2023年10月21日
レクサス「RCF」特別仕様車 ”Enthusiast” “Emotional Touring”実車チェック!
2種の特別仕様車は、2023年10月5日(木)から10月18日(水)まで全国のレクサス店にて抽選申し込みを受付し、当選者にはお申込みいただいた販売店より10月20日(金)以降にご連絡の上、商談を開始いたします・・・とのことですので、〆切まであと数日となります。
▼トヨタグローバルニュースルーム
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/39835324.html
同じ高額車両でも、「LC特別仕様車”EDGE”」は、限定60台に対し、最終的には10倍以上の倍率となった模様ですが、今回の「RCF」特別仕様車(それぞれ25台限定)は、通好みの仕様ということもあり、それほどの高倍率にはならない模様です。
国内初展示にもかかわらずギャラリーも少なく、(売屋の標的とならず欲しい方に行き届きやすくなるのは良いことですが)ちょっと寂しさを感じました。
▼RCF 特別仕様車“Enthusiast”
後期RCFを見かけること自体が少ないのでカーボン製のボンネットを見ただけでも「特別仕様車」感がありますね。
(実際は、後期RCFは、”標準”グレード以外はカーボンボンネット&ルーフ)
ニュースリリースどおりですが、“Enthusiast”に関しては、エクステリアの差別化はありません。
とはいえ、カーボン製の固定リヤウイングやチタン製マフラーは、レクサス車らしくないインパクトがありますよね。
鍛造ホイール&セラミックブレーキも変わらず。
特別仕様車ならカラーリングを変更するなどあっても良かった気もしますが・・・(せめてキャリパを「ブルー」にするとか)
今回の特別仕様車のメインである「エンジンチューニング」(+リヤディファレンシャル)ですが、外観ではエンジンカバーの「F」ロゴで区別されます。
拡大すると・・・確かに通常モデルとは異なりますね!
カーボンボンネットは確かに軽いですし、見た目の美しさも素晴らしいですし、CFRPマニアにはたまりません(?)
インテリアの変更点はニュースリリース通り最小限で、パッと見た違いはパワーウィンドウスイッチパネルに設置されたプレートのみ。
久々に見ましたが、硬派なモデルとはいえ、パワーウィンドウスイッチに加飾ぐらいは欲しいところ。
もう1つの特別装備、「ドアカーテシイルミ」は日中は視認することが難しいですが、たしかに「F」ロゴに換装されていました。
フロントシートは、通常の”Performance package”と変わらず。
ブルーのアクセントは素敵ですね!(でもやっぱり「レッド」との選択性がいいなぁ・・・)
後席については、通常の”Performance package”と同じく、ブルーのアクセントはありません。
ここは残念かなぁ・・・
「IS」の2023年モデルのように密かに天井からのカップホルダーイルミが追加されていないかな・・・と密かに期待したのですが、変更ありませんでした。
「RCF」はレクサス随一、もっとも夜間のインテリアが暗い車種ですね。
そういえば、かなり現存する台数は少ないと思われる「F」ロゴ入りのスカッププレート。
レクサス「LC」のように、特別仕様車専用ロゴだったら良かったのに・・・と思いました。
さて、もう1台の特別仕様車、“Emotional Touring” 。
こちらはわざわざカーボンボンネットを「チタニウムカーバイドグレー」(ボディ同色)で塗装しています。
RCFには「チタニウムカーバイドグレー」が設定されていないことはあまり知られていないと思うので、特別仕様車感がないのがある意味「狙い」といえそうです。
このような感じで、ボンネットはグレーで塗装済、ボンネット内面はカーボン柄の組み合わせ。
リヤスポイラーは電動格納式でスマート。
ボンネットと異なり、リヤスポイラーはボディ同色で塗装されておらず、カーボンということがひと目でわかります。
さて、2種類の「特別仕様車」はどのような方がターゲットなのでしょうか。
カタログ上のスペックは全く変わりませんし、本当に「レクサス」および「RCF」が好きな方でサーキット用途の方はすでに”Performance package”を所有しているでしょうし、ノーマルの「RCF」からのステップアップの場合は、今回の特別仕様車のベースが“Emotional Touring” のため、快適装備が失われるというのがネックです。
ある意味プライスレスな、エンジンフィーリング等のチューニングと「希少性」は魅力ではありますが、どれほど応募者がいらっしゃるのか、見守りたいですね。あまり注目度が高くないようだと、「F」モデル人気がないものと見做されてしまわないか心配でもあります・・・
2023年03月26日
最終モデルか?新型レクサス「RCF」2023年モデル 実車チェック!
大きな年次改良を受けた「2023年モデル」の生産が開始されたようで、東京・日比谷の「LEXUS MEETS…」にて展示が開始されています。
展示車両は、RC Fの中でも、サーキット走行のスペックに特化した最上級の「Performance Package」
軽量化のため、シートヒーター/ベンチレーション機能が省かれているなど、ラグジュアリーなレクサス車の中では珍しいグレードです。
だいぶ久しぶりですが、動画を撮影してきました!
実車を見ることがだいぶ減りましたが、後期モデル発売からだいぶ経つだけあって見慣れてきましたね。
▼YouTube動画 「LEXUS RCF MY2023 ”Perfomance Package"」
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改めて見るとカーボンエクステリアが際立っていますね。
最近のレクサスは「F SPORT」、「F SPORT performance」が中心ですが、これぞ「F」モデルの特徴といえますね。
RCFは前期モデルの印象が強いですが、後期モデルの「ドアミラー」は第3世代レクサスと同意匠でとても似合いますよね。
今となっては希少なブルーの縁取りの「F」エンブレムも誇らしげに見えました。
エクステリアの変更はありません。相変わらずカーボンリヤウイングは大迫力!
「F」の織りが最高ですよね〜!
BBS製 鍛造軽量ホイールには、新型以降採用されているボルト締結が採用されているので、よりレーシーな外見に。
リヤ側。キャリパーにカーボンセラミックの文字はそそりますね・・・
インテリアは、ダッシュボードが「IS」と共通化されたのですが、タッチディスプレイ化されたことによる利便性もアップしています。
エアコンレジスターについては賛否あるところでしょう。
インテリア全景。
ブルーアクセントのモデルは市場にほとんど出回っていないと思うので目新しいですが、個人的にはもう少しブルーの面積がほしいところです。
PP前期の赤色が「煩い」というクレームが多かったのでしょうか・・・?
