2015年07月05日
LEXUS 新型 IS200t 価格はどうでしょう?
ベースグレードの価格が「4,544,000円」(税込み)に確定している模様。
従来のIS250のベースグレードの税込み価格が「4,382,000円」ですので、単純比較すると、「16.2万円」のアップとなっています。
しかし、旧IS250とは、装備はかなり変更が入っています。
まず、標準アルミホイール&タイヤが17インチとなっている模様。
2015年モデルまででは、16インチでしたし、17インチのMOP価格はもともと「45,360円」でしたから、実質的な差額は「116,640円」となります。
あとは、アイドリングストップ装置の追加(約4万円程度)、ブレーキキャリパーが4pod化、ブレーキローター経が334mm、リヤが310mmに大口径化、(推定価格不明)そして、フロントにパフォーマンスダンパーの追加(5万円程度)などの動力系の強化が図られることで実質的にはIS250より安い価格に設定されていると言えるでしょう。エンジンがV6から直4になるので当然といえるのでしょうが・・・。
また、ISで75%近いシェアを誇るといわれる「IS300h」ですが価格は約499万円ですので、それと比べれば44万円程度安い価格に設定されています。
これまでは「IS300h」への人気が集中していましたが、ISは200tは、IS300hより動力性能・制動力が向上しておりかつアイドリングストップ装置や直4ターボによる燃費の向上を両立。(エンジンフィーリングはわかりませんが・・・)
また、取得税の結果を見ると、「エコカー減税」の一部適用(取得税の40%減か?)の対応となっている模様で、IS250より実質的な価格はダウンしており、IS300hとの実質的な価格差が広がっていると言えます。
IS200tでは、オプションを最小限に抑えれば、諸費用+フロアマットで500万円を切る価格となっているため、輸入車勢も意識している「500万円の壁」を下回ることになり、IS200tベースグレードの人気が出るものと思われます。
F-SPORTは 54,8万円高の 「5,092,000円」となります。
旧モデルではベースグレードとの差は58.8万円だったので、その差は少し縮小しています。(アルミホイールの差か?)
RCと違い、F SPORTとなってもブレーキキャリパーにはレクサスロゴが入らないようですし、L字型3連LEDも不採用、基本的な性能はFスポーツもベースグレードも変わらないので、価格差を考えると今回はベースグレードが良いのではと思います。(F SPORTの本革シートセットがもっと安ければ・・・いっそのことRCみたいに標準化してくれれば。)
ただ、魅力的な可動式TFT液晶スピードメーターや本革シート(+シートベンチレーション)が欲しい場合はF SPORTを選ぶしかないのは従来どおりですね。
なお、メーカーオプション・ディーラーオプションについては、ほぼ従来と同じ模様。
既報どおり、新型LX、RX、GS/GSFから採用される「レクサスセーフティシステム+」は採用されませんので、安全装備が必要な方は個別に組み合わせる必要があります。
<主要MOP予想>
・プリクラッシュセーフティシステム+レーダークルーズコントロール 64,800円
・ブラインドスポットモニター 54,000円
・オートマチックハイビーム&レーンディパーチャーアラート 54,000円
・クリアランスソナー 43,200円
・ステアリングヒーター 10,800円
・ステアリングヒーター+シートヒーター 27,000円
・LEDヘッドランプ 145,800円
・ムーンルーフ 108,000円
・マークレビンソン 240,840円
・F SPORT専用本革セット 372,600円(本革+BSM+後席AB+シートベンチレーション等)
ここでのポイントは、ISのMOPは基本的に従来と性能は変わらず、価格も据え置きというところです。
レクサスの弱点は、一度設定されたオプションはなかなか仕様・価格変更されないという点で、一番残念なのが、LEDヘッドランプの価格が据え置きであるということ。ここ1,2年で既にコンパクトカーでもLED化ヘッドランプの採用が進み、製造コストは低減、輝度やデザインが飛躍的に進化している中、税込みで14万円を超える価格は残念です。これを装備するとIS300hとの価格差が30万円程度まで一気に縮まるのも難点。
