2015年09月23日
レクサス GS200tはなぜ日本で設定されないのか?
新型GSは「GSF」とともに、2015年11月下旬に発表されるようですが、価格設定も決まり、既に一部ディーラーでは見積もりが解禁されているようです。なお、既報どおり「GS200t」はラインナップされません。
検索エンジンでの流入が多いため追記:新型「GS200t」は2016年9月21日発表予定。
予定価格等は以下参照。
https://fanblogs.jp/namax/archive/367/0
なお、GSFは予定通り1100万円に確定。(北海道地区は+19440円)
奇しくも?LX570と同価格となりました。
以前のブログに記載しましたが、装備差を勘案すれば「RCF」とほぼ同価格となりますので現実的な価格といえると思います。
新型GSはレクサスとしては発売の2012年1月から「3年10ヶ月」と比較的長い間を開けてのマイナーチェンジ。
スピンドルグリル採用のレクサス第2世代の先鋒としてリリースされ、市場からは大幅に向上した動力性能や安定性など一定の評価を得ましたが、その後、ライバルの輸入車勢のダウンサイジングターボ採用による環境性能向上(燃費・エコカー減税対応等)、安全装備の標準化や、内装クオリティの向上など、かつてレクサスが得意としていた分野での優位性が失われ、販売台数は欧州車のライバルに比べても低調に推移しているようです。
2013年10月にはGS300hが追加設定されましたが、この時点で今回の改良が入っていれば・・・
遅きに失した感はありますが、ようやくマイナーチェンジモデルの登場です。
目玉としては、レクサスセーフティ・システムプラス(LSS+)ですが、標準装備になるにもかかわらず、価格アップは良心的な範囲内に抑えられていますので、レクサスとしては頑張ったほうだと思います。もともとのGSの安全装備の価格が高価すぎたというのもありますが・・・
なお、新型プリウスのスタッフマニュアルでは「TNGA」採用によりボディ剛性が60%向上するとされており、その高さの引き合いとして「CT」や「GS」が登場しています。(当然、新型プリウスの方が剛性が高い)
2016年モデルのGSではようやく「レーザースクリューウェルディング」やボディ接着剤の使用により剛性も大幅に向上するようですので、ライバル車に比べても見劣りしない仕様になっているのではないでしょうか。
残念なのはGS200tが当初はラインナップされないということですが、簡単に思いつく要因としては以下の様なことが考えられます。
1)新型クラウンアスリート(ターボ)とのバッティングを避け、すみ分けをするため
2)GS250の驚異的な販売台数の少なさ
(参考:本年7月販売台数 8台。 昨年7月販売台数 18台)
*RCやIS200tの価格設定からGS200tはGS250より高価になり、さらに4気筒による質感低下の懸念。
3)カンフル剤として、2016年秋にGS200tを投入するため
早く日本仕様を見たいですが、ここまで来ると、お披露目は東京モーターショーになりそうですね。
2015年09月16日
New GS F SPORT とても精悍!
http://blog.lexus.co.uk/european-debut-of-enhanced-lexus-gs-family/
イギリスではハイブリッドがあるためか、当初GS200tの導入は無いとのことです。
GS200t F SPORT、フォグランプ周りの形状が凝っていてかっこいいと思います。
GSFより好みっていう方も多いのでは?
ホイールも切削加工タイプに!19インチと思われますが、F SPORTらしいかっこいいデザインですね。(現行は結構地味でしたので、ずいぶん派手に!)
ドアミラーはF SPORTでもボディ同色で確定の模様。(最近は他ブランドでもドアミラーの色を変更する車種が増えましたね。)
クリア化された、テールランプはやっぱり好みが分かれそう。フルLEDなので綺麗な発光はするんですけど・・・
一方、グラファイトブラックガラスフレークと思われるGS450h(ver.Lか?)
先代GSとを彷彿とさせるデザインの18インチホイールを装着。
そして、インテリアは驚きの変化が。
なんと、ステアリングのエアバッグ部分が高品質な本革パッド+ステッチ入りになっています。
ペブルビーチで発表されたGS200tは通常のステアリングでしたから、そこから改良されたのでしょうか?
