値下げをし、生産国を中国に変更して輸送コストの低減や駆動用バッテリーなどの変更もあり、UX300eより大幅に価格が安い「499万円」で販売というのは驚異的な価格です。
https://www.tesla.com/ja_jp/model3
もっとも、モデル3に関してはSNS上では多数の不具合が報告されており、品質面やアフターサービス面では不安のあるところ。まだまだアーリーアダプター層やテスラ愛好家でないとおすすめできないような状況ではありますが、日本の各EVモデルにとっては価格設定も含め、戦略の見直しを迫られそうです。
UX300eはベースモデルが「580万円」、上級モデルのversion.Lで「635万円」と、レクサスブランドということを考慮すると、(国や地方自治体からの補助金も考慮すれば)ハイブリッドモデルからの価格上乗せはそれほど高額ではありませんが、今後、テスラなどの新興メーカーが家電製品やスマートフォンのように、車両の販売が進むにつれ、車両価格を大幅にディスカウントしてくるといったことを考えると、価格を基本的に下げない既存の自動車メーカーにとってはBEVの価格設定は悩ましいことになりそうです。
レクサス「UX300e」は、最近発表されたBEVと異なり斬新さやBEVらいい特徴はほとんどなく、UXの新たなパワートレーンの選択肢が増えたという面が特徴で比較的地味な仕様になっています。
車両自体の信頼性の高さやディーラーでの高品質なサービスを受けることができるのが他のブランドのBEVに比べての優位点となりますが、従来は「約655万円」と、UX300eを超える価格であった テスラ・モデル3(ロングレンジモデル)が、「499万円」で、UX300eよりも大幅に安価で購入可能となったことを考えると割高感を感じてしまいますね。
また、レクサスUXはデビューから2021年秋には3年を迎えますので、「UX300e」を購入後、1年以内にマイナーチェンジが行われる可能性はかなり高いという点も考慮する必要があるでしょうね。
とはいえ、2020年販売分はわずか135台とほぼ販売できていなかった状況ですが、それが一気に2021年上期販売分が「約475台」に拡大することから「UX300e」の普及が徐々に進んでいくとともに、各ディーラーへの充電施設の設置も加速していくものと思います。
今後のLEXUS 「Electrified」戦略・・・まずはUX300eから、徐々に進んでいくことになりそうですが、純ガソリンエンジンを搭載して、パワートレーンがキャリーオーバーである「IS500」の情報公開のあとは、完全新型BEVモデルの公開が待ち遠しいですね。
2021年02月23日
ついに北米発表!5L V8「IS500」(新世代レクサスF SPORT)
かねてから噂の「IS500」が現実のものとなりました。
なお、プレスリリースに「special exclusively for the North American market.」とあるように、北米専用で日本での展開は予定されていない模様。
日本での展開は今後の要望次第・・・ということでしょうか?
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【YouTube】 A New Era: The #LexusIS 500 | Lexus
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一番の注目はパワートレーンでした。
予告での「新世代(A New Era)」が気になるところでしたが、結局はおなじみ、「5L・V8 自然吸気エンジン」に、8速ATトランスミッションを組み合わせた仕様でした。これで3.5L V6ツインターボ+10速ATであれば新世代という感じでしたが・・・。
エンジンは、RCF/GSFと同様の2UR-FSEと思われますが、エンジンカバーが異なるほか、カラーリングも異なります。
外観は「IS350」からあまりかわっていませんが、若干隆起したボンネットは「IS500」の特徴です。
フェンダーも若干拡大されている模様。
特別感ある、ブラック仕上げのウィンドウモール。
配色を変更した新「F SPORT」(Performance)エンブレム。
そして、19インチ鍛造ホイールはBBS製ではなく、エンケイ製を採用。複雑な形状の専用ホイールを装備。
マフラーは「RCF」と類似の4本出しマフラーを装備。
リヤビュー。
「F」モデルのような専用のエアロパーツやカーボンパーツは使用しておらず、あくまでも「F SPORT」仕様ということがわかります。
IS500と、ブラックの「F SPORT」ロゴが識別ポイントでしょうか。
リアディフューザーは大型フィンをもつ専用形状であることがわかります。ウィンカーも引き続き電球を採用。
