2024年11月02日
レクサス「IS/LC」2025年モデルに想うこと
いずれも日本仕様版は発表されていませんが、上記3車種については2025年モデルの日本仕様もほとんど同様に販売されるものと主笑えます。
なお、レクサス「RC/RCF」に関してはまだアナウンスがないのは少々不安ではあります。
モデルライフが終盤に近づいている「IS」と「LC」は、Lexus Safety System+2.5を継続採用し、実質的にはほとんど改良が行われなかったのは(ある意味予想どおりと言えますが)心のどこかで、「最後の改良をしてくれるのでは・・・」と期待していただけに残念でした。
特に「IS」、「RC」に関しては唯一「10.3インチナビゲーションシステム」と「リモートタッチ」を採用するモデルですので、モデル終了時期を最大で2027年ごろと推測すると、2025年モデルが大規模な改良のラストチャンスだっただけに(勝手に想像しているだけですが)私的にはかなり残念でした。
認証不正問題で先送りされた・・・と信じたいところです。
「IS」に関して、日本市場においても「特別仕様車」の発表は行われるかと思いますが、せっかく好評な内外装デザインをさらにブラッシュアップするようなアップデートもなかったのは残念です。「IS300h」は、ISの販売を支える重要なモデルですが、現在販売されている「トヨタ/レクサス」両ブランドでも最も古いハイブリッドシステムになっていますので、ラグジュアリーブランド同士での比較のみならず、国産車と比べても競争力が落ちていくのは目に見えています。
販売が比較的好調な「IS500」に関してもデビュー当時ほどの勢いはなくなっていますのでそろそろ改良を期待していたのですが、北米市場においても発売から3年が経過する2025年モデルにおいて、何らかのアナウンスが欲しかったところです。
また、「IS」や「RC」に関しては、開発陣のコメントなどもないのがちょっと残念ですね。メディアや自社webサイトでもなんらかの情報発信があればうれしいのですが・・・
なお、せめて「RC」/「RCF」に関してはファイナルモデルとなるのであれば、レクサス車で唯一未装備の「パノラミックビューモニター」は標準装備化してほしいと思います。
結局「HS」、「CT」、「GS」といった近年消滅してしまった車種は、セーフティシステムの大幅なアップデートは敢行されませんでしたから、「IS/RC」、「LC」も同様の道を辿っているようで非常に心配ではあります。
電子プラットフォームの壁があるものと思いますが、上記3車種もなんとかならないものでしょうか・・・
「LX」が2025年モデルにおいて、「Lexus Safety System+3.0」へアップデートを図っただけに、より強く感じるようになりました。
2024年10月28日
LEXUS LC(LC500/LC500h)2025年モデル北米で発表! 早速アレが改良!
▼レクサス北米プレスルーム
BOLSTERING EXCELLENCE: 2025 LEXUS LC 500 / 500h(2024.10.4)
https://pressroom.lexus.com/bolstering-excellence-2025-lexus-lc-500-500h/
日本「LC」はずいぶん前から受注が停止していたので、不安に感じられた方もいらっしゃると思いますが、無事に北米で2025年モデルが発表されたため、日本市場も同様の改良のうえ発表されると考えられます。
(ただし、認証不正問題のため、発表が遅れている模様)
非常にわずかな改良内容で、日本市場にも影響がありそうなのは、次の2点です。
■Front and Rear underfloor braces added to LC 500
フロントと、リヤのアンダーブレースを追加、というもの。
これは特別仕様車”EDGE”で追加されたフロントブレースを、LC500にも追加するものではないか?と推測します。(ついでに、バランス取りのため、リヤにもブレースを追加)
■ For 2025, the interior passenger seat panel is now also trimmed in Alcantara
実はこれが嬉しい! 殺風景だった助手席前のインテリアパネルは「合皮巻き」でしたが、陰影のある高品質な「アルカンターラ」に換装されます!!
実は特別仕様車”EDGE”はアルカンターラ仕様だったので、(当方も部品取り寄せ済み)で、改良でアルカンターラ仕上げになればいいなぁ・・・とおもっていましたが、早速やってくれました!
本当はアンビエントライト照明も追加してほしいところですが、流石にそれは難しかったのでしょうね。
この部分の換装は、かなりのパーツをバラさないといけないので換装の難易度は高いため純正で「アルカンターラ化」してくれるのは嬉しいですね。
特に「オーカー」内装の方はカラートーンが変わり、だいぶ印象が変わると思うので楽しみですね。
▼標準仕様
色が周辺のパーツと同じなので「のっぺり」とした感じがあり、前期モデルよりも質感低下を感じます。
▼アルカンターラ仕様
合皮巻きに比べ、色のトーンが違うのと、アルカンターラ独特の起毛の陰影によりクオリティが格段にあがったように感じます。
その他の改良はアナウンスされていませんが、日本仕様の発表ではもう少し詳細な改良内容がレポートされるかもしれませんね。
細かい不満点でいえば、(ソフトウェア更新で良いので)シートヒータースイッチの制御変更(ボタンを一度押したらナビをタッチしないと地図画面に戻れない)
TUNEダイヤルの制御(ラジオのチューニングにしか使えない)はぜひ見直してほしいとことです。
あとは・・・
アンビエントライトの光量UP/減光廃止 もぜひいつか実現して欲しいですね!
日本市場での正式発表を待ちたいところです。
2024年10月02日
レクサスLC (LC500/LC500h)さらなる進化に期待!
例年ならレクサス車の改良情報が溢れている時期ですが、今年度は非常にさみしい状況です。
なかなか発表されない「RX」2025年モデルはもちろんですが、レクサス「LC」2025年モデルの発表も個人的には非常に待ち遠しいところです。
「LC」2024年モデルが納車されて、12ヶ月点検も終了、エンジンオイルも継続して「Mobil1」を使用して、気持ち良いドライブを楽しんでおり、質感の高いインテリアとともに、クルマ自体の出来は満足しています。
ただし、流石に通算7年超所有しているとさらなる高みを望みたくなってきます。
何度もブログ記事にはしていますが、もう一方の主力車種「NX」の出来が非常に良いため、価格が倍以上もするLCシリーズにはさらなる進化を期待したいと思いますので、今回は、3つに絞って書き出してみたいと思います。
■やはり「Lexus Safety System+3.0」を!
2024年モデルにおいても「Lexus Safety System+2.5」搭載にとどまる現行「LC」。
レクサスセーフティシステム「2.5」と「3.0」の違いを一言であらわすと、「常時か随時か」と言えるのではないでしょうか。
常にシステムが路面や周囲をセンシング・モニタリングして常時制御をしてくれるのがLexus Safety System+3.0とすると、Lexus Safety System+2.5は、「いざというとき」に発動するシステムと感じます。
よって、ロングドライブや悪天候などが予想される場合は、できるだけ「NX」をチョイスするようにしています。Lexus Safety System+3.0の主要機能の一つである、プロアクティブドライビングアシスト[PDA]と、高精度のレーントレーシングアシスト[LTA]の組み合わせはドライブをより安心に、楽しくさせてくれますので、スポーティなモデルでも決して楽しさを損なうものではないと思います。
私的には、現行「LC」に、Lexus Safety System+3.0または次世代のLexus Safety System+が搭載されれば、理想の1台となります。
■助手席側へのマルチメディアディスプレイの増設を!
デビュー時から助手席前の「謎の空間」は不満に感じていましたが、品質の高いアクリル素材とアンビエントライト、ナビディスプレイとの一体感があったため、これはありかな、と思っていましたが、2024年モデルでは「合皮巻き」の「板」にダウングレードしたことは非常に残念です。
とくに最近では、「メーター」、「ナビ」のツインモニターのみではなく、助手席側のモニターも含めた「トリプルモニター」仕様のクルマも発表されているので、レクサスのフラッグシップモデルであるならば、やはりこのあたりのエンタテインメント強化はぜひ行ってほしところです。
最近では、「アウディA5」(2025年モデル)のインテリアは非常に良いなぁと思いました(トリプルモニター仕様)
(11.9インチメーター、14.5インチのMMIタッチディスプレイ、さらに助手席前10.9インチMMI助手席マルチメディアディスプレイ)
▼アウディA5シリーズ(MY25) ニュースリリースより
https://audi-press.jp/press-releases/2024/pnj2ba0000002cv3.html
これはトヨタ/レクサスの マルチメディアシステムが2021年ごろから共通化されたことによる弊害もあるのではと感じています。
トヨタブランドの普及価格帯のマルチメディアシステムは大幅に強化されましたが、せめて、レクサスの「L」モデルや、トヨタ・センチュリー、アルファードの上位モデルなどは、複数のモニタを表示・制御できるシステムを、早期に導入してもしいものです。
(LF-ZCなど、次世代の「BEV」モデルでは実現するようですが、さすがにあと2〜3年、このままでは時代に取り残されるのではと危惧しております)
これにより、ナビディスプレイへの「2画面表示(分割表示)」問題は解消するように思います。
■「LC500h」をさらに進化させて欲しい!
実際のところ、ハイブリッドシステムの人気が高い日本市場においても全体の10%にも満たない販売比率の「LC500h」の商品力をこれから上げるのは難しいと思いますが、新型レクサスNXやRXといった世代のハイブリッドシステムと比べると、まだまだモーター感は乏しく、より電動感の強さと、ベースであるエンジンの出力向上と官能性の強化が望ましいところです。
LC500hに採用されている、"マルチステージハイブリッド"システムの4段ギアは、パドルシフトを使用しての変速速度も遅く、LC500の10ATのような気持ちの良いギア切り替えはできません。
LC500,LC500hどちらも所有経験がある立場からは、どちらもパワートレーンも魅力的ではあるのですが、どちらも欠点があり、これらを組み合わせた「PHEVシステム」が理想ではないかと強く感じます。
街なかでの「ストップ&ゴー」が繰り返されるシチュエーションや、立体駐車場での走行などでは、圧倒的に「LC500h」の方が運転しやすいですし、そのスタイリッシュなエクステリアに似合った運転がができます。
「LC500」のV8エンジンの希少性は確かに感じられますし、エンジンや排気サウンドも魅力的ではありますが、低速時トルクの弱さや、街乗りでの燃費の悪さは未だに気になるところです。普段使いでは、「LC500h」の方が魅力的に感じる部分も多く、ここまで販売比率(人気)に差があるのは少々不思議に感じます。(ラゲージスペースが狭い、そもそもLC500hの方が価格が高い、というのも商品的には損をしていると思いますが)
なお、「LC500/LC500h」に関しては、デビュー当時の初期モデル(2017年〜2020年前半生産)までの流通が多いですが、その後の中期モデル、そして2024年からの後期モデルとは特に「乗り心地」の面では大きく違いがあります。
乗り心地に関しては、特に2024年モデルでは劇的に改善されていますが、純正オプションでもラインナップされている「パフォーマンスダンパー」を装着することでも、微振動の低減や路面追従性がアップしますので、乗り心地改善につながりますのでおすすめです。
▼レクサスLCディラーオプションカタログより
https://lexus.jp/models/lc/pdf/dealer_option.pdf
現行LCシリーズはいつまで生産されるか(あと2〜3年といったところでしょうか?)わかりませんが、世界的にも「BEV化」を断念(もしくは計画を大幅変更)したブランドが次々でてきている中、ガソリンエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムはレクサス/トヨタの強みと思いますので、「LC500h」の進化版にもぜひ期待したいところです。
(レクサスは本当に「BEV」主体のブランドになってしますのでしょうか・・・?)
2024年06月13日
レクサスLC、純正「オレンジブレーキキャリパー」後付が可能に!
▼KINTO FACTORY
https://factory.kinto-jp.com/
LCのオレンジキャリパーは、2021年9月の年次改良にて追加されました。
2020年5月に人気のコンバーチブルの追加とともに、マイナーチェンジ相当の改良を受けた「LC」ですが、その1年後にオレンジブレーキキャリパーが追加されたため、中古車市場ではまだ見かけることは少ないですね。
施工価格は他車種よりも若干高価な「176,000円」ですが、そもそも純正のブレーキキャリパーが、アドヴィックス社製の高性能ブレーキキャリパー(フロント:6pot、リヤ4pot)で、部品代だけでもこの価格を超えますのでかなりリーズナブルに設定されています。
そのため、特にLCの前期型モデル(2017−2020年)の方は、ブレーキキャリーパーのリフレッシュを兼ねて、かなりおすすめできるカスタマイズと思います。
「KINTO FACTORY」では、選択できるグレードが決まっていたりしますが、レクサスLCの場合は、全グレードに装着可能なのも嬉しいですね!
そして足回りかつ保安部品系で「5年10万キロ保証」がつくのは最高ですね!
個人的には、レクサスLCのような少量生産モデルの場合は、「レッド」、「ブルー」、「イエロー」等のカラーバリエーションを増やしたブレーキキャリパーもぜひ設定してほしいところではありますが、まずは「オレンジキャリパー」の設定がされたことに感謝です!
なお、2024年に60台限定で販売されたLC特別仕様車”EDGE”ではオレンジキャリパーの選択ができませんでした。
当方は”EDGE”は所有していないので未確認ですが、おそらく今回の「KINTO FACTORY」では対応しているのではないかと思いますので、そのような方には絶好のチャンスではないかと思います!
ご興味のある方は、ぜひKINTO FACTORYで車体番号を入力して確認してみてください。
”EDGE”(および”AVIATION”)の鍛造5本スポークは、ブレーキキャリパーが目立つので、アクセントのあるオレンジにするととても見栄えが良くなると思いますね!(せっかくなので、”EDGE”にはブルーのキャリパーもぜひ設定してほしいところ・・・)
今までは、どちらかというと 「NX」、「RX」、「UX」といった台数の多い車種のアイテムが多かったですが、「LC」や「IS,/RC」など趣味嗜好性のつよい車種についてもぜひラインナップを強化してほしいところです。
そのためには、我々ユーザー側の「熱意」(および売上げ・・・)が重要な要素を占めるのは想像に難くありませんね。
2024年03月02日
レクサスLC500 エンジンオイルを「Mobil1」変えると激変でした!
今回は、無償の純正エンジンオイル交換をアップグレードして「Mobil1」(0-20W)にしてもらいました。
そこで驚いたのが、驚異的にアイドリング時のエンジン音が静かになったことです。
エンジンの回転数は550〜600rpmぐらいで通常時とかわらないのですが、まるで「LC500h」(ハイブリッド)と思うぐらいにエンジンサウンドや振動がおさえられるようになりました。
もちろん、Mobil1らしく、踏んだときのエンジンフィールもよく、ここまで変わるとは・・・驚きました。
前車「LC500h」でも定期的にエンジンオイルを「Mobil1」に変更していましたが、今回のLC500の方が変化が感じられますね!
さらに、評判の良い「A.S.H.」(アッシュ)などに換装するとさらに違った感じなのでしょうね・・・
レクサスLC500はエンジンオイルの充填量も多いため、アップグレード料金も比較的高め(当方の場合は約14,000円の追加料金)ですが、価格以上の効果があると実感しました。
LC500については純正のオイルを「Mobil1」にしたほうがいいのでは・・・と思いました。
しばらく乗っていると(慣れて)感じられなくなるかもしれませんが、とにかくアイドリング時のエンジン音の静かさと、室内に伝わる微振動が明らかに低減したことには驚きですし、加速時のエンジンサウンドがさらに洗練された感じ(ザラツキがなくなった)がしてさらにドライブが楽しくなりました。
なお、現時点(2024年2月27日)ではまだ正式にOTA配信されていないようですが、「LC500/LC500h」(24MY)についても新マルチメディアシステム移行後、初のOTAアップデートプログラムが配信されるようです。
今回、販売店にはアップデートプログラムがすでに先行配信されていたようですので、点検時にあわせ、最新プログラムを先行して適用していただきました。
https://lexus.jp/total_care/maintenance/update/
推奨レーン表示の際の交差点の表示(矢印等)が太く、見やすくなっていたり・・・
精細地図(100mスケール以下かつ3D表示ON時)において「建物の立体表示」ができるようになる、
従来状況に応じた新ルートを画面上で確認ができるようになる、などの違いがあることがわかりました。
その他の点でも結構改善点が多そうなので、正式配信が楽しみです!
(なお、レクサスLC500には、エネルギーフロー画面やAWD表示はありませんが、「LC500h」のエネルギーフローは変更になっている可能性が高そうです!)
2024年02月24日
レクサス LC500 納車後6ヶ月目のレポート!
納車当時の感想からあまり変わっていませんが、実際に半年間所有してみての感想です。
■変わらぬデザイン
2017年3月のデビューからすでに丸6年が経過して、一度もエクステリアのデザインが変更されないという珍しいモデルですが、古さを感じさせないエクステリアデザインは今も街中での注目を集めたり、知らない方からも時折「かっこいいですね!」と声をかけられることがある国産車では希少なクルマと実感します。
とはいえ、乗り換えのためには少しでいいので意匠変更があってもよいのでは・・・と思いますね。
■美しいインテリアカラー
一番人気は「オーカー」のようですが、私はやっぱりホワイト系が好きなので、今回のLCでは一番汚れが目立つシートサイド(土手部分)がブルーになったことはとても嬉しく感じます。ドアトリムの配色も素敵です!
しかし、インテリアカラーで「ホワイト&ブルー」を選択した場合のみ、”S Package"であっても、シート素材には「アルカンターラ」が使用されないこと、ルーフやピラーの素材にも高級素材である「アルカンターラ」が使用されず、「ベレーザ」(こちらも高クオリティですが)の採用にとどまるのは残念です。
■乗り心地が大変良い
・初年度モデルから、大きく進化したのが「乗り心地」です。
もともとそれほど悪くなかったのですが、硬めの足回りはフラッグシップセダン「LS」と同様、頻繁に改良が行われ、2023年初夏に改良された2024年モデルでは、価格帯に見合った乗り心地がよいクルマとなり、ちょっと柔らか過ぎるかな?と思うぐらいです。当方はランフラットタイヤを選択したので、ノーマルタイヤだったらなおさら感じるのではないでしょうか。
■静音性があがっている
正式には発表されていないと思いますが、静粛性とくにロードノイズは下がっていると感じます。(タイヤの銘柄のせいかもしれませんが・・・)
とはいえ、サウンドを聴かせる仕様なので、必要な部分はちゃんと伝わてくるのが良いですね。
■ホイールデザインがカッコいい
当初の「LF-LC」を彷彿とする純正ホイールからはかけ離れた普通のデザインになりましたが、レクサス「F」モデルに採用されるホイールと近似の新デザインの鍛造アルミホイールは、シャープなデザインでとても格好良いと思います。そのうち、マット塗装のものが特別仕様車で設定されそうな予感もします(笑)
反面、タイヤ&ホイールが少しフェンダーの内側に入っているのは残念。
■パノラミックビューモニターは便利
後退駐車をする際には大変役にたつ、パノラミックビューモニターが採用されたのは大きなトピックスです。
スイッチが押しやすい場所にあるのも嬉しいですが、ボタンの意匠や質感などはもう少し考慮してほしかったところ。
■USB-TypeC装備
マルチメディア用は「Type-A」、充電用は「Type-C」とバランスよく端子が採用されています。欲を言えば別の場所にも欲しいところですが、配線が露出しない仕組みなのも嬉しいですね。(スペースは狭いですが・・・)
■マイカー始動ロック
セキュリティ対策にもなる「マイカー始動ロック」が備わるので安心感があります。
スマートフォンで操作ができるのが大変便利です。
■意外と広いトランク
前車の「LC500h」と比べると、トランク容量が大きく、大変助かっています。奥側まで収納できるのが嬉しいですね!
(この点は特に改良されたわけではありません)
LEXUS SAFETY SYSTEM+2.5
初期モデルよりも大幅に機能強化したセーフティシステムは万一の際に安心できます。
付帯機能の先行車告知機能や、交通標識をメーター内やヘッドアップディスプレイに表示できるようになったのも運転を快適にさせてくれますね。
一方、不満点はほぼインテリアに関してです
■やはり殺風景な「助手席前パネル」
ここは納車後半年経っても不満な点で、現在のモデルが「中期」とするならば、「後期」モデルでは絶対に改良してほしいポイントです。(特にオーカーは明るさも際立ち、厳しい印象)
せめて、のっぺりしない「アルカンターラ」貼り+「間接照明」付きとすべきでしょう。
アナログクロック廃止は時代の流れとして許容できる部分でしたが、この点はなんとしても再度改良をしてほしい部分です。
■サンバイザーのLEDが電球
ここはさすがにLEDを使用してほしいところ。
LCは専用設計なので交換がちょっと面倒です(DOPも準備されていません)この部分だけ(おそらく)あえて電球を使用しているんですよね。
かし今は電球色を実現するLEDも存在するわけなので。
■作り込みが甘いマルチメディア操作パネル
リモートタッチが配置されて拡大されたマルチメディア操作パネルですが、次の難点があり、可能かどうかわかりませんが、「OTA」によるナビ/オーディオ側のアップデートで対応してほしいところです。具体的には以下の通り。
・「TUNE」が、ラジオの周波数やTVのチャンネル操作にしか使用できない。
(前期モデルのように「音楽ファイル」の操作には使用できません。よって、ほぼ使い道がありません)
・シートヒータースイッチを押したあと、スイッチを押下しても元の画面に戻れない(謎)
(ナビ画面に戻るためには、なんとナビのタッチディスプレイに触る必要がある。これは大変不便です!)