フロントシート。
特に意匠に変更は見られませんが、シートベルトのブルーとシートのアクセントブルーの色合いが異なるのは気になったところです。
エントランスの「F」ロゴがかっこいいですね!前期モデルにお乗りの方はこの部分だけ換装しても変わった感がありそうです。
フロアマットは変更なし。残念ながらRCF2023年モデルでも、足下照明は「電球」のままです。
(よって、走行中は消灯)ここはなんかならないんですかね・・・
ドアトリムは(期待していませんでしたが)やはり、アンビエントライトの復活はなし。
アンビエントライトの積極採用が進む今だからこそ復活しても良いとおもうんですけどねぇ・・・
ブルーカーボンはとても素敵ですが、「レッド」との選択性だとさらに良かったような。
嬉しいのは、インテリアの「ルーフ」、「バイザー」、「ピラー」などの素材に変更がなかったことです。
近年は、上級モデル以外の上記素材が、目の荒いファブリックにダウングレードされているのですが、RCF2023年モデルは引き続き、手触りのよい素材(ベレーザ)を継続使用していました。
インテリアは「IS」と共通化されましたが、助手席前のインテリパネルは健在!これはより上質なクーペということで、残したのは英断かと思います。
オーディオパネル周りは、「マークレビンソン」オーディオを装着ということもあり質感高くなっています。
レクサスのオーディオも全部この仕様で良いと思うんですよね・・・(高品質なヘアラインと、ホワイトアルミのノブ)
マークレビンソンを装着すると、スピーカーリングも加飾がはいります。これも変更ありませんでした。
アクセントブルーは抑えめのブルーですが、メーターフードはなかなかの存在感です!
スピードメーター周りも特に変化はないようです。
デビューから8年半経過しましたが、「アナログ」と「デジタル」が融合したこういう仕様が一番レクサスらしいと思っています。
メーターリングの質感も他のモデルより上質。
今後、左側のインフォメーションディスプレイの面積と解像度の拡大をするだけでも十分と感じます。
レクサス「RC F」は発売からすでに8年半が経過、今回先進予防安全装備”Lexus Safety System+”がver2.5にアップデートし、待望の電動パーキングブレーキ/ブレーキホールドを装着したことにより、日常使いでも不満のないスペックにアップデートされましたので、このまま数年は販売が継続され、いったんモデル収束するものと考えられます。
今回、Dレンジでの制御も改善されたということですから、まさに「F」モデルの完成と言えそうですね。
2020年09月20日
レクサスRC/RCF 2021年モデル!RCはISと差別化が鮮明に?
なお、RC特別仕様車”Emotional Ash"についての発表はもう少し先の予定です(発注可能)
なお、RC(RC350/RC300h/RC300)に関し、価格、装備等は公式webサイトやニュースリリースの通りです。(一律+9万円の価格アップ)
当方ブログでも過去に取り上げているのでご参照いただければと思います。
■LEXUS RC特別仕様車 ”Emotional Ash" 見積もり例(RC300h/RC350)(2020/8/11)
http://www.namaxchang.com/article/476785816.html
■LEXUS RC 2021年モデルでついにあの装備が!特別仕様車も登場!(2020/7/26)
http://www.namaxchang.com/article/476521244.html
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今回は、「RC」に関し、新型ISとの差別化された点をチェックしてみたいと思います。
内装に関してはRCのセンターコンソール部分をそっくり「IS」に移植する形となり、かなり似ていますが、細かな部分の違いはあります。
■ボディカラー
外装カラーに関しては、以下のカラーが「RC」にのみ設定されます。
「ブラック<212>」の採用車はかなり少なくなりましたね。とても高品質でリセールも高いですが、お手入れが大変です。
・ブラック
・ネープルスイエローコントラストレイヤリング
■内装カラー
内装カラーに関しては以下のカラーはRC専用カラーとなっています
・「クローブ」
・「ブラック×アクセントマスタードイエロー」
■レクサスダイナミックハンドリングシステム[LDH]
ハイパワーなFR車にのみ装備される後輪操舵機能の「LDH」ですが新型IS350では廃止されたのでRC350の特徴が際立ちます。
高速道路走行時の操安性や低速時での小回りの利きやすさなど体感できるツールではありますが、常に付きまとう「違和感」になれないとの声も一部に。
RC350の最小回転半径はなんと「5.0m!」
RC350ならではのスペシャルな装備の1つとも言えます。
■ギヤ比可変ステアリング[VGRS]
車速と舵角に応じてステアリングのギア比を無段階に変化させる機構。一般的に低速時には切れ角を大きく、高速時には小さくしているもので、レクサスではLDHとともに装備されるのが一般的。
■専用ブレーキ
RC”F SPORT”では、フロントディスクブレーキのサイズが「356mm」、リヤ「323mm」と大型のディスクを採用。
(新型IS」では全グレード一律フロント「334mm」、リヤ「297mm」)
■加飾付きパワーウィンドウスイッチ
クロームめっきの飾りがあるのがRC。ESも2021年モデルから追加されています。
細かいながらもこれの有無で質感は結構変わります。新型ISはなぜか加飾なしの模様。
■助手席前 インテリアパネル
RCでは、新型ISで廃止される助手席前のインテリアパネルが継続採用されています。
特に「名栗調本アルミパネル」は質感も高く、インテリアの品質向上に寄与するのでキラリと光る専用装備です。
■F SPORT専用 ウィンドウモール
RCでは、ウィンドウモールがブラックステンレスとなっていてスポーティさを際立たせています。
■フレームレスミラー
RCではフレームレスに見えるスタイリッシュなインナーミラーになっています。
■ムーンルーフ(アウタースライド式)
RCのムーンルーフ[MOP]は、室内空間を稼ぐためか、外に飛び出るアウタースライド式となっていますが、新型ISではインナースライド式としています。
ムーンルーフ開閉時の見栄えが結構違うので要チェック!