本革パッドは今のところLSとHSのみの採用なので、GSにも採用は嬉しいですね。
おそらくver.Lのみの装備かメーカーオプションでしょうが、クオリティがグッとアップします。
また、RXと同様、レーザーカット本杢らしいオーナメントパネルも。
アナログ時計は当然ながらGPS連動になっていますし、シフトノブも新しくなっていますね。
さて、明日9月17日は「LEXUS RC」の年次改良発表予定日?(随分前に確認したので違ってたらすみません)
IS系やRC系オーナーは流用できるパーツも多そうなので要注目です!
オレンジのブレーキキャリパーはなんとかして入手したいっ!(が、懐が・・・)
2015年09月13日
New GS&GSFそろそろ見せて欲しい!
シルバーウィークは、メルセデス・ベンツの新車整備センター見学や名古屋市内観光を楽しむ予定なので、ミッドランドスクエアの展示物が「新型GS」に入れ変わっていることを(密かに)期待します!
GSFに関しては、開発陣のコメントからも、「ISF後継」としての役割が期待されることや昨年発売された、RCF・RC350の価格とまもなくマイナーチェンジ予定のGS350の装備等からおおよそ推定ができそうです。
価格に関しては、以下のような、単純積み上げ式からも予想できます。(かなりざっくりですが)
RCF 953万円
+TVD 43.2万円
+LSS 10.5万円(推定)
+AHS 4.86万円(推定)
+3席独立エアコン、リヤシートヒーター、コントロールパネル 21.6万円(推定)
+電動リヤサンシェード 3.24万円(推定)
+リヤテールランプフルLED 3.24万円(推定)
+RC350とGS350との差額 37.8万円(2015年モデル。2016年モデルでは拡大すると想定)
ざっくり合計 10796400円。
つまり、最低でも「1080万円」となります。
なお、GSFには前後にカーボンパーツが装着されますが、RCFの電動アクティブリヤウィングが非装備ですので、価格的には相殺されると思いますので含めていません。
これに2016年モデルとして、フルスピンドル化に加え、レーザースクリューウェルディング・高剛性接着剤の利用など見えない部分での改良が他モデルと同様なされるので、15万円程度の価格アップが確実。
レクサスのアッパーモデルは、価格がキリの良い数字になることが多いので、現実的には「1100万円」。
既に発売中のLXと差別化するなら、若干安くして、「1090万円」などという価格も考えられます。
また、「F」モデルのフラッグシップとするなら思い切って「1110万」など1並びも?
よって、価格レンジは1090〜1110万ぐらいではないかと推定します。
(ほとんどの方が装備するであろう、セミアニリン本革シートやインテリアのカーボンパネル、ヘッドアップディスプレイなどはMOPなので、乗り出し価格は1200万円を超えるのは確実ですが・・・)
ところで、最近はスポーツモデル(グレード)の助手席側「シートポジションメモリー」が非装備なのが気になります。個人的には結構優先度の高いアイテムなので、RCFにはないので結構不便です。(ラグジュアリークラスのLXにもありませんし・・・)
これはBMWもやAudiなどのメーカーでも同様の傾向にあるようですが、こういうところは真似しないでいいと思うのですが・・・GSFも公開されている北米の画像では助手席のポジションメモリーは確認できますが、スタッフマニュアルの画像ではボタンが確認できませんでした。
2015年モデルのアウディA7でも助手席のシートポジションメモリーが廃止されているし・・・なんででしょう?
2015年06月21日
Lexus Safety System + 複数のタイプあり?