内装に関しては、ごく僅かな変更のみ。ここは「F」モデルと大きく差が出ています。
スピードメーターの演出は専用。
シート類やインテリアパネルにも特段専用意匠はない模様。本当に最小限の差別化だけですね。
内装カラーもブラック以外は不明です。
シフト周りも通常モデルとの区別がつきません。
「F」モデルに採用された「TVD」は不採用。
スカッフプレートは専用のものが使用されています(通常のF SPORTとは配色違い)
レクサスJPのウェブサイトでは沈黙を保っていますので、当面は北米専用モデルと考えられますが、ファンの声援で国内展開もありえるかもしれません。
その場合、価格帯や既存の「F」ブランドとの棲み分けの難しさなどいくつかの課題がありそうです。
<主な特徴(推定)>
・5L V8自然吸気エンジン (0-100km加速 約4.5秒)
・8速AT(8-speed SPDS)
・専用鍛造アルミホイール(エンケイ製)
・4本出しマフラー
・専用F SPORT Performanceエンブレム
・専用ボンネット
・専用F SPORT Performanceスカッフプレート
・専用リヤディフューザー
・ダーククロムウィンドウモール
・トルセンLSD
・大口径専用2ピース ブレーキローター(フロント355mm、リヤ322mm)
・リヤ パフォーマンスダンパー追加
・重量はIS350よりも143ポンド(約65kg増)
IS500を「F SPORTの新世代」・・・と呼ぶのであれば、やはり噂通り、今後の「F」モデルの新開発はないのかもしれませんね。
北米では2021年秋に発売、内外装カラーなど詳細を待ちたいところですね。
2021年02月21日
北米で「IS500」発売か?急遽「F SPORT」モデルをチラ見せ!
予告なしに公式サイト(ニュースリリースサイト)に投稿されたのがこの画像。エンジンカバーに「F SPORT」のロゴ。
https://pressroom.lexus.com/a-new-era-of-f-sport-performance-vehicles-is-coming/
ちなみに、「RCF/GSF」のエンジンカバーはこちら。見た目はロゴが違うだけ、とも言えます。
さて、では今回のこのモデルは「一体何なのか」?というところを考察してみたいと思います。
まず、ポイントとなるのが、レクサスのティザー画像ではおそらく初の「エンジンカバー」という部分です。
これまでもフェンダーやリヤバンパーの「エンブレム」が先行公開されたことはありましたが、「エンジンカバー」というのは初めてです。
ということは、パワートレーン系を主眼としたモデルであることがわかります。
次に、クルマのボディにフォーカスしていないこということは、目新しいモデルではない(つまり新型車ではない)ということが考えられます。
最後に、「F」モデルではなく、「F SPORT」という部分です。
「Fモデル」の開発には多大なコストがかかりますので、今の時代に新規開発する可能性はかなり低いと思われます。「F SPORT」であれば、既存のモデルに部分改良して搭載が可能ですから・・・
「F SPORT」で考えられるのはやはり「IS」でしょう。北米ではご存知のとおり、IS350には「F SPORT」グレードしかありません。ここまで割り切ったグレード構成なのは「IS」のみですから、「IS=F SPORT」というイメージがかなり強まっています。
モデル末期である「CT」や「NX」、「LX」の可能性はほぼゼロですし、「RCF」が存在するため「RC」も除かれます。既に十分なパワーを持つ「LS」や「LC」であることもないでしょう。
残すところは、レクサスで最も売れている「ES」と「RX」そして「IS」ですが、「ES」と「RX」ではカーボン柄の樹脂製エンジンカバーを装着するようなスポーツイメージは現時点ではありませんので、これも除外と考えて良さそうです。
・・・となると残るのは、いまもっとも旬なモデルである「IS」が最有力候補でしょう。
もともと、北米では「IS500」が商標登録されていたという話題は、2020年7月に話題となっていましたから、いよいよ・・・・という感じです。(コロナ禍で開発中止と思っていましたが・・・)
そして最も気になるのは、どんなエンジンを搭載してくるのか、ということですが、「IS500」というネーミングからは、RCF/GSFに搭載済の「5L・自然吸気V8エンジン」(2UR-FSE)と、レクサスLSに搭載済の「3.5L・V6ツインターボエンジン」(V35A-FTS)のいずれかに絞られるのはいうまでもありません。
これはさまざまな考察が考えられますが、新型レクサスISの開発主査である小林氏が苦心して軽量化を実施してきたこと、現時点では北米市場でも「RCF」や「LC500」を販売していること、ボンネット内のスペースや価格設定(60,000 ドル以内に抑えてくると考えられる)を考慮すると、「3.5L・V6ツインターボ」(V35A-FTS)を搭載してくるのではと考えます。