■傾斜センサー
RCでは上位車種に先行採用された「傾斜センサー」が追加され、セキュリティシステムが強化されました。
反面、以下の部分は新型ISではアップデートされていますが、「RC」2021年モデルではアップデートまたは装備されていませんので注意が必要です。
果たして以下の装備は今後、RCでアップデートされていくのかどうかにも関心がありますね(さすがにもう一度マイナーチェンジはない?)
■Lexus Safety System+
「プリクラッシュセーフティシステム」のうち以下の機能
・交差点右左折支援
・低速時加速抑制
・緊急時操舵支援
■レーントレーシングアシスト[LTA]
■ロードサインアシスト[RSA]
■先行者発進告知機能[TMN]
■ドライバー異常時停車支援システム(LTA連動型)
■パーキングサポートブレーキ[PKSB](静止物)
■パノラミックビューモニター(MOP)
■ナビゲーションモニターの「タッチ機能」
■ナノイーX
■ホイールのハブボルト締結構造
2020年08月20日
LEXUS RC特別仕様車 ”Emotional Ash" 見積もり例(RC300h/RC350)
ちなみに、ISの現行モデルは既にオーダーストップなのですが、公式サイトにはその旨が表示されるようになったのですね!
正式発表は11月5日の予定ですのでまだ3ヶ月、結構長いですよね。
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さて、ISと兄弟車ともいえる「RC」に関しても大きな年次改良が実施されるのはレポート済ですが、正式発表は1ヶ月ほど先となります。
RCに関しても既にオーダーストップ済ですので、2021年モデルの発注が可能となっています。
年内納車を予定される方はお盆明けにでもすぐ発注するのが良いでしょう。
予定価格は以下のとおりで、現行モデル(2020年モデル)に比べ、一律「9万円」のアップとなっていますが、既報のとおり「ブラインドスポットモニター+リヤクロストラフィックアラート[RCTA)、クリアランスソナー&バックソナーが標準装備となっていますので、価格アップは妥当です。
実質無償で「電動パーキングブレーキ&ブレーキホールド」、「全車速追従型レーダークルーズコントロール」が装備されることとなるので、商品力が向上するのは間違いありません。
【RC 2021年モデル予定価格一覧】
さて、今回は、RC特別仕様車 ”Emotional Ash" 見積もり例です
RCではハイブリッドモデルの「RC300h」にも「特別仕様車」の設定があるのが嬉しいところ。
仕様予想については、以下にまとめています(公式情報ではありませんが)
LEXUS RC 特別仕様車 ”Emotional Ash" 仕様予想!
http://www.namaxchang.com/article/476553215.html
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■IS300h ”Emotional Ash” 見積もり例
ベースモデルの「F SPORT」から17万円高となっています。
特別仕様車は、「フル3眼LEDヘッドランプ(77,000円)」が標準装備されているので、以下の専用装備がセットになり、「約10万円」と考えればお得感はあると思います。「銀墨」
・銀墨本杢パネル
・銀墨本杢ステアリング
・19インチ F SPORT専用ブラックスパッタリングホイール
・フロントグリル ブラック塗装
・マフラー ブラックメッキ仕上げ
・専用スピードメーターオープニング表示
・F SPORTロゴ スカッフプレート
・インテリア 各部シルバーステッチ
・ドアミラー グラファイトブラック塗装
なお、現行「RC300h」では「55,000円」だったオレンジ塗装キャリパーが「66,000円」に値上げされていますが、それ以外の変更はありません。
IS特別仕様車と違い、「BBS鍛造ホイール」はありませんが、価格の上昇幅が「17万円」ですので、F SPORTを検討されていらっしゃる方でボディカラー、内装カラーが好みに合う方はまず特別仕様車を検討されると良いでしょう。
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■IS350 ”Emotional Ash” 見積もり例
RC350もベースモデルのF SPORTから「17万円高」の設定です。
価格はかなり高くなり「747.7万円」と、ISやESを大きく上回る価格になっています。
新型ISでは後輪操舵の「レクサスダイナミックハンドリングシステム[LDH])が廃止されると思われますので、LDHやVGRSといった上級者向け装備や、ISよりも大型のフロント/リヤブレーキローターなど走りに関するアイテムを備えていることが「RC」の特徴とも言えます。
なお、RC系についてはIS系と違い、F SPORTにおける「本革シートセットオプション」が存在しません。
ISでは本革シートセットを注文しないと、以下の装備が付きませんがRCについては以下の快適装備があらかじめついています。
・パワーイージーアクセスシステム (運転席オートスライドアウェイ&リターンメモリー機能)
・運転席ポジションメモリー
・運転席・助手席ベンチレーション機能
・ドアミラー メモリー機能
なお、契約のときに販売員から説明があると思いますが、「RC」に関しては以下の装備のアップデートはない見込みですのでこの点は注意が必要ですね。
(サプライズでアップデートがあればいいのですが・・・)
■”Lexus Safety System+2.5”相当の以下の機能
・PCS 歩行者「夜」、自転車「昼」検知機能
・PCS 交差点右左折支援
・緊急時操舵支援
・レーントレーシングアシスト[LTA]
・ロードサインアシスト[RSA]
・ドライバー異常時停車支援システム(LTA連動型)
・パーキングサポートブレーキ[PKSB](静止物、後方近接車両)
2020年08月03日
レクサス「RC F」 事実上の完成形?2021年モデルはこうなる?