いよいよ重い腰を上げたトヨタが、標準装備してくる安全装備の統合パッケージですが、当初期待していたものとは少し違うことが判明しつつあります。
Lexus Safety System + は次の4つの予防安全システムをパッケージ化したものです。
・プリクラッシュセーフティシステム(PCS・・・歩行者検知機能付衝突回避支援タイプ)
・レーンディパーチャーアラート(LDA)
・オートマチックハイビーム(AHB)
・レーダークルーズコントロール(ACC・・・全車速追従機能)
数カ月前の事前のニュースリリースでは、LDAがLKA、AHBがAHSとの記述があったように思いますが、結局は標準装備とされるものは、グレードダウンされたようです。
つまり、標準機能は
・レーンキーピングアシスト(LKA)ではなく、レーンディパーチャーアラート(LDA)
・オートアダプティブハイビームシステム(AHS)ではなく、オートマックハイビームシステム(AHB)
他のメーカーは、安全装備のパッケージを何種類も準備することはないようですが、さすが巨大企業のトヨタでは、レクサス車の安全装備でも、画一的な装備を準備するのではなく、トヨタでいう上位版の「P」をベースに、車種により機能を「拡張」させる仕組みになっているようです。
なお、新型RXでは
・プリクラッシュセーフティシステム(歩行者検知機能付衝突回避支援タイプ)
・レーンキーピングアシスト(LKA)
・オートマチックハイビーム(AHS)*MOPでアダプティブハイビームシステム(AHS)装着可能
・レーダークルーズコントロール(全車速追従機能)
となっており、MOPで「AHS」、そしてブラインドスポットモニター(BSM)を選択すれば、ほぼ完成形となります。
一方、 秋に新設定されるGSFでは
・プリクラッシュセーフティシステム(歩行者検知機能付衝突回避支援タイプ)
・レーンディパーチャーアラート(LDA)*ステアリング制御付き
・アダプティブハイビームシステム(AHS)
・レーダークルーズコントロール(全車速追従機能)
となり、旧GSで設定されていた、レーンキーピングアシスト(LKA)がありません。
これは「F」モデルなので、そもそもこのような機能は不要と判断されたのか、それとも5Lのハイパワーを受け止めるだけの制御プログラムを構築することを省いたのか?(*通常の新型GSでは、LKAとなる見込み)
また、予想どおりとはいえ、「ナイトビュー」の設定がGSFでは確認できないことです。
もともと装着率は低いと思われるMOPでしたが、欧州車のラグジュアリークラスのセダンには設定されているので、ちょっと残念です。
また、ブラインドスポットモニター(BSM)は標準装備ではありませんし、歩行者検知機能も時速10km以上でしか作動しませんし、欧州車の同クラスでは、スポーツモデルでも「全部入り」が当たり前の時代の中、特段優れているところがないのが残念です。
2015年後半になって、ようやく1〜2年前の他社のスペックに追いついた、という感じでしょうか。
とはいえ、安価に、そして標準装備化されるのは嬉しいニュースでもあります。
(当然車両価格には上乗せされるハズですが・・・)
2015年06月15日
レクサス GSF! 国内仕様はこうなる?
1)エンジン、パワートレーンなどすべてRCFと同一。(モード燃費、重量もTVD付のRCFとほぼ同一。)
まさに、RCFの4ドア版。そして、待望の「ISF」後継ともいえます。
2)サスペンションは減衰力固定式(RCFと同じ)
3)トルクベクタリングディファレンシャル(TVD)標準装備
4)グレードはワングレード。 (カーボンエクステリアパッケージの設定なし)
5)ステアリング、シフトノブ、パドルシフト、スピードメーター、パワーシートの操作系の機能はすべてRCFと同等。
6)スポーツシートは全5種類。アルカンターラシートが標準で、セミアニリン本革シートがop
(RCFと同一。ただし、ブラック&アクセントオレンジは配色パターンが逆となる)
7)アルミペダルは新意匠 (写真のタイプ)
8)ブレーキキャリパーはブラックが標準、オレンジはop
ロゴは「F」で統一。 今度、なお、セダン系FスポーツにはLEXUSロゴがあしらわれる。
9)アクティブサウンドコントロール(ASC)の進化
RCFと異なり、リヤスピーカーからも「排気サウンド」が鳴動するように進化。
また、SPORTモードでも鳴動するようになる。(個人的には不要ではないかと思いますが)
10)内装インテリアパネルは3種類
標準が本アルミ(なぐり調)で斬新。
カーボン、フォージドコンポジットカーボンがop。
11)ホイールは2種類。RCFと同様、BBS製鍛造ホイール。 ポリッシュ仕上げはop。
12)ボディカラーは全8種類。残念ながらGSF専用カラーはなし。
RCFと異なり、グラファイトブラックGF、ソニックチタニウム、レッドマイカをラインナップ。
逆に、ラディアントレッドが選択不可能。
13)後席装備は、GSのver.Lに相当する豪華装備。
シートヒーター、大型アームレスト、ドリンクホルダー、電動リヤサンシェード、空調等コントロールパネルを備える。
14)フルカラー式ヘッドアップディスプレイはop。
ただし、RXのものよりは小さい。(従来のGSと同サイズと推定)
エンジン回転数、シフトポジションが表示できるのでかなり便利。(RCFにも欲しい!)