・操作パネルの塗装の品質が一般的なレクサス車と同等レベルであり、惜しい
レクサスLCの内装の仕上がりは他のモデルとは一線を画していますが、この部分はレクサス「NX」等でも使用されている塗装となっており、そこが残念です。LCの他の部分で使用されている金属調塗装としたり工夫が欲しい部分です。
■アンビエントライトが暗い
「24MY」でもアンビエントライトは走行時に「減光」する仕様なので、走行時には点灯しているか思わず手を当ててしまうぐらい本当に暗いですが、半年乗ってもここは不満です。せっかくアルカンターラのおしゃれなドレープ加工がしてあるのに・・・
「KINTO FACORY」で減光しない仕様にしてくれれば、みなさん施工するのでは?と思うレベルです。
(1年に1度はブログに書いているような気がします(笑))
■スピードメーターもそろそろ変化が欲しい
可動式メーターリングや全般的なデザインはとても良いのですが、液晶の解像度が高くないため、文字の精細さに欠けるのは残念。
特に日本語表示に弱く、ローカライズに失敗した昔の輸入車のようです。
このあたりは解消されているのかな?と期待していたのですが、変わりなく残念でした。
なんか不満点が多いように見えますが、それが解消されれば「理想のクルマ」に近づくだけに、次モデル(あるのか?)ではぜひ期待したいです。
不満点としては、2017年以降、特に変化がない快適性能部分でしょうか。
その他、もともと基本品質は高いLCですが、2017年発売後は、特にインテリアに関しては快適性能や追加機能がほぼないといえるのは残念なところ。
数多くの改良はほとんどが「見えない部分」のクルマ本来の基本性能(走る、止まる、曲がる)の部分に費やされています。
なお、前車の「LC500h」が2017年に納車された当時から不満に思っていたのは次の点です。
・助手席パワーシートがない
・後席アンビエントライトがない
・後席ルームランプがない(フロントの照明も明るくはない)
一方、当初の2017年発売時から実現したのは次の部分で、この点はすべて利便性や快適性向上につながるので嬉しい点です。
・カードキー
・パワーイージーアクセスシステム
・モニターの大画面化
・パノラミックビューモニター
総評としては、初代モデルからの乗り換える価値はあると思いますが、まだ「最終形」には至っていない、というのが私見です。
特に助手席前のインテリアパネルに仕上げについては、「残念」なレベルであり、内外装ともに美しいレクサスLCにあってほぼ唯一の「醜い」部分でありこのままで終わってほしくない、と感じます。
2023年12月31日
LEXUS LC500・LC500h USで2024年モデル「クイズ」公開中!
レクサス「LC」2024年モデル、日本でも順調に納車が進んでいるようで、町中でも徐々に新ホイールを装着した2024年モデルを見かけるようになりました。
当方は久々の外装カスタマイズで「LEMS」製のカーボンパーツ(グリルモールロア ドライカーボン)を購入しました。
美しいカーボン柄とプロテクションフィルムを貼ってから施工しようと思いますので、今週末チャレンジ予定です!
裏面の仕上がりも大変美しいです。取り付けが楽しみ!
https://lems.ocnk.net/product/693
さて、レクサスUSサイトで「LC」の2024年モデルに関する。なかなか面白い「クイズ」が掲載されています!
どのような改良が施されているかチェックもできますので、レクサス「LC」ファンの方やレクサスマニアの方は(比較的平易な英語ですし)ぜひチャレンジしてみてください!
(日本のサイトでもこのような試みがあるといいですね!)
▼TEST YOUR KNOWLEDGE OF THE 2024 LEXUS LC 500
https://pressroom.lexus.com/test-your-knowledge-of-the-2024-lexus-lc-500/
2023年10月27日
レクサス「LC」アップグレード体験試乗会レポート!(詳細編)
当日は、当選された24組のオーナーを対象に実施(有料55,000円)。
場所は、おなじみ「富士スピードウェイ」
普段はなかなか立ち入ることのできない「レクサスカレッジ」に入場できるのも嬉しいですね!
ただ、2005年当時から建設されていたので、そろそろレクサスディーラーと同様に木の温かみを感じるようにデザインを一新して欲しいような気もしました。
エントランスに鎮座するレクサス「LFA」もおなじみですね!
(欲を言えばLCのイベントなのでここにLC”EDGE”かLC”StructuralBlue"を展示してほしかった・・・)
開会式は、現在レクサスLC、LSのチーフエンジニアをご担当されている、武藤チーフエンジニア。
いずれの車種も初代チーフエンジニアの後を受け継ぎ、その後の改良でドンドン良い方向に進化(特に動的質感)しているのは皆さんご存知のとおり。
インストラクターとして、レーシングドライバー「中山雄一」選手と、モータージャーナリスト「藤島知子」さん。
フリーにお話できる時間もあったのでファンの方にはたまらない瞬間だったのではないでしょうか?
最初のプログラムは、藤島さんの講師でドライビングポジションチェック。
車両が、以前当方が所有していた仕様とほぼ同じだったので、その点でも嬉しく思いました!
やはり、「ブリージーブルー」内装はいいなぁ・・・
その後は、コースに移動して、「ブレーキング」の講習です。
当方が属するグループは、色鮮やかな車種が多くてLCの美しさを再認識しました。
時速40km/h、60km/h、80km/hと徐々にスピードを上げてから、指定の場所でフルブレーキングをする講習。
フルブレーキング時に、ブレーキペダルからABS作動による振動が伝わってきますが、その後も強く踏み抜くことが重要といいうことで、普段はめったにフルブレーキングをすることはないので、良い勉強になりました。
」
その後はスラローム走行等、時速40−60km/h程度で指定されたパイロンで仕切られたコースを走行。
特に、パイロンの周りを1周する箇所があるのですが、そこではLC”S Package"の「LDH」の小回りの良さを実感しました。
皆さん気持ちよさそうに走行していました!
青空に、響き渡るブリッピングサウンドは気持ちいいですね!(LC500hでもなかなかのサウンド!)
その後は「ショートコース」に移動して今回のプログラムのメインである”Performance Upgrade"の体験会です。
ここでの参加者の車列も絵になりますね!各メディアの取材陣も同行していたので、写真を多数撮影されていました。
ブリーフィングタイムには、開発陣の方の熱い説明が!
みなさんクルママニアなので、専門用語が結構使用されていましたが、私に取っては大変興味深い時間でもっと話を聞いていたかったぐらいです。
皆さん想像している以上にマニアなので、かなりの情熱が伝わってきます!
個人的に一番「胸アツ」タイムは、リヤアルミ中空サスペンションメンバー(アルミサスメン)の現物と製造過程。
古の技術を現代に応用したような製造方法にはときめかざるを得ません・・・!
宇宙戦艦ヤマトの発信シーンのように姿を表すシーンはぜひ公式動画で披露してほしいところです!
前述のとおり、1つ製造するのに「2日間」かかるというところにもプレミアム感があります。
スタッフの皆さんが目を輝かせるようにお話いただいたのがとても印象的でした。
リヤアルミ中空サスペンションメンバー
ノーマル仕様と比べると、その差は歴然です。
アルミサスメン、何度見ても美しいですね!!
ボディとの接合部はキレイに切削加工されています。
なんと、アルミサスメンの「ミニチュア」も作製されていました(笑)
購入者の特典・・・になればいいですね!(ぜひご検討下さい!)
体験試乗の感想は前ブログに記載させていただきましたが、素人の当方でもすぐわかる「軽快さ(クイックさ)」と「ステアリングの舵角の小ささ」が特に印象的です。
リヤのアルミサスメンの換装はかなり大掛かりではありますが、ここまでに違いが出るとは・・・
ピットロードから、コースに入る際の車線変更の段階で「アレ?」っていう感じです。
実は同日の夕方にモータージャーナリストの方が同コースで乗会を実施されていたようなので、動画でチェックです!
▼進化は歴然! レクサス LC パフォーマンス アップグレード パッケージ 体感試乗レビュー by 島下泰久
試乗後はレクサスカレッジで食事会です。
駐車スペースも、ドアの大きな「LC」に配慮された絵になる駐車方法。
カラーリングですが、他モデルと異なり、イメージカラーのレッド(ラディアントレッドコントラストレイヤリング)が多いのが特徴でしょうか。
最新の2024年モデル+モデリスタエアロの方もいらっしゃいました!かっこいい〜
食事はカフェテリア&テラスで。
メインの食材は牛肉の赤ワイン煮込みでなかなか美味しかったですが、苦手な方もいらっしゃると思うので、複数から選択できたり、女性用にお弁当などボリュームが少なくて、品数が多いような別メニューもあると良いかと思いました。
午後は今回の試乗会のお楽しみの一つ、富士スピードウェイ 本コース試乗会です。
自分自身の「LC」で2周、”Performance Upgrade"車両で2周するというプログラム。
ここで20台以上のLCが並ぶ姿も壮観でしたね!
走行中は、かなり空き時間もあるので退屈しないよう、協賛メーカーの展示物もありました。
なかなか普段見かけない、レクサスコレクションのマークレビンソン ワイヤレスヘッドフォン。
レクサスLC 2024年モデルで新たに加わったTRDの鍛造ホイール。
製造は鍛栄舎とのことでした。とてもかっこよくおしゃれなホイールで、カタログとは全然印象が異なります。
カタログではさっぱりわかりませんでしたが、プリズム加工のような部分の仕上がりが凄かったです。
切削加工のようで、BBS社製ホイールにはない魅力でもありますね。
最後は閉会式。
お楽しみのプレゼント抽選会、スタッフの方のホスピタリティある応対や、お土産ありの充実した1日でした。
最後はお約束のレクサスカレッジ前での撮影(もちろん許可は得ております)
今回は募集開始から実施までの期間も短く、実施も水曜ということで参加したくでもできなかった方も多いのではと思います。
LC”Performance Upgrade"の価格は、約200万円を予定しているとのことで、かなり高価ではありますが、以下の点を考慮すればこの価格も妥当ではないかと思えてきます。
・乗って最初のコーナリングでわかる変化
(スポーティーカーからスポーツカーになったような変化)
・アルミサスメンだけで100万円以上のコスト
・ディーラーではなく自動車製造現場(トヨタ自動車)での換装
・前後サスペンション、フロントバンパーが一新(新品)に換装
・特別感あるフロントバンパーのカナード
なお、現在検討中とのことですが、トヨタ自動車工場で取り付け、検査・施工後には、オーナーに体験できる場も提供できるとのことです!
これもかなりプレミアム感あっていいですね!(詳細は未定、有料?)
*LEXUS LC Perfomance Upgrade Workshop資料より
一方、2024年モデルの方はサスペンションの換装は伴わないとのことですから、もう少し価格を下げて欲しいなぁ、と素直に思いますので、この点をぜひ考慮してほしいと思います。
受付は2023年12月からとのことですので、今後の続報に期待したいですね!
2023年08月27日
レクサス新型「LC」(LC500/LC500h)2024年モデル 従来モデルよりここが良くなったぞ!
中古市場でも流通が多いのはこのあたりの年式で、2024年モデルとの外観はほぼ変わっていませんが、機能面では結構な違いがあります。
今回は、主な変更点をおさらいしてみたいと思います。
■リモートエアコンの採用
ちょうど真夏ということもあり、20224年モデルでは「リモートエアコン」が使用できるようになったのは大変便利です!
ただし、新型「NX・RX」のような最新世代モデルとは異なり、シートヒーター/シートベンチレーションのオン/オフや、任意の温度への変更はできないようで、オートエアコンのオン/オフという簡易な機能のみのようです。(それだけでもずいぶん違いますが・・・)
■セキュリティ(マイカー始動ロック)
2024年モデルではスマートフォンで操作し、任意のタイミングでロックできる「マイカー始動ロック」が備わったのはセキュリティ上大きいですね。
万一ドアを開放できてもエンジン始動が出来ません(イグニッションはオンになりますが、エンジンがかからない)
■Lexus Safety System+2.5の採用
2017年の発売から6年ぶりに進化して2024年モデルで採用された予防安全パッケージ「Lexus Safety System+(2.5)」。
交通標識(RSA)の表示や、先行車発信告知機能も備わるなど、利便性が高まりましたが、ハイビームシステムには、可変ライティング機能(アダプティブ方式)は不採用なので注意が必要です。
また、レーダークルーズ走行中のレーントレース機能はかなり向上しましたが、「Lexus Safety System+3.0」のものとは精度が違いますので、あくまで補助的なものと考えて方が良いです。
■パノラミックビューモニター(PVM)の採用
2024年モデルでは、高解像度の「パノラミックビューモニター」が採用されたのは嬉しいですね。
従来の10.3インチのものに比べ、解像度が大幅に高まり、視認性が高まりました。そのため、タイヤの向きや道路の状況もよくわかるので、駐車時のみならず、駐車場から道路に出る際の縁石や路面の確認の際にも活躍します。
スイッチも押しやすい場所にあるので大変良いです。
■新ナビゲーションシステムの採用
まだまだ賛否両論の新ナビゲーションシステムは、12.3インチに拡大された「ワイドディスプレイ」を生かした2画面機能がないなど利便性という面では今ひとつですが、きれいな描写の地図、正確なルート案内、到着予想時刻など、ナビの本性能は高いと思います。「OTA」での機能改善をぜひ楽しみにしています!(そういえば、安全支援アップデートはその後どうなったんでしょうか・・・)
■新意匠ホイール&タイヤ&ハブボルト締結方式の採用
2024年モデルではレクサス「F」モデルを彷彿とさせる新デザインの鍛造ホイールが新設定。
よりスポーティな感じがしてとてもかっこいいホイールと思います。
また乗り心地重視の方のために、ランフラットタイヤはオプション化、ノーマルタイヤが標準仕様となりました。
■オレンジブレーキキャリパーの採用
前期モデルでは選択できませんでしたが、2021年の改良で「オレンジキャリパー」が全グレードでメーカーオプション採用されています。
しかし、カタログでは今だにイメージ画像も含め表示されていないのが不思議です。
LCの特別仕様車では「ブラック」のみとなっていますが、様々なカラーが選択できると嬉しいですよね。
■ナノイーXの採用
2023年モデルから、「ナノイーX」が採用されています。
もともと「ナノイー」は採用されていたので、実質的にはあまり変わらないと言えますが・・・
■USB Type-Cの採用
充電用USBは15W相当で高速充電できるType-Cを2024年モデルで採用(マルチメディア再生用は従来どおりType-Aを採用)
ただし、端子の数自体には変更ありません。
■パワーイージーアクセスシステムの採用
エンジンのオン/オフにあわせ、運転席のシートのやステアリングが自動的に降車しやすい位置に移動する「パワーイージーアクセスシステム」は2020年初夏の改良で実装されましたが、大変便利な機能です。
2017年デビュー当時のLCに備わっていないのが意外ですよね。
■ワンタッチウィンカーの採用
高速道路での車線変更などに有用な「ワンタッチウィンカー」が2024年モデルで採用されました。
「ちょん」とレバーを入れるだけで自動的に5回点灯する仕組みです。これで社外キットは不要になりますね。
■カードキーの採用
信じられませんが、2017年発売当時はカードキーの設定がなく、2018年夏の初めての年次改良で採用されました。
ただし、カードキー自体は他のレクサス車と同じです。(スマートキーは、LSとLCのみ専用の素材を使用)
LCには、デジタルキーは採用されていませんので、持ち運びには便利ですね。
なお、モデルとしては成熟の域にある新型レクサス「LC」ですが、残す進化は基本性能のチューニング程度でしょうか?
あとは快適性を高める仕様についてはこれ以上の進化はなさそうな感じがします。
ナビ/オーディオ関係では、レクサスオーナーおなじみの ブルーバナナ製「TV/NAVIキャンセラー」に関して、LC500 2024年モデルにて、現在適合確認をしてもらっています。
適合確認ができましたら、レポートさせていただきます。
LCの2024年モデルは、ディスプレイが別体になったことにより、より分解手順が複雑になっているようです。(メーターフードを取り外さないと、ディスプレイにアクセスができない)
2023年08月19日
レクサス新型「LC」(LC500/LC500h)2024年モデル 従来モデルよりここが良くなったぞ!
中古市場でも流通が多いのはこのあたりの年式で、2024年モデルとの外観はほぼ変わっていませんが、機能面では結構な違いがあります。
今回は、主な変更点をおさらいしてみたいと思います。
■リモートエアコンの採用
ちょうど真夏ということもあり、20224年モデルでは「リモートエアコン」が使用できるようになったのは大変便利です!
ただし、新型「NX・RX」のような最新世代モデルとは異なり、シートヒーター/シートベンチレーションのオン/オフや、任意の温度への変更はできないようで、オートエアコンのオン/オフという簡易な機能のみのようです。(それだけでもずいぶん違いますが・・・)
■セキュリティ(マイカー始動ロック)
2024年モデルではスマートフォンで操作し、任意のタイミングでロックできる「マイカー始動ロック」が備わったのはセキュリティ上大きいですね。
万一ドアを開放できてもエンジン始動が出来ません(イグニッションはオンになりますが、エンジンがかからない)
■Lexus Safety System+2.5の採用
2017年の発売から6年ぶりに進化して2024年モデルで採用された予防安全パッケージ「Lexus Safety System+(2.5)」。
交通標識(RSA)の表示や、先行車発信告知機能も備わるなど、利便性が高まりましたが、ハイビームシステムには、可変ライティング機能(アダプティブ方式)は不採用なので注意が必要です。
また、レーダークルーズ走行中のレーントレース機能はかなり向上しましたが、「Lexus Safety System+3.0」のものとは精度が違いますので、あくまで補助的なものと考えて方が良いです。
■パノラミックビューモニター(PVM)の採用
2024年モデルでは、高解像度の「パノラミックビューモニター」が採用されたのは嬉しいですね。
従来の10.3インチのものに比べ、解像度が大幅に高まり、視認性が高まりました。そのため、タイヤの向きや道路の状況もよくわかるので、駐車時のみならず、駐車場から道路に出る際の縁石や路面の確認の際にも活躍します。
スイッチも押しやすい場所にあるので大変良いです。
■新ナビゲーションシステムの採用
まだまだ賛否両論の新ナビゲーションシステムは、12.3インチに拡大された「ワイドディスプレイ」を生かした2画面機能がないなど利便性という面では今ひとつですが、きれいな描写の地図、正確なルート案内、到着予想時刻など、ナビの本性能は高いと思います。「OTA」での機能改善をぜひ楽しみにしています!(そういえば、安全支援アップデートはその後どうなったんでしょうか・・・)
■新意匠ホイール&タイヤ&ハブボルト締結方式の採用
2024年モデルではレクサス「F」モデルを彷彿とさせる新デザインの鍛造ホイールが新設定。
よりスポーティな感じがしてとてもかっこいいホイールと思います。
また乗り心地重視の方のために、ランフラットタイヤはオプション化、ノーマルタイヤが標準仕様となりました。
■オレンジブレーキキャリパーの採用
前期モデルでは選択できませんでしたが、2021年の改良で「オレンジキャリパー」が全グレードでメーカーオプション採用されています。
しかし、カタログでは今だにイメージ画像も含め表示されていないのが不思議です。
LCの特別仕様車では「ブラック」のみとなっていますが、様々なカラーが選択できると嬉しいですよね。
■ナノイーXの採用
2023年モデルから、「ナノイーX」が採用されています。
もともと「ナノイー」は採用されていたので、実質的にはあまり変わらないと言えますが・・・
■USB Type-Cの採用
充電用USBは15W相当で高速充電できるType-Cを2024年モデルで採用(マルチメディア再生用は従来どおりType-Aを採用)
ただし、端子の数自体には変更ありません。
■パワーイージーアクセスシステムの採用
エンジンのオン/オフにあわせ、運転席のシートのやステアリングが自動的に降車しやすい位置に移動する「パワーイージーアクセスシステム」は2020年初夏の改良で実装されましたが、大変便利な機能です。
2017年デビュー当時のLCに備わっていないのが意外ですよね。
■ワンタッチウィンカーの採用
高速道路での車線変更などに有用な「ワンタッチウィンカー」が2024年モデルで採用されました。
「ちょん」とレバーを入れるだけで自動的に5回点灯する仕組みです。これで社外キットは不要になりますね。
■カードキーの採用
信じられませんが、2017年発売当時はカードキーの設定がなく、2018年夏の初めての年次改良で採用されました。
ただし、カードキー自体は他のレクサス車と同じです。(スマートキーは、LSとLCのみ専用の素材を使用)
LCには、デジタルキーは採用されていませんので、持ち運びには便利ですね。
なお、モデルとしては成熟の域にある新型レクサス「LC」ですが、残す進化は基本性能のチューニング程度でしょうか?
