2022年07月17日
オフラインMTG(NX大規模オフ会)参加レポート1〜ドライブ編
https://www.youtube.com/c/CSKREVIEWCHANNEL
CSK REVIEW CHANNEL
当方の「NX350h(FF)」は納車されて6ヶ月が経過したのですが、今まで長距離ドライブの機会がなく、総走行距離は1,000kmにも達しておらず、今回が実質的に初のロングドライブとなりました。
集合時間は「午前9:30〜」でしたので、東京湾岸エリアからの所要時間は休憩込みで「4時間」と計算し朝5時30分に出発。
結果、ナビゲーションが当初割り出した「午前9:20」前後に到着することができました。
なお、今回はロングドライブということで、スマートフォンやハンカチ、マスク等を格納するためのスペース確保するため、「小物入れ」を準備しました。スマートフォンに関しては「NX」純正のトレイがあるのですが、ケース付きの「iPhone 13Pro」を「おくだけ充電」のトレイに載せておくと、充電エラーとなるため、比較的すぐに取り出しやすいところへスマートフォンを置いておく必要がありました。
Amazonで、質感が良さそうなものをチョイスしてみました。
(追記:なんと、CSKショッピングチャンネルで取り上げられたものと同じアイテムとのことです!)
取り付けはシートサイドに設置するだけでとても簡単で、同時に「隙間」に物が落ちなくなるのもメリットです。
合皮仕様で、いやな匂いもなく、質感も十分及第点です。
裏側にはケーブルを通すことができますので、たとえば、後席側の「USB-C」端子に接続して充電させることも可能です。
なお、色がNXの内装人気色とたまたま(?)一致しており、ブラック、ベージュ、ワインレッドの3色。
完全に色が合うわけではないですが、ヘーゼルやフレアレッド内装の方にもちょうど良いのではないでしょうか? 値段を考えれば十分な品質かと思いました。なお、注意点としては、「1つ」なので、運転席・助手席必要な方は2つ購入することが必要です。
なお、パーツは2つに分かれており、取り外しが可能なので、運転席、助手席側どちらにも対応できます。
▼Amazon Auto Spec 車 収納 シートポケット 隙間クッショッン
以下は、会場到着までの道中のドライビングレポートです! 今回、予定通り快適に到着でき、新型NXの魅力がより分かったように思います。
■「Lexus Safety System+3.0」の「LTA」と「PDA」が凄い!
今回、新東名高速道路を利用したのですが、新東名開通当初と異なりほぼ全線が「3車線化」が完了しており、かつ多くの区間で最高速度「120km/h」の走行が可能になっているので快適なドライブが楽しめました。下道の走行でも、プロアクティブドライビングアシスト(PDA)を中心とする運転支援の実用性の高さと快適さは体感していましたが、高速道路走行時の「レーントレーシングアシスト(LTA)の実用性の高さには驚かせられました。
LTAの前身である「レーンキーピングアシスト(LKA)」は2005年に発売されたレクサス「GS」から設定されており、2015年の「Lexus Safety System+」採用まではあまり目立った進化がありませんでした。
主にレーンの「はみ出し」を抑制(または警報)する機能で、補助的な役割ですが、2017年似発売された新型「LS」で採用されたレーントレーシングアシスト(LTA)はレーンの「中央」を走行するように進化し、かなりの不満が解消されましたが、少しでも速度域が高くなるとレーンのはみ出ししてしまったり、カーブでの通過速度が早く「怖い」と感じる部分があるなど、まだまだ不満がありました。
しかし、「Lexus Safety System+3.0」で新型NXに採用されたレーントレーシングアシストは、第2世代といえるもので、よほど高い速度や急カーブでは無い限り、軽くステアリングに手を添えるだけでレーン内の自動(追従)走行が可能となり、高速道路で流れに沿った走行をする際に大変信頼度の高いものとなりました。
今回、東名高速道路の御殿場近辺の「左ルート」を走行したのですが、そこでは軽く手を添えるだけで、ほぼ自動運転さながらの走行を行うことができ、「Lexus Safety System+3.0」の基本性能の高さに感心し、ようやく「積極的に使おう」という精度になったと感じました。
オフ会の中でもNXは「疲れない」、「運転しやすい」との声を聞くことが多いですが、それはこの進化した「レーントレーシングアシスト」にあるのではないでしょうか。
■ナビゲーション地図の到着予想時間精度が凄い!