今回はRCF「2021年モデル」の仕様についての予想です。
RCF は「2014年10月」に発売。スタイリッシュなデザインに加え、街乗りとサーキット走行も両立した仕様でレクサスのイメージを変えた1台といえます。後席も一応座れますし、トランク容量も十分。クーペモデルはセダンよりもゆとりがありますし、先進装備や安全装備の面では不満が残る面もありましたが、日常使いもバッチリなオールマイティに活躍できるクルマでしたね。
その後、RCFはデビューから5年目の「2019年5月」にマイナーチェンジを実施。
レクサス車は年々装備の増強により重量がかさむ一方でしたが、マイナーチェンジ後のRCFはボディの軽量化を図るなど運動性能の強化に務めました。
特に快適装備を削りスパルタンな仕様としたRCF "Performance Package"は話題を呼び、レクサスラインナップの中では独自路線を歩むモデルといえます。
さて、マイナーチェンジから約1年少々経過するレクサスRCFは「9月17日前後」に年次改良を実施すると思われますので、その仕様を予想(妄想)してみたいと思います。
■ボディカラーの変更
ボディカラーでは、新型レクサスISで採用予定の「ソニッククロム」が採用されると予想されます。
なお、これと引き換えに、類似カラーの「ソニックチタニウム」(1J7)は廃止となると予想されます。
よって以下の通りのボディカラーとなると思われます。
・ホワイトノーヴァガラスフレーク<083>
・ソニッククロム<1L1>
・グラファイトブラックガラスフレーク<223>
・ラディアントレッドコントラストレイヤリング<3T5>
・ネープルスイエローコントラストレイヤリング<5C1>
・ヒートブルーコントラストレイヤリング<8X1>
■マルチメディア機能の強化
RCはすでに2020年モデルで装備していましたが、「Apple CarPlay / Android Auto」などがRCFでも利用可能となるでしょう。しかし、実際どれほど活用されているんでしょうかね?
■安全装備強化(クリアランスソナー)
RCFではもともとブラインドスポットモニター[BSM]は標準装備でしたが、駐車時に活躍する「クリランスソナー」も標準装備化されるでしょう。
ただし、レクサス第3世代モデル等で積極採用されている「パーキングサポートブレーキ[PKSB]」ではありませんので、ブレーキ制御や、踏み間違え時のエンジン出力抑制機能はありません。
■セキュリティシステムの強化
LCに続き、RCFでも「傾斜センサー」が搭載され、セキュリティシステムが強化されるでしょう。
■法規対応(ライトスイッチ、後席シートベルトリマインダー)
他のモデルと同様、ライトスイッチがOFFとならない仕様に変更。後席のシートベルトリマインダーも標準化されるでしょう。
■価格の変更
価格については、「Apple CarPlay / Android Auto」の追加や、「クリアランスソナー」の標準化により、価格アップが見込まれますが、各グレードとも約「2万円」程度のアップにとどまるものと思われ、最小限の価格上昇にとどめているようです。
・・・と概ねこれぐらいの改良にとどまると思われます。
・・・ん???あれは??
・・・ということで、「RCF」に関しては、「電動パーキングブレーキ&ブレーキホールド」の採用は行われない模様です。一方、「RC」(RC350/RC300h/RC300)に関しては、2021年モデルから電動化が行われる模様ですから、この点はベースモデルの「RC」と「RCF」で違いが出てくる点となりますね。
理由としてはコスト面というよりも、電動化による変更により重量配分などが変更になるからと推測します。
足踏み式と電動式で大掛かりなパーツの変更や重量の変更などもありますから、再度車両全体のチューニングをし直す必要があるでしょう。
この点は賛否両論あるかと思いますが、ベース車両が電動化するにもかかわらずハイパフォーマンスモデルの「RCF」はあえて変更しない、という「意思」と感じることもできますね。
個人的には、RCFのベースグレードは「電動化」、カーボンパッケージと、パフォーマンスパッケージは「足踏み式」・・・など明確に分けていたらよりその意思が明確になると感じます。
今後の「RCF」の改良内容は未定ですが、コロナ禍の中での車両環境の変化や、2021年モデルの方向性を予想する限り、これが事実上の完成形となる可能性もありますね。
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【YouTube】レクサスRCF 2020年MCモデル見てきました(日比谷 LEXUS MEETS…)
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【YouTube】LEXUS RCF "Performance Package" 内外装チェック
2019年06月16日
M.I.B版 LEXUS RCF(2020年モデル)チェックしてきました!
2019年6月14日から公開がスタートした、メン・イン・ブラック インターナショナルで主人公達が使用するクルマとしてレクサス RCF(2020年モデル)が活躍することは既報通りですが、そのイメージカーが東京・日比谷の「LEXUS MTEETS…」に展示されています。
https://lexus.jp/models/rcf/special/mib/
早速M.I.B版のRCF実車をチェックしてきました!(動画)
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【Youtube動画】
M.I.B版 LEXUS RCF(2020年モデル)チェック!
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LEXUS MEETS…が入居する「東京ミッドタウン日比谷」にはドルビーアトモス対応のシアターやIMAXシアターなど、鑑賞にふさわしいシアターがありますので、その後に訪問されるのも良いかと思います。
(しかし、すごい上映本数ですね・・・!)
RCFのモデル途中から導入されたBBS製標準鍛造ホイール、実物を初めて見ました!
(殆どがMOPのスパイラルタイプのホイールなんですよね・・・)
画像やカタログでは気づきませんでしたが、実物は結構カッコいいです。ダーク系ボディに似合いますね。
(そしてやはり2020年モデルのキャリパーカラーは素敵です)
その他、映画のイメージにあわせその他の展示車は「ブラック系」で統一されています。
UXはグラファイトブラックを展示。このカラーは結構珍しいと思います。(初めてみたかも?)
LX570も先月のホワイトに続きブラックを展示。相変わらずの迫力です!
大ヒットしたブラックパンサーでの「LC」に続く大物映画での採用、レクサスのスポーティイメージが高まるきっかけになるでしょうか?
2019年05月25日
LEXUS RCF ”Performance Package” プチ試乗!
RCFパフォーマンスパッケージの納期はすでに実質的に来年(2020年)となっています。
https://lexus.jp/news/rcf_info/
生産数が少ないせいもあると思いますが、その価格も含めなかなかのハードルですが、現在のレクサスではスポーツ性能に特化した数少ないモデルとして存在感が感じられます。
RC F”Performance Package"は全国的に配備数が少なく、当方調べの全国のLEXUS 新型RC F配備状況は以下の通り。(HPで調査)
レクサス人気車種は増税後納車が一般的に&RCF配備状況(2019/5/21時点)
http://www.namaxchang.com/article/465753584.html
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まずはざっと内外装をチェックしてみました!