あとは快適性を高める仕様についてはこれ以上の進化はなさそうな感じがします。
ナビ/オーディオ関係では、レクサスオーナーおなじみの ブルーバナナ製「TV/NAVIキャンセラー」に関して、LC500 2024年モデルにて、現在適合確認をしてもらっています。
適合確認ができましたら、レポートさせていただきます。
LCの2024年モデルは、ディスプレイが別体になったことにより、より分解手順が複雑になっているようです。(メーターフードを取り外さないと、ディスプレイにアクセスができない)
2023年08月14日
レクサスLC500 2024年モデル 納車されました!その2
まずは気になるエンジン/マフラーサウンドです。一部では「騒音規制により静かになったのでは?」との噂もありましたが、結果としては、前期モデルと同様で変更ありません。エンジンオン時のバルブが開いた爆音は健在です!
よって、これからご検討される方もご安心ください!
動き出してすぐ気づくのは、圧倒的に向上した「乗り心地の改善」です。
実際は、最初の年次改良[2018年夏]の改良でサスペンションの様式(伸圧独立オリフィスを採用)が変わっているほか、ほぼ毎年乗り心地には手が入っているので、乗り心地が良くなっているのは当然なのですが、初年度(2018年モデル)からは別の車といってもいいぐらい改善されています。
道路のアップダウンで、路面に吸い付くようにサスペンションが伸縮して路面に追従しており、リヤが「跳ねる」感じがかなり低減されています。
とはいえ、首都高速道路等の「ジョイント」のつなぎ目などのショックはしっかりと伝わってきていますが、だいぶ不快感は改善された印象。
これが「ノーマルタイヤ」だと更に良くなっていると思うと、乗り心地重視の方はノーマルタイヤを選択されるのが良さそうです。
ただし、当方装着タイヤがミシュランではなく、ブリヂストンの 「POTENZA S001L RFT」ということもあるかもしれませんし、2021年モデルから装着された「パフォーマンスダンパー」による効果もあると思いますが、乗り心地は相当に改善されました。
タイヤのサイドウォールのかっこよさなど、ビジュアルはミシュランの方が良いですが、ブリジストン 「POTENZA S001L RFT」は乗り心地に定評がありますから、結果としてよかったかもしれません。
https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2020103001.html
さて、当方が今回、LC2024年モデルに買い替える最大のきっかけは、先進予防安全装備のアップデートとも言えます。
このままアップデートされずにモデル終了かとも噂されましたが、ようやくアップデートされた先進予防安全装備の「Lexus Safety System+2.5」では「LTA(レーントレーシングアシスト)」に注目です。
LCは2024年モデル登場までは、レクサス車では唯一となる「LKA(レーンキーピングアシスト)」搭載車で、その精度はお世辞にも高いとはいえず、レーン内を「ジグザグ走行」するシロモノで、ほぼ使い道がありませんでしたが、今回のアップデートで、十分実用的になりました。
ただし、当方のLC500”S Package"を首都高神奈川線から、東名高速道路(横浜町田〜御殿場近辺)で使用してみたところ、先行車両が存在する場合の制御は特に気にならないものの、先行車両がいない状態では、走行レーン内の「左端」に寄りがちな制御なのは気になるところです。
実際はセンターライン中央を走行しているのかもしれませんが、どうも左寄りな感じがして、少し怖さがあります。
ステアリングも静電容量式ではなく、トルク感応式のようで、手に添えているだけではLTA制御の中止メッセージが頻繁にでますので、第4世代レクサス車になれると少々不便に感じるところもありますが、渋滞時の支援としては十分使い道のある、「LTA」に進化していると思います。(たとえば、東名高速道路の下り、大井松田から先の「右ルート」は、ほぼレーントレーシングアシストの自動操舵で走行が可能です)
渋滞時には積極的に使用していきたいですね。
高速道路走行時には、LC500”S Package”のみ設定されている、ギア比可変ステアリング”VGRS”と、後輪操舵の”LDH(レクサスダイナミックハンドリング)”に注目です。
前者は、速度域があがるとステアリングが重く、よりどっしりとした操舵感になりますが、これは好みが分かれそうです。
LDHに関しては、初期のLCでは高速道路走行時の「直進性に問題あり」、とメディアで評されていたいと思いますが、今回の2024年モデルではそのようなことは感じられませんでしたので、熟成により改良されたのでしょう。
とはいえ、ほぼ直進走行のみの走行しかしていませんので、ぜひ休日にワインディング・ロード走行もしてみたいです。
なお、「LDH」の後輪操舵のメリットである
「小回りの良さ」は日々の駐車時にすぐ実感できます。このボディサイズ、21インチタイヤ装着で最小回転半径が「5.3m」はありがたいですね。
なお、レクサスのV8エンジン特有の低速時のトルク感の乏しさは変わっておらず、新型レクサス「NX350h」や「NX450h+」といったモーターパワーが強い車種に慣れてしまうと、LC500を同様の感覚で乗ると、物足りなさがを感じます。たとえば、信号で右左折する際に徐々にアクセルオンをしていくようなよくあるシチュエーションでは、ここ最近のハイブリッドカーはモーターアシストにより静かで力強い加速ができますが、「LC500」はではしっかり踏まないとちょっと「もっさり感」があります。
もっとも改良情報では、日常領域の乗りやすさは向上しているはずなので、今後印象が変わってくるかもしれません。
前車「LC500h」でも感じていたことですが、ちょっとした街中走行では、V6+"マルチステージハイブリッド"の「LC500h」の方がスムーズで速さを味わうことができますので、「LC500h」がどのように2024年モデルで進化しているのか(それともしていないのか)もぜひチェックしてみたいところです。
個人的には、LCのPHEVモデル(LC550h?)や、V8エンジン+出だしの加速時のみHEVのバッテリーで支援するような仕組み(マイルドハイブリッドシステム)があるだけでもかなり魅力的なのではと思っています。
2017年デビュー時は世界最多段数であった「10速オートマチックトランスミッション」については、低速度のギクシャク感が低減されていると感じました。(試乗したのが2018年モデル、2021年モデルぐらいなのであまり進化度合いがわかりませんが、今のところ、不快なシチュエーションは発生していません。)
シフトダウンのブリッピングサウンドは健在で、質の良いマグネシウム製のパドルシフトでのシフトダウンが気持ち良いですね。
燃費については、まだこれからではありますが、街乗り中心であれば、リッターあたり「5〜6km」ほど、高速道路走行では「12km」あたりでした。
10速ATのおかげで、高速道路での燃費の良さが嬉しいですね!
そして、新採用された「パノラミックビューモニター」はとても便利です。
駐車するのが難しいLCですが、真上からのカメラ映像に加え、解像度の高いモニタなのでタイヤの位置もしっかりわかるのが嬉しいです。
インテリアに関してはいろいろ触ってみましたが、見事に変わっていません(笑)
このご時世ですからスマホの「おくだけ充電」もあって良いように思いますが、レクサス車では珍しい「非装備」ですし、充電ケーブルが内部でひっかかりやすいコンソールボックスもそのまま・・・(運転席側からしか開閉できないし)
カップホルダーは前後2箇所ありますが、いずれも追加照明もありませんし、小物入れについても増減なし。「使い勝手」の面での進化は潔いほどありません。スペシャルティカーではありますが、もう少しユーザーからの要望を踏まえて改良が行われても良いように思います。
今回の改良点で気になる点の最右翼である、「助手席側前のダッシュボード」に関しては、昼間は若干無機質になりますが、濃いブルーなので、さほど「壁」感や強い違和感ははありません。
とはいえ、「新型車であればこのようなデザインにはしない」、「この空間は一体何なんだろう」というのが素直な感想です。レクサスのフラッグシップモデルなのですから、「ツインディスプレイ化」やアンビエントライトで発光するなどのギミックはやっぱり欲しかったなぁ・・・
なお、夜間ですが、しっかり「D」レンジではきれいな造形の「アルカンターラ・ドアトリム」を照らすアンビエントライトですが、残念ながらほとんど点灯しているかどうか判断できないぐらい減光されます。
2024年モデルだし、(NXやRXのように減光制御が廃止されていないかと)期待していたのですが、ダメでした・・・
ブルーのアルカンターラは色が濃いので、せっかくのおしゃれな造形が夜間はあまり見えないのが残念です。「P」レンジぐらいの照度がちょうどよいのですが、ここはぜひ改良してほしいところですが、なかなか実装されません。(減光あり/なしの設定を追加してくれるだけでいいのですが)
ナビゲーションシステムについては、サービスエリア/ジャンクションの「通過予想時刻」が反映されていました!
一部車種では未だに未対応のようですが、2024年モデルの「LC」では最初からアップデートされていたのは嬉しいです((LX(2022.01-)、UX(2022.07-)、ES(2022.08-)も対応済なので、当然といえばそうですが)
ナビゲーション本来の性能は高性能で、到着予想時刻の正確さやルート案内については大変信頼できるすばらしいナビゲーションシステムではありますので、多数寄せられている要望(2画面対応、ビジュアルの改善)などを一日も早く期待したいところです。
まだまだ200km程度しか走行していませんが、久々の純ガソリン車ですので、うまくセカンドカーの「NX350h」、仕事用の「ヤリスクロス GR SPORTS(HEV)」と使い分けをして楽しんでいきたいと思います。
2023年08月12日
レクサスLC500 2024年モデル 納車されました!その1
契約から納車まで約4ヶ月弱。契約当時はまだレクサス車の納期が全体的に不安定でしたが今やほとんどのモデルが3ヶ月程度の納車待ちとなっており本当に生産状況が改善されましたね。
新車納車のプレゼンテーションルームにはしっかりとベールをまとったLC500が!
さて、今回のボディカラーも定番のホワイトノーヴァガラスフレーク。
特別仕様車 EDGE で「マットホワイト(HAKUGIN)」が新設定されましたが、このスポーティモデル用のホワイトカラーであるホワイトノーヴァガラスフレークはデビューから10年以上経過していますのでそろそろ刷新して欲しいところです。
タイヤは今回からメーカーオプションとなった、ランフラットタイヤを選択。
ビジュアルも素敵なミシュランを期待していたのですが、ブリヂストンのポテンザでした。
ホイールは新設定の鍛造21インチで大変かっこいいですが、既報どおり、切削光輝部分の先端が尖ってないのがちょっと不満です…。
でも全体的にこの新型鍛造ホイールは、RCF/GSFのホイールっぽさもありとてもカッコいいと感じます。
エアバルブ周辺のパーツは、今回、ブラック仕上げに変更されていました。
ホイール締結がハブボルト仕様となったことでホイールのセンター部分もとてもすっきりしましたな。
インテリアは、2024年モデルで新設定された、ブルー&ホワイト。
契約当初は詳細なカラーリングや各部の素材が分からず冒険でしたが、結果的には大変素晴らしい内装でした。
もっとも、このカラーがなければ契約はしていませんでしたが…
ただし、なぜかS Packageでも、このブルー&ホワイトのみ、ルーフやピラー、バイザーはアルカンターラではなくて、ベレーザ素材となります。こちらでも十分な質感なのですが、しっとりとして手触りでの毛足の変化が感じられるアルカンターラではないのが注意が必要です。
これはぜひ開発陣に問い詰めたいです…(笑)
バイザーは薄型なので、カードホルダーが相変わらずありません…
駐車券を保管する場所がなくてなにげに不便ですが…私だけなのかなぁ…
また唯一バイザー照明だけが電球仕様ですが、今は暖色系のLEDもありますからぜひLED化してほしいと思いました。
ホワイトシートは汚れが気になるところですが一番汚れの目立つシート座面のサイド部分が2024年モデルではホワイトではなく、ブルーに変更されているのは大変良いですね!
カーペットもホワイトですが流石に真っ白ではなく、少し黄色がかったオフホワイト。
フロアマットはブリージーブルーですが、カーペットのカラーとちょっと違うのは気になりますが、流石にホワイトのフロアマットは維持も大変なのでしょうがないですね。
なお、想像できたことですがリヤシートは合成皮革のL-Tex。
こちらも契約当初は素材が不明でした。まぁ、でもホワイトのアルカンターラは汚れがついたらおしまいなのでアルカンターラではなく合成皮革なのはやむをえないのは理解できます。
インテリアはナビディスプレイ以外はほぼ同じですが、ブルー&ホワイト内装においては助手席前のアクリルパネルが廃止され、革巻きパネルとなったのはそれほど目立たないのは良かったですが、明るい場所ではしばらく違和感がありそうです。
ここは特別仕様車のアルカンターラ巻きに変更したいですが現時点ではまだ部品番号の設定がないようです。
ドアトリムはブルー&ホワイト内装でもアルカンターラが使用されていて大変質感が高いです。
LEDアンビエントライトは上質ですが、やはりDレンジでは、減光処理が入ってだいぶ暗くなりますね。
減光処理のオン/オフが選択できればいいのに…
トランクルームについては従来モデルと同様、意外と奥行きがあり実用的です。
トランクの照明が少し暗めなのと、いまだにイージークローザーがつかないのは残念です。
アクティブリヤウイングやカーボンリヤウイング装着車は重量増でトランクを閉めるのにも気を使うので、メーカーオプションでも良いのでクローザーは欲しいですね…
新型LC500、とても気分のあがるコックピットや適切な位置にあるステアリング、と質感の高いインテリアはスペシャルティ感があり、良い車に乗っているという満足度があります。
前期モデルにお乗りの方は、外見の刷新がほぼないので、なかなか乗り換えにも躊躇されると思いますが。6年の間にほぼ毎年改良されているだけの細かなアップデートの積み重ねがありますので、ぜひチェックしてみてください!
2023年07月18日
新型レクサス LC500 特別仕様車”EDGE”実車レポートVol.2
青山とは異なり、今回の2024年モデル特別仕様車”EDGE”の特別装備を中心にパネル展示もありました。
名古屋会場のミッドランドスクエアは名古屋駅前の一等地に位置するだけあり、さすがに東京・青山のインターナショナルギャラリーより人も多く、常に多くの人がLCの造形美をじっくり観察されているようでした。
フロント部分の変更点は、東京・青山の北米仕様では目立っていたフェンダーの「リフレクター」が消失していることで、こちらの方がスッキリしていますね。
ホイールも(当然ですが)変更なし。
タイヤもミシュランパイロットスポーツ S5で同一でした。
リヤも北米仕様との違いは、テールランプサイドの「LEDサイドマーカー」がなくなっているぐらいでした。
マフラー部分の「漆黒メッキ」は北米仕様も同様ですが、さりげないスポーティさの演出でとても良いと思います。
さて、注目のインテリア!
まずは専用のスカッフプレートですが、シンプルな仕上げになっています。「LEXUS LC」の車名ロゴが、カッコいい!
ドアトリムについても変化なし。
下部のドアポケット内に、ラバー加工でもされているかな・・・と期待していたのですが特にありませんでした((泣))
ステアリング周りも変化はありませんでした。
フル液晶メーターでないのは賛否あると思いますが、可動式のメーターリングはカッコいいですね。
ステアリング&ステアリングスイッチの仕上げも上質で、レクサスLC専用意匠のステアリングとなっています。
日本仕様は、「センターコンソールのすべてがアルカンターラではないのでは?」との情報をいただきましたが、展示車は、北米仕様と同じく、センターコンソールボックスだけでなく、「シフトレバーパネル」、「ボリュームスイッチパネル」などすべてがアルカンターラで上質でした。
”EDGE”の装備一覧によると、明確にアルカンターラ仕様なのは「センターコンソールボックス」です。
シフトパネルやボリュームノブ周辺のパネル類について、レザー仕上げとなるか、アルカンターラとなるのか・・・?
私的には、写真の仕様のようにセンターコンソールパネル周りはすべてアルカンターラ仕上げのほうが満足度が高いのではと思います。(ただ、現実的には、ドリンクが万一こぼれた場合などの「シミ・汚れ」を考えると、レザー仕上げの方がお手入れはしやすいですね。
アルカンターラ部分にコーヒーでもこぼれると大変なことになりますので・・・
シフトパネル、オーディオパネル周り。
今回シートヒーター呼び出しスイッチ、パノラミックビューモニタースイッチがついたパネル部分ですが、その質感はレクサス新型「NX」で使用されている塗装処理済のセンターコンソールパネルと同素材でした。
指紋跡が残らないよう、あえて金属調塗装にしなかったのかもしれませんね。
私的にはもう少し加飾が欲しかったところです。
それにしてもアルカンターラ仕上げになると上質感が増しますね!(当方好みです!)
さて、あらためて外付けされたナビディスプレイと、助手席前の「壁」ですが、ブルー内装ですと、それほど違和感はありません。
ダーク系の色であればそれほど気にならないかもしれません。
”EDGE”はアルカンターラ仕様で、手や指の跡により「模様」がつくので、のっぺりとしないのがいいですね。
ただ、各パーツがスッキリとしたデザインで配置されている中、ディスプレイ部分の後付感はやはりありますね。
オーカー色(茶色)の場合はやたら違和感がありましたが。。。
ブルーのアルカンターラ仕様だともともとのデザインを知らなければ違和感はないかもしれません。
メーターフードもしっかりアルカンターラ仕上げです。
ダーク系のカラーなので映り込みも全く問題ありません。(日本仕様の「ブルー×ホワイト」内装の場合、なぜここが「L-tex(合成皮革)」なのかは謎です・・・
フットレスト、アクセル、ブレーキ類も前期モデルからの変化はない模様です。
左ハンドル車は大型のフットレストが特徴的ですが、日本市場版はあらためてみると少し狭いですね。
ルーフ部分。
サンバイザー、フロントドームランプ、フレームレスルームミラー、どれも前期モデルからの変更はなさそうdせう。
北米仕様には「フロアマット」は付属していませんでしたが、日本仕様版は、通常のフロアマットを備えていました。
前期モデルに設定のあった、ブリージーブルーのマットと同一と思われます。
社外品にはない設定なので、純正らしくて良いですね。(特別仕様車専用フロアマットがあるという噂だったような??)
後席も北米仕様との違いはありません。
日本仕様でも、後席のアンビエントライトや後席のルームランプは未設置でした。
夜間に荷物を後席に置く場合は、ライトがないので注意が必要です。
LC500 ”EDGE"全国でわずか「60台」とのことで狭き門を勝ち抜いて当選される方が羨ましい限りです!
レクサスLC500/LC500h/LC500”Convertible”の2024年モデルはすでに生産が開始され、早い方は今月末にも納車がスタートしているようですが、特別仕様車”EDGE”に関しては、生産開始が2023年9月であることにもご留意ください。
「リヤアルミ中空サスペンションメンバー」は、1日の生産数がかなり少数(2〜3基程度?)ということもあり、日本仕様限定になっているようですね。
トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、「LC」を一部改良するとともに特別仕様車“EDGE”を発売」
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/39264050.html
より
2023年06月24日
一気にレクサス車の納期が正常化?「LC500/LC500h」2024年モデル契約例!
https://lexus.jp/news/info/delivery/
レクサスといえば新型「NX」や「LX」の深刻な納期遅延に始まり、2022年9月頃からは実質オーダーストップ状態でしたが、2023年明けから徐々に回復、そしてついに4月22日時点では、多くのモデルで納期が「3〜4ヶ月程度」とほぼ正常化しているようです。
とくに発表されたばかりの「RZ450e」でも「約3.0〜3.5ヶ月」となっているのは驚きです。
さて、先日新型「LM」に「6人乗り、7人乗り仕様の3列シート車」が設定されたことにより、当面3列シートSUVモデルのレクサス「TX」の日本発売はないと考えられます。よって、2023年度の今後は、既存モデルの「年次改良」と、レクサス最小SUVといわれる「BX」の発表に注目です。
(*レクサスグローバルニュースルーム LEXUS、新型「LM」を世界初公開 より)
まず、先陣を切って2023年6月には年次改良モデル(2024年モデル)が発表されると予想されるのがフラッグシップクーペのレクサス「LC」です。
LCは 2017年3月に発表、2020年6月には実質的には「LC500 Convertible」の発表とあわせ、足回りを中心とした軽量化をはじめ、マイナーチェンジといってよい大きな改良が行われ、さらに3年後の2023年6月、デビューから6年目を迎える「LC」はまさかの「新マルチメディアシステムの採用」(およびリモートタッチパッドの廃止)やボディ剛性や乗り心地等の改良など、実質的に2回目のマイナーチェンジを迎えることとなりそうです。
なお、現時点では日本市場には、欧州で発表された「LC」スペシャルエディションの情報はないようです。
ただし、2020年の特別仕様車「AVIATION」のように2020年初夏に年次改して、その後の秋頃に登場する可能性はあるかもしれませんね・・・(とはいえ、結局「HOKKAIDO EDITION」は日本未発売でしたね・・・)
レクサス欧州市場では、いち早く2024年モデルの概要を公開しています。
(※レクサスヨーロッパニュースルームより)
まだまだ詳細は不明ですが、リモートタッチパッドの換装部の画像が公開されています。
LCの特徴でもある、センターコンソール前方のマルチメディア操作用のダイヤル、ノブ類は無事に残ったことは素直に喜ばしい限りです。
他のモデル(ES、UX、LS等)では、センターコンソールパネルの一等地にシートヒーター類の四角形のスイッチが無残に埋め込まれましたが、LCではその反省をいかしたのでしょうか、しっかり新規にデザインされていて違和感を最小限に抑えてきたのは素直に評価したいと思います。
(※レクサスヨーロッパニュースルームより)
しかし、アナログクロックと、助手席前のイルミネーションがなくなるのは痛いです・・・
代わりに合成皮革で隙間を埋めるようですが、イルミだけでもなんとか移植できないものでしょうか。
LCコンセプトモデルにあったように、助手席前モニターを設置するなどのインパクトが欲しかったところですが、これは次世代モデルまでおあずけでしょうか?