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さて、北米でこの新「F SPORT」搭載モデルが発売するのは確定ですが、日本市場ではどうでしょうか?現時点での日本国内の情報では当方の知る限り、以下のとおりです。
・2021年のレクサス(日本)販売予定には「IS系のニューモデル」は存在しない模様。
・「IS500」は商標出願されていることが確認できない(2021年2月15日現在)
・「F」モデルは開発自体が(おそらく)中断しているため「IS F」として発売する可能性は低い。
ということで、北米での販売が絶好調であり、「IS500」としてモデル追加されるとしても、2022年以降ではないでしょうか。
しかし、もし仮に「IS500」とすれば、素人考えでは、到底開発費がペイできるほどの販売数は確保できないように思うのですが・・・それほどまで北米市場でのニーズが高いのでしょうか。
ともあれ、コロナ禍で電動化まっしぐらであると考えられる中、まずは北米市場とはいえスポーティモデルが新設定されるというのは、ワクワクさせられますし、こんなことができるのも「トヨタ/レクサス」ならではなのでしょうね。
2021年02月18日
レクサス「F SPORT」は今、すべてのモデルに必要なのだろうか?
もともと、日本における第1世代レクサス(2005年〜2010年頃)では一部車種にて「 version.S」「version.F」グレードを設け、大口径タイヤと少し硬めの足回り、スポーティな内装を中心としてラインナップしていましたが、第2世代レクサスでは「F SPORT」としてフロントグリルの造形を大幅に変更したり、専用のサスペンションを備えるなど、価格差も大きくなりましたが、通常モデルとは大幅な差別化を行い、ユーザーには好評を得ています。
特にSNSで情報を収集するようなオーナー層における「F SPORT」占有率はかなり高いと思われ、特に新型「IS」においては大部分が「F SPORT」を選択されているようです。
第2世代レクサスでは、世界限定約500台、未だに車両価格以上のプレミアが付いており、名車と名高い「LFA」を頂点として、サーキット走行をそのまま行える「ISF」「RCF」そして「GSF」というハイパフォーマンス車である「Fモデル」をラインナップ。
そして、パワートレーンなど動力性能はベースモデルと同様、専用内外装アイテムでFのエッセンスを味わう「F SPORT」を幅広くラインナップするというのは、まさにメルセデス・ベンツ、アウディ、BMWいわゆる「ジャーマン3」の後追いと言えます。
特に刺激の強いんスピンドルグリルの採用も相まって、レクサスは「地味」「おじさん臭い」といったイメージから脱却したのは実感できるところです。
さて、今回、とあるWeb記事を見て感じさせるものがありました。
■ENGINEER Web 新しいレクサスの始まりを予感させる新型LS
https://www.afpbb.com/articles/engine/3329834
モータージャーナリストの島下泰久氏とENGINE編集長の村上 政のインプレッションなのですが、最近よくある「LS原点回復記事」とはちょっと趣が異なります。LSに「F SPORT」は必要なのかというところに言及しているのは、なるほど、と感じてしまいました。
第3世代レクサス車である「LC」発売後、ほどなくしてレクサスは単にクルマの性能面を追求するのではなく、ライフスタイルを中心に据えたブランド展開を実施しており、全体的にスポーティな味付けではあるもののの、「F」や「F SPORT」を全面に押し出す比率は減っているように感じます。
また、最近の新型車の開発陣のコメントからも、かつてのような「ジャーマン3」の後追いという感じはしなくなってきました。(レクサスはハイパフォーマンス競争から一線引いたとも言えますね)
初代開発主査の矢口氏が作立ち上げた「F 」ブランドというのは今となっては希少性が増してきた、大排気量自然吸気エンジンを中心とした時代のブランドですが、電動化時代に突入している現代において、「RCF」しか存在しない「Fモデル」のエッセンスを受け継ぐ「F SPORT」の果たす役割とは果たして。
さて、記事にもありましたが、世界的なセダン需要の減少もあり、フラッグシップセダンとしての存在意義が問われるレクサス「LS」に果たして「F SPORT」は必要なのか。
最近のレクサスは、開発リソースの問題もあるのかもしれませんが、発売後1年経過後の年次改良で足回りやハンドリングを中心にセッティングを見直す傾向が目立ち、当然改善されることは望ましいことなのですが、通常モデルとF SPORTではセッティングも全然異なるでしょうし、「F SPORT」の存在があるがゆえに、ベースモデルの熟成がしっかり行われていないと感じるのでは、と思うことがあります。