これが、NXのやRCFのようにフロントウィンカーがLED化になったり、3眼L字タイプであれば良いのですが、従来と変わりありません。ただ、IS200tはあくまで「追加モデル」であり、このあたりの改善はマイナーチェンジで対応がなされるのでしょう。
また、レーダークルーズコントロールは全車速追従型でないタイプ、LDAは警告のみ、オートマチックハイビームの機能もon/offの切り替えのみの一般的なタイプであり、これで54000円は今となっては高価です。ブラインドスポットモニターも旧タイプで、RCや新型RXで採用されている検知範囲の広いものではなく、また、RCTA機能もありません。
また、Fスポーツの本革シートセットが未だにセットOPで価格も高価(約37.3万)というのも次回マイナーチェンジまで待たねばなりません。
来年ISはマイナーチェンジを迎えると思われ、その際は レクサスセーフティ・システム+が採用されるはずなので、安全装備もアップデートされ、安全装備の価格も車両本体に組み込まれ、実質的なリセールバリューの向上も期待できそうですし、今すぐに買い換える必要がないのであれば、マイナーチェンジまでもう1年〜1年半程度待つという手もあるかと思います。
2015年06月09日
画像で妄想 レクサス IS200t !
2015年05月26日
いよいよ解禁間近? LEXUS IS200t
すでにディーラーには商品概要を記載した資料(スタッフマニュアルではない)が配布されている模様。
新型レクサスISは発売当初は堅調なセールスをマークしていましたが、デビュー2年目から急激に販売台数にブレーキがかかっており、2015年4月の販売台数は、IS250とIS350を合計しても100台程度、IS300hが300台弱と、月間販売目標台数800台/月を下回る時期が長らく続いており、IS200tには販売台数の底上げが期待されます。
あと購入時に肝心な「エコカー減税」関係にも注目したいところです。
IS200tは国土交通省が定める重量区分では、「1531〜1650kg」の範囲に収まると思われ、この場合の2015年燃費基準値は 「13.2km/L」となります。
エコカー減税を少しでも受けるためには、燃費基準が少なくとも5%上回る必要があるようですので、この場合、「13.86Km/L」を超える必要があります。条件を満たした場合、取得税が20%減、自動車重量税が25%減となります。
また、燃費基準を10%上回り、「14.52Km/L」を超える場合は、取得税が40%減に拡大し、自動車税も減免されますが、ここまでの到達は困難と思われます。
NX200tのモード燃費が12.8Km/Lですので、燃費基準値の5%はなんとか超えそうな感じでしょうか?
アイドリングストップ装置を追加したということは、おそらくこの値は超えているものと思いますが・・・
IS250,350では受けることのできなかった減税の恩恵や燃費にも注目したいところです。
IS200tの発売は意外に早く、「7月」に確定。今までのレクサスの例からおそらく7月20日前後と思われます。
発売まで2か月を切っており、見込み顧客には近々価格等の提示があり、6月初旬には見積りも可能になるのではないでしょうか。
詳細スペックは近々明らかになると思われますが、2Lターボエンジンに加え、「8速AT」、「アイドリングストップ機構」が採用される見込みです。
「RCも」年次改良とともに「RC200t」が投入。時期は9月に確定と、クラウンに先駆けて投入されます。
こちらの年次改良情報も楽しみです。
さて、期待のフルモデルチェンジ 「RX」については、7月にレクサスカレッジでの研修が開始され、その後予約開始の模様。大型SUVの「LX」も同時期に発売の見込み。
RXに関しては驚くような新機能や装備はなさそうですが、内外装デザイン・質感ともに高く、人気のSUV、「NX」の兄貴分としてもかなり人気が出そうです。
日本仕様は12.3インチのワイド型ナビゲーションシステム、BSM、HUD、VDIM、レクサスセーフティシステム+を備えることで、日本車の中でももっとも先進的かつ安全装備を備えたレベルの高い車となりそうです。
一方、当初夏ごろといわれていた「GS」のマイナーチェンジおよびGS200t、GSFの発売は年末(12月)頃に伸びた模様です。
2015年04月30日
LEXUS IS200t RC200t が今夏以降発売!