▼LEXUS RCF PerformancePackage 内外装チェック
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さて、RCFの第一印象ですが、グラファイトブラックのボディカラーということもあり、フロント部分についてはノーマル仕様とはそれほどの違いを感じません。
しかし、リヤ部分の違いは一目瞭然!
とはいえ大型のGTウイングやカーボンリヤディフューザーは下品な感じもなく、レクサスらしくうまくまとまっていると感じました。
インテリアは黒と赤(フレアレッド)基調ですが、カーペットがレッドなので眩しい(笑)
これは特別感ありますね〜!!フロアマットも赤色にするとスゴイことになりそうです。
そして特別装備のレッドカーボンはクオリティ高いですね。これは・・・いい!
さて、エンジン始動音ですが、LC500の爆音になれるとちょっと物足りなさはありますが、やはりV8エンジンの鳴動はいいですね。
アイドリングストップ機構はありませんが、前期RCFと同様、停止時はエンジン回転数が500〜600rpmまで落ちるので、振動もほとんどなく燃費にも寄与しますので、V8エンジンの場合はいちいちエンジンが停止し、再始動するよりこちらのほうが良いように思います。
なお、LC500にお乗りの方が試乗される際は、Dレンジ語に足踏み式パーキングブレーキを解除するのをお忘れなく・・・
約1時間ほどのぷち試乗でしたが、足回りの減衰力可変機能(AVS)がついていない前期RCFに比べると、「ノーマル」・「スポーツS」モードにおいて、不快感や極端に足回りが硬い印象はありませんし、ちゃんとサスペンションが路面に追従して動いている間隔があるので好印象。しかし、「スポーツS」+」だと、細かな凹凸を拾うだけでボディがゆさゆさ揺れますので、街乗りでは「ノーマル」モードがおすすめですね。
なお、ブレーキホールド機能がないので都内の一般道の交通量が多い場所での渋滞ではちょっと疲れるかなぁ・・・しょうがないですけど。
走行フィーリングですが、前期RCFで不満に感じていた初期加速のもっさり感やトルク感の乏しさは払拭されており、といってもちょっとアクセルを踏んだだけで飛び出すのではなく、ちょうどよい塩梅になっていると思いました。
ロードノイズがひどいですが・・・ほんの一瞬の簡単な走行動画です。
▼LEXUS RCF "Performance Package"加速&シフトダウン
なお、チタンマフラーですが、街なかではあまり違いはわからず、高速道路でないと体感は難しそうです。
ダウンシフトブリッピングの際の音質は良くなっているように思いましたが、
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シートに関しては、座り心地は雰囲気も通常のRCFと同じですが、メイン部分がほとんどアルカンターラなので、お尻が滑りづらいです。
なお、既報のとおりシートヒーター、シートベンチレーション機能が軽量化で省かれていますが、これからの季節ではちょっと気になるかもしれませんね。
ステアリングの電動テレスコ&チルト機能がないのもやむを得ませんが、いろんな人が乗る試乗車においては調整が少々不便ですね。もっとも、この車を購入する方はセカンドカー、サードカーを所有されると思うので、問題ないのだとは思います。
なお、リヤシートに荷物を置くことも考慮してか、パワーシートは省略されていません。
パワーシートを省略してしまうと、後席に荷物をおいた際のアクセスが大変なので、快適性も確保するレクサス車では正解なのでしょう。
なお、リヤシート中央のトレイは通常のRCと同じような簡易な形状のものに置き換わっていますが、後席自体はレッドのアルカンターラ部分が多いので見た目が鮮やかで新鮮でした。
さて、RCF”Performance Package"で不満に思ったのはトランスミッション。
通常のATモード(Dモード)の変速(主にシフトダウン)は相変わらず遅く、LC500のようなクイックにポンポンと連続でシフトダウンが決まりません。
もちろん、「M」モードですとガツン!と変速ショックを伴い素早い変速が行われますが、Dモードですと、前期RCFとかわらず、ワンテンポ遅れてシフトダウンする印象です。当方はほとんどDモードで運転するイージースタイルなので、LC500の10速ATの方が好みです。
一方、とても良かったのが。、採用の「カーボンセラミックブレーキ」!
踏んだだけ制動力が発生するイメージで、いわゆるカックンブレーキになりにくく、イメージ通りの場所で車を停止させることができます。
強く踏んだ際は強力にストップしますし、超低速でゆるーくブレーキを踏んでいてもしっかりと速度の調整ができます。
しかも当方が試乗した範囲では、いっさい鳴くことがなく、低速度でブレーキを軽く踏みながら、従来のRCFやLCではブレーキノイズが発生するようなシチュエーションでも快適に速度をコントールすることができてとても好印象でした。
ブレーキローター周りをみると、「made in Germany」そして、ブレンボの刻印が!
今までのレクサスでは製造元のネーミングは極力見えないようにしていましたが、あえて見せるようにしたのか?
もう一つのスペシャルんウェポン、「BBS製 軽量鍛造ホイール」はマットブラックの質感も高く、またリム部分は綺麗にシルバーで切削加工されているので綺麗に保つのは至難の技かもしれません・・・
なお、”Performance Package”においても、リヤのフェンダーアーチモールの形状は変更されていますね。
なお、見た目のインパクトが大きいCFRP製のGTウイングですが、これが意外に運転中はほとんど気になりません。
後方視界もバッチリですし、標準でブラインドスポットモニター(BSM)がついているので安心できますね。
しかし、このCFRP製の大型GTウイングの仕上がりは相当いいです。画像やイメージCGでは伝わらないクオリティでした。
レクサスのスポーツ路線はいったんこのRCFで収束し、GRスープラを始めとする「GR/GRMN」に移行しそうな雰囲気はありますが、レクサスのスポーツイメージを強力にPRするRCF”Performance Package"が市場にどのように受け入れられるか楽しみですね。そして、数年後に発売が噂される「LC F」につながっていけば・・・
2019年05月20日
LEXUS RCF マイナーチェンジ実車でチェック!(静止画編)
レクサス「RC F」の「標準」版をチェックしてきました!(レクサスインターナショナルギャラリー青山)
外装:ホワイトノーヴァガラスフレーク、内装:ブラックの人気組み合わせです。
今回は主要部分を静止画でレポートさせていただきます。
■動画編
http://www.namaxchang.com/article/465721288.html
■RCF配備状況
http://www.namaxchang.com/article/465753584.html
最近のレクサスのスポーツグレードでは半数程度の方が「ホワイト」を選ぶ傾向にあるようなので、新型RCFでもホワイトが一番人気と思われます。改良された各パーツの造形の変化を見るときも、ホワイト系はわかりやすいですね。
フロントスポイラーの造形は前期RCFと大きく変わっており、空力を意識した形状になっているようで、後付のリップスポイラーは不要と思える形状に。
バンパー下部のダクトは三角形から四角形に。
引き続きしっかりダークメタリック塗装されているの質感は確保されています。
あえて言うなら、コーナリングLEDランプをインストールして欲しかった・・・。RC/RCF系はヘッドライトのライトのAFS機能またはコーナリングランプがないので、電灯のない峠道などのコーナリングでの視界確保に多少難があるんですよね。(ブラインドコーナーの先が照らせないので少し見づらい)
フェンダー部分は変更ありませんが、ブレーキキャリパーのオレンジ塗装が高輝度になったのでだいぶ印象が違いますね。この新カラーは流行りそう!