確かに私もスポーティなモデルは好きですが、今のレクサスにおいて「F SPORT」が必須グレードであるかというのは疑問に感じるときがあります。
そもそも、現在レクサスの主力モデルである。「RX」や「NX」、「UX」、「LX」のSUV系モデルは、レクサスの7割超を占めます。しかし、「SUVモデル」にはそもそも「Fモデル」が一度もラインナップされていません。
ジャーマン3勢は、SUVモデルにも隙間なく、スポーツモデル(AMG、RS/S、Mモデル)を投入していますが、レクサスにはそれはありません。
確かに、第2世代レクサスでは「F SPORT」の果たした役割が高かったと思いますし、当方もそれを望むいちユーザーでした。
しかし、当時とは方向性が異なる今のレクサスの各モデルに幅広く「F SPORT」を展開する必要があるのかどうか。スポーティな内外装がユーザーの好みであれば、F SPORTモデルをベースモデルにするという方向性もあるはず。
レクサス初の電気自動車(BEV)である「UX300e」には「F SPORT」の設定はありません。今後発売されるBEVの「RZ450e」ではどうでしょうか。
ベースとなるべき「F」の各モデルが次々と1世代で販売が終了してしまい、今後の「F」の展開が未だ見えない中、SUVモデルが販売の主体になっている現状、「F SPORT」が存在する意義は果たして?非常に考えさせられる記事でした。
2021年02月15日
新型LS オンラインアップデート「OTA」搭載へ
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO68949330Z00C21A2MM8000/
Lexus Teammate 「Advanced Driveに、OTA機能が搭載されるのは、既にトヨタ/レクサスのニュースリリースで明らかになっていますので驚きはないのですが、記事では「LSを皮切りに、他の車種にも同様の仕組みを取り入れていく」とありますので、4月追加予定の新型「MIRAI」だけではなく、今後のレクサスブランドの車においても投入が見込まれます。
今秋登場が確定した、レクサス「NX」においても、Lexus Teammate 「Advanced Drive」が一部のグレードで搭載される可能性もあるのではと思います。
記事では、ソフトウェア更新で「車線変更追い越しのタイミングやスピードなど自動走行をめぐる機能の向上のほか、ソフト自身に不具合が生じた場合でも素早くできる、自動運転レベルのバージョンアップもソフト更新で対応できる可能性がある」旨が報じられています。
これも想定の範囲で驚きはないのですが、ユーザーが求めているのは、そういった「自動運転」に関わる機能のアップデートのみではなく、そもそも車自身がバージョンアップ・アップデートしていくものかと思います。
たとえば、ハイブリッドシステムや、トランスミッションの制御プログラムのアップデート、ステアリング操舵性のアップデート、既に組み込まれている機能の解除機能など・・・
たとえば、レクサス車では、グレードにより「パワーイージーアクセスシステム」や、「ドアミラー・シートのメモリー機能」、「シートヒーター」、「ステアリングヒーター」の有無など仕様が異なるものがありますが、ソフトウェア制御で、後日、(有料でも)代金を支払うことにより機能を有効化するなどの仕組みも考えられます。
テスラの車には、ハードウェア上に予め動作するための機能が搭載されており、それを「OTA」機能で有効にするという措置がとられているようですが、今後のレクサスブランドにおいても、想定されるハードウェアを予め搭載しておき、将来的にその機能をアンロックし有効化する・・・というような仕組みも面白いと思います。
https://www.tesla.com/jp/support/software-version-10-0
現状では、車種ごとのグレードや輸出先の地域の法規により様々な部品を作り分けている状態ですが、ハードウェアはある程度統一化し、ソフトウェアで機能を制御することにより機能を有効/無効化し、部品点数の削減によりコストの削減にもつなげていく仕組みもできるのではと思うのですが、今後レクサスで導入する「OTA」機能が、単に自動運転機能のアップデートに限らない「愛車として進化」していくものであることを期待したいと思います。
2021年02月12日
【続報】新型レクサスNX・LX・ESマイナーなどレクサス2021年発売予想
今回は、現時点での信頼性が高い情報をもとに、お約束の「妄想レポート」をさせていただければと思います。
■新型レクサスNX(NX350?/NX350h?/NX450h+?)