15)前後とも待望のフルLEDランプ。(ウィンカー、バックランプもLED)
ただし、RXとは違いウィンカーは流れない模様
16)ドアミラー、センターピラー、アルミホイールは 色調をあわせた「艶金属調ダーク塗装」
17)レクサスセーフティシステム+ を標準装備。
(PCS+LDA+AHS+ACC)
GSFはなぜか、レーキキーピングアシスト(LKA)ではなく、簡易タイプのLDAとなる。
ただし、LDAはステアリング制御が備わる、NXと同様の新型を装備。
AHSは、LSやクラウンを上回る「LED点消灯式AHS」を採用。先行する、マツダの方式と類似と推測される。
18)ブラインドスポットモニター(BSM)はop、またRCTAは備わらない。
RCTAが非装備なのは、レクサスセオリーどおり、基本的に「以前から備わるものは改良されない」ためと思われる。
19)ダッシュボードはアルカンターラ仕上げ+LFAロックボルト留め
20)寒冷地仕様なし?(ヘッドランプクリーナーは標準装備)
21)カーボンリヤスポイラー、カーボンフロントロアを標準装備
22)推定主要mop
・ポリッシュ仕上げ鍛造ホイール
・ヒートブルーコントラストレイヤリング
・F専用オレンジキャリパー
・ムーンルーフ
・パワートランクリッド
・クリアランスソナー
・カラー式HUD
・セミアニリン本革シート&シートベンチレーション
・カーボン or フォージドコンポジットカーボンパネル
・マークレビンソンオーディオ
(残念な点)
・シートはRCFをほぼ流用のため、多機能だったパワーシートがシンプルな機能に(16way→8way)
・助手席シートポジションメモリの存在は不明。(現時点ではない可能性あり)
・ナビゲーションシステムは「新型RX」と違い、旧タイプ(2012年〜2015年タイプ)と推定。
・通常のGSもそうだが、基本的に内装にはあまり改良が施されていない。
・今回も設定されなかった、オートドアクローザー。
2015年06月02日
LEXUS GS F ホワイトノーヴァは印象が違う?
海外では、ホワイトノーヴァガラスフレークの「GSF」がモーターショーで展示された経緯がありますが、当初デトロイトショーで公開されたブルーのGSFとはずいぶん印象が違うと感じます。
ホワイトのGSFはより市販版に近いようで、リヤアーチモールがついています。RCFも同様でしたが、北米は日本と違いサイズが小型ですね。また、ホワイトボディだとカーボン製リヤスポイラーが目立ちますね。
ドアミラーの色はやっぱり「マーキュリーグレーマイカ」でしょうか。
RCFの年次改良では反映されるでしょうか?
RCFもそうでしたが、ヘッドライトは1眼タイプと3眼タイプがあるようです。(日本仕様は3眼のみ)
RCFと同様、1眼の場合は、ウィンカーも電球になる模様(笑)
数が出ないクルマだと思いますが、わざわざ2種類のヘッドライトを作り分ける必要があるのでしょうか・・・ライバルが軒並みフルLEDランプで光演出にも拘っているなか、旧タイプの1眼ヘッドライトをラインナップしていることが疑問です。(北米の事情なんでしょうか)
エンジンルームもRCFと特段変わらないように見えます。メルセデスベンツのようにアルミを使用したり、BMWのように高価なカーボンのタワーバーがあることもありません。
テールライトはいまだにウィンカー点灯画像がありませんが、おそらくLEDになっているはず?
RCFと同じ、フレアレッドの内装はスポーティでカッコイイです。
日本仕様で好評のブラック×アクセントオレンジ内装も準備されるでしょうか?
ホワイトのGSFでも、運転席関係はRCFとまったく同一のパーツを使用しているようです。(ステアリング、メーター、シフトノブ)
室内では後席エアコン吹き出し口もカーボンになっているのはGSFならではですね。
ただ、私的にはホワイトのGSFはなんだか大きな「CT200h」の見えてしまいます。
実車を見ると違うのかもしれませんが、やはり最初からフルスピンドルグリルではないため、バンパーだけスピンドルグリルにしても中途半端感が否めません。
6月5日からインターナショナルギャラリー青山に展示されないかなぁ…
2015年01月16日
LEXUS GS F ドアミラーはソニックチタニウム?