リアサイド部分は、特にリヤ部分において大きくデザインが変更されていて、空力対策がされているのでしょう。
LCは中央部分が凹んでいて乗降に配慮していましたが、RCFはまっすぐストレート形状。
前期モデルから変更されたのが、リヤフェンダーのアーチモール。
フェンダーの上に重ねて取り付けてあるタイプではなく、欧州車などでもよく見られる、樹脂パーツのでっぱりに変わりました。
これは賛否分かれそうですが、こちらのほうが自然とも言えます。
ノーマル仕様の4本出しマフラー。
「チタンマフラー」に比べるとやっぱり物足りなさがあるが、単体でみると十分スポーティですよね。
リヤディフューザーの中央部分がボディ同色化されているのは社外品っぽくていいですね。
ようやく見慣れてきた感があるリヤビュー。
追加されたリヤバンパー下部の縦長のエアアウトレットもスポーティさを強調していますね。
アクティブリヤウィングの形状や構造は前期モデルと変化なさそうです。
さて、展示車のインテリアは「ブラック」仕様ですが、先にMCしたRCと同様、前期モデルとの差異は少なく、オーナーでないと何処が変わったか見つけるのは困難かも。
インテリアパネルは「F」モデル伝統の通称シルバーカーボン、「シルバースターリングファイバー」を継続採用。
ISFのときは、途中からダーク化しましたが(ダークシルバースターリングファイバー)、RCFでは特に変更はされず、継続採用
ドアトリムの本アルミは久々に見ましたが、質感いいですよね。
ドアトリム自体はまったく変更なし。
(初期モデルからは、ドアカーテシがLED化されているのみ)
インナーの素材にCFRP素材を使っていれば感激だったのですが、次のフルモデルチェンジでは期待したいですね。
センターコンソールパネルは、ドリンクホルダーの形状が変わったのみで、パネル自体の質感は変わらず、ここは残念なところ。
社外品でもセンターコンソールパネルのカーボン加工があるので、ぜひ純正品でも採用して欲しかった。
センターアームレスト内部も変更なし。
照明がないのは変わらずで、残念なところ。要望は結構あったはずですが・・・夜間は真っ暗なんですよね。
ESやRXなどある程度のクラスにならないと照明がつかないというのは果たしてどうなんでしょうか?
「ワンタッチウォークインシート」の機構も特に変更がないようです。
シート移動速度の遅さも改善されず、助手席のポジションメモリスイッチも追加されず、レバーの剛性感不足も樹脂素材から変わらないなど、オーナーから寄せられていた改善要望は対応されていないようです。このあたりを改良してこそのレクサス、と私は思うのですが。
(ちなみにメルセデスのクーペモデルのシート移動速度はかなり速いので気にならない)
リヤセンター部分のカップホルダーは改めて見ると結構がっしりしているので、”PerformancePackage"で軽量化のため外されたのは納得です。
どちらかというと「RC」にこれを装着して「RCF」では非装着の方が良いのではと思いますが。
今回の注目オプション、「LEXUS Gazoo Racing Recorder」が取付されていました。
綺麗にグローブボックスの上部にインストールされていました。
開口部にネジが丸見えなのはいまいちですよね。こういったところは配慮してほしいところ。
ちなみに、新型スープラで設定されているものとは同機能と思われます。トヨタ版は「85,000円+税」です
https://toyotagazooracing.com/jp/gr/grparts/recorder/
LEXUS RCFで設定されているものは「110,000円+税」となんと25,000円もの差があります!
おそらく機能は同じものと思うのですが、この価格差は一体?(配線の長さや過プレーの形状などは違うのかもしれませんが)
中央のエアコンパネルはMCで意匠変更され、アナログクロックはGPS対応となり、LCと同意匠に変更。
MC前は、「RCF専用」アナログクロックで微妙に差別化されていたのですが・・・(夜間に文字盤にうっすら「F」のロゴがでるようなアナログクロックに改良されていれば嬉しかったのですが)
なお、初期モデルと異なり、パワーイージーアクセスシステム機能が2017年に追加されてから、シート移動量調節ができるようになっています。
サンバイザー周りも変更なし。
なお、輸入車やES、UX、N等Xと比べてもサンバーザー、ピラー、ルーフ等の内装素材や肌触りの良さは嬉しいところ。
配送やナンバー登録の関係で今週末に試乗車が間に合わなかった店舗もあるようですが、「F」デビューフェアは2019年5月28日まで開催中のようなので気になる方は要チェックですね!
なお、東京エリアの方は、「F SPORTフェア」も実施しており、「F」今治タオルのプレゼントなどもありようですよ。
▼レクサス東京 F SPORT フェア
https://lexustokyo.jp/file/special/99101/4724/offer201904fsport/?utm_source=ga0064&utm_medium=mjp&utm_campaign=lbn_all&utm_term=lbm_ip&utm_content=ra_10000107_190424_2019&_ga=2.25424573.1437609379.1557931157-2046333933.1443619072
この車はやはり走らせてみないと真価はわかりませんのでぜひ試乗してみたいですね。
2019年05月16日
LEXUS RCF マイナーチェンジ実車でチェック!(動画編)
ほとんど人がいなかったので(寂しい…)ざっと簡易動画撮影してみました。
【youtube】レクサスRCF 2020年MCモデル見てきました(日比谷 LEXUS MEETS)
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以下、私的トピックスです。
展示されているのは、RCFではあまり見かけない、ソニックチタニウムの「カーボンエクステリアパッケージ」。
カーボンボンネットも違和感なく、非常にマッチしていますね!