たまたま当日は「KDDI」の大規模な通信障害がありましたが、「往路」、「復路」ともに、ルート設定時の到着予想時間と実際の到着時間が、ほぼ同様の時間だったのには驚きです。
データ通信が行えない場合でもちゃんと動作していました(オーナーズデスクは使用不可)
ナビゲーションシステム/オーディオなど、新マルチメディアシステムに関しては多くの改善要望が寄せられており、オフラインミーティングに参加いただいた、マルチメディアシステムの開発陣の方にも直接要望や改善提案をお伝えすることができましたので、今後の改善や我々の想像を超えた「進化」に期待したいと思います。
■ワインディングロードでの「アクティブコーナリングアシスト」(ACA)が凄い!
アクティブコーナリングアシストは、旋回中に加速しようとするとき、内輪にブレーキ制御を行うことで、車両が外側に膨らむことを抑制します。
いわゆる「アンダー」の発生を抑制するもので、当方が所有するクルマでは初めて「ACA」が装着されていますが、その効果に驚きました。
具体的には、東名高速道路の「御殿場〜大井松田」間の上りで速度域が高くカーブが連続する区間では、FR車のようにアクセルを踏みながらきれいなラインでコーナーを抜けることができて、当方の「NX350h」がFF車であることを忘れてしまうほどでした。
ほとんどカーブの「線」をはみ出すことがないので、とても気持ちよく走行でき、レーントレーシングアシスト(LTA)とアクティブコーナリングアシスト(ACA)、プロアクティブドライビング・アシスト(PDA)との連携で気持ちよくドライブできることに驚きました。
■メーター表示「3」が見やすい!
高速道路走行時は、長時間で疲労もたまりますので、なるべくメーター表示がスッキリしたほうが好みなのですが、NXのメーター表示「3」は、スッキリとしているのでとても見やすいです。
特にヘッドアップディスプレイを「ノーマル表示」にすると、交差点表示やナビゲーション表示(地図表示はできない)が可能になるのでおすすめです!(メーター3だと、左右がスッキリするので見やすいです)
レーシングマシンのようなタコメーター(またはエネルギーメーター)もかっこいいですよね。
■速度域に応じた好燃費!
NX350h(ハイブリッド)に関しては高速道路走行時の燃費はあまり伸びないことが想定されましたが、走行条件により異なりますが、マイレクサスの「マイカーログ」によると、概ね以下のような感じでした。
・平均速度「60km/h」の場合・・・約20km/L
・平均速度「80km/h」の場合・・・約18km/L
・平均速度「120km/h」[新東名]の場合・・・約14km/L
だいたい平均速度「100km/L」で走行した場合、約16km/L程度ではないかと推測されます。
速度が増すほど、「虫」が付着するので、オフラインミーティングの際はほどほどにしたほうが良いですね。
会場到着後、すぐ、通称「ワン速クリーナー」で掃除させていただきました。
■パノラミックビューモニターで「タイヤの位置」がわかりやすい!
今回のオフ会では、白線の右側のラインに、右側のタイヤを合わせるというルールだったのですが、これがパノラミックビューモニターの上空雨からの画像のおかげで「タイヤ位置」が明確に表示されているため、駐車区画の白線に合わせるが大変やりやすかったのには感動してしまいました!
レクサスLCやRCといったクーペ系にもぜひ装着してください!!
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一方で、今回のドライブで今一つな点もありました。
■「レーンチェンジアシスト(LCA)」は慣れが必要、速度域に注意!