東京オリンピック後の「2021年9月〜10月」頃に発売予定。
日本仕様は「ガソリン(ターボ)、ハイブリッド、プラグインハイブリッド」のフルラインナップで発売を迎えるようで、将来的には電気自動車(BEV)の視野に入れている模様。ただし、新型「RAV4PHV」の販売が再開していない状態のため、NX450h+の販売が同時に行われるか、台数制限の有無などは不透明な状況です。
なお、先進安全装備が、新型レクサスIS相当の「Lexus Safety System+2.5」を超え、新型LS「Lexus Safety System+A(2.0?)相当にアップグレードされるという情報も。佐藤プレジデントがフルコミットした最初のレクサス車ということで相当な商品力が期待できそうです。
2021年4月〜5月にはデザインやおおまかな商品概要が判明するものと思われます。
■新型レクサスLX(LX600?)
年末「2021年12月」頃に発売予定。
ダウンサイジングした「排気量3.5L」のエンジンを搭載することは確定の模様。
LS500に搭載された「ツインターボエンジン」をチューニングしたものを筆頭に、ターボエンジン、そしてハイブリッドを組み合わせたパターンなど様々な形式が考えられますが、まもなく詳細が判明するものと考えられます。
先進安全装備やインフォテインメントシステムの大幅アップグレードはもちろん、注目なのはトヨタ/レクサス陣営初採用となる「指紋認証センサー」の導入。盗難に関し、ニュースでもしばしば取り上げられていますが、セキュリティ面の大幅な向上を予定している模様。
海外での人気が非常に高いため、日本より海外での情報が先行しそうです。
■新型レクサスLS(Advanced Drive搭載車)
2021年春発売予定。近日中に仕様がわかる見込みです。
設定されるのはハイブリッドモデル(LS500h系)のみで、ツインターボエンジンモデル(LS500)への設定はありません。
また、当初は「AWD」(EXECUTIVE/version.L)のみへの搭載で、「FR」への設定はない模様。駆動方式によるチューニングの問題でしょうか?
なお、新型「MIRAI」では2021年4月頃から「Advanced Drive」がメーカーオプションとして選択できるようになるようです。
■新型レクサスES (マイナーチェンジ)
2021年夏頃、デビューから約3年を迎える「ES」がマイナーチェンジを実施予定。
詳細は不明ですが、先日マイナーチェンジ(年次改良?)が施された「カムリ」で実施されたアップデートはもちろんでしょうが、他のレクサスモデルで順次採用が進んでいるナビゲーションモニターの「タッチパネル化」も行われるでしょう。最近レクサスが勧めている足回りを中心とした「軽量化・高剛性化」なども行われるとより魅力が高まりそうです。
注目は「AWD」モデルの設定がされるかどうか。そして初の「DIRECT4」の設定が行われるかどうか、注目です。
予想以上に販売が好調な「ES」ですから、マイナーチェンジモデルにも大きな期待が集まりますね。
2021年6月〜7月頃には商品概要が判明するものと考えられます。
その他、現時点では新型車「RZ450e」については詳細情報がありません。2021年第1四半期頃に何らかの発表がされる可能性は極めて高いと思われますが、発売時期は少し先なのでしょうか・・・
なお、一部メディアでは以下の車種について、「2021年秋頃」販売情報予定としているようですが、(当然のことですが)発売情報はありません。誤情報には惑わされないよう、ご注意ください。(もちろん発売はしてほしいですが・・・)
・新型IS F、新型LC F、新型LS F
また、レクサス「LC」および「UX」についても2021年のマイナーチェンジはない模様。(年次改良は実施される模様)いずれも外観変更を伴うマイナーチェンジは「2022年」に行われるものと予想されます。
※上記情報は公式情報ではありませんので、「妄想」の一つとしてご参考レベルに留めていただければ幸いです。
2021年02月10日
【速報】レクサス新型「NX」ついに2021年秋発表決定(?)年内にもう1台?
