2022年01月18日
新型レクサス「NX」寒い日には無償のリモートエアコンは快適だが!
さて、当方の新型「NX」の駐車スペースは、屋根ありではありますが、屋外の駐車場ですので、これだけ寒い日は車内がやはり冷えます。
そのため、レクサスとしては初採用となった「リモートエアコン」は非常に重宝します!
リモートエアコンは、エアコンだけでなく、「シートヒーター」と「ステアリングヒーター」もONにできるのは嬉しいですね〜!
当初は、この機能が「デジタルキー」(MOP)で実現するのでは?と考えられていましたが、実際は無償で提供されるスマートフォンアプリ「マイレクサス」の機能となります。
スマートフォンがないと使用できませんので、ガラケー派の方もぜひスマートフォンを携帯されることをおすすめします。
なお、この機能は旅先の旅館・ホテル、炎天下のショッピングセンターなどでも事前にエアコンが起動できるのでとても便利と感じました。
ただ、「リモートエアコン」機能は、インターネット上の回線を通じて、車両の通信機(DCM)にアクセスしていると思われるため、少々起動・停止に時間がかかることは欠点ですね。
そして「ステアリングホイール」のヒーターが「全周」暖かくなったのも新型「NX」でのトピックスです。
今までは握り手以外の部分(12時方向、6時方向)はヒーターの熱があまり伝わってきませんでしたが、NXではしっかり熱が伝わってきます。
昨年発売の新型「MIRAI」から全周対応になったようですが、やはり違いますね〜。
「AUTO」モードにしておけばスイッチを入れなくても自然に暖かくなるのも良いです。
しかし、せっかくの機能ですから、「標準」グレードにも「シートヒーター」、「ステアリングヒーター」は標準装備またはメーカーオプション設定としてほしかったところです。それほど、寒い日には暖かさと快適さを実感しますね。
まだまだ自宅周辺しか乗れていませんが、「NX350h」(FF)は、普段使い(時速50-60km/h近辺)の加減速においては十分な性能と加速をしますし、”F SPORT”においても乗り心地の硬さもなく、非常に快適なドライブを楽しむことができます。エンジンが始動する際の振動は若干気になりますが、十分ではないでしょうか?また、嬉しいことに、走行時の車内の静粛性はとても高いので非常に快適なドライブを楽しむことができます。
ただ、着座位置が高めなので、セダン・クーペ系と違いステアリグやメーターのポジションがちょっと自分としては最適な位置より少し下になるのでもう少しシートポジションを下げることができれば良いのですが・・・(この点はまだ慣れません)
現時点では「e−ラッチ」については開くときは少ない力でドアが開くので便利ですし、ドア下を照らす照明も比較的明るめなのはGood!(後席にないのは残念ですが・・・)
ただし、ドアを閉めるときは(特に降車時)、半ドアになることが多いようなので、どうしても少し力強く閉めることになります。
せっかくドアを開けるときはスマートなのに、ドアを閉じるときは少し力が必要なのは残念に思います。
「e-ラッチ」で電動化したのですから、ドアのイージークローザーは、そろそろレクサスではあれば「NX」や「RX」といった実用性の高いSUVでも導入しても良いのではと感じましたし、それがトヨタブランド車との差別化にもなるのではと思いました。
まずは"version.L"専用装備でも良いですし、せっかく数十年前からあるリッチな装備ですが、「e-ラッチ」との親和性はかなり高いと思いますので、ぜひ新型「RX」での導入を期待します!