https://www.vantrue.jp/product-page/n4
今回はその取付に使用した製品、道具、分解方法を紹介させていただきます。
ご自分で作業する方のご参考になれば幸いですが、前回のレーダー探知機同様、取り付け等は細心の注意を払っていただき、自己責任でお願いいたします。
「VANTRUE N4」は、クルマ系YouTuberの方でも評判が高いドライブレコーダーで、「車外(前方)」、「室内」、「車外(後方)」を3つのカメラでカバーし、特に画質など信頼性あるドライブレコーダーですが、当方はまずはフロントのみの(車両前方、室内のみ)運用としました。
単体では、GPS機能が備わっていないのと、フロントウィンドウへの取り付けパーツが大きく不格好なので、別売りの「専用マウント(GPS内蔵)」をセットで購入しています。
また、ドライブレコーダーにはつきものの「駐車監視機能」ですが、どうやら「VANTRUE N4」の駐車監視機能はバッテリーあがりを起こすとの口コミも多いので、当方はエーモンのタイマー制御装置(エーモン 電源ソケット OFFタイマー機能付 1543)を使うこととしました。これはすでに当方所有の「LC」で使用実積があり、クルマの電源をOFFにしたあと「30分」または「60分間」は電源を供給し、その後電源が自動的にOFFになるというもので、短時間の駐車であれば録画されているというなかなの優れものです。(そのため、夜間停止中の盗難防止には無力)
▼Amazon VANTRUE N4 本体
クーポンで常時「25000円」程度で販売されているようです。
▼Amazon VANTRUE N4 ドライブレコーダー専用マウント両面テープマウント GPS機能内蔵
▼Amazon エーモン 電源ソケット OFFタイマー機能付 1543
30分または60分で自動的に電源がきれるため、簡易的な駐車監視機能が使えます。
https://www.amon.jp/products2/detail.php?product_code=1543
▼楽天 AH-81 STREET Mr.PLUS レクサス車用助手席キックパネルオプションコネクター電源取り出しハーネス
助手席足元左下のオプションコネクターから簡単に電源をとることができるパーツ
▼Amazon エーモン 電工ペンチ(ターミナルセット)
ギボシ加工など配線加工に必要。DIYやるなら必携セット(安いですし)
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さて、ドライブレコーダーですが、スペースを考慮し「助手席側」に取り付けすることとしました。
レーダー探知機の装着と同様、まずはスカッフプレートを外すところからスタートします。これは手で引っ張るだけで外れます(前々回ブログ参照)
■助手席側足元サイドパーツ取り外し
次のスカッフプレート上部の助手席側サイドパーツを外します。
最初に、一番奥側にキャップがあるので外します(赤丸部分)これは手で回しながら引っ張ると取れます。
赤丸部分にクリップがあるので、ここを真上に引っ張って外します。
次はこのあたりを持って右手前に引きながら外します。ちょうど赤丸部分の裏辺りにクリップがあります。
パーツはこのように構成されています。赤丸部分のクリップを覚えておくと取り外ししやすいと思います。
■助手席側アンダーカバー取り外し
運転席側と異なり、ネジ止めはありません。4箇所樹脂パーツで固定されていますので、手でツメを押さえながら真下方向に外します。
カバーを外したあとは、LED端子を外します。ツメでとまっているだけなので「工具は不要です。
■助手席足元オプションコネクターへの取り付け
NXには青色のコネクター(オプションコネクター)が備わっており、ここから「常時電源」、「アクセサリー電源」といった一般的な電装品の装着に必要な電源をとることができます。通常ですと、ヒューズボックスなどから電源を取りますが、このオプションコネクターから電源をとるのはとてもおすすめです。
クリップで止っていますが、少々硬いのでクリップ外しなどで取り外すと簡単です。(手でもいける)
今回使用したのは上記でご紹介した「AH-81」青色のオプションコネクターに差し込むことでワンタッチで電源が取れる便利なパーツ(かつ、分岐もできるのでも純正オプションも空きカプラーに装着可能!)
これと、先程のエーモン「 電源ソケット OFFタイマー機能付 1543」を接続します。
間違える方は少ないと思いますが、「AH-81」では常時電源は「黄色」、アクセサリー電源は「赤色」です。
一方、「エーモン OFFタイマーソケット1543」では常時電源は「赤色、アクセサリー電源は「青色」です。
これを接続します。「エーモン OFFタイマーソケット1543」には、ケーブルの先端に端子の加工が行われていないので、電工ペンチ等でのかんたんな加工が必要です。
接続後、肝心なのは「アース」をとることですが、これは写真の左上の赤丸のボルト(6角レンチが必要)を緩めて、ここに固定すれば大丈夫です。
さて、準備ができたので、「VANTRUE N4」に付属している電源コネクタを、「エーモン OFFタイマーソケット1543」に差し込みます。
青色のLEDが光れば通電OKです。この時点で、「VANTRUE N4」本体にも接続し、動作確認をすると良いでしょう。
(30分にタイマーをセットし、車両の電源を落としても電源が付いたままであれば動作OK!)
動作確認が終了したあとは、サイドパネルがあった内部のスペースに配線を押し込みます。
ある程度束ねて、異音防止のためシンサレートにくるんで置きました(が、ある程度キレイに隠れますので、それほど異音は心配する必要ないかと思います)
■助手席側サイドパネル
運転席側と同じですが、(当方の場合は)隙間の位置が運転席と若干異なりましたので、この場所から内張り剥がしを使ってアタックしました。
少し傷が怖かったのでマスキングテープで養生しています。
クリップは4箇所とまっています。寒い冬の季節は硬いので力強めでても使って外します。
■助手席側Aピラー取り外し
運転席側と同じく、上部のこのあたりから内張り剥がしを入れて広げて、手で「グイッ」と開きます。
前々回のブログとここまでは同じです。
さて、運転席側と違うのは、なんとやっかいなクリップが中央部分にも存在しました。これは面倒・・・
ただ、仕組みがわかればそれほど難易度は高くないと思います。
「赤丸印」の部分を同時に押すことでクリップが外れるという仕組みなので、マイナスドライバー等細長いもので押さえながら外します。
■サイドパネルからAピラー内部への配線
ドライブレコーダーへ接続するための電源ケーブルを上部に引き込みます。ケーブルがしっかりしているので、特に工具もつかわず上部に通すことができます。
Aピラーの先端部分にケーブルを通します。ケーブルの先に円筒状のフェライトコアが付いていますがなんとか通すことができます。
あとはしっかり、既存のケーブルに沿ってはAmazonピラー上部からルーフに配線を通します。
途中、テープ止めでしっかり固定します。
「VANTRUE N4」の欠点は、本体のコネクタ周辺の配線がどうしても露出してしまうこと。配線隠しのカバーがほしいところですが、フロントカメラだけであれば、写真のような感じで配線はあまり気になりません。
ただ、いろんなメーカーで使用されているこのタイプのマウントはデザインが最悪にかっこ悪いので、個人的には残念なポイントです。もっとスタイリッシュで配線が隠れるようなタイプにしてほしいと切に願います。どこかのメーカーが配線隠しのカバーを発売してくれませんかねぇ・・・
フロントカメラの動作を確認後、次回はリアカメラの配線を行います。
「VANTRUE N4」のリヤカメラは地上デジタル放送の干渉ノイズが発生すると評判なので、まずは仮取り付けから・・・