(*レクサスグローバルニュースルームLC 広報資料より)
すでに当ブログでも「LC/2024年モデル」のご契約コメントをいただいておりますが、すでに先行受注が開始されております。
冒頭の工場出荷目処一覧では「約3.0ヶ月〜4.5ヶ月」での出荷とのことですから、通常のスケジュールに戻りつつあります。
ただし、販売店毎に受注枠があると思われますので、気になる方は早めにレクサス販売店にアクセスをお勧めします。
・・・というわけで、当方もLEXUS LC「2024年モデル」のオーダーを完了しておりますので情報共有させていただきます。当方の契約情報は以下の通りです。
■車種:LC500
→前回は世界初"マルチステージハイブリッド"を搭載した「LC500h」でしたが、今回は天然記念物もの(?)のV8自然吸気エンジンの「LC500」をチョイスしました。
車両価格は「330,000円」のアップで14,830,000円となっています。2017年3月に発売された初年度モデルとの比較では830,000円のアップとなっています。
なお、「LC500 Convertible」のリセールは現状ではかなり高いようですが、クーペの方は5年後には「半額」は覚悟しておく必要がありそうです。しかし、このクラスのクーペとしてはかなりリセールヴァリューは高い方ではないかと思います。
(※レクサスヨーロッパニュースルームより)
■グレード:”S Package”
→前回は「ホワイト内装」(ブリージーブルー)を選択するために”L Package"としましたが、今回はどのグレードでも「ブルー&ホワイト」内装が選択できるため、よりスポーティグレードの”S Package"を選択しました。
レクサスでは搭載車種が少なくなった後輪操舵の「LDH」(レクサスダイナミックハンドリングシステム)を搭載する唯一のグレードです。
(*レクサス公式webサイトLCより)
■エクステリアカラー:「ホワイトノーヴァガラスフレーク<083>
→今までホワイト系しか購入したことがありませんが、今回もホワイトで。
しかし、「ホワイトノーヴァガラスフレーク」が登場して10年超となりますので、そろそろ、新しいホワイト系ボディカラーの登場に期待したいです。
(*レクサス公式webサイトLCより)
■インテリアカラー:「ブルー&ホワイト」
→2024年モデルからクーペに「ブルー&ホワイト」が設定されたのが最大の購入の決め手です。「ブリージーブルー内装」が廃盤となったためホワイト系シートの設定を待ち望んでいました。
ただし、シート素材は「セミアニリン本革」で、アルカンターラは使用されていない模様。(リヤ席のシート素材がどうなるのかは情報がありません)
なお、シートはすべてホワイトではなく、サイド部分(座面の土手の部分)などにブルーが入りますので汚れにも配慮されているようです。
(*レクサス公式webサイトLCより)
なお、個性的で趣味嗜好性の強いLCにおいてはインテリアカラーは重要であり、個人的には「オレンジ×ブラック」は残しても良かったのではと思いますが
2024年モデルでは廃止となります。これは残念です。
(*レクサス公式webサイトLCより)
【メーカーオプション】
■21インチ鍛造アルミホイール(3D切削光輝+スーパーグロスメタリック)【110,000円】
→”3D切削加工”を施した新デザインの鍛造アルミホイール。
画像はディーラーオプションとして2024年モデルでも継続設定される、「HOKKAIDO EDITION」で設定されたDOPホイールで、個人的にはこれが一番好みなので、ディーラーオプションではなく、メーカーオプションとして選べればいいのに・・・と思います。
(*レクサス公式webサイトLC DOPカタログより)
なお、”AVIATION"でお披露目された5本スポークタイプは「マットブラック」となりディーラーオプションとして新設定される見込み。
こちらもできればメーカーオプションで選択したいですよね〜
(*レクサス公式webサイトLC DOPカタログより)
メーカーオプションを選択しない場合の通常仕様のホイールも「21インチ鍛造アルミホイール」となり、現行モデルとデザインは全く同じです。
ただ、塗装とポリッシュ加工部分に変更があり、現行モデルのブラック部分がシルバー、シルバー部分がブラックと2024年モデルは「色替え」となり、印象がかなり変わりそうです。
■21インチランフラットタイヤ 【22,000円】
→乗り心地のさらなる改善のためか、2023年モデルから徐々に「脱ランフラットタイヤ」の選択肢が増えていますが、LCにおいても「ノーマルタイヤ」を標準装備とし、ランフラットタイヤは逆に「メーカーオプション」化へ。
LSとLCはもともとランフラットタイヤが標準装備だったのに、2024年モデルからはランフラットタイヤを選択すると「21,000円」価格アップするのは悩ましいところです。
なお、ノーマルタイヤを選択すると「パンク修理キット」が付属しますが、LCの場合はトランク床下に収納スペースがないため、ラゲージ内にパンク修理キットを設置するため、ただでさえ狭いラゲージスペースが若干ですが狭くなるので、ラゲージスペースを少しでも稼ぎたい方は引き続きランフラットタイヤを選択される方が良いかもしれません。
■オレンジブレーキキャリパー 【44,000円】
→LCでは引き続き、全グレードで選択可能。
ただし、レクサスのオレンジブレーキキャリパーは採用車種が増えて目新しさが薄れたので、LC関しては「RCF」のように、オレンジ以外のカラーも選択できればと思います。
■カラーヘッドアップディスプレイ【88,000円】
→第4世代レクサス(新型NX以降)では、ほぼ標準化されたヘッドアッディスプレイですが、「ES」や「LC」においては、価格も旧モデルと同様、高めですし、画面サイズもそれほど大型ではありませんのでコストパフォーマンスはあまり良くないかもしれませんが、視認性もよく、欠かせない装備です。そろそろ標準装備にしてくれてもよいのでは・・・
■寒冷地仕様 【17,600円】
→毎回装備するようにしています。リアフォグランプが追加されるのが外観での差別化ポイントです。
■ディーラーオプション:現時点ではなし(後日、新設定されるセキュリティホイールロックボルトと、ドアエッジモールは装着予定)
なお、毎度のこと、「マークレビンソン リファレンスサラウンドサウンドシステム」は今回も予算的に断念です。実は今までのレクサス車では一度も装着したことがありません・・・LC標準オーディオでも十分な音質を保っており、特段不満もありませんでしたし、今回標準スピーカーにも多少手が入っているようですし、「マークレビンソン」を選択した場合の納期遅延の可能性もありますので・・・
納車目処は7月〜8月頃かと思いますが、納車されましたら、後期LCについてもレビューさせていただきたいと思います。
2022年11月10日
レクサスLC(LC500/LC500h)2023年モデル 日本でも密かに発表!しかし・・・
すでに新カタログも作成され、それと同時にレクサス公式webサイトの構成も変更されています。
https://lexus.jp/dealership/lexus_gallery/index.html
とはいえ、「2023年モデル」は「瞬殺」でソールドアウトしていますから実際には販売店に行っても買えないわけですが、もしかすると「キャンセル」枠が回ってくる可能性もゼロではないので、どうしてもLCが欲しいという方は販売店へお問い合わせを・・・
オークション市場から原則仕入れができない「レクサス認定中古車(CPO)」に関しては在庫台数の枯渇が著しく、2022年10月8日現在、わずか「6台」しかなく、価格も以前よりアップしており、1000万円を切るモデルはごく一部(あっても「LC500h」の特定カラー、年式のみ)。
”Convertible”に関しては1400〜1500万円で安定しており、登場してもすぐ完売してしまいます。
https://lexus.jp/cpo/
すでに2023年モデルが「ほぼ購入できない」ということと、実質的な改良内容がほぼないということもあり、ニュースリリースを行わなかったものと思いますが、密かに「ボディカラーの一部変更」と、「ディーラーオプションカタログの変更」が行われているので、その点は要注目です!
まずは、メインカタログの変更点からチェックしていきたいと思います。
(写真は特に断りが無い限り、レクサス公式webサイトの電子カタログを使用しています)
P28-29 STORY OF THE LC DESIGN / TAKUMI CRAFTSMANSHIP
:プッシュスタートボタンスイッチがガソリン車と同じ「グレー」に変更されています。
P34 STORY OF THE LC TECHNOLOGY
:ハイブリッドエンブレムが消えています
P89 NAVIGATION SYSTEM
:「スマートデバイスリンク」が消失しています。(NX以降の第4世代レクサス車には設定されていません)
P94 LEXUS TOTAL CARE
:「マイレクサス」が追加、なお、LEXUS「APPS」の存在が消えています(実際は存在するが、アプリの新規追加はない)
2022年09月28日
レクサス「LC」(LC500/LC500h)涙の完売!このまま終売か?
以前のブログで「お早めにご検討を・・・」という内容で記事化しておりましたが、フラッグシップクーペ レクサス「LC」は予想を上回る人気で、2023年モデルのオーダー開始日である、8月26日に生産予定の全数が「完売」してしまいました。
実質上、当面(もしかしたら今後も)レクサスLCの新車は購入できなくなってしまいました。
ただし、現時点では公式webサイトでの情報はありません。
現行モデルとしての生産がこれで終了するかは明らかにされておらず、モデル廃止という情報はありませんが、後述の理由から、おそらく実質的には現行LCの生産はほぼ終了、と考えて良さそうです。(最後に限定生産はあると信じたいところです)
▼2023年モデルレクサス「LC」は生産数少なく激戦?検討者は今すぐ行動を!(2022/8/21)
http://www.namaxchang.com/article/490906726.html
すでに皆様御存知のとおり、レクサスLCは愛知県の「元町工場」で少数生産で、専用ラインにて生産されております。
(最近は残念なことにコロナ禍や各種部材不足の中、減産が続き、ほとんど工場が稼働していない状態)
また、LCの開発秘話や生産秘話は、「THE PRIDE LEXUS LC」が詳しいですね。
コンセプトカー「LF-LC」に非常に近いデザインで発表され、多くの車好きを唸らせ、そのデザインは世界各国で評判を呼びました。
当方も無理をして、夢であったコンセプトカー「LF-FC」を具現化した「LC」(LC500h)を購入することができたのは一生の思い出です。
「LC」登場以前のレクサスは「所詮国産」、「トヨタのエンブレム違い」、「いい車だが魅力がない」、「つまらない」という意見を持っていた方の見方が大きく変わったレクサスのイメージリーダーというべきクルマでです。
LCは、「少量生産」という特徴を活かし、レクサスの新たなイメージリーダーとして、毎年「特別仕様車」を設定していたのも特徴の一つです。
▼2018年4月 特別仕様車“Structural Blue”(ストラクチュラルブルー)
レクサス国内販売「50万台」達成記念として販売された、メモリアルな1台。
モルフォ蝶をイメージし、青の染料を使用せず、独特の「青」を再現。
塗装代のみで「100万円超」という高額な価格の特別塗装色は今でもしばしば話題にのぼります。
レクサスLCチーフエンジニアの佐藤恒治氏(当時。現:執行役員兼Lexus International President)を招いてのトークショーが行われ、東京・日比谷の「LEXUS MEETS…」にて初お披露目されたのも記憶に新しいところ。
▼2018年10月 特別仕様車“Luster Yellow”(ラスターイエロー)
2ヶ月間の限定生産で、外装色は「ネープルスイエロー」という鮮烈なイエロー、内装はホワイト&イエローという斬新な組み合わせということもあり、乗り手を選ぶ仕様となっており、今となっては相当に希少な1台です(生産数もかなり少ないようです)
▼2019年9月 特別仕様車「PATINA Elegance」(パティーナエレガンス)
限定生産100台、レクサスLCでは唯一、最高級本革「Lアニリン」レザーを使用した、大変大人な内外装カラー。
ボディカラーには当時LCでは未設定だった「テレーンカーキマイカメタリック」を用い、専用内装カラー「パティーナブラウン」を組み合わせました。
ステアリングも、本特別仕様車のみ素材が異なります。
テレーンカーキマイカは当時、通常モデルには未設定でした。
▼2020年6月 特別仕様車「LC500 Convertible Structural Blue」(ストラクチュラルブルー)
実質的な「マイナーチェンジ」が行われたLCの2021年モデル。
同時に新設定された「コンバーチブル」と同時にお披露目されたのが、北米等で先行披露されていた、ホワイトの内装にブルーのソフトトップを組み合わせた、「LC500 Convertible Structural Blue」。
限定わずか「60台」に多くの人が購入希望してものすごい倍率となり、LCの人気さを裏付けた特別仕様車。
現在も、新車価格を上回るプレミア価格で販売されているようです。
レクサスLC特別仕様車の中で、唯一、国内での正式展示はなかったようで、その姿を見かけた方も少ないのではないでしょうか。
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/32732194.html
▼2020年10月 特別仕様車「AVIATION」(アビエーション)
70台の限定生産が行われた、エアロバティック・パイロット 室屋 義秀選手との技術交流から生まれた1台。
専用の鍛造ホイール、カーボンリヤウィング、内装へのアルカンターラ素材追加など今までの特別仕様車とは方向性がことなる仕上げとなっていました。
(後に一部外装パーツはディーラーオプションとして2022年モデルで新設定)
ブラック基調の内装の大部分を「アルカンターラ」とした専用内装も見どころ。
そして2021年。コロナウイルスが拡大、新型車の生産にも徐々に制限が出始めていた中、ついに「特別仕様車」が発表されることはありませんでした。
しかしながら、毎年進化を続けていたLCは「年次改良」として、2021年9月、実質的に最後(?)の改良を実施。
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/35968013.html
2022年モデルの改良内容はそれほど大きくありませんでした。
他のレクサスモデルと同様、室内の空調システムに「ナノイーX」を採用。
そして、待望のカラードブレーキキャリパー(オレンジ)を採用、その他足回りのファインチューニングや”L Paclage”のガラスルーフの色調変更
そして、非日常を演出する「コンバーチブル」に待望の「ブルー&ホワイト」の新規内装色を追加するなど、細かな改良を実施。
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/35968013.html
なお、他のモデルで進められていた「USB-TypeC」の追加・換装が行われなかった(ハードウェアの一部換装)ことから少々疑問が残った改良でした。
また、課題となりつつあった「いつまで先進安全装備が古いままなのか?」そして「外装の変更はこのまま行われないのか?」など、多くの疑問が残る2022年モデルであったことから、もしかすると2022年には大幅に改良された「2023年モデル」が発売されるのでは?という淡い期待をいだき、「2022年モデル」を買い控えた方も多いのではと思います(私もその一人です)
そして2022年3月、北米や欧州では、「ブラック×ダークローズ」を中心としたインテリア、専用の3D切削加工した新意匠ホイールを備える「北海道エディション」(Inspiration Series)が発表。
日本でも「今秋に登場するのでは?」と予想されていましたが、ついに2022年も「特別仕様車」の設定はありませんでした。
そして、2022年8月26日(金)の午後、一斉に各レクサス販売店からメーカーへ「2023年モデル」のオーダーが開始されました。
またたく間にハイブリッドモデル「LC500h」約30台が完売、その後V8ガソリンモデルの「LC500」約90台も完売、そして一番生産枠の多かった、「LC500コンバーチブル」約200台もほどなくして完売・・・わずか数十分で完売ということで、これだけの高額車両かつ、趣味趣向性の通良い大型2ドアクーペがの2023年モデルがすべて完売となったのは多くの方が予想外だったのではないでしょうか。
もともと、コロナ禍や半導体、関連部品不足により「2022年モデル」も十分生産できなかったため、その一部が「2023年モデル」に優先的に振り分けられたという理由もありますが、これまでこれほど大量に受注が集中したのは(LC新車発売時を除き)初めてのケースと推測されることから、レクサスLCの終売を予想したユーザーや関係業者からの注文が集中したことも考えられます。
しかし、残念なことに、「生産数」は上記のようにわずかであり、残念ながら、オーダー枠から漏れてしまった方も一定数いらっしゃるとも聞きます。
(まさに、「人気列車のチケットを確保するための”JRみどりの窓口”の「10時打ち」を彷彿とさせる場面だった、という談も?)
今後、ごくわずか、「キャンセル」が発生する可能性もありますが、(プレミア狙いではなく)真に検討されていた方向けに、少しでも生産数が増えることを祈念しております。
なお、昨今の中古車市場の高騰と、LCがすでに新車では購入できなくなったということもあり、ここ最近、良質な「認定中古車(CPO)」の数も激減しております。(わずか10台前後に減少)
今後、LCは初期納車した方が続々2回めの車検(5年目)を迎えますので、一定数の流通は見込まれるものの、こういう事情もあり手放すことを保留される方も一定数いらっしゃるのではないかと思います。
▼レクサス公式CPOサイト(LC)
https://cpo.lexus.jp/cposearch/result_list?Cn=LC
LCに関しては、外観は変わらないものの、ボディ軽量化など実質的なマイナーチェンジを受けた「2021年モデル」以降の生産台数が特に少なくなっています。「2023年モデル」が瞬間蒸発的に完売したことで、今後市場価格の上昇も考えられます。(とはいえ、「プレミア」がつくことはないと思いますが・・・)
なお、LCに関しては前述のとおり、2022年モデルの改良は軽微ですし、2023年モデルについては実質的な改良はありません。
通常であれば、レクサス各社の「2023年モデル」については「ナビゲーションシステムの刷新」、「アナログクロックの廃止」、「ディスプレイのタッチ化」、「先進安全装備のアップデート(LSS+2.5)」が行われるはずですが、LCに関しては、2021年モデル、2022年モデル、2023年モデルと、これらの改良はすべて見送られています。このような車種は、現行販売車種では「LCのみ」です。
つまり、すでに販売を終了した「HS」、「GS」、「CT」と同じような流れとなっています。
こういった状態や、2025年には電動化が本格化し、レクサスの電動化時代の新イメージリーダー「LFA2」の発表が期待されるということもあり、これからV8自然吸気ガソリンエンジンおよび"マルチステージハイブリッド"が主体のレクサス「LC」の改良が行われることはなさそうですから、「実質的な改良は終了した」、と考えます。
とはいえ、今までレクサスのイメージを大きく変え、顧客層の拡大の役割を担った立役者である「LC」がこのままモデル終焉を迎えることはないと思われます。
おそらく来年の後半には「2024年モデル」として、少量が限定車として「ファイナルエディション」が発売されるはず・・・
それが北海道エディション(Inspiration Series)かどうかはわかりませんが、どうせなら北米等でも導入している、ユーザーが内外装カラーやホイール、オプションをある程度自由に選択できるカスタマイズ仕様(Bespoke Build)を採用して、ユーザー好みの1台を生産してほしいものです。
https://pressroom.lexus.com/whats-new-2022-lc-500-500h/
ユーザーの要望が強ければ、「LC」の追加生産もしくは延命もあるかもしれません。
少なくとも花道を飾る特別仕様車「ファイナルエディション」の登場をぜひ期待したいものです。
今までに設定したすべての内外装カラー、ホイール、シート種類、キャリパーカラーが好みで選べる胸アツな1台を期待します!
2022年04月16日
レクサス新型「LC」2022年夏発表の改良&「特別仕様車」はどうなる?
未だに街なかでも注目を集める流麗なスタイルのクーペと、発売から3年後の2020年6月に追加設定された「LC500コンバーチブル」。
日本では2022年夏に小規模と思われる「年次改良」が予定されておりますが、発売から5年が経過する今年もマイナーチェンジは行われず、ごく一部の改良にとどまるものと予想されます。今となっては、LC500 Convertible発売時の年次改良(一部改良)が「マイナーチェンジだった」(外観変更はなし)と考えるのが自然でしょう。
2022年夏の改良は「2023年モデル」と言われるものですが、同時に「特別仕様車」が発売されることは確実視されております。
さて、どのような特別仕様車か・・・ということですが、これはすでに海外で発表となった情報がヒントになると思われます。
欧州市場の「北海道エディション」に続き、主力の北米市場で3月15日に発表されたのは、「INSPIRATIONシリーズ」。
https://pressroom.lexus.com/2022-lexus-lc-500-inspiration-series-relax-and-unwind/
【LexusUSAニュースリリースサイトより】
https://pressroom.lexus.com/2022-lexus-lc-500-inspiration-series-relax-and-unwind
主な仕様は以下の通りとなっています。
仕様としては「L Package」でありつつも、クーペには「アクティブリヤウィング」を備え、インテリアには「アルカンターラ」を用いるなど、良いところどりの仕様となっているのがポイント。
特に、コンバーチブルには、カタログモデルにはない「ダークローズ」のソフトトップを備えているのは注目です。
過去の日本に導入された特別仕様車もほぼ海外市場と導入のものが投入されていますので、概ね近い内容になるのでは・・・と予想されます。
(ボディカラーに関しては日本では複数から選択できる可能性が高いと予想)
【LexusUSAニュースリリースサイトより】
https://pressroom.lexus.com/2022-lexus-lc-500-inspiration-series-relax-and-unwind
■外装カラー :ソニックイリジウム
■専用ホイール:21インチ3D機械加工&グロスブラック鍛造ホイール
■専用インテリア:ブラック&ダークローズ
■専用ソフトトップ:ダークローズ【コンバーチブルのみ】
■追加装備
・電動アクティブリヤウィング【クーペのみ】
・各部ダークスモーク仕上げパーツ(グリル、ヘッドランプ、テールランプ、ロッカーガーニッシュ)
・セミアニリン本革シート(専用カラー)
・ヘッドアップディスプレイ
・ステンレス製スカッフプレート(専用デザイン)
・限定バッヂ(センターコンソール貼付け)
・アルカンターラ内装(ルーフ、ピラー、バイザー、パッケージトレイ)
・マークレビンソンオーディオ
外観では、レクサス初とされる3D機械加工処理がされた21インチホイールに注目したいです。
日本でも導入され、ディーラーオプションとしても購入可能な「AVIATION」のブラックホイールに続く21インチホイールですが、大変複雑な形状かつ純正とは思えないデザインに食指が動く方も多いのではないでしょうか?