次期「NX」、一部メディアでは「2021年5月」発売とされているようですが、これは誤情報です(この時期の発売は100%ありません)
先進安全装備は、レクサス「LS」と同等レベル(Lexus Safety System+A)にアップグレードが行われる見込み。
[Lexus Teammate "Advanced driveについては不明]
ナビゲーションサイズについての詳細は不明ですが、ダッシュボード内に埋め込まれるのは確実と思われます。
ボディサイズの拡大(特に全幅)は1850mmを確実に超えてくるので、(1870mm前後)駐車場環境には留意が必要です。
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なお、年内にもう1種フルモデルチェンジが実施される新型車があります。
世界中で大人気の大型SUV、「レクサスLX」がNX発売後の年末には発表になる模様。
各メディアでの既報通り、エンジンはダウンサイジングを敢行、3.5Lツインターボエンジンまたはターボエンジンを搭載予定。3.5リットル系になるのは確実の模様。またはこれにハイブリッドを搭載したモデルも?ネーミングが気になるところ。
また、懸念であった、セキュリティ面が大幅強化(指紋認証センサーなど)される見込みです。
近々情報が明らかになると思われる、新型ランドクルーザー300系が参考になりそうですね。
公式サイトの予告にあった新コンセプトの車も含めると合計「3台」の新型車なのでしょうか・・・
2021年のレクサスは、年度後半に大きな動きがありそうで、非常に楽しみですね!
※本記事は信頼性の高い情報をもとにしておりますが、メーカーや販売店の正式情報ではありませんので未確定要素や内容の誤りがある可能性があります。
2021年02月04日
LEXUS LC 特別仕様車 ”AVIATION” 見てきました!
既に完売しており、一般の販売店での展示や試乗車の配備は見込めないため貴重な1台です。
残念ながら、室内は乗り込み不可でしたが、周辺動画を撮影してきましたのでご参考になれば幸いです。
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【YouTube動画】LEXUS LC500 特別仕様車 AVIATION (INSPIRATION SERIES: PERFORMANCE LUXURY TAKES FLIGHT)
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まず目が行くのは、専用デザインの鍛造ホイールです。
古典的な造形でありながら、LCのデザインにもマッチしているデザイン。正直、これは欲しい(笑)
写真ではクロームメッキにも見えますが実際は高品質なブラック塗装です。
リヤ側。キャリパーが小さい分、ホイールのデザインがより目立ちますね。
ブラック(212)のLCってあまり見かけないのですが、ホイールのデザインとカーボンの具合が非常にマッチしていますね。当方は内外装ともホワイト派ですが、この特別仕様車”AVIATION"の内外装の組み合わせは非常に惹かれました。
価格上昇分の大部分を占めていると思われるのが、この専用カーボンリヤウィング!
特に左右の端っこの部分の処理など、さすが純正品といえるクオリティです。これ、機械式の洗車機は不可でしょうね・・・
カーボンリヤウィングの裏側の処理もご覧の通り。クオリティバッチリです!
格納式ではありませんが、ウィング好きにはたまりませんね!
トランクとの絶妙な隙間具合も萌えますね!
さて、フロントグリルや、前後ヘッドライトガーニッシュもダークグレーや漆黒メッキを使用しているので、通常のLCと比べると若干印象が異なります。よくある「単なるピアノブラック」ではないのが個人的には良いと思いました。
特に、ロアグリル下の大きな面積を占める横長のシルバー部分は漆黒メッキ採用でだいぶイメージが異なりますね。
通常のLCはこのようなカラーリングですので、違いがわかると思います。
インテリアはサドルタンとブラックの組合わですが、アルカンターラ部分のは本革や合成皮革部分と若干色合いが異なるので全体的に3色構成なので、まっくろという感じではないのが私的には好印象でした。事前予約段階の資料ではまっくろなイメージでしたので。
ステアリングは、レクサス量販車で初めてアルカンターラを使用しています。残念ながら耐久性の問題でステアリングヒーターは非装備ですが、ブラック内装の方は、この”AVIATION"用のアルカンターラステアリングに換装するのも面白いかもしれませんね。
レクサスLC、今年のマイナーチェンジは無いものと思われますのでまだまだ現行モデルの輝きは失われません。
個性的な特別仕様車”AVIATION” 不要不急の外出は控えるべき時期柄ではありますが、店内は感染予防対策もしっかり行われておりますので、お近くに立ち寄られた際はぜひチェックされてはいかがでしょうか。