2023年07月18日
新型レクサス LC500 特別仕様車”EDGE”実車レポートVol.2
青山とは異なり、今回の2024年モデル特別仕様車”EDGE”の特別装備を中心にパネル展示もありました。
名古屋会場のミッドランドスクエアは名古屋駅前の一等地に位置するだけあり、さすがに東京・青山のインターナショナルギャラリーより人も多く、常に多くの人がLCの造形美をじっくり観察されているようでした。
フロント部分の変更点は、東京・青山の北米仕様では目立っていたフェンダーの「リフレクター」が消失していることで、こちらの方がスッキリしていますね。
ホイールも(当然ですが)変更なし。
タイヤもミシュランパイロットスポーツ S5で同一でした。
リヤも北米仕様との違いは、テールランプサイドの「LEDサイドマーカー」がなくなっているぐらいでした。
マフラー部分の「漆黒メッキ」は北米仕様も同様ですが、さりげないスポーティさの演出でとても良いと思います。
さて、注目のインテリア!
まずは専用のスカッフプレートですが、シンプルな仕上げになっています。「LEXUS LC」の車名ロゴが、カッコいい!
ドアトリムについても変化なし。
下部のドアポケット内に、ラバー加工でもされているかな・・・と期待していたのですが特にありませんでした((泣))
ステアリング周りも変化はありませんでした。
フル液晶メーターでないのは賛否あると思いますが、可動式のメーターリングはカッコいいですね。
ステアリング&ステアリングスイッチの仕上げも上質で、レクサスLC専用意匠のステアリングとなっています。
日本仕様は、「センターコンソールのすべてがアルカンターラではないのでは?」との情報をいただきましたが、展示車は、北米仕様と同じく、センターコンソールボックスだけでなく、「シフトレバーパネル」、「ボリュームスイッチパネル」などすべてがアルカンターラで上質でした。
”EDGE”の装備一覧によると、明確にアルカンターラ仕様なのは「センターコンソールボックス」です。
シフトパネルやボリュームノブ周辺のパネル類について、レザー仕上げとなるか、アルカンターラとなるのか・・・?
私的には、写真の仕様のようにセンターコンソールパネル周りはすべてアルカンターラ仕上げのほうが満足度が高いのではと思います。(ただ、現実的には、ドリンクが万一こぼれた場合などの「シミ・汚れ」を考えると、レザー仕上げの方がお手入れはしやすいですね。
アルカンターラ部分にコーヒーでもこぼれると大変なことになりますので・・・
シフトパネル、オーディオパネル周り。
今回シートヒーター呼び出しスイッチ、パノラミックビューモニタースイッチがついたパネル部分ですが、その質感はレクサス新型「NX」で使用されている塗装処理済のセンターコンソールパネルと同素材でした。
指紋跡が残らないよう、あえて金属調塗装にしなかったのかもしれませんね。
私的にはもう少し加飾が欲しかったところです。
それにしてもアルカンターラ仕上げになると上質感が増しますね!(当方好みです!)
さて、あらためて外付けされたナビディスプレイと、助手席前の「壁」ですが、ブルー内装ですと、それほど違和感はありません。
ダーク系の色であればそれほど気にならないかもしれません。
”EDGE”はアルカンターラ仕様で、手や指の跡により「模様」がつくので、のっぺりとしないのがいいですね。
ただ、各パーツがスッキリとしたデザインで配置されている中、ディスプレイ部分の後付感はやはりありますね。
オーカー色(茶色)の場合はやたら違和感がありましたが。。。
ブルーのアルカンターラ仕様だともともとのデザインを知らなければ違和感はないかもしれません。
メーターフードもしっかりアルカンターラ仕上げです。
ダーク系のカラーなので映り込みも全く問題ありません。(日本仕様の「ブルー×ホワイト」内装の場合、なぜここが「L-tex(合成皮革)」なのかは謎です・・・
フットレスト、アクセル、ブレーキ類も前期モデルからの変化はない模様です。
左ハンドル車は大型のフットレストが特徴的ですが、日本市場版はあらためてみると少し狭いですね。
ルーフ部分。
サンバイザー、フロントドームランプ、フレームレスルームミラー、どれも前期モデルからの変更はなさそうdせう。
北米仕様には「フロアマット」は付属していませんでしたが、日本仕様版は、通常のフロアマットを備えていました。
前期モデルに設定のあった、ブリージーブルーのマットと同一と思われます。
社外品にはない設定なので、純正らしくて良いですね。(特別仕様車専用フロアマットがあるという噂だったような??)
後席も北米仕様との違いはありません。
日本仕様でも、後席のアンビエントライトや後席のルームランプは未設置でした。
夜間に荷物を後席に置く場合は、ライトがないので注意が必要です。
LC500 ”EDGE"全国でわずか「60台」とのことで狭き門を勝ち抜いて当選される方が羨ましい限りです!
レクサスLC500/LC500h/LC500”Convertible”の2024年モデルはすでに生産が開始され、早い方は今月末にも納車がスタートしているようですが、特別仕様車”EDGE”に関しては、生産開始が2023年9月であることにもご留意ください。
「リヤアルミ中空サスペンションメンバー」は、1日の生産数がかなり少数(2〜3基程度?)ということもあり、日本仕様限定になっているようですね。
トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、「LC」を一部改良するとともに特別仕様車“EDGE”を発売」
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/39264050.html
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