【LexusUSAニュースリリースサイトより】
https://pressroom.lexus.com/2022-lexus-lc-500-inspiration-series-relax-and-unwind
また、ダークローズ内装は「2017年3月〜2020年5月」まで生産されたいわゆる「前期LC」に設定されていたものですが、今回の「ブラック&ダークローズ」内装は、当時のものとは配色が異なるのもポイント。
前期LCのダークローズ内装は以下の通り。今回の特別仕様車(北米仕様)とは構成が異なることがよくわかります。
【LexusUSAニュースリリースサイトより】
https://pressroom.lexus.com/2022-lexus-lc-500-inspiration-series-relax-and-unwind
「特別仕様車」のインテリアは落ち着いたブラックが中心ですが、各部にダークローズの差し色が入り、特にシートベルトが「ダークローズ」であるのはレクサスとしても初であり、これは魅力的に感じる方も多いのではないでしょうか?
(私的にはシートにはもう少し「ダークローズ要素」が入っていると良いと思いましたが・・・)
【LexusUSAニュースリリースサイトより】
https://pressroom.lexus.com/2022-lexus-lc-500-inspiration-series-relax-and-unwind
なお、日本仕様のレクサスLC(2023年モデル)に関しては、他のレクサス車のような「マルチメディアシステム」や「先進予防安全装備のアップデート」、はおこなわれないものと予想され、概ね以下の軽微な改良が施されると考えられます。
・プッシュスタートボタンスイッチのカラー統一(ハイブリッドブルー廃止)
・レクサスエンブレムのカラー統一(ハイブリッドブルー廃止)
・ハイブリッドエンブレムの廃止
・ボディカラーの追加(ソニッククロム)
・ボディカラーの廃止(ダークグレーマイカメタリック)
外装に関して、もともとLCは「LEXUS」文字エンブレムはなく「車名エンブレム+Lロゴ」だけでしたので、特にガソリンモデル「LC500」、「LC500 Convertible」においては見た目の改良点はほとんどないと考えて良さそうですが・・・・正式発表を待ちたいところですね。
2021年10月06日
レクサスLC(LC500/LC500h)4年目の年次改良詳細!いよいよ現行完成系か!
レクサスのフラッグシップクーペ「LC」がデビューから4年目「年次改良」を2021年9月30日に実施。
昨年夏、「Convertible」登場とともに実施されたマイナーチェンジに匹敵する改良に比べるとごく一部の改良にとどまり、いよいよ来年は5年目ということで「マイナーチェンジ」が行われると予想されるような改良内容でした。
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/35968013.html
LCの改良内容に関しては、ずいぶん前から検討者の方には改良内容がアナウンスされていたようですので、当時商談された方にとっては「ようやく!」との思いでしょう。
当ブログでも以前に「予想シリーズ」で記事化しておりますが、おおむね予定通りの改良だったかと思います。
▼レクサス2021年 改良予定車をざっとまとめて予想してみる!(2021/5/24)
http://www.namaxchang.com/article/481660854.html
さて、「LC」の2022年モデルの改良内容はニュースリリースのとおりですが、ニュースリリースでは省略されていることも含め、以下にまとめてみたいと思います。
<ニュースリリースで公開されている点>
・【足回り制御強化(クーペモデル)】
コイルスプリング、スタビライザーの諸元やショックアブソーバーの制御を最適化することで、タイヤの接地感を高め、操舵入力に対する車両応答のリニアリティと高い旋回G領域でのコントロール性を向上。
・【「LDH」の最適化(”S Package"】
レクサス・ダイナミック・ハンドリングシステム(LDH)装着車では、VGRS、DRS制御を最適化することで、レスポンスがよく、軽快感ある走りを実現。低速から高速まで、車両姿勢の適正化とコントロール性を両立する事で、操る楽しさと安定感を向上させました。
・【ボディカラー追加】
・「ソニックイリジウム」をクーペ、コンバーチブルモデルに新規設定。
・「テレーンカーキマイカメタリック」をクーペモデルにも追加設定しました。
・【ホイール設定変更(”"version.L")】
・クーペモデルのLC500h/LC500“L package”には、「ポリッシュ仕上げ+ブラック塗装」を施した21インチ鍛造アルミホイールを標準装備
ただ、その分価格が上昇しています。もともと多くの方がこのMOPを選択していたので実質的にはほぼ変わらないと言えるでしょう。
【ガラスルーフのプライバシーガラス化(”L Package”)】
もともとLCのガラスルーフはもともとスモークガラス風でUV/IRカットが効いていましたが、さらに夏場における遮熱性能をアップさせてようです(写真ではほぼわからず)ぜひ実車で確認したいところですが、あまり濃すぎると、室内からの開放感が損なわれるのが難点でしょうか?
【ブルー&ホワイト内装追加(コンバーチブル)】
待望の「ホワイト内装」が追加!!!
2020年に発売された、LC500 Convertible 特別仕様車 "Structural Blue"に設定された、特別内装色「ライムストーン」とほぼ同じ内装です。
比べてみると、特別仕様車で設定されていた「ステアリング」と「シフトノブ」がホワイトから、ブルーに変更されています。
汚れないという点では良いですが、特別感は少し落ちますね!(なお、ホワイトのステアリングとシフトノブは部品取り寄せが可能です)
▼特別仕様車「ライムストーン」
【ブルー色のソフトトップルーフ追加(コンバーチブル)】
インテリアと同様、LC500 Convertible 特別仕様車 "Structural Blue" で設定された「マリンブルー」のソフトトップカラーが追加。
ホワイトのボディには特に似合う感じですね!
▼特別仕様車「マリーンブルー」
【ナノイーXへの進化】
他のレクサス車と同様、エアコン中央吹出口から放出されるイオン空調システムが「ナノイーX」へ進化。
(LCには充電専用USBがないため、USBポートの「Type-C」への換装は行われていません)
【オレンジキャリパー採用】
ついに他のモデルと同様、「オレンジキャリパー」が採用!(全グレード対応)
他のモデルと違い、大型キャリパーですがMOP価格は他のモデルと同様「44,000円」なのは嬉しい!
(ただし、なぜか公式カタログには一切オレンジキャリパーの画像がなく、色合いやデザインが不明です・・・。以下は当方の車両の画像です(笑))
LCの場合は、レッドやブルーなどその他のカラーバリエーションも選べるようにしてほしいですが、まずは第一歩、というところですかね?
<ニュースリリースでは直接触れられていない変更>
【20インチ鍛造アルミホイールの廃止】
装着率が低かったと思われる(特に「クーペ」においては街中で見ることは超レア?)「20インチ鍛造アルミホイール」が廃止。
これにより、レクサスでは異例と言える、一部グレードで車両本体価格が引き下げられています
【例1:LC500コンバーチブル 15,000,000円 → 14,770,000円(▲230,000円)】
【例1:LC500クーペ”標準” 13,500,000円 → 13,270,000円(▲230,000円)】
【”AVIATION”パーツのディーラー・オプションの追加】
特別仕様車”AVIATION"で使用されていた特別装備がひっそりとディーラー・オプションとして追加されています。
前後ヘッドランプガーニッシュやかっこいいブラックの21インチ塗装鍛造ホイール(5本スポーク)など、人気がでそうです。(”AVIATION"の部品単体で注文できるならそちらのほうが安い?)
なお、特別仕様車”AVIATION”については以下の動画を撮影していますのでよろしければ。
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【YouTube動画】▼LEXUS LC500 特別仕様車 AVIATION
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【ボディカラーの廃止】
ブラック<212>が密かに廃止されています。確かに212ブラックのLCは出荷数が少なかったようですが・・・
なお、新型「NX」では212ブラックが存続していますが、選択率はかなり低く、多くの方は「グラファイトブラックガラスフレーク」を選択されているので、ソリッドのブラックの人気はパーソナルユースのクルマでは相当低下していると思われ、廃止はやむをえないのでしょう。
そのほか、上級クラス専用のボディカラーだった「ソニックシルバー」<1J2>も設定がなくなっています。
新型LSでも「銀影ラスター」の採用とともに、設定がなくなっていますので、これで第2世代レクサスGSから採用がスタートした高品質塗装が評判だった「ソニックシルバー」は終焉となりました。
【フロアマットカラーの追加】
近年、レクサスの純正フロアマットはカラーバリエーションが削減傾向(特に、マイナーチェンジの際に縮小される傾向)ですが、今回のLCにおいては「ホワイト」が新設定、「ブリージーブルー」が復活するという嬉しい話題が!
高額な丹後段通仕上げマットにはなんと「ホワイト」が追加(これは土禁仕様?)
通常版のフロアマット(他車種より高い)には、「ブリージーブルー」が復活!(なぜか「ホワイト」はなし)
【かっこいい「モデリスタホイール」が消滅】
超絶にかっこいいモデリスタホイールが消滅・・・2020年の年次改良で登場して、わずか1年の設定でしたので結構レアな存在です。
通常の純正ホイールに戻ったため、カタログの写真もちょっと物足りなさを感じますね。
▼モデリスタ21インチ鍛造アルミ装着車
▼標準21インチ鍛造アルミ装着車
さて、今回の改良内容を見る限りいよいよレクサスLCも現行モデルは完成という感じですね。
2022年はデビューから丸5年。今まで5年を超えてマイナーチェンジしたケースはありませんから、計算では2022年にはマイナーチェンジが行われるはず。
ただ、昨今のコロナ禍での諸事情(すでにLCは納期が半年程度先)ということもあり、2022年のマイナーチェンジは2023年にずれ込む可能性もありそうです。
さすがに2015年レベルの旧型となった先進予防安全装備(ADAS)などは時代遅れ感がありすぎますので、好評な外観はほぼ変更なくても、先進予防安全装備や快適装備のアップデートはぜひとも期待したいところです!!そして、未だ見ぬ新エンジン「4L V8ツインターボ」の採用や&更に進化した第2世代の"マルチステージハイブリッド"など、パワートレーンの進化にも期待したいところ!
いつかは「LC」と思える魅力的な車種であり続けてほしいものです。
2021年02月04日
LEXUS LC 特別仕様車 ”AVIATION” 見てきました!
既に完売しており、一般の販売店での展示や試乗車の配備は見込めないため貴重な1台です。
残念ながら、室内は乗り込み不可でしたが、周辺動画を撮影してきましたのでご参考になれば幸いです。
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【YouTube動画】LEXUS LC500 特別仕様車 AVIATION (INSPIRATION SERIES: PERFORMANCE LUXURY TAKES FLIGHT)
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まず目が行くのは、専用デザインの鍛造ホイールです。
古典的な造形でありながら、LCのデザインにもマッチしているデザイン。正直、これは欲しい(笑)
写真ではクロームメッキにも見えますが実際は高品質なブラック塗装です。
リヤ側。キャリパーが小さい分、ホイールのデザインがより目立ちますね。
ブラック(212)のLCってあまり見かけないのですが、ホイールのデザインとカーボンの具合が非常にマッチしていますね。当方は内外装ともホワイト派ですが、この特別仕様車”AVIATION"の内外装の組み合わせは非常に惹かれました。
価格上昇分の大部分を占めていると思われるのが、この専用カーボンリヤウィング!
特に左右の端っこの部分の処理など、さすが純正品といえるクオリティです。これ、機械式の洗車機は不可でしょうね・・・
カーボンリヤウィングの裏側の処理もご覧の通り。クオリティバッチリです!
格納式ではありませんが、ウィング好きにはたまりませんね!
トランクとの絶妙な隙間具合も萌えますね!
さて、フロントグリルや、前後ヘッドライトガーニッシュもダークグレーや漆黒メッキを使用しているので、通常のLCと比べると若干印象が異なります。よくある「単なるピアノブラック」ではないのが個人的には良いと思いました。
特に、ロアグリル下の大きな面積を占める横長のシルバー部分は漆黒メッキ採用でだいぶイメージが異なりますね。
通常のLCはこのようなカラーリングですので、違いがわかると思います。
インテリアはサドルタンとブラックの組合わですが、アルカンターラ部分のは本革や合成皮革部分と若干色合いが異なるので全体的に3色構成なので、まっくろという感じではないのが私的には好印象でした。事前予約段階の資料ではまっくろなイメージでしたので。
ステアリングは、レクサス量販車で初めてアルカンターラを使用しています。残念ながら耐久性の問題でステアリングヒーターは非装備ですが、ブラック内装の方は、この”AVIATION"用のアルカンターラステアリングに換装するのも面白いかもしれませんね。
レクサスLC、今年のマイナーチェンジは無いものと思われますのでまだまだ現行モデルの輝きは失われません。
個性的な特別仕様車”AVIATION” 不要不急の外出は控えるべき時期柄ではありますが、店内は感染予防対策もしっかり行われておりますので、お近くに立ち寄られた際はぜひチェックされてはいかがでしょうか。
2020年12月12日
【寄稿】レクサスLC500コンバーチブル 1日試乗 初期LCとの違いは?
希少な「コンバーチブル」の追加で新たなブランドの新しい顔として、新規オーナーの獲得に成功しているように思います。
さて、先般、1日車両をお借りし、自動車専門誌「カーアンドレジャー」さんに試乗レポートを寄稿させていただいておりますのでよろしければどうぞ。
モータージャーナリストのような経験や知識に基づく詳細なレポートはできませんが、初期LCとの違いを中心に、マニアックかつ素人目線でレポートさせていただいております。
※上記ドライバーは私ではありません、念の為(笑)
▼レクサスLC500 Convertible(コンバーチブル)試乗レポート LCクーペオーナーから見たLCコンバーチブルの美点はどこか?
https://car-l.co.jp/2020/11/13/43990
LCは足回りがほぼ毎年進化しているのですが、乗り心地の違い(コンフォート寄り)、微振動の軽減などは大きなところです。
その他、「Lexus Safety System+」の制御の進化や「レクサスクライメイトコンシェルジュ」の積極的な制御、夜間のシフトレバーイルミの照度向上は、長時間試乗のおかげで気づくことができました。
また、記事量の問題から割愛していますが、スピードメータの見やすさ(外光カット)、乗降時に便利な「パワーイージーアクセスシステム」の快適さなども記憶に残るところです。
あと残る不満といえば、そろそろ日本仕様のLCでも「ワンタッチウィンカー」を採用してくれても良さそうですが、新型ISも含め、レクサスは未だに採用してくれませんね。
あとは、(重量増にもなりますから)”L Package"だけでも良いので、「助手席シートポジションメモリ」、「パワートランクリッド」、「イージードアクローザー」を装備してくれれば買い替えの食指が動きますね〜
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なお、レクサスISに関しても、特別仕様車「F SPORT Mode Black」を除き、納期は約4〜5ヶ月となっています。
https://lexus.jp/news/is_info/
先日の「IS特別仕様車 納車式レポート」でも記事にさせていただきましたが、各店舗の1番納車の方の納車が進んでいるようです。
▼レクサス新型「IS300 特別仕様車」納車式にお邪魔しました!
http://www.namaxchang.com/article/478638741.html
▼「ワンダー速報」【納車式レポート】レクサスIS300 F SPORT Mode Black納車されました!物欲を刺激するスタイル!
https://wansoku.com/blog-entry-3143.html
街なかで見る新型IS、デイタイムランニングライトの輝度も上がっており、特に「ソニッククロム」のISはカタマリ感も感じ、目を惹きますね!
2020年11月11日
レクサスLC 特別仕様車“AVIATION”の限定70台発売!
https://lexus.jp/models/lc/features/aviation/
1500万円と高価ではありますが、ご成約特典として、公式サイトで案内された、エアロバティック・パイロット「室屋義秀選手」との特別なイベントが付帯することを考えると、限定70台分は早期完売も予想されますね。
特別仕様車として新設計された、専用の固定式カーボン(CFRP)リヤウィングの価格も気になります!
商品概要や価格などはすでにレポート済ですが、ニュースリリースでは更に詳細が明らかになりました。
内装ですが、アルカンターラ化したのは「ステアリング」、「シフトノブ」、「センターアームレスト(コンソールボックス)」だけかと思いきや、写真ですと、前部「ドリンクホルダーリッドやその周辺パネル」も含めてアルカンターラ仕上げになっており、かなり細かく手の入った仕上がりになっています。これは驚き・・・・
その他、”標準”ベースながら、ルーフやサンバイザー、ピラーなどもアルカンターラとなっていますので、推定「11万円」相当の装備も追加されていました。
これはお買い得感がアップしましたぞ。
内装のワンポイントカラーが「サドルタン」ということも判明。サドルタン、第2世代レクサスではしばしば使われていたカラーなので懐かしいです。
21インチ特別仕様車、専用鍛造ホイールに関しては新設計でずいぶん軽量な感じがしますが、主要諸元上の「重量」には変化がありません(LC500h=1990kg、LC500=1930kg)供給するメーカーは果たしてどこなのかも気になるところ。生産数が少ないので国内メーカーということもありえる?
ドアミラーカバーの下部もブラックに。
ただ、これは賛否あるところでしょうね・・・(私的にはボディ同色のほうが好みですが。画像はRC特別仕様車)
残念なのは、レクサスの特別仕様車「IS」、「RC」ではスピードメーターのオープニング画像が特別仕様車専用のオープニングが準備されていますが、LCではソフトウェアが異なるのか、準備されていないことです。
同時発表された RC特別仕様車 ”AVIATION"Emotional Ash"では専用のオープニング画像が所有感を掻き立てます。
「ステアリングヒーター」は、アルカンターラとの相性が悪く、経年劣化のため機能が省かれているのが残念ですが、もともとアルカンターラステアリングは耐久性がよくないと思いますので装備したままでも良かったのではないかと思います。実際の耐久力や交換の際のコスト、パーツ供給なども気になりますね。ドライブの際は「ドライビンググローブ」の装着が必須かもしれません。
さて、今回は見積もり事例!
前述記事で装備詳細や価格一覧は掲示していますが、メーカーオプションはごく少数のため、ほぼワンプライスといえます。
今回はディーラーオプションの「カーボンロアグリル」を装着した見積もりです。
まぁ、LC500”AVIATION"Convertible”と同価格ですから、イメージが付きやすいですね。
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<特別仕様車 AVIATION 見積もり例>
ディーラーオプションの量にもよりますが、概ね「1600万円」となります。
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それにしてもLCは確実に毎年「特別仕様車」が出ますね。
2021年度も、クーペ、コンバーチブルそれぞれ特別仕様車が登場するのでしょうが、発売から4年目、外観の変化(いわゆるマイナーチェンジ)が果たしてあるのかどうかにも注目です。2020年は大掛かりな年次改良が発生したこと、新規DOPエアロパーツが設定されたこと、2020年モデルが長期の納期待ちとなっていることからマイナーチェンジは先送りで2022年度ではないかとう予想しておりますが・・・
LC500 特別仕様車”AVIATION"に関する以前の紹介記事はこちら。
■【速報】レクサスLC500/LC500h 特別仕様車「AVIATION」発売決定!(2020/10/17)
http://www.namaxchang.com/article/477973789.html
2020年10月31日
レクサスLCコンバーチブルいよいよ納車開始!LCコースターもオススメ!
レクサスのフラッグシップクーペ「LC」に新たに加わった「LC500 Convertible」(コンバーチブル)ですが10月に入ってから徐々に一般オーナーへの納車が開始されているようです。
LC自体の納期が長期化していますが、その中でもLC500コンバーチブルは「7.5ヶ月待ち」という非常に長い納期となっています。(2021年5月上旬頃〜5月中旬頃の工場出荷の予定)
この納期遅延が解消されない限り、2022年モデルの発表はないかもしれません・・・
なお、日本国内限定「60台」で完売した、特別仕様車 ”Structural Blue”に関しても徐々に生産が開始されているとのこと。そして残念ながらこちらの展示予定はないとのことですから街なかで見かけるのは非常にレアとなりそうです。
https://lexus.jp/news/lc_info/
なお、LC関連といえば、「レクサスコレクション2020秋・冬」モデルの新作アイテムに注目です。
https://lexus.jp/brand/collection/
目玉のアイテムはこちら!!「コースターセット(2021HINOKI)ラウンド」です。
LCの内外装アイテムをコースターにしたなかなか斬新なもので、一部販売店では売切となるほど好評のようです。
まずは定番の「LEXUSロゴ」
シンプルで使いやすくいですね!