賛否両論分かれた新ヘッドライトもRCFの大型ダクトと組み合わせるとマッチしていると思いますが、エクステリア全般ではやはり前期派・後期派で意見が分かれそうです。ただ、実車はなかなかいい感じでしたよ。
今回、静止画やカタログではわからなかったのが、ブレンボ製「ブレーキキャリパー」の色味変更です。
なんと、ソリッドのオレンジから、蛍光パールっぽいオレンジに変更されていて、とてもかっこよく仕上がっています!(こ、これはいいぞ!)
近くで見るとラメっぽい粒子が見えるのがわかるでしょうか?」
リヤビューにおいては、新形状のリヤディフューザーと、オプションのチタンマフラーが新鮮!
ここは前期モデルとは大きく変わりましたので、目新しさがありますね。
高価なオプションですが、チタンマフラーはぜひ装着したいです。
実際のサウンドはどれぐらい変化があるのか楽しみですね。
室内は、色の配置が変更された、「ブラック&フレアレッド」。
パッと見た目は先行MCしたRCとの大きな差はありませんが、ところどころに使用されたアルカンターラが実用性(すべりにくさ)と手触りの良さを両立しています。
リヤシートもセミアニリン本革を使用しているので、とても上質で柔らかいのはレクサスらしくいいですね。
しっかりリヤのカップホルダー(使用しないときは蓋をすることが可能)も備えています。ただし、残念ながら、「ワンタッチウォークインシートの使い勝手」や「システムシートの移動スピード」など前期ユーザーから要望の多かった、換装にコストがかかる点は特に進化がありませんでした。
ただし、初期から比べるとパワーイージーアクセスシステム機能が付加されているので乗降性はかなり良くなりました。LCにおいてもこれは装備してほしいものです。(どうせリヤには荷物しか載せないのですから・・・)
ドアトリム周りもアンビエントイルミネーションが廃止された以外、大きな変更はありません。
カタログ通り、先般マイナーチェンジしたRCでは採用されたパワーウィンドウスイッチのメッキ加飾はRCFでは不採用。
ドアハンドルも金属調塗装は施されていない樹脂感あるドアハンドルを継続使用していますし、NXやGSなどと比べてしまうと寂しさがあります。
このあたりはある程度統一してほしいものですが・・・
トランクは前期モデルから変わらず、クーペとしては実用的な広さを誇ります。開口部が広いのは実用的。
ワンタッチで一気に全するフルオープン式トランクリッドを採用しているのは便利です。
トランクルームランプは引き続き「電球」を使用していますが、RCFより廉価な「ES」・「UX」でもLED方式を採用している中、手が入らないのは残念です。むしろ電源の金属部分が減るだけLEDの方が数グラム軽量だと思うのですが。
やはり、カタログで見たとおり、改良ポイントを絞ったマイナーチェンジといえます。
が、前期モデルで感じた使い勝手の面や細部の質感の面での改良もして欲しかった、というのが当方の実車を見ての第一印象です。
2019年05月14日
RCF 発売5年目のマイナーチェンジ!(概要編)
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/28057029.html?padid=ag478_from_kv
今回のRCFの改良内容は、私も元オーナーとして非常に興味深い改良となっています。
すでに過去記事で改良内容については予想・言及等させていただいておりましたが、今回の改良は非常に「素晴らしい!」点と「残念!」な点がはっきりと混在するレクサスとしては珍しい改良内容になっています。
RCFの販売数は2019年5月現在、非常に低迷しており、コスト面の制約の中でやるべきところはやったように思います。(実車チェック・試乗前ではありますが・・・)
以下、カタログで気づいたファーストインプレッションです。
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■車両重量
【ポイント】車両重量が▲20kg減!
重くなる一方だったレクサス車にあって初めて車両重量の低減が果たされました。
足回りや剛性強化パーツのアルミ化など、見えない部分でのパーツ置換を行うなど積み重ねで数値に表れているのは良いですね。
後述のとおり一部インテリアで割り切りの部分が見られますが、このためであれば仕方ないところ。
ベースモデル 1790kg → 1770kg
カーボンex 1780kg → 1760kg
https://lexus.jp/models/rcf/
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■パワー
【ポイント】最高出力、トルクともに微増!
レクサス車のマイナーチェンジでは珍しいエンジンチューニングが実施されて微増しています。
また、最終減速比が変更されています。
細かいところでは、セカンダリ吸気ダクトの始動回転数を下げているのは街乗り派としては嬉しいところ。(従来は3600rpmあたりまで踏まないとセカンダリ吸気ダクトが開かなかったが、これが3000rpm前後あたりまで下げられていると思われます)
出力 477ps → 481ps
トルク 54.0→ 54.6kgm・f
最終減速比 2.937 → 3.133
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■燃費
【ポイント】燃費が向上!
なんと、JC08モード燃費が向上!
RCFオーナーの方は、高速道路での巡航時の燃費の良さや、郊外のバイパス路での巡航走行時の好燃費を実感されていたと思いますが、WLTCモード燃費の公表により、それが現実のものであることを知ることができました。
アイドリングストップ機構はついていませんが、停車時はエンジン回転数が500-600rpmに低減する仕組みなので、その点は配慮されています。
JC08モード燃費 8.2km/L → 8.5km/L
WLTC市街地モード 5.3km/L
WLTC郊外モード 9.0km/L
WLTC高速道路モード 11.0km/L
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■鍛造ホイール
【ポイント】純正としては軽量なホイールを準備!