Impress carwatchにわかりやすい画像が掲載されていました。
http://car.watch.impress.co.jp/docs/event_repo/2015detroit/20150116_684072.html
これは、RCFも2016年モデルの年次改良で採用されるかもしれませんね・・・
(ドアミラーの根本から色が違うのでDIYでの交換はちょっと大変そうです)
ドアミラーの色を変更するのはアウディなど他のブランドでもみられるので、もう少しレクサスならではの差別化をしてほしかった気がしますが、「F」系の差別化としてはさりげない変化なので良いかもしれません。
デイタイムランニングライト(DRL)が、ヘッドライト内部にもあるのが新GSの特徴ですね。
ウィンカーはどのような光り方をするんでしょうね〜
2015年01月14日
LEXUS GSF ついに発表!
残念ながら事前のプレス発表から、サプライズがありませんでした。特段GSFならではの装備というものがなく、残念に感じた方も多いのではないでしょうか。
「GS F」がどのようなモデルであったかをざっくりとまとめました。
・エンジン・トランスミッション・パワー・トルク等の性能は 「RCF」とほぼ同じ
・ホイールは19インチの専用品、ブレーキはブレンボ製を継続採用
・カーボンパーツはフロントロア&トランクスポイラーに装備
・TVD(トルクベクタリングディファレンシャル)装備
・・・つまり、「RC F」の4ドア版で、「IS F」後継も兼ねたモデルということになろうかと思います。
開発陣も、「RCFと性能は同じ」という趣旨のコメントをされていたと記憶していますので、メディアでよく比較対象となるBMW M5 、AMG Eクラス、Audi RS6/7とはカテゴリの違う車になりますね。
以下、取り急ぎポイントを。
オレンジ&「F」ロゴ入りのブレーキキャリパーとブラックの「ナット」がGSF専用パーツ
・ドアミラーはブラック塗装。形状は従来から変わらず。(ドアハンドルも変わらず)
どうやら、SUV系とセダン系でドアミラーの形状を分けるようですね。
・メーター、ステアリング、シフトノブはRCFと同じ。
・リモートタッチは継続採用(ENTERボタン追加)
・ダッシュボードの他、手に触れる箇所にアルカンターラを使用
・エアコントリム新意匠。アナログクロックはGPS連動に改良。
・助手席シートポジションメモリ装備 (スピーカーグリルは変わらず・・・)
・フロントシート形状はRCFと同様。ただし、シートは8way+ランバーサポートに格下げ。
・リヤシートは3名乗り対応
・テールランプは新意匠 (未だにリヤウィンカーのLED化は不明)
カーボンリヤスポイラーはRCFと違い、固定式。
・RCFと同様マフラー4本出し。ハイマウントストップランプは室内に。
・統合型安全装備「Lexus Safety System +」 に対応
ミリ波レーダーとカメラを用いて優れた認識性能・信頼性を確保し、歩行者検知機能付衝突回避支援型PCS、LDA、AHBの3種類の予防安全機能に加え、全車速追従型レーダークルーズコントロールも装備するものですが、GSではLDAがレーンキーピングアシスト(LKA)へ格上げ装備される可能性もあります。
なお、ブラインドスポットモニター(BSM)は含まれていないようですが、当然オプション設定はされるでしょう。
また、気になる「ナイトビュー」とヘッドアップディスプライ(HUD)についてはまだ確認できていません。
なお、GSFはGSベースですので、RCFでは不満だった以下のような点が解決されていますので、RCFを機能面で見送られた方は、GSFは有力な選択肢の1つになり得ると思います。
・電動パーキングブレーキ&ブレーキホールド
・12.3インチ大型モニター
・4ドア&5人乗り
・パワーイージーアクセスシステム
・助手席シートポジションメモリー
・全車速追従型レーダークルーズコントロール(歩行者検知機能付)
一方、RCFの方が優れている(目新しい)装備もあります。
位置づけ的にもGSFはRCFの格上ということではなさそうです。
・カーボンルーフの設定
・アクティブリヤスポイラー(またはアクティブカーボンリヤスポイラー)
・室外ハイマウントストップランプ
・タッチスイッチ式オーバーヘッドランプ
・新意匠アウトサイドドアハンドル&LED照明
・高剛性ボディ (GSFよりも優れていると思われる)
特段目新しさがなかったということもあり、「NSX」の陰にかくれちゃう感じですね。
とはいえ、まだまだ知らない機能もたくさんありそうですし、GSFの追加情報を待ちたいところですね。
2015年01月08日
LEXUS GS F 追加画像で違いを検証!