今年のレクサスはついに2Lターボエンジン搭載モデルが、FR車にも投入されることが確定しています。IS200t、RC200t、そしてGS200tと、FR系の3車が今夏から順次発売となるようです。
「RC」については発売したのが昨年の10月23日ということもあり、改良モデルは本年10月頃となる予定で、先行して今夏、「IS200t」がお披露目される予定です。
ISについては、来年がマイナーチェンジ(発売後3年)の時期ですが、今回はあくまで「追加モデル」という位置づけのため内外装の意匠変更を伴う「マイナーチェンジ」は行われないようです。
よって、 Lexus Safety System+ の採用は行われないものと推測されますし、電動パーキングブレーキ等の構造変更が必要な改良も行われないものと推測されます。(ホントはエンジン刷新にあわせ、同時対応してほしいところですが・・・)
FR用 2Lターボエンジン搭載モデルの詳細はまだ不明ですが、NX200tで採用された 2Lターボエンジン「8AR-FTS」を縦置きにしたFR用のエンジンと、8速オートマチックを組わせたものが採用される見込みのようで、SUV系のNX・RXとは差別化が図られるようです。8AT化により、NX200tよりも実燃費の向上も期待できそうです。(注:カー雑誌などでは「6AT」との情報が掲示されています)
なお、かねてから言われていた通り、2Lターボの投入により長きにわたって活躍した、2.5L NAエンジンの「4GR-FSE」がラインナップから外れることになります。これにより、IS250、GS250についてはラインナップから外れることになりそうです。2.5LNAモデルと、2Lターボエンジンの価格差がどうなるか楽しみです。
また、「RC」についてはRC300hよりもRC200tの方が販売価格がずいぶん低くなる(40万円程度ダウンか?)のは確実ですので、来年10月にはデビューして1年が経過する、「RC」の販売促進にもつながりますね。
寄せられた情報では、ブレーキ・キャリパーのカラード塗装がオプション設定されるという噂もあり、RCの年次改良も楽しみです。
また、大型SUVの「LX」については、北米での2回目のマイナーチェンジと同時に今夏、日本に導入されるとのことで、フルモデルチェンジの「RX」、マイナーチェンジの「GS」、新発売「GSF」とともにずいぶんにぎやかな2015年となりそうです。(ただし、GSFは年末にズレこむとの情報もアリ。)
また、いつまで経っても出ないレクサスSCの後継車といわれる、LF-LCですが、海外に続き、昨年末に日本国内でも商標登録されています。日本での車名は「LC500」と「LC500h」に確定しています。
発売は2017年度という噂ですので、もうしばらく・・・
RC/RCFが初回の車検を迎えるころには発売されている可能性がありますね。
トヨタの新プラットフォーム「TNGA」のFR版 第1弾とのうわさですし、これからのレクサスで最も楽しみにな1台といっても過言ではないでしょう。
2014年11月03日
LEXUS 1week体感キャンペーンでIS250を体験!