次は「プッシュスタートスイッチ」(ハイブリッド)
これはLCでなくてもハイブリッド共通ですね!
スピードメーター!
残念ながら「P」レンジで停車中。ODOの729kmは何を意味するのでしょう?
LC専用本革ステアリング!
専用意匠をもつLCのステアリングで、なかなか忠実にデザインされていてとてもインパクトありますね!
最後は21インチ鍛造アルミホイール!
ホイールのスポーク部分やナット周りの精巧なカットが非常に素敵なオススメのコースター!
ちょっと使うのがもったいないかもしれませんが、コースターとしての用途だけでなく、インテリアのお供にもぜひおすすめします!
2020年08月28日
LEXUS LC500コンバーチブル ちょい乗り試乗は快適な足回りが好印象!ただし気になる点も・・・
LC500コンバーチブルは現時点では見送ったものの、やはり気になる車種ではあるので早速1時間+αほどお借りして首都高をドライブしてきました。
酷暑のお盆明けの平日ということでそこそこ交通量がある中の首都高ドライブ。
ほとんどルーフを閉じた状態ですが、クーペに比べ明らかに聞こえてくるサウンドと酷暑ではありますが、風を感じるオープン走行は気分があがりますね!
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【YouTube】LEXUS LC500 Convertible Driving at Rainbow Bridge
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以下、1.5時間走行でのファーストインプレッション。
■乗り心地が良い
LC500コンバーチブル、乗ってすぐわかるのがLC500クーペの発売直後モデル(2018年モデル)に比べてかなり乗り心地が良いこと。
段差やワダチ、マンホールの上を意図的に通過した場合など、4つのサスペンションの動きがそれぞれ大変よくなり、路面からのショック低減など、全般的に柔らかさを感じます。これはパフォーマンスダンパーがリヤに装着された影響もあると思いますが、微振動などもかなり抑えられており、乗り味はだいぶ異なります。
「SPORTSモード」などでも従来のLCクーペの「NORMALモード」より柔らかい印象で、コツコツと芯の通った乗り味を好む方にとってはちょっと優しすぎるかもしれません。そのような方はオプションの「21インチホイール」を選択されるのも良いかと思います。(試乗車は「20インチ鍛造ホイール」でした)
なお、「セミアニリン本革シート」の構造も従来モデルよりもたわむようにできているようで、これが路面からの振動を吸収し、乗り心地の良さにつながっている点もあると思います。
(LC500 convertible広報資料より)
■ブレーキノイズが低減している
LC500コンバーチブルでは、高摩擦ブレーキパッドではなく、「中摩擦ブレーキパッド」が新規に使用されており、低速時でのブレーキノイズが低減されていることが確認できました。おそらくダストも出にくいのではと思いますので、気になる方は社外品よりもこのブレーキパッドに換装するのもありかもしれませんね。
■後方視界もバッチリ
当初は多少不安だった後方視界ですがまったく問題ありません。
クローズ状態では、ルームミラーから見える後方の景色も概ね変わりません。
■夏でも短時間であればオープン状態は耐えることができる
外気温が36度を超えた状態で30分ほど一般道を走行しましたが、「エアコンからの冷風&シートベンチレーション機能」でなんとか耐えられます(笑)
レクサスクライメイトコンシェルジュがうまい具合に温度調整してくれますが、肌に感じる「ジリジリ感」はどうしょうもありません。
しかし、外気の風を感じることができない都市部での信号待ちやストップ&ゴーの交通状態では他の車から発生られるノイズや熱を苦痛に感じることも多く、渋滞の多いエリアではオープン状態なかなか楽しむのが難しいですね・・・特に周囲をお仕事中のトラックやバスに囲まれてしまうと。
また、エアコントリムの冷風が当たる周辺に「結露」ができるのもちょっと気になりましたね。
■風の巻き込みはそれなりにある(一般道)
標準装備の「ウィンドディフレクター」は「時速60km/hまでの風の巻き込みを20%ほど低減する」ということらしいですが、やはりそれなりに風の巻き込みはあるので、たとえば、室内のドアトリムにちょっと置いた紙などの軽量物は吹き飛んでしまいます(笑)
もう少し巻き込みは少ないかなぁと思っていたのですがこれは「風と大地を感じる」ということでしょうがないのでしょうね。
ですので、ある程度速度がでるバイパスや自動車専用道路を交通の流れに沿ってオープン走行をするのであれば、ディーラーオプションの「ウィンドスクリーン」は必須かなぁと思いました。(2020年9月発売予定)
(LC500 convertible広報資料より)
■走行中にルーフ開閉ができるのは便利!
停車時だけでなく、時速50km/h以下であれば走行中にも開閉できるのは大変便利ですが、その際も、ルーフ開閉スイッチはワンタッチではなく、ずっと操作したままでないといけません。安全配慮のためと思いますが、走行しながらですとちょっと注意が必要です。
■静粛性はクーペよりも若干劣る
ソフトトップは「4層構造」で静音性にも配慮されていますが、ルーフをクローズ状態にしても、特にロードノイズに関して、クーペのほうが静かに感じます。(これは金属/カーボンルーフとソフトトップルーフの違いですから、しょうがないですね)
特に都市部にお住まいの方は常時オープンで走行することはなかなかないかと思いますので、コンバーチブルとクーペをしっかり乗り比べて見て、静粛性などを確認するのが良いでしょう。
■ルーフのお手入れも気にする必要が
ルーフは布地のため、小一時間走行するとチリ・ホコリ・細かいゴミ」がルーフに堆積します。特にブラックのルーフだと目立つかもしれません。
お手入れや定期的な洗車など、ソフトトップのオープンカーはメンテナンスにも気を使いそうですね。こういうところも楽しみのひとつなのだと思いますが・・・
同様に、インテリアの大部分がアルカンターラから合成皮革に変更されたのはなるほど、という印象です。
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日本の夏にはなかなか厳しいオープンカーですが、郊外や海岸線、ワインディング走行など、風や緑を感じながら走行するのはさぞかし気持ちが良いだろうなぁ・・・と妄想しながら酷暑の中を走行しましたが、人生の中で一度はこういう車に乗るのも魅力的と感じました。
また季節がかわってあらためて試乗をしてみたいと思いますが、やはり気になるのは「より充実したインテリアカラー」と、「最新のLexus Safety System+の搭載」です。これらをはじめ、ぜひぜひ今後も毎年着実に改良を進めて進化させてほしいと感じます。
なお、「LC500 Convertible」は2020年8月18日現在、納期が既に2021年に突入しています(4.5ヶ月待ち)
春先に乗りたいと思っていらっしゃる方は、もう少し暑さが落ち着いたときに試乗してご決断されるのが良さそうですね。
https://lexus.jp/news/lc_info/
2020年07月29日
LEXUS LC500 新オレンジインテリア これは眩しい!
2020年モデルまで設定されていた「ブリージーブルー内装」よりもインパクトがあります。
明るいオレンジ部分のエリアが広く、ルーフ部分もオレンジなのでかなり鮮烈な眩しさも感じるインパクトのあるモデルでした。
動画も撮影してきましたのでぜひチェックしてみてください。
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【YouTube】LEXUS LC500 Orange Interior (オレンジ内装)
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2021年モデルは既報のとおり、外観はほとんど代わりません。
唯一かわったと言えるのが、”標準”と”L Package"に装備される「20インチ鍛造アルミホール」。
従来は、「ポリッシュ仕上げ」でギンギラギンでしたが、今回はF SPORTモデルによくあるような「ダークプレミアムメタリック」塗装に変更。
これもあってせっかくの鍛造アルミなのに、鋳造品みたいに見えてしまって、個人的には残念です。
リヤ。
見慣れないタイヤパターンと思っていたらタイヤはブリヂストンでした。(私的にはミシュランPSSの方が好み!)
ドアをオープンすると、予想以上にオレンジのエリアが広く、インパクトがあります。
逆に中央のアルカンターラが新鮮な感じです。
インテリアでは、オレンジのステアリングがなかなかのインパクト!
”L” Package"なので、スカッフプレートには、レザーパッドが付いているのですが、明るくてとても新鮮。
シートサイドもオレンジなので、ドアを開けた瞬間から眩しい感じ(笑)
セミアニリン本革シートはブラックなのですが、パーフォレーションがオレンジなので、ステッチと併せてなかなか華やかなインテリアです。
かなり好みの分かれる内装と感じました。
一方、後席はL-texのシートなので、ステッチ以外はブラックなのでわりと落ち着きがありますね。(荷物置きですけど)
フロントインテリア。
ここまで来ると、フロアマットも「オレンジ」の設定がほしかったところ。社外品ではめったにないですからね。
気になったのは「ブラック×オレンジ」内装ということで意識的に2トーンにしているというところで、LCのウリである内装色にあわせた樹脂パーツが「ブラック」に統一されているところ。
そのため、部分的に「ブラック」の樹脂パーツが組み合わせられています。
私的には、ここは「オレンジ」のパーツにしてほしかったところですが、逆にこういうところをブラックにすることで、インテリアにインパクトをもたせているのかもしれません。
シフトノブ、助手席前のグローブボックスなど、明るい色になることでより華やかになりますし、室内が広く見えるような印象もあります。
助手席側エントランス。
ドアトリムアッパー部分もオレンジなのでとにかく鮮やか・・・カタログより派手に見える印象なので、ぜひ実車チェックしてみてください。
このカラーは「LC500 Convertible」にこそ映えるカラーと思いますが、クーペにしか設定がありません。
人を選ぶカラーと思いますが、ラグジュアリークーペだからこそ実現できたカラーとも言えますので設定されたことに素直に拍手を贈りたいところ!
2020年07月21日
レクサスLC500 コンバーチブル発売 & 実車レポート(日本版ルーフ開閉動画)
早速ソフトトップ開閉動画を撮影してきましたので共有させていただきます。
約15秒ほどでキレイに開閉するソフトトップルーフはそのギミックとともに必見!
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【YouTube】LEXUS LC500 convertible ROOF OPEN/CLOSE
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では、以下、LC500/LC500h(2020年モデル以前)から変更されている点をざっと取り上げてみたいと思います。
外観はほぼ変わりありません。ショーモデルのように、ホイールが変更されていればよかったのですが・・・
21インチ鍛造アルミホイールはLCクーペと同様です。
リヤビューは、ソフトトップルーフが目立ちますね。
ルーフのサンドベージュは、内装カラーが「オーカー」のときのみ選択可能となっています。
変更のポイントは主に内装。
まず、目立つのは専用の「セミアニリン本革シート」。
形状も、ステッチも、LCクーペとは大きく異なります。ただ、それ以外は大きく変わるところはありません。
オープンカー特有の装備であるネックヒーター。
吹き出し口は手動で調整可能です。
LCクーペでは質感がいまひとつだった、シートベルトガイド(ストッパー)が見栄えのよい仕様に変更されています。
サテンメッキの加飾もあり、これはいいですよねぇ。
シートを前方に倒すためのレバーにも変化が。こちらも樹脂製でLCでは数少ない質感がいまいちな点でしたが、改善されました。
ヘッドレスト裏のレクサスエンボス。
空気を取り入れるネックヒーター部分もずいぶんイメージが違いますね。
ドアトリムは「アルカンターラ」から汚れやホコリにも強い、合成皮革に変更。
デザインが今ひとつ不明ですが、独自の幾何学模様の入った合成皮革に変更されていますが、質感も十分でした。
(ビニールっぽいL-Texだったら嫌だなぁ・・・と思っていたのですが、大丈夫でした!)
拡大。部位によりパターン(柄)が違って見えるのが面白い。
ドアトリムのアンビエントライトは特に変更なし。もう少し明るくてもいいのになぁ・・・
ドアトリム全景
パワーウィンドウスイッチは変更なし(LSとは違い、メッキ加飾のまま)
私的にはドアトリムアームレスト部分の合成皮革のクッションをもう少し強くしてほしかった・・・
ステアリング部分は特に変更なし。
ただし、ライトスイッチは法規制対応をふまえ、LCクーペと同様、OFFができない仕様に変更されています。
サンバイザーはアルカンターラ/ベレーザから、合成皮革へ。
ここの合成皮革は厚みも薄く、ちょっと質感が低下したと感じるところです。
バニティミラーのランプはLCクーペと同様、LED化されていません。(スペースが狭いからしょうがないのか?)
一方ルーフ内側の合成皮革の質感は及第点というところでしょうか。
日よけのためか、サンバイザーの形状自体が変更されています。
タッチパッドのパームレスト部分とその手前のコンソールボックス開閉スイッチが意匠変更されています。
開くとソフトトップの開閉スイッチとウィンドウスイッチが!
このギミックはなかなかいいですね!ここにスイッチを設置するとはいいセンスと思いました。
ルームランプは、サテンメッキの加飾が、「ピアノブラック」に変更されているところがLCクーペとの違いです。
ルームランプの仕様自体は変更ありませんので、あいかわらず室内全体を照らすものではありません。
運転席足元。
LCクーペも同様ですが、ブレーキペダルの形状が変更されています。(滑り止めのパターンも変更あり)
これはマニアック過ぎますね。
後席シート。
一見変更ないように見えますが、ドアトリムの「穴」が目立ちます。
ここはディーラーオプションの「ウィンドウスクリーン」を設置するためのものということが判明していますが、もう少し目立たないようにできないものですかねぇ・・・
後席シートベルトを「留める」ためのレザーバンドが追加されています。なかなか可愛い!
小型ですが街乗りでも十分風の巻き込みを防ぐ、ウィンドウディフレクター。もう少しLEXUS ロゴが大きくてもいいのでは?と感じました。
さて、あとの違いはトランクルーム。
ハイマウントランプがトランクに追加されていますが、トランク天面部分にも赤色のリフレクターが・・・
ここのデザインは賛否わかれそうですね・・・。テールランプが特徴的だけに、ハイマウントランプは割と平凡なデザインに感じます。
トランクを開けてみると・・・トランクパネルの形状がクーペとは異なることに気づきます。
クーペよりもトリム部分が狭く、カーボンが目立つようになっていますね。
やっぱり狭いですが、オープン時でもクローズ時でも容量に変更がなく、ハイブリッドの「LC500h」とはそれほど変わらない容量を確保しているのは評価できるポイントです。(絶対的には狭いです・・・)
「LC500h」と比べどこが狭くなっているかというと、「高さ」ですね!
クーペの「LC500h」のトランクに「LCカタログ」をおいた場合が以下の通り。天井の高さと、カタログの高さに注目してください。
さて、LC500コンバーチブルは以下の通り。
なんと、「高さ」がLCカタログよりも低くなっています!!これは要注意です!
スーパーの「かご」などは入りますが、アタッシュケースなど組み合わせによっては高さが引っかかるものがあるかもしれません。
LEDトランクランプの位置が右側(運転席側)に少し寄っています。
あとはトランクトリム上部の「とって(ハンドル)」の向きがなぜか逆になっています。(なんで?)
次モデルでは軽量モーター採用して電動にして欲しい・・・(BMW8シリーズも電動ですしね・・・)
ルーフクローズ時。ソフトトップ特有の「折りジワ」がないのが見事です!
で、私も気になっていた、リヤウィンドウの狭さ(後方視界)ですが・・・
ルームミラーから見える範囲ではほとんど問題ありませんでした。
ルームミラーからは十分後方が見えますので、ブラインドスポットモニターなども併用することでクローズ時でも運転に支障はないのではと思いました。
直接振り返ると、ピラー部分が太くてちょっと狭さを感じますね・・・
それにしてもルーフ動作中のギミックは見事・・・
コンバーチブル専用の大型のアルミ製大型ブレースや、狭いスペースに見事に折りたたんで格納されるソフトトップルーフの動きは素晴らしい!
金属などの機械ばかりかと思いきや、「ひも」なども多数使用されており、ルーフの開閉をキレイにするために使用されているようでした。
ルーフ内側はファブリックなので、天井に髪が触れても痛くありません。
写真でもなんとなく柔らかさが伝わるのではないでしょうか?
それにしてもソフトトップルーフがキレイですね!
惜しむらくは、2021年モデルのラインナップは「ブラック」、「サンドベージュ」の2種類しかないことです。
少なくとも「レッド」は欲しいところ・・・。「グレー」などもにあいそうですけどね。
LC500 Convertible、まだまだ街なかで見かけるのは先になりそうですが、「特別仕様車」の抽選も完了、かなりの高倍率だったようですが、万一キャンセルがでれば、明日(7/16〜)連絡があると思われます。
スペシャルな内外装を手に入れられる方はホント幸運ですね!
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/32732194.html?padid=ag478_from_kv
なお、試乗車などはまだ殆どの販売店には届いていないようです。なお、展示車については東京エリア、「レクサスインターナショナルギャラリー青山」に7月15日から展示されています。
https://lexus.jp/dealership/lexus_gallery/aoyama/
2020年07月12日
レクサス LC500h 2021年モデル 新ボディカラーと短時間試乗!!
LCの発売からはやくも3年が経過、早期納車の方はそろそろ初回車検を迎えていますね。
2021年モデルはマイナーチェンジではありませんが、足回りを中心とした軽量化や快適装備の改善、法規制対応(オートヘッドライト等)にも対応した比較的大きな年次改良を実施、「LC500 Convertible」がラインナップに加わったこともあり、カタログやwebサイトの内容も大部分が刷新されるなど年次改良とは思えないレベルの改良が行われています。
LCに関しては「直進安定性」と「乗りごこち」において改善の余地があると発売当時から言われていますが、2019年モデルで「伸圧独立オリフィス」を採用した新ショックアブソーバーに改良、2021年モデルでもバネ下質量の低減とともにAVSの制御変更やバウンドストッパーの改良など、乗り心地の改善をさらに薦めるなど着実に進化を遂げているようです。
そのため、フラッグシップクーペとしてのレクサスの方向性を再び示すためか、「年次改良」扱いにも関わらず、今回展示車・試乗車の入れ替えしてしている販売店が結構見受けられます。
今回、2021年モデルから採用された「ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング」<4Y1>をまとった「LC500h」の試乗機会を得ました。
これはレクサス「UX」で初採用されたカラーですが、その後「NX」そして今回「LC」にも採用されました。
LCでこのカラーは相当なレアカラーになると思いますが、内装色「オーカー」とのマッチングは良好です。
「L Package」ということで、メーカーオプションの「20インチ鋳造製・ノイズリダクションホイール」を装着していました。
やはり「21インチの鍛造製ホイール」に比べると路面とのショックが優しい印象です。
ノイズリダクションホイール、地味ながら実はかなりかっこいいホイールですよね。
光の当たる場所とそうでないところの陰影がはっきりしていてなかなかステキなボディカラーです。
2020年4月以降の新型車ということで、ライトスイッチが「新型」に切り替わっているのが確認できました
既報のとおり、走行中にライトスイッチを「OFF/スモールのみ」で固定することができなくなっています。
しかし、その他に目に見える変更点は一切ありませんでした。
さて、今回は私が普段乗っている初年度モデル(2018)との比較ですが、以下の点は改善が確認できました。
・エンジン音の低減(無駄吠えの違和感低減)
・乗り心地の改善(しなやかな足回り)
エンジン音に関してですが、"マルチステージハイブリッド"特有の「無駄吠え」の際のエンジンサウンドが結構おとなしくなっています。
エンジンチューニングを変更したのか、アクティブノイズキャンセリング機構で、音を打ち消しているのかは不明ですが、わずかに伝わるボディの振動も低減しているため、エンジンチューニング自体が変更されているのではと思いました。
これは、ハイブリッドモデルの性質を考えると良い方向にチューニングされたものと思いますが、ちょっとおとなしくなったと感じる方もいるかもしれませんね。高速走行時の制御がどうなっているかも確認してみたいですね。
乗り心地の面に関しては今回が「20インチノイズリダクションホイール」であったこともあるので断言は難しいのですが、従来モデルに比べ、サスペンションの動きがよくなっていることは感じられました。歩道から公道に出るときの段差やマンホールを踏んだときのショックなどでも快適な方向に変更されていました。ただし、車種が変わったかのような劇的に変化があったということもありませんし、ふわふわ感もなく、全体的により上質な方向にチューニングされたと思いますので、進化の感じるところです。
なお、ニュースリリースでは「バッテリーの使用領域を拡大することで、モーターからのトルクアシストを増幅させ、駆動力がさらに向上」とありましたが、これについては一般道の短時間走行では感じることが難しかったです。燃費面がどうなったかも含め、郊外などの交通環境がよいところでチェックしてみたいですね。
個人的には"マルチステージハイブリッド"発売当時から気になっている「下り坂での制御」がどうなっているかどうかチェックしてみたいですね。
なお、最後に車から降りるときに、「パワーイージーアクセスシステム」が起動し、ステアリングに加え、「運転席シート」が自動的に降車しやすい位置に動くようになりましたので、これだけでもずいぶん便利になったと感じます。
当方は今までシートポジションメモリ「3」に、シート位置を一番下げたところをメモリして、降車時に選択していましたので、それを自動的にしてくれるだけでもかなり嬉しい機能です。
2020年06月29日
LC500 Convertible &LC500/LC500h 2021年モデル発表!
残念ながら「LC500 Convertibl」は生産上の問題で発売日が1ヶ月遅れとなりますので、「LC500 Convertible」が販売店に並ぶのはどんなに早くても7月中旬以降となり、かつ生産数が少ないため、8月〜9月にならないと展示車・試乗車が届かない店舗も多いようです。
現時点で一般ユーザー向けの納車に関してはすでに2019年度の納車は困難な状態となっているようです。
このような状況から、試乗してからの注文だと確実に2021年以降の納車になるものと思われます。
本日公開された公式動画はかなり良質な動画で、「LC500 Convertibel」の魅力を伝えてくれるもものでした。
20分以上の動画ですが、気持ちの良いサウンドと開発者のインタビューも興味深く、ぜひ視聴していただきたいですね。
クーペのLC500とはまた違ったエンジンサウンド&ブリッピングサウンドは非常に魅力的ですね!
【YouTube】LC IMPRESSION
特に「08:00〜08:15」あたりのオープン時のブリッピングサウンド、その後の加速音はコンバーチブルならではかと。
なお、本日発表の商品概要に関しては概ね事前情報通りでしたが、2021年モデルのLCではカタログやニュースリリースにない細かな機能も追加されていますので、当方のような初期モデル(2018年モデル)にお乗りの方はだいぶ乗り心地やステアリングフィール、快適性が改善されていると思います。
残念ながら、「Lexus Safety System+」のアップデートはありませんでしたが、軽量化等も含め、実質的なマイナーチェンジに相当するぐらい改良されていると考えて良いと思います。
3ヶ月ほど前の情報に基づくものですが、概ね内容はこのとおりでした。
【YouTube】LEXUS LC500/LC500h 2021年モデル改良内容&価格まとめ
なお、ディーラーオプションカタログではいくつか発見がありました。
■ツインパフォーマンスダンパーが可能!
2021年モデルでは「パフォーマンスダンパー」がLC500で標準装備化されましたが、TRDのディーラーオプションでも「パフォーマンスダンパー」の設定があります。これ、なんと同時装着できるため「ツインパフォーマンスダンパー」となるようです。果たしてどう効果があるのかわかりませんが・・・
2020年モデルまでの個体にもちゃんと装着できるかぜひ試してみたいものです。
■コムテック製 前後方2カメラドライブレコーダーの設定!
新型RXで投入予定だったコムテック製のドライブレコーダーがついに正式オプションとして投入されました。
とはいえ、特にレクサス仕様というわけではない? 安心して販売店で取り付けできるのと保証がいくということがメリットでしょうか。
■カーケア製品詳細画像!
ディーラー・オプションカタログ最終ページの「カーケア」の内容が刷新されており、施工前後の様子がわかるようになりました。
「LC500 Convertible」のソフトトップコート材の施工は必須と思いますが、こうやって比較されると効果がよくわかりますね。
なお、特別仕様車 LC500 Convertible「Structural Blue」 の一般枠(20台)の応募も開始!
オーナー枠は40台に対し、「約214台」の申込みがあったとのことですから、今回も相当な倍率が予想されます。
応募期間は短く「 7月1日(水)23:59」までの約2週間しかありませんので要注意!
https://lexus.jp/models/lc/features/sesb/
当方はホワイト系シートに興味があるので、あまりブルーのボディカラーには興味がないのですが・・・
今回も一応申し込んでみます(笑)
2020年06月12日
LC500 Convertible 発売が1ヶ月ほど延期か?
当初、2020年6月18日に 「LC500/LC500h-2021年モデル-」と同時発表予定だったようですが、コンバーチブルに関しては「7月中旬頃」の発表(もしくは発売)と約1ヶ月ほど延期するようです。
LC500 コンバーチブルについては生産工程のが特殊なことから生産台数が限られるため、特別仕様車に限らず、すでに現時点での納期は「2020年12月」となっており、発表と同時に6ヶ月超の納期待ちとなることが確定しているようです。
また、需要の殆どが北米向けと思われるため、日本の販売店向けの展示車(または試乗車)についても発表(または発売時)には揃わない店舗が多くなる模様です。当方の付き合いのある店舗でも店舗到着は「9月以降」とのことでした。
なお、特別仕様車 ”Structural Blue" に関しての商談権(一般応募申し込み分)に関しては予定通り6月中旬頃行われるようです。
おそらく「6月18日」に専用サイトで応募を開始するのではと予想しますが・・・
https://lexus.jp/models/lc/teaser/
わずか「20台」の枠に対し、どれぐらいの応募が行われるのでしょうか?
オーナー枠の「5倍超」以上の倍率となるのは確実と思われますので、購入検討者の方はエントリーをお忘れなく!先着ではないと思われますが、募集期間は短いと思われますので開始され次第当ブログでもお知らせさせていただきたいと思います。
2020年06月07日
レクサス LC500 Convertible 特別仕様車"Structural Blue" 抽選結果発表!
ほとんどブログの需要がないと思われますが、「LC500 Convertible」 特別仕様車 ”Structural Blue"の商談権に関する抽選が完了しています。
https://lexus.jp/models/lc/teaser/
なお、抽選結果はWebでは未公表、販売店の営業担当者を通じて順次連絡が行われています。
さて、気になる申し込み総数は・・・
なんと「約 214台 !」
なお車両本体価格は「16,500,000円」です。
当選台数は「40台」ですので、倍率は「約5倍超」! となりました。
当選された方は、今後以下の日程で正式申込みを行うこととなります。
かなりのレアモデル、ご当選された方、おめでとうございます!
・当選連絡から2週間以内に商談開始
・当選連絡から3週間以内に注文書への捺印
なお、当方も(一応)申し込んだのですが、見事「落選」
まぁ倍率が「5倍超」なのでやむをえないですね・・・
なお、LC500 Convertible後発売日前後になると思われますが、「20台」の枠で再度商談権の抽選がWebで実施されます。
落選された「約180人」の方に加え、今後初めて申し込む方を加えると、さらなる高倍率になりますので、ますます激戦になりそうですね!
なお、納車時期についてはかなり遅く、一般枠の方については「2021年」に納車がずれ込む模様です。
LC系は毎年特別仕様車が発売されますので、今後もLC500 Convertilbeの特別仕様車は発表されると思いますが、"Structural Blue"と専用のホワイト内装はとにかくレアな存在になりそうですね!
2020年06月03日
レクサス LC500 Convertible 特設サイト公開&初年度LCとの違いについて
https://lexus.jp/models/lc/teaser/
発売は6月18日頃の予定ですから、あと3週間ほど。
特設サイトでは「カラーシミュレーション」と、新チーフエンジニア、武藤氏のインタビューが掲載されています。
エクステリアカラーのシミュレーションですが、現時点ではルーフは「ブラック」のみしか見えないようになっています。また、メーカーオプションである「21インチ鍛造ホイール」が表示されているのがちょっとややこしいですね・・・。
ルーフカラーは、ブラックの他、「サンドベージュ」がありますが、これは内装カラーを「オーカー」にしたときのみ選択可能です。
「レッド」のルーフカラーなど今後のバリエーションに期待したいところです。
今後、特別仕様車「Structural Blue」の一般抽選枠の発表や、追加インタビュー、内装カラーの紹介などのコンテンツが追加されると思いますので今後の更新が楽しみですね。
なお、仮に2017年(初年度・2018年モデル)にLCを購入された方が今回、車検時に「LC500 Convertible」に乗り換えされた場合の主な装備面の違い(予想)は以下のとおりです。
派手なものはないですが、マイナーチェンジを経たと思うぐらい結構違いがあるようですね。
■アクティブコーナリングアシスト(ACA)の追加 *"S Package"除く
■パフォーマンスダンパー(リヤ)の追加
■ブレーキパッドが高摩擦タイプ→中摩擦タイプへ変更
■20インチ鍛造アルミホイールのカラー変更(ダークプレミアムメタリック)
■内装素材(ルーフ、サンバイザー、ピラー、ドアトリム等)が「合成皮革」へ変更
■ネックヒーターの追加
■ハイブリッドナビ対応
■Apple Car Play/AndroidAuto対応
■パワーイージーアクセスシステム(運転席)追加
■カードキー追加
■傾斜センサー追加
■オートライト/ハイビーム制御変更
■D-Call Net対応
■ステアリングサポートのアルミダイキャスト化
■乗り心地向上/ショックアブソーバーに伸圧独立オリフィス採用
■足回りを中心とした軽量化(約10kg)
■外装カラーの変更
(廃止:ガーネットレッドマイカ、アンバークリスタルシャイン)
(新規:テレーンカーキマイカメタリック、ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング)
■内装カラーの変更
(廃止:ダークローズ、ブリージーブルー)
(新規:フレアレッド)
動画でもプレカタログを解説していますので、お時間のある方はぜひどうぞ!
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【YouTube】LC500 Convertibleプレカタログ解説&限定車申込み方法
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2020年05月22日
北米 レクサスLC500/LC500h 2021年モデル画像チェック!
https://www.lexus.com/models/LC
公式サイトでは一足先に内容を確認することができますが、2021年モデルでは目に見える部分での変更は少ないため違いと言っても極わずかのようです。
■新ボディカラー Cadmium Orange(日本名:ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング〈4Y1〉)
UX、NXで採用済のカラーで、LCでは希少なボディカラーとなりそうですが、イメージが湧きますね!
■新内装カラー Circuit Red (日本名:フレアレッド)
センターコンソールと、運転席側PWスイッチ周りのカラーは「ダークローズ」のままで2トーンカラーとなっているようです。
なお、既報のとおり、日本専用カラー(?)「ブラック×オレンジ」は存在しません。
■新ホイール 20-in staggered-width 10-spoke forged alloy wheels with Dark Graphite finish
20インチ鍛造アルミ(ダークプレミアムメタリック塗装)
ようやく色合いが明らかになりました。デザインは変更なく、カラーリングの変更のみ。
従来のギンギラギンな色合いから落ち着きが出てきましたね。
ただ、せっかくの鍛造ホイールなのにこのカラーだと鋳造ホイールっぽく見えてしまう感じがします。実物で質感をチェックしたいところ。
■単品メーカーオプション Carbon fiber door scuff plates(カーボンスカッフプレート)
北米ではオプション扱いですが、わずか600ドル・・・これは安いですね。
日本では片側で11万円ほどしたと思います。
また、日本にはない「イルミネーションスカッフプレート」もラインナップされています。
日本仕様に関しては、少し前に動画でまとめていますのでご参考になれば幸いです。(一部未確定情報もあります)
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【YouTube】LEXUS LC500/LC500h 2021年モデル改良内容&価格まとめ
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さて、レクサスLC500コンバーチブル「Stractural Blue」に関してはレクサスオーナー向けの事前商談の予約受付が「5月20日で完了しました。」
次は一般枠「20台」が準備されているようですが、アナウンスは正式発売後ですかね・・・
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【YouTube】LC500 Convertibleプレカタログ解説&限定車申込み方法
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2020年05月06日
LC500 Convertible プレカタログ解説&特別仕様車!
オーダーが開始されたレクサスの新型車「LC500 Convertible」(コンバーチブル)
先般配布開始された「プレカタログ」の私的解説と、特別仕様車”Strucural Blue"の申込み方法について動画で長々と解説しています。ご興味のある方は視聴いただければ幸いです。
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【Youtube】LC500 Convertibleプレカタログ解説&限定車申込み方法
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一部の販売店では、特別仕様車”Strucural Blue"の案内を実施しているようですね。
とにかく内外装ともにスペシャルな特別仕様車ですが、一番の注意点はその台数の少なさ。
レクサスオーナー(LCオーナー限定ではありませんでした)枠が「40台」、その後、一般オーダー枠が「20台」の合計「60台」という狭き門です。
しかし、諸税込みで「1700万円」を超える強烈な価格にもかかわらず、2020年4月26日時点で、すでにレクサスオーナー枠の倍近い台数の「商談申込書」が提出されているということですから、すでに抽選は確定。いやはや、すごいですね・・・
ニュースリリースの際には、レクサスオーナー枠は「完売」という形の報道になるんでしょうね〜
申し込まれる方の当選を祈念しております!
※現時点で判明している特別仕様車の仕様も上記動画で解説しています。(25分頃〜)
2020年04月29日
LC500 コンバーチブル見積もりしてみました!
価格は事前予想通り(というかこのラインしかない) 15,000,000円!
諸費用はだいたい「50万円」程度見ておけばいいので、オプションを最低限にすれば15,500,000円ぐらいでも購入可能です。
メーカーオプションは少なく以下の通りです。(価格はすべて10%税込み)
クーペの”L Package"に準じていますので、社外ホイールやオプションホイールに換装を考えている方はノイズリダクションホイールを選択すると約23万円の値引きが入りますから検討されると良いでしょう。
・特殊ボディカラー 165,000円
・21インチ鍛造ホイール&タイヤ 165,000円
・20インチ鋳造ノイズリダクションホイール △231,000円
・トルセンLSD 44,000円
・カラーヘッドアップディスプレイ 88,000円
・マークレビンソンオーディオ 223,300円
・寒冷地仕様 17,600円
ただ、個人的に実車を見て検討したほうが良いと思うのは次の点です。(残念ながら、昨今の事情で「LC500コンバーチブル」に関しては発売前の展示会が行われない模様です・・・)
■トランク容量
トランク容量は、LC500hハイブリッドの「172L」よりも若干少なくなっています(約150L程度?)トランク容量に関しては、プレカタログにも記載がありませんので、販売店員によく確認しておきましょう。横方向のサイズは変わらないようですが・・・
■後方視界
LC系は見た目と異なり、ガラスエリアが広く、フロントの視界は非常に良好、リヤの視界もそれほど悪くありません。しかし、コンバーチブルに関しては、明らかにリヤ部分のガラス襟が狭う視界が悪くなっていますので、ここは要チェックと感じます。
■納期
納期についてはまだ未定ですが、6月18日発表ということで、早期予約の方は7月が期待できるようです。ただし、2017年当時のLCがそうであったように、もともとの生産台数が少なく、専用ラインでの組み立てのため人気が集中すると超納期待ちとなります。
なお、特別仕様車”Stractural Blue"に関しては、1日に数台しか生産できないようですからかなり納期待ちとなることが予想されます。
2020年04月26日
レクサスLC500コンバーチブル プレカタログ& 特別仕様車 Stractural Blue 販売方法!
今回は、第1弾として、プレカタログで判明したあらたな内容、そして注目の特別仕様車LC500コンバーチブル”Stractural Blue"の販売方法についてレポートいたします。
今回のプレカタログは、LCクーペとコンバーチブルがセットになっています。
■記者発表日について
まずLCクーペ/LCコンバーチブルの2021年モデルのプレスリリースですが、一部メディアで6月27日とありましたが、実際は「6月18日」のようです。少し早まったのかもしれません。
■LCコンバーチブルの「車名」は?
次に、LCコンバーチブルの「車名」ですが、いつまで経っても商標登録されないので不思議に思っていたのですが、なんと「LC500」です(笑)
そのため、リア中央のロゴエンブレムは「LC500」のままです。てっきり「LC500C」になるかと思っていたのですが・・・
■ACAとLSDの同時併用は?
LC2021年モデルでは、コーナリング時のアンダーステアを抑制する「アクティブコーナリングアシスト[ACA]」の正式導入も発表。もともとトヨタ、レクサスのSUV系モデルから先行して取り入れられましたが、クーペ系での導入は初と思います。
これについて、”S Package"など、トルセンLSDを装備するグレードとの違いなどが疑問でしたが、ACAとLSDは同時装備できないことがプレカタログでも明記されました。
■軽量材・異素材の採用
LCコンバーチブルで追加された各種補強パーツについては、アルミニウム製で軽量化に寄与していることが判明。また、ソフトトップルーフに使用している金属には、「マグネシウム」を使用していることも明らかになりました。
■ウィンドスクリーン(DOP)の採用
標準装備のウインドディフレクターの他に、ディーラーオプションで準備される「ウインドスクリーン」も明らかになりました。(正直、これは全車標準でも良いのではと思いますが・・・)日本の高速道路の法定上限速度でも社内を快適に包むことができるようです。
また、ネックヒーターの吹出口が手動で調整できることも判明
■モデリスタフルエアロ/ホイールの詳細
LC発売から3年が経過する、このタイミングでモデリスタフルエアロが新規設定!
このため、LCでは外装の変更を伴う改良、いわゆる「マイナーチェンジ」の概念がない?と思わせてしまいます・・・(来年マイナーチェンジがあるならこのタイミングでフルエアロの設定はないはずですからね…)
個人的にかなり好みの21インチ鍛造アルミホイール&タイヤセットが左右専用のデザインで有ることが判明・・・これかっこいい〜!!
リヤスタイリングキットが4本出しマフラーライクになっているのもいい感じです。
■TRD/CFRP リヤウィングの詳細
モデリスタに負けじと、TRDもこのタイミングで新規アイテムを追加投入。派手めのリヤウイング、新型鍛造アルミホイール、そしてパフォーマンスダンパーを新設定。噂ではツインパフォーマンスダンパーも出来るのでは?との話。
コンバーチブル専用のCFRP製「リヤウィング」はかなりド派手! 価格が気になるところ・・・
■外装カラーバリエーションの違い
LCクーペでは、特別仕様車で設定された「テレーンカーキマイカメタリック<6X4>」の設定がないことが判明。
しかし、コンバーチブルの内装カラーが定番の3色しかないのは残念過ぎます。
■コンバーチブルの装備体系
具体的には以下のとおりです。
・ホイールは20インチ鍛造。ただし、新色の「ダークプレミアムメタリック塗装」
・レスオプションで、「20インチ鋳造ノイズリダクションホイール」の選択可
・ブレーキパッドは新設定の「中摩擦ブレーキパッド」
・後席シートも合成皮革の「L-tex」
・スカッフプレートは「ステンレス(パッド付き)」
・ヘッドレストの上下は電動ではなく手動(そのため、パワーシートの表記は8way)
■特別仕様車”Stractural Blue”販売方法
さて、最後に気になる特別仕様車”Stractural Blue"の設定ですが、これも判明しました。
まず、特別仕様車は通常モデルと同時に発売、レクサスでは初のパターンで、輸入車によくある「ファーストエディション」的な販売です。
数量限定、なんと日本国内ではわずか「60台」です。
これに関し、購入を前提とした「商談予約」を行う形態となり、抽選した方のみが購入の権利を得ることができるようです。
うち、現在レクサスLCにお乗りのオーナーの方(またはレクサスオーナー?)の優先予約枠が「40台」、残り「20台」は、webでの一般予約枠となります。トヨタ・「ヤリスGR」や「マークX GRMN」でも行われたような手法のようですね。
この限られた台数かつLCコンバーチブルの発売と同時ということもあり、抽選となるのは間違いありません。予定価格は「1650万円」という高額車両ですが、かなりの激戦モデルとなるのが間違いないでしょう。
予約受注期間は非常に短く、「5月20日」までとなります。その後、月内には当選が決まり、「6月14日」までオーダーをすることが必要とされています。
なお、現時点では特別仕様車”Stractural Blue”の装備内容が不明です。
「21インチ鍛造アルミホイール&タイヤ」、「ヘッドアップディスプレイ」が装備されているのは確実で、あとはおそらく「カーボン(CFRP)スカッフプレート」が装備されるものと推測されます。あとは、ブレーキキャリパーがブルーになれば最高なのですが・・・。
*「マークレビンソンリファレンスサラウンドサウンドシステム」、「トルセンLSD」、「寒冷地仕様」はメーカーオプション
ちなみに内装のカラーリングは 「ライムストーン/マリンブルー」というネーミングのようです。
画像で見る限りは、LCクーペの「ブリージーブルー」の配色に近いですが、色自体の違いがあるのかもしれませんね。
残念ながら、現在のコロナウイルス環境で高額車両の買取価格、下取り価格がものすごい下落しています。
LCも例外ではなく、おそらく2017年当時に購入されたLCオーナーの方が”Stractural Blue”を購入しようとすると、追金は「900〜1000万円」近くになるものと推測されます。
来年、LCのマイナーチェンジがあるかどうかはまだわかりませんが、もう少し世間の経済状態が安定してからの方が下取り/買取価格が高価であることも考えられますので、非常に厳しい時期に「LC500 コンバーチブル」はデビューすることになります。
2020年04月19日
LEXUS LC500/LC500h 2021年モデル北米で先行発表!
https://pressroom.lexus.com/2021-lexus-lc-luxury-driving-evolved/
気になる日本仕様では「クーペの価格は1〜2万円の価格上昇に留める」と報じているメディアもあるようですが、実際は以下のとおり、グレードにもよりますが、足回りを中心とした軽量化(約10kg)や乗り心地の改良、トランスミッションの制御変更、その他細かな快適装備のアップデート(パワーイージーアクセスシステムなど)も含む大きな年次改良ですので、価格は概ね「20万円超」上昇し、初年度モデルからは消費税増税分も含むとちょうど「50万円」のアップとなります。
日本市場の2021年モデルについての改良予定は過去に記事にしていますのでこちらを参照ください。
【Youtube】動画:LEXUS LC500/LC500h 2021年モデル改良内容&価格まとめ
■LEXUS LC500/LC500h 2021年モデル 年次改良&予定価格!(2020/3/15)
http://www.namaxchang.com/article/474058451.html
■LEXUS LC500(2021モデル/モデリスタ仕様)見積もりしてみました(2020/3/28)
http://www.namaxchang.com/article/474275418.html
北米のニュースリリースからの新情報としては、トヨタ/LEXUSがSUVモデルを中心に導入を勧めている「アクティブコーナリングアシスト[Active Cornering Assist (ACA)]」の採用が明記されています。日本市場のLCにも追加されますが、「トルセンLSD」との併用はできない模様です。
その他は、日本仕様との違いはほとんどありません。また、残念ながら今回の年次改良では「LSS+」のアップデートが無いことも確定です。
日本仕様と北米仕様の唯一の違いは内外装のボディカラー。
北米仕様では外装色に「テレーンカーキマイカメタリック」の設定がありますが、日本仕様では見送られた模様。(2019年に発売された特別仕様車に配慮したものと考えられます)
北米仕様の内装は「ブラック」、「フレアレッド」、「オーカー」の3色。
日本仕様の内装はこれに加え、「ブラック&オレンジ」がブリージーブルー内装に代わり新設定されますが、北米では準備がないようです。
(実際は写真より遥かにオレンジ色の部分が多く[ステアリング、ピラー、ドアトリムなど]非常に華美なインテリアです)
経済状況や生活環境が危機的な状況の中、高額な2ドアクーペの市場は非常に厳しいものになるかと思いますが、日本市場においての正式発表が楽しみです。
2020年04月04日
LEXUS LC500(2021モデル/モデリスタ仕様)見積もりしてみました
今年が車検なので、今のまま乗り続けるか、果たして乗り換えか?