まずはカーボンリヤスポイラー。 RCとは違い固定式ですが、さすがのクオリティ。
逆に言えば、アクティブリヤスポイラーはレクサスでは「RCF」(&LFA)の特権とも言えます。
リモートタッチの表皮が「アルカンターラ」に。これは質感アップにつながるので、現行モデルオーナーさんでのカスタマイズが流行りそうです。
よく見ると、リモートタッチの台座部分もずいぶん変更されていてマットシルバーの面積が拡大していて後付け感が少なくなっていますね。また、既報のとおり、サイドの「ENTERスイッチ」の復活は素直に評価したいところです。
また、「TVDボタン」が独立してもうけられていますがスイッチの意匠は変わらず相変わらず「丸形」。(GS450hでは「EV」ボタンでしたね・・・)
正直、このボタンとドライブモードセレクトスイッチの質感は今一つと感じていましたので、頑張ってほしかったです。
一方、カーボンの面積が広くて質感も高いのがうれしいところ。よくこの狭いエリアにもカーボンを仕込んだなぁ。
パワーシートにも注目です。GSではその車格から16wayや18way、一部グレードにはオットマンなど高機能シートを備えていましたが、GSFではRCFと同じ8wayと2wayのランバーサポート機能付きのパワーシートを採用しているようです。シート形状だけでなくその性能もRCFと同じ模様です。
ハイパフォーマンスカーのシートでは仕方のないことかもしれませんが、時にはリラックスした状態でシートに座りたいとのニーズもあるように思いますのでGSクラスでは機能的な違いがあると期待していたのですが・・・
しかし、色分けはこの角度からもカッコイイと思います。
リヤシートの質感やカーボンパネルの質感もGood!RCFと違い、後席のドアトリムにもホワイトカラーが入っていますね。アルカンターラとの使い分けも見事です。
さりげなく、リヤのスカッフプレートにちゃんとLEXUSロゴが入っているのもカッコイイ。
エアコン吹き出し口下部にはアクセサリーソケットのようなものも見受けられます。
センターコンソール周りは予想以上に変更されていません。
目立ったところでは、アナログウォッチの意匠変更と、時刻合わせボタンが消滅したことによりLSと同様にGPS連動式になったと思われること。あとはエアコンルーバーの枚数が違っていたりするぐらいです。(注記:ルーバーの位置が変更されたため、枚数が違って見えるそうです)
また、ドア側のエアコン吹き出し口の意匠が変更されています。(ダイヤル位置など)
そのほかは「RCF」にならい、手が触れるところにはレザーやL-texではなく、アルカンターラに置き換えられている程度でしょうか。
なお、押しにくい位置にあったシートヒーターとシートベンチレーションスイッチの場所が変更されていないのは意外でした。
リヤディフューザー、マフラーあたりはRCFと比べるとちょっと質素になっていて賛否両論ありそうです。
リヤフェンダーアーチモールがないのはプロト版とおもいますので、市販ではRCFと同様に装着されるものとおもいます。しかし、ホイールかっこいいですね。あとはストップランプ、リヤウィンカーの構造を見てみたい・・・
2015年01月07日
ついにアンヴェール レクサスGSF!
ついにレクサスGSFがアンヴェールです。
日本レクサスも深夜にHP更新とは、気合入ってますね。
フロントのデザインは私的にはちょっと肩すかし感がありますが・・・
ドアミラーがブラック化されていますが、形状はNXタイプではなく、従来のレクサス意匠ですね。
リヤは結構かっこいいかも。リヤウィンカーはついに「LED」になったと思われます。
(L字に光るんでしょうね〜そんなラインが見えます)
しかし、この画像を見ると、リヤウィンカーが何処なのかわからなくなってしましました。
まさか電球ではないと信じたいてますが、ブランクのエリアが大きいのが気になります。
室内は「F」イメージのホワイトが。シートのRCFと形状は同じで、カラーの配置変更のみですね。
カーボンパネルの面積がRCFに比べて圧倒的に広いので上質感ありますね。
ただ、インパネ周りはあまり変更がないようです。
ほかには、ルームランプがNX,RCと同様タッチセンサーになったぐらいでしょうか。
(高解像度写真はまだ未確認ですが、タッチセンサーになっていない可能性あり。)
注目は、リモートタッチですが、タッチパッドではなく従来型を継続採用しているようです。
ただし、リモートタッチのサイドに「ENTER」ボタンと思われるものが復活しています。要は以前のRXやHS・CT時代に戻ったというわけで、ちょっと迷走していますね。こちらの方が使いやすいのは明白です。
メーターやステアリングはRCFと同一のようです。
車格を考えると、ステアリングの質感はいま一つかと。
ペダル類はカッコいいですが、RCFと同じで市販バージョンでは採用されないかもしれませんね。
スペックは、467hpとのことですので、北米のRCFと同じ。
重量は1,830kgとかなり重いですが、TVD標準と仮定すればRCFとほぼ同じ。
トランスミッションも同じ8AT(8SPDS)を採用。
TVDが標準装備(と思われる)ということで、事前予想通りのスペックで登場、これはまさに・・・4ドア版RCF…つまり、ISFの後継車、という位置づけでしょうか。BMWでいうところのM3とM4のような関係?