ちなみに、展示車から代車におろしたてで登録から1週間たっていないほぼ新車の状態でした。
新型ISは販売の70%以上がハイブリッドのIS300hのようで、IS250はすっかり影を潜めている雰囲気ですが、3日間の試乗経験で、IS250の完成度の高さにちょっと驚いてしまいました。
アクセルレスポンスもよく、自分の思った通りのフィーリングで走行できるのは、やはり熟成されたV6ならでは。山道やと登坂車線などの高荷時のエンジンサウンドも直4のIS300hとは全く違うフィーリングです。
アイドリングストップ装置はありませんが、静粛性と低振動はいいものに乗っている感があります。
燃費性能も、旧IS250より向上しているようで、3日間で約600kmほど走行し、高速道路を含んだ山梨エリアへのドライブでは燃費約12.5km/h、都市部での下道主体では10.5km/h、チョイノリでは8.5km/h前後と、従来アリの3連休を考慮すると、おおむねモード燃費に近い数値を達成できていました。
特に帰路は山中湖から「道志みち」を通って軽いワインディングロードを楽しんできたのですが、フロントが軽く、回頭性が良いためFR車らしく小気味よいドライブができて楽しかったです。シフトをMレンジにすれば、シフトチェンジもそれなりに速いですし・・・ただ、AFSが廃止されているので、道志みちの月夜野近辺のちょっと狭いクネクネ道では視界が今一つでした。
5年ぶりのFR車ですが、最小半径が小さいので小回りも効きますしやっぱり乗っていて楽しいなぁと感じます。
アウディ(quattro)のようにドシッとした接地感・安定感はありませんが・・・
居住性も良かったです。後席は本当に広くなり大人4人も快適に乗車できますし、試乗レベルでは気づきませんでしたが、ヘッドレストも「前後」に動くようになり、ネックパッドが不要となっていました。また、エアコンやシートヒーター/ベンチレーションの動作は輸入車より適切かつ快適な動作をします。また、ステアリング調整幅やミラーの見やすさ、ウィンドゥのスロー制御も良いですし、降車時のパワーイージーアクセスシステムやステアリングのリターン機能はおもてなしを感じ、「いいなぁ」と思いました
操作性ではウィンカーレバーは中立に戻るタイプですが、慣れれば以外に悪くないと感じましたが、やはり3回ウィンカー(ワンタッチウィンカー)は欲しいところです。あとはドライブセレクトスイッチの場所は今一つでした。ブラインドタッチではシフトノブと干渉しやすく使いづらかったです。
あと残念なのが、ステアリングスイッチの質感と押したときのスカスカ感・・・ステアリングスイッチは使用頻度が高いので気になりました。ISのステアリングスイッチはCTと同じ物のようですが、NX、RCでは早速改善されていますので、これは要改善ポイントと感じました。
iPhone/iPodとの親和性では、アウディのMMIシステムの方が選曲も動作も速く快適でした。
パーキングブレーキ&ブレーキホールドについてはやはり残念。
どうやら「マツダ・アテンザ」は近々のマイナーチェンジで電子化してくると聞きました。
トヨタ・レクサス陣営もフルモデルチェンジまで引っ張るのではなく、せめてマイナーチェンジで採用を願います。スポーティーな車はハンドブレーキ式か、電子式のどちらかでしょう。足踏み式はエンジン始動・降車時とのどちらも興ざめしてしまいます。
あとは、きっと多くの旧ISオーナーさんが感じていらっしゃるように「ドアトリム」や「センターコンソール」などの質感がマイナーチェンジで改善されれば・・・と感じました。
バンブーのインテリアも素敵なのですが、オーナメントパネルも若干「隙間」が見えてるし、全体的にうすぺらいです。
ドアトリムのホルダーの内側の仕上げや、底部にクッション材等が一切使用されていないなども気になります。
ver.Lにもかかわらず、スカッフプレートにレクサスロゴがないのはCTと同様、残念!
モデルチェンジ前のIS ver.Lはイルミプレートがついていましたよね。
新型ISは300hばかりに目を奪われていましたが、なかなかどうして、IS250の素性の良さに驚いた3日間でした。
最近は国産車でもアテンザやレヴォーグなどいいなぁと感じる車が多いですが、ISもその1台に入ると思います。
来年のGSフルモデルチェンジを皮切りにISも「200t」への切り替え(※)が濃厚のようですが、久々の4GR-GSEの使いやすさと懐かしさを味わうことができました。
※IS200tは、平成26年(2014)5月23日に商標登録出願が完了しています。
ちなみに、なにかと話題のISのSDナビゲーションですが、特段不自然な案内もなく、フリーズや誤作動もなく、快適なナビゲーションを提供してくれました。