レーンチェンジアシストはパノラミックビューモニター等とセットオプションのため、装着率は極めて高く、オフ会会場でもほぼ全車に装着されていたようです。今まではあまり使用する機会がありませんでしたので、今回のロングドライブでは意識的に使用してみました。
動作条件は、説明書によると以下の通り。
※レクサスNX説明書「レーンチェンジアシスト」の動作条件より
特に自車速度が「約85 〜 130km/h」という条件が厳しく、当方の場合では、「首都高速」ではほとんど使用不可(速度が85km/h以下のため)かつ新東名高速での追い越し時にはなかなか使用できません。(速度が一時的に130km/hを超えるため)
速度域が「120km/L」に向上した新東名高速道路ではなかなか使い所が難しく、かつてのレーダークルーズコントロール(LSS+以前は「115km/h」の制限があった)が改善したように、センシング機能を改善し、「動作条件をもう少し広げる」そして、「動作決定から実行までの時間を短縮」、「エラー時の表現をわかりやすく」という点が改善点かと思います。
十分操作は理解しているつもりですが、どの条件を満たしておらずエラーになったのかがわからないので、特に「後続車両」から見ると、ウィンカーをなんどもチカチカさせて「何をやっているだろう?」と思われてしまうのが残念・・・
現状では「LCA」は、Lexus Safety System+の基本機能ではありませんが、この装備はまだまだ改善の余地があると感じますので、次世代のLCAに期待したいところ。逆に言えば、レーンチェンジアシストを目当てにセットオプションの選択はしないほうがよいでしょう。
■サービスエリア、パーキングエリアの通過時間がわからない
これはもともと言われていたことですが、今回はロングドライブをしたということもあり、その必要性を実感しました。
現地には「午前9時半」まで到着。帰宅に関しては「夜11時」までには・・・と思っていたのですが、適度に休憩をする必要があるのですが、途中のどのサービスエリア(パーキングエリア)にいつ到着するのか、どれぐらい休憩の猶予があればよいかの予測がつかず、これは不便に感じました。
また、サービスエリア、インターチェンジなどの情報が「3つ」しか表示されないのも設定で増やせると良いと思います。せっかくHD解像度のモニタですので・・・
↑昨日の写真でなくてすみません・・・
■高速道路の施設表示に「充電スポット」が表示されない
(地図の施設表示にはありますが)、高速道路略図のアイコンには、充電設備の有無がありません。
たとえば写真は、「岡崎サービスエリア」の設備が表示されています。
従来型のナビゲーションシステムよりも細かい情報が記載されており、例えば「スターバックスコーヒー」のロゴや、「セブンイレブン」があるなど特定のブランドが好きな方にとっては大変わかりやすい表示になっていますし、「ドッグラン」と思われる施設や、「オストメイト」の設備など大変きめ細かな表示になっています。
駐車場の空き状態もわかるのですが、なんといってもBEV時代が到来にもかかわらず「充電設備の有無」の記載がありません。
レクサス「NX450h+」においては普通充電のみ対応ですが、それでもそもそもどのサービスエリアに充電施設があるのかの表示は欲しいですよね。ここは大変残念なところです(オフ会で、開発陣の方にはお話しておきました)
もちろん、岡崎SAには充電施設が複数設置されています。
充電に関しては専用の「アプリ」等のサービスがあるのですが、基本項目であるナビゲーションシステムにおいても表示があるべきと思いますし、この状態で「RZ450e」を発売するのは厳しいと感じますね・・・
そして無事に会場に到着、100台を超えるクルマ、そして多くの「NEXUS」メンバー、そしてスペシャルゲストのレクサス開発陣の方が、会場入りされており、一般的な車好きが集まるオフラインミーティングでは想像できない、大変ステキなイベントが待ち受けていました。
会場近辺では、スタッフの方の丁寧な誘導!
有志幹事団の丁寧な受付後は会場に!なんと貸し切り・・・
空調ありの快適空間で、参加メンバーの方の熱気でムンムンでした!そして、レクサス開発陣の方もすでに!
(後編に続きます)