目新しいGSFの専用装備が、今の所、公表されていないのが気になるところです。
ということは価格帯もRCF+150万円程度、つまり1100万前後ぐらいの価格でリリースという感じではないでしょうか。
ただし、マイナーチェンジが同時に行われるものと思いますので、ベース車両の価格アップ幅によってはもう少し差が出るかも知れません。
(カーボンはフロントリップと、トランクスポイラーあたりに使用でしょうか?)
特に欧州車やGT-Rなどのハイパワー車に乗られている方にとっては、RCFでも刺激が少ないと感じる方はかなりいらっしゃるようですので、そういう方にとっては、次の「F」を待たねばならないものと思われますが、上質な室内空間にくわえ、先進装備が満載の4ドアのハイパフォーマンスカーの発表にまずは拍手を送りたいです。
2014年12月18日
LEXUS GS F ついに登場?
・・・ということは、RXはNXと同じで北京ショーでお披露目でしょうか?
ヘッドランプの形状と先般のGM会議の話題からして「GSF」と考えて間違いないと思われますが、ちょうど、1年前に公開されたRCFの先行公開画像と比較してみましょう。
GSFと思われる車の公開画像
RCFの同アングル
ブレーキキャリパーのカラーは実際どうなるかわかりませんが、オレンジはイイですね。最初に目に入るのは、左右のフォグランプ位置にある「ラジエターグリルガーニッシュ」です。これは見事にRCFとGSFで同一です。
そのほか、この画像から推定されることは・・・
・フォグランプがない (RCFと同じ)
・ウィンカーがヘッドランプにある
・3連LEDはNXタイプで横一列型
・ブレーキキャリパーにおそらく「F」エンブレムが刻印されている。
・フェンダーのエアアウトレットとエンブレムがRCFと同一
また、別画像からは、フロントリップ部分にカーボン柄が確認できますので、カーボンエクステリアパッケージのような設定があるのかもしれません。
ただ、RCFと違い、アクティブリヤウィングは装備されないものと思われますので、RCFとは違った部位にカーボンが使用されるのかもしれません。
RCFの4ドア版というような位置づけでほぼ間違いなさそうなGSF。
GSFのうわさが出たのは2009年ごろかと思いますので、それから早5年超・・・いよいよ現実のものとなりますね。
ISFの後継車種を探していた方も多いと思いますので、スタイリング的には今のところRCのような鮮烈な印象はないように思いますが、注目の1台となりそうです。
特に、助手席の快適性や後席の実用性の面でRCFを断念された方にとっては、有力な選択肢となりそうです。
公開まで、あと25日。 ホンダの新型NSXとともに、デトロイトショーで楽しみな1台が出てきました。
2014年12月16日
いよいよデトロイトモーターショーで新型RX&GS発表?
レクサスは毎年デトロイトモーターショーに主力モデルの発表をしていますので、今回も期待できそうです。
日本では2015年にRXとGS(マイナーチェンジ)&GSFの発売が決定しているとの噂ですので、これらの出展の可能性は高そうです。そして、ティザーサイトも来週にお披露目されるのではないでしょうか。
デザイン的には、現行レクサスのラインナップの中で、GSシリーズが唯一、フロントグリルが上下分割している、初期スピンドルフェイスのままですので、ずいぶん印象も変わると思いますし、販売台数も相当低迷していますので、どれだけ手が入るのか見どころがたくさんありそうです。
◆私的な注目ポイント
・GS200tがお披露目されるか>
・新型LEDヘッドランプが搭載されるか?
・フロントウィンカー&リヤウィンカーがLED化されるか?
・レーンキーピングアシスト(LKA)が存続するか?
・ナイトビューが存続するか?
・マイナーチェンジだが「Lexus Safety System +」が採用されるか?