とはいえ、今の経済状況では到底乗り換えする気も(資金も)起きないのですが、諦めるためにも見積もりをしていただきました。
今回は、私好みの「ブリージーブルー内装」が廃止されたので、V8・5LのLC500 一番売れ筋の”S Package"をチョイス。
車両本体価格は既報の通り、初年度モデル(2018年モデル)よりも「50万円ちょうど」上昇しており、「14,500,000円」に到達!(消費税も2%増加分含む)
諸費用は約50万円となります。
現実的には多少のMOP/DOPを装着されると思いますので、多くの方はコミコミ「1550万円前後」を予算として見ておけば問題ないでしょう。
以下、セレクトした仕様の補足です。
■ボディカラー
新色のオレンジカラー「ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング」〈4Y1〉を選択。「UX」で初登場したカラーでその後「NX」にも採用されていますので、今回クーペ系の「LC」に採用されたのは少々驚きなところ。
他のオプションボディカラーと同様15万円+10%の価格となります(165,000円)
■内装カラー
新たに採用されたのは新色の「ブラック&オレンジ」を選択。
廃止された「ブリージーブルー」内装では、ピラーやステアリングなどがダークブルーでしたが、この新色はオレンジとなるため、非常に鮮烈なインパクトのある内装となっています。
”S Package”の場合は、もともとルーフ、ピラーがアルカンターラのため、追加価格はありません。(他のグレードでは10万円+税)
”L Package”の場合はセミアニリン本革シートの配色が異なるのも面白い作りです。
■その他メーカーオプション
初年度モデルと比べて、「ステアリングヒーター」が標準化されているためメーカーオプションは極めて少なく、「ヘッドアップディスプレイ」、「マークレビンソンオーディオ」、「寒冷地仕様」のみ。
ヘッドアップディスプレイは価格据え置き。大きさや性能に変わりがないので、トヨタとレクサスブランドでの価格差が気になるところ。マークレビンソンも北米でのオプション価格を知ってしまうと「うーん」と唸る金額ですが、しょうがないですね。
■新規ディーラーオプション
「カーボンロアグリル」は取付費込みの参考価格が187,000円。
ちょっと高価かな〜と思いますが、”S Package"には似合いますね!
北米では当初から設定済ですので、輸入して取り付けされている方もいらっしゃいますね。かっこいいです!
なお、この他「カーボンリヤスポイラー」も設定されますが、”S Package"は、アクティブリヤスポイラーがあるため装備できません。
■新規TRD オプション
今回、「パフォーマンスダンパー」を設定しています。V8・LC500には2021年モデルから、「パフォーマンスダンパー」がリヤ側に標準化されるはずですが、なぜTRDのオプションが装着できるのかは不明(機能的な違いがあるのか?それともこれはフロント用なのか?)
■新規モデリスタ オプション
サプライズなのが、「モデリスタ」のエアロパーツが新規設定されたことです。会社形態変更により新規にモデリスタエアロが設定されることはないのでは・・・と思っていたのですが。
ここでの注目はなぜこの時期に?ということに他なりません。
LCが来年、2021年はデビュー4年目を迎えますので今年実施されなかった「マイナーチェンジ」が行われるとすると、バンパー等の形状が若干変更されるはずなので、その1年前の2020年に新規にエアロパーツが設定されるとは?
・・・ということはもしかすると「LC」は他のモデルと違い、外観が変更されるマイナーチェンジを実施しないのでは?との予想も出てきます。
フロントスポイラー、サイドスカート、リヤスタイリングキット(リヤディフューザー)は、TRDとは違い、部分的にメッキのアクセントが入っており、うまくTRDとの差別化ができていると感じました。
ホイールに関しては、「LCコンバーチブルコンセプト」の形状を彷彿とさせるかっこいいデザイン。タイヤも込みなので異様に高額ですが・・・
とにかく、マイナーチェンジ時期でもないのに、新規にモデリスタのフルエアロパーツ&ホイールが設定されるのは驚きでもあります。
しかも非常にかっこいいデザインなので、LCを購入検討される方はぜひモデリスタエアロを検討してみてはいかがでしょうか。
2020年03月22日
LEXUS LC500/LC500h 2021年モデル 年次改良&予定価格!
LCは未だに街なかでは注目を集めることも多く、内外装ともに新鮮さを保っていると思いますが、2020年4月に予定されている2回目の年次改良は、マイナーチェンジではないため、内外装の意匠変更は伴わないものの、かなり細かいところまで手が入った改良となりますので、2017年当時にLCを購入された方(今年度に車検を迎える方)も乗り換えが検討できる内容になっています。
先日、年次改良内容の概要をレポート致しましたが、今回はさらに精度を高め、「予定価格」もまとめてみました。
■レクサスLC(LC500/LC500h)2度目の年次改良(2021年モデル)4月に発表か?(2020/3/2)
http://www.namaxchang.com/article/473831975.html
2020年4月に実施予定の主な改良内容と予定価格を動画にまとめてみました。
よろしければご参考ください。
【YouTube】 LEXUS LC500/LC500h 2021年モデル改良内容&価格まとめ
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<主な改良内容>
主な改良内容は以下のとおり、年次改良とは思えないぐらい細かな変更が入っており、実質的にはマイナーチェンジに近いと言えます。
なお、既報のとおり残念ながら先進安全装備の変更はありません。(マイナーチェンジという概念がLCにあるかどうか不明)
・ボディカラーの変更
・内装カラーの変更
・ボディ軽量化(サスペンションロアアームのアルミ化など)
・乗り心地向上
・パフォーマンスダンパー標準(LC500のみ)
・20インチ鍛造アルミホイール カラー変更
・パワーイージーアクセスシステム採用
・シートベルトイルミネーション採用
・10AT制御変更(LC500のみ)
・マルチステージハイブリッド制御変更LC500hのみ)
・AHB Loビームアクティベート化
・ブレーキペダル形状変更
・降車時強制Pレンジ変更機能採用
・中摩擦ブレーキパッド採用(”L Package"のみ)
・21インチ鍛造リヤホイール軽量化
・Apple Car Play対応
・DOP:カーボンロアグリルインサート設定
・DOP:カーボンリヤスポイラー設定
・モデリスタエアロパーツ新設定(フルエアロ、21インチ鍛造ホイール)
<予定価格>
LC2021年モデルの予定価格は以下の通り。
消費税増税で端数が生じていたものをまた「50万円単位」に仕切り直されました。
概ね各モデルとも、「20数万円」程度の価格アップとなっており、確かに改良内容からすると価格上昇は問題ない範囲と思いますが、あまりにもざっくりとした値付けにはいつも驚かせられます(笑)
なお、「LC500(V8)」には「パフォーマンスダンパー」が装着されますが、ハイブリッドには非装備。パフォーマンスダンパーは10万円程度の価値はありますから、実質的な値上げ幅はハイブリッドモデルの方が大きいと言えます。もっとも"マルチステージハイブリッド"の制御がLSの2020年モデルの様に変更され、モーターアシスト領域が広がるようですから、魅力は増すものと思いますが。
<参考:1回目の年次改良>
■レクサスLC(LC500/LC500h)2019年モデルの改良内容は?(2018/9/7)
http://www.namaxchang.com/article/461524768.html
・ステアリングサポートの材質に「アルミダイキャスト」採用
・ショックアブソーバーに、「伸圧独立オリフィス」を採用
・「カードキー」 採用
・「ステアリングヒーター」 標準化
・「ハイブリッドナビ」 アップデート
・「D-callNet」対応 など
1回めの年次改良もかなり大掛かりなものでしたから、2回めの年次改良も含めると、初年度オーナーからすると内外装や先進安全装備のアップデートはないものの、「実質的なマイナーチェンジ」といって差し支えない内容になっていると思います。
なお、すでに販売店では”見積書”の作成等も可能となっています。成熟度を増した、「LC」をご検討の方はぜひ!
(東京エリアにおいてはお得な”紹介キャンペーン”も実施していますのでご興味のある方はコメント欄からお問い合わせください)
2020年03月12日
レクサス LC500コンバーチブル 日本仕様を妄想してみる!
https://www.gimsvirtualpressday.ch/pressday
日本においては、LCコンバーチブル(LC500 コンバーチブル)は2020年6月頃発表が予想されます。
その前に2020年4月にはベースモデルのクーペ(LC500/LC500h)が先行して「年次改良」されますが、その改良内容から、LCコンバーチブルの日本仕様を妄想してみたいと思います。
※現時点(2020/3/4」での正式情報は、ニュースリリースのみ。
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/30609731.html?padid=ag478_from_kv
■ハイブリッドモデルは設定されない
北米のみならず、欧州仕様でもハイブリッドモデルが設定されないことが確定し、(ルーフの格納があるので当然ですが)、日本仕様においてもハイブリッドモデルの設定はありません。まぁ、日本においてもLCのうちハイブリッドのシェアは30%以下と推測されますからやむを得ませんね。
■パワートレーンはLC500から変更なし
V8 自然吸気エンジン(2UR)+10速AT でLC500から変更はありません。
評判の良いエンジンとトランスミッションなので、問題ないでしょう。(低負荷時の気筒休止システムぐらいはほしいところですが)
なお、吸気音を鳴動させる「サウンドジェネレーター」の採用もあり。
■グレードは1種類のみ?
現時点では「標準」「L Package」「S Package」と3つのグレードがあったクーペとは異なり、LCクーペコンバーチブルはワングレードと思われます。シートの形状も1種類のみ(セミアニリン本革)ですし、可変リヤスポイラー(アクティブリヤウィング)もありません。優雅な動きを目指していると思われるため、後輪操舵(LDH<レクサスダイナミックハンドリング>)も非装備と思われます。
ただし、微振動の軽減やしっとりとした動きを実現するために、リヤ側に「パフォーマンスダンパー」(YAMAHA製)が装備されます。
■トランクスペースはLC500h(ハイブリッドモデル)並を確保
気になるトランクスペースですが、かなり狭いですがLC500hと同程度の容量は確保しているようです。奥行きと高さはありませんが、幅はそこそこあるので、数日間程度の旅行や一人でのゴルフ程度であれば問題なくこなせます。
■新ボディカラーはオレンジ・グリーン
UXで初採用されて、2020年4月の年次改良でも採用される「ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング〈4Y1〉」がLC500hコンバーチブルでも採用。LCは有償オプションカラーが豊富ですね!
また、LC特別仕様車 “PATINA Elegance”で設定された、テレーンカーキマイカメタリック〈6X4〉(グリーン)の設定もあり。
■ルーフ(ソフトトップ)カラーは2種類
ルーフカラーは「ブラック」、「オーカー」の2種類。(一部ボディカラーにより選択の制限あり)
ここはもう少し設定が欲しかったところ。今後の特別仕様車でのバリエーション展開はありそうです。
■内装カラーは基本3色
内装カラーは「ブラック」、「オーカー」、「フレアレッド」の基本3色。
LCクーペで採用される予定の「オレンジ系統」の内装の設定はない模様。また、「ブリージーブルー」の採用もなし。
なお、フレアレッドですが、センターコンソール部分や運転席側アームレストの一部は、引き続き「ダークローズ」を使用していると思われます。そのため、明るい部分(=フレアレッド)と暗い部分(=ダークローズ)部分が組み合わされ、2トーン仕様になっているようです。なかなかオシャレですね。
■ルーフは低速走行時でも開閉可能
日本仕様においても、時速50km/h以下の場合はルーフの開閉が可能。
LCクーペでは単なる本革パームレストだった部分に開閉スイッチがあるのがオシャレですよね!(とても気に入っています!)
■ピラー類には耐久力ある「L-Tex」を採用
LCの内装はふんだんにアルカンターラ等の高級素材を使用していましたが、LCコンバーチブルは「雨やチリ・ホコリ等」を嫌うため、ピラー類、サンバイザー類には、ファブリック系のアルカンターラではなく、耐久力ありお手入れがしやすい人工皮革「L-tex」を使用しているようです。確かにアルカンターラだと大変なことになりそうです・・・とはいえ十分な質感を確保しているようですが。(シボ入りの「L-tex」のようです)
■22インチホイールの設定は見送り?
コンセプトカーでお披露目された新型の22インチホイールは残念ながら採用見送りの模様。
乗り心地とのバランスでしょうか?コンバーチブル専用のホイールデザインを採用してほしかったところですが。
■ウィンドディフレクターは複数種類あり
標準仕様のウィンドディフレクターは通常走行時は風の巻き込みを防止しますが、高速道路走行時には風の巻き込みが発生するようです。そのため、オプションで時速100km/h以上で走行しているときも快適さを確保するための、大型のウィンドウディフレクターの装着が可能な模様。
■先進安全装備「LSS+」はLCクーペと同スペック
Lexus Safety System+に関しては、LCクーペと同等のスペックのため、2020年の新車としては物足りなさが感じられます。これは近い将来マイナーチェンジで改善されると思いますが、LCクーペと同スペックと仮定すると、「夜間の歩行者検知機能なし」、「ロー/ハイのみ切り替えのヘッドランプ」、「中途半端なレーンキーピングアシスト」、「アクセス/ブレーキ踏み間違え防止装置なし」など、物足りなさを感じます。
■発売と同時に「限定モデル」発売!(ストラクチュラルブルー)
輸入車のラグジュアリーモデルでは定番となりつつある「Edition1」(仮称)的な初回限定モデルが存在すると推測されます。台数限定のため、人気が集中する可能性があるかも?
仕様は、海外のモーターショーで公開されているとおりと推測されますが・・・
・ボディカラー:ストラクチュラルブルー
:ルーフカラー:ブルー
・シート&ドアトリムカラー:ホワイト&ブルー
・スカッフプレート:特別仕様ロゴ入り「CFRP」製
特に、ストラクチュラルブルーのボディカラー、そしてブルーのルーフ、ホワイト系の内装は「このモデルのみ」の採用となると推測されますので、非常に魅力的と感じる方も多いのではないでしょうか?
私は限定モデルの内装カラーがドストライクで好みなのですが、ボディカラーが超高額塗装の「ストラクチュラルブルー」というのがネックです。これはかなりの高額モデルになりそうです・・・
※上記内容はすべて予想・妄想ですのでお含みおきください。
2020年03月09日
レクサスLC(LC500/LC500h)2度目の年次改良(2021年モデル)4月に発表か?
LCは2017年3月に「LC500h」が先行発売、4月に「LC500」が発売されましたが、そこから約3年経過する2020年4月に2度めとなる年次改良を実施する模様です。LSとは異なり、マイナーチェンジではないため内外装の意匠変更は無いようです。
しかし、いくつか目立った改良が行われますので現時点で(噂も含め)判明している概要をまとめてみたいと思います。
■車両重量の軽量化(約10kg)!
なんと、年次改良レベルでは異例の「軽量化」が実施されるようです。
LC500/LC500hはそれぞれ「1940kg〜」、「2000kg〜」とカーボン/アルミニウムを使用しているわりには重量級ですが、今回なんと「軽量化」を実施。具体的な箇所は不明ですが、リヤサスペンションタワーブレースをアルミニウム化するのではと予想します。
■ボディカラーの追加
UXで採用された新色オプションカラー、「ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング〈4Y1〉」が採用されます。(写真はマットカラーなので実物とは異なります)
■インテリアカラーの変更
残念ながら、LC Package専用のオプションカラーの「ブリージーブルー」が廃止となります。
日本車離れしたインテリアカラーで象徴的でしたが、残念。もっとも日本以外の多くの地域では特別仕様設定だったようですが・・・
代わりとして「オレンジ」とブラックを基調とした新インテリアカラーが導入される模様。
また、「ダークローズ」もフレアレッドに置換されるようです。
■Apple Car Play/AndroidAuto 対応
RX/RCに続き、Apple Car Play等に対応。ただし、マイナーチェンジではないため、ナビゲーションシステムの「タッチパネル化」は行われない模様です。
■"マルチステージハイブリッド"制御変更
LSと同様、マイルド方向にチューニングが行われる模様。2018年8月にも改良されていますが、低速度域でのエンジン無駄吠えが少しでもなくなればいいのですが・・・。また、リチウムイオン電池の容量も拡大してほしいところですが、果たして?
■足回り改良(乗り心地改善)
2018年8月の年次改良でショックアブソーバーに「伸圧独立オリフィス」を採用し乗り心地を向上させましたが、全体的に足回りは固めのチューニングでした。しかし、2019年10月に発表された、LC特別仕様車“PATINA Elegance”ではさらにチューニングがされていたという噂。今回、特別仕様車と同様のチューニングを施してさらなる乗り心地の向上を図ったのかもしれません。こちらは期待大ですね!
■Lexus Safety System+のアップデートはなし
先進安全装備ではレーントレーシングアシスト「LTA」やアダプティブハイビームシステム「AHS」の採用が期待されましたが、引き続き「LKA」、「AHB」の採用にとどまる模様、LCはヘッドライトの構造も他車と違うようですし、ステアリング周りも専用パーツで設計されているからチューニングが難しいのでしょうか。レクサスNXはしっかり年次改良でLSS+のアップデートをしてきただけに残念。今回車検を期に再度LCを乗り継ぎされる方にはアピールができるはずなのですが・・・。直接のライバル車となる、BMW8シリーズと先進安全装備のレベルがだいぶ開いているのは気になるところです。
上記のように、2度目の年次改良としては比較的大きな改良が入る模様ですが、2020年6月には「LC500コンバーチブル」が登場します。
こちらも基本的には2021年モデルのLCクーペに準じた改良を施してデビューする予定ですが、発売当初(2017年)にLCを購入された方は年次改良モデルにするか、車検を通して来年と噂されるマイナーチェンジを待つか、はたまたLCコンバーチブルにするか、大きな決断を迫られることになりそうです。
なお、本ブログの内容は不正確な内容を含んでいる可能性があります。年次改良の詳細については追加レポートしたいと思います。
次回は、日本仕様の「LC500 コンバーチブル」の仕様についてレポート予定です。
2020年01月28日
LEXUS LCコンバーチブル2億円落札&LC500/LC500hも年次改良か?
https://www.barrett-jackson.com
「CHEVROLET CORVETTE STINGRAY」の「$3,000,000」には及ばないものの超高額・・・!
落札されたのは、限定モデルの1号車。
ボディカラーは「ストラクチュラルブルー」で、内装色は「ホワイト&ブルーアクセント」
仕様は、「レクサスエンスージアスト」に掲載されています。
https://lexusenthusiast.com/2020/01/12/first-lexus-lc-convertible-to-be-auctioned-at-barrett-jackson-this-week/
ブルーのブレーキ・キャリパーに、ダーク・グレーに専用塗装された21インチ鍛造アルミホイール、ソニックシルバーのヘッドライト、サイドインテーク、サイドミラー、テールライトを備えるそうです。インテリアには今までの限定モデルと同様、専用文字入りの「カーボンスカッフプレート」も備えられているようですね。
さて、LCの気になるところのうち「2020年」に行われる「年次改良」について。
なんと、すでにLCは「オーダー・ストップ中」であることが判明。
LCコンバーチブル生産のためのラインの組み直しなどもあると思いますが、同時に既存のクーペモデルに関しても、「年次改良」が行われるようです。
LCの生産開始時期は春頃のようで、詳細は不明ですが、おそらく2月中旬には年次改良の詳細、LCコンバーチブルの商品概要が判明すると思われます。
LCコンバーチブルを検討されていらっしゃる方は、ベース車両のアップデートと「差」がつくのでは?、と心配される方も多いと思いますが、年次改良が同時に入るということはLCコンバーチブルの基本性能がクーペモデルに劣ることはなさそうです。
そして、問題は今後(2021年)マイナーチェンジで仕様変更があるのかどうか、ということですね・・・
LCコンバーチブルも続報あり次第レポートさせていただきたいと思います。