RCFのホイールは4種類ありますが、すべて「BBS社」製の鍛造ホイール。今回、新たにマットブラックでフロント/ 11.2kg、リヤ/ 11.5kgという純正品としては軽量なホイールを準備(”PerformancePackage”に標準、その他はディーラーオプション)
もっとも、社外品の19インチですと8kg前後のものもありますが、レクサス純正ということで耐久性もしっかり考えられているものと思います。
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■セラミックブレーキ、大型リヤスポイラーなどの特殊装備
【ポイント】量産カタログ車初装備!
RCFは、4人乗りで快適装備を増強したGSFや、ラグジュアリークーペLC500の登場により、ここ数年は「RCFらしさ」が希薄の状態になっており、これが販売低迷の一因であったものと思われますが、他のモデルにはない特殊装備を”Performance Package"で採用したことはやはり大きなポイントと思います。
初期メンテナンスが難しく、交換の際に高価なセラミックブレーキや、無骨な大型CFRP製リヤウィングを純正採用したことはRCFのポジションを明確にした点で評価したいです。
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/28057029.html?padid=ag478_from_kv
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■官能性能強化
【ポイント】チタンマフラーの採用
標準装備としては珍しいチタンマフラーとリヤディフューザーのCFRP化により重量を更に10kg低減させるほか、エキゾーストノートの改善を図るなど、従来のレクサスが苦手(控えめ)としていた部分をマイナーチェンジで改良してきたのはトピックスと言えます。
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■ローンチコントロール機能
【ポイント】全車標準装備!
静止時からのフル加速で効果を発揮するローンチコントロール機能は輸入車でお馴染みですが、RCFでは全車標準装備されています。
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■セーフティ機能
【ポイント】変更なし!
残念なことに、セーフティ機能「Lexus Safety System+(LSS+)」のアップデートはありません。
最近ではNXが年次改良でLSS+のアップデートを果たしましたが、RCFに関しては2014年〜2015年レベルの水準に留まっています。
ファーストカーとしても使用できるRCFに関しては残念なところです。
ただし、もともと標準装備でしたが、「BSM」(ブラインドスポットモニター)が引き続き標準装備なのはいいポイントですね。
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■先進快適装備
【ポイント】変更なし!
先進的な装備はどうしても重量増につながるため、機能の搭載は見送られています。
レクサスでは定番装備になりつつあるヘッドアップディスプレイ(HUD)、電動パーキングブレーキ&ブレーキホールドなどの人気装備は非装備です。
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■インテリア
【ポイント】重量減を果たすためマニアックな構造変更!
2018年12月に実施されたRCの改良では当ブログでも「なぜ?」と意見を述べさせていただいたインテリア面の装備についてRCFで果たされた「重量減」のための策であるならばやむをえないでしょう。
・アンビエントライトの廃止
RC/RCFの特徴であった、アルミトリムのからグラデーション状に光るアンビエントライトが廃止されています。片側で数百グラムはあると思いますので、軽量化のためにはやむを得ない・・・(でもベースのRCでは省くべきではなかったと思いますけどね)
前期モデルでは夜間のドライブでも綺麗なグラデーションのイルミが室内を彩り、走行状態に応じて減光します。
・パワーウィンドウスイッチの加飾なし
おそらく僅かなメッキでも増加を避けたのか、先般のMCではRCに施された「メッキ加飾」が採用されていません。運動性能にはまったく寄与しませんので、このようなものは省いたということなのでしょう。
・カップホルダー形状変更
RCと同様カップホルダーの穴が「連結式」となりました。これにより大型のスマートフォンを置くこともできますが、樹脂部分を減らしたことによる重量低減を狙っているのかもしれません(笑)ここは使いやすくなったポイントですね。
ただ、BMW等の欧州車がカップホルダー「むき出し路線」から、「フタ付き」へ回帰しているなか、レクサスは今後、どうするのでしょうか?
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■ボディカラー
【ポイント】2色廃止、新色はなし
RCF発売時の新色、ラヴァオレンジマイカが廃止。定番カラーのマーキュリーグレーマイカも廃止。
2014年発売当時にあったソリッドの「ブラック」、「ソニックシルバー」もモデル途中で廃止されていますので定番カラーと特別塗装色(MOP)のみとなり少し寂しさがありますね。
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■インテリアカラー
【ポイント】赤、黒、白の3色展開。人気と思われたアクセントオレンジは廃止
RCFで1番人気があると思われたアクセントオレンジがまさかの廃止!
スポーツモデル定番の黒を貴重とした「赤」「黒」「白」の3色展開となり、ちょっと寂しさがあります。
もっとも、”Performance Package”専用の「レッドカーボン」はダークシルバーカーボンとレッドカーボンを組み合わせたような精緻な作りでとてもおしゃれ。部品供給あると思いますのでその他のグレードへの流用も楽しそうです。
3種類あるインテリアパネルは換装も比較的カンタン。
残念ながら、一番高価な大理石を彷彿とさせる「フォージドコンポジットカーボン」は廃止。
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■ディーラー オプション
【ポイント】プロジェクションカーテシイルミに「F」バージョンが登場!
レクサスES,UXから採用が開始されているプロジェクションカーテシイルミですが、「F」専用意匠が登場。もちろん、その他の車種にも装着可能と思われますが、うまい差別化ですね。(どうせなら標準装備でもいいぐらい?)
その他、データロガー(LEXUS GAZOO Racing Recorder)の発売はサーキット走行ユーザーにとっては嬉しいですね。
取付もグローブボックス内ということで、見た目にも配慮されています。
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残念だったのは、主に「快適装備面」、「先進快適装備」、「先進安全装備面」、そして2014年当時世界初として大きくPRされて登場した「TVD」(トルクベクタリングディファレンシャル)についてのアップデートがなかったこと(結果、高額な40万円のオプションコストも下がらず・・・)
トランスミッションの10速AT化や電動パーキングブレーキ等の採用は、大規模な構造変更が伴うので採用されないのはやむを得ませんが、せめて先進安全装備(LSS+)のアップデートは、は車両の重量増とはほぼ無関係であると思われるだけに。ファーストカーの方にとっては訴求ポイントの1つであるだけに残念です。
LSS+は2015年当時、もっとも簡素なタイプのものから進化しておらず、このまま2022年頃までは少なくとも継続採用