・インテリアの質感がどれだけ向上(LSに近づくか?)するか?
・GSFには、RCFのTVDを上回る新機構が採用されるか?
これらと同時に、
「Lexus Safety System +」の披露目もあるかもしれません。
誤作動による訴訟など、甚大なトラブルも懸念される中、北米でもせーフティパッケージを標準装備するのは相当な決断が要ったのだと思いますが、これでようやく他のプレミアムブランドと同等以上の安全性能を確保できそうなのはいいニュースだと思います。
デトロイトショーでは、アウディQ7もお披露目されるそうですが、質感が高いインテリアには驚きました・・・
エクスクルーシヴモデルかもしれませんが、アルカンターラをあしらったインテリア、アルパネルの使い方、とレッドのライン、フル液晶メーター、美しく無駄のないインパネ&スイッチ配置、より進化したワイド仕様のMMIタッチなど、写真1枚でもあまりの質感の高さに唸ってしまいます。
RXがこれを超えるのは困難と思いますが、Q7と比べても見劣りしない魅力ある内装を期待したいです。
2014年12月01日
LEXUS GSF ついに発売決定か?
GSFについては詳細はまだわかりませんが、4ドア版のRCということで、ISFの後継のようなイメージのようです。
RCFのエンジン・トランスミッションがそのまま使用されるものと思われますので、仮想ライバルのBMW M5セダンやAMG Eクラスとはずいぶんちがった方向性の車になりそうです。
GSでは、先日発表された、新型セーフティパッケージ(Toyota Safety Sense Pのレクサス版)が導入されると思われますし、RCFでは見送られた、電動パーキングブレーキ&ブレーキホールドはもともと装備されています。ナビは12.3インチの大画面。パワーシートも16wayを採用。RCFではオミットされた助手席や後席の装備も充実していますし、装備面での不満はないでしょう。
ヘッドライトに関しても、「LEDアレイAHS」が導入されるでしょうし、ライバルに比べると劣っていた安全装備のアップデートやフェイスリフトとあわせ、一気に商品力が増すものと考えられます。
また、「GS200t」の国内商標登録も完了していますので、200tも同時に追加されると思われます。
FR用にリファインされ、NXとはエンジン出力など違いがあると思われますので、その内容にも注目したいですね。
GSFに関しては、RCFとの価格差がどうなるかも見ものです。
もともとのベース車両の価格差があまりありませんので、RCFとの価格差はそれほどつけられないと思います。
GSの機構から考えると可変アクティブリヤスポイラーはなし、車格からも、「カーボンパッケージ」の設定もないものと推測します。
足回りはRCFと違い、可変ダンパーが取り入れられそうな感じですが・・・
トルクベクタリング(TVD)の標準装備化、安全装備の標準化で価格差をつけるぐらいでしょうか?
びっくりするような新装備があれば面白そうなのですが・・・
NXに関してはすでに納期が来年7月〜9月(F SPORT)になっているとのことで、まったく生産が追い付いていない状況。当面は月販台数は月/2000台ペースが確保できそうですし、このまま推移すれば販売の過半数がNXとなる感じですね。いよいよ2015年は国内年間5万台がみえてきた感じです。
さて、レクサスカレンダー2年連続で大トリを飾る、LF-LCもそろそろ姿を見せてほしいものです・・・
2014年09月30日
LEXUS GS-F?
ランプ類前後バンパーなどは来年夏ごろといわれる、GSのマイナーチェンジで変更されるでしょうが、ここまでおおっぴらにテストしていることからGS-Fの発売はほぼ確定なのでしょうね。
RC-Fはエンジン型式は2UR-FSEとISFと同じですが、シリンダーブロック以外を新設計とのことですので、数の見込めないRC-Fだけのためにそこまで再設計するはずがなく、GS-Fにも流用される前提というところなのでしょう。
・・・ということはNAエンジンのRC-Fから大幅なスペックアップも見込めず・・・
まだまだ詳細スペックは不明ですが、4WDではないでしょうし、トランスミッションも8-SPDS継続使用、エンジンはRC-Fのチューンナップ、アイドリングストップ不採用、トルクベクタリング標準装備・・・と考えれば、RC-Fセダンっていう感じになるのではと思います。
新プリクラッシュセーフティシステムなどの安全装備などは新型プリウスに先駆けて先行採用される可能性も?
ベース車のGSがどうなるか、楽しみです。1月のデトロイト・ショーで公開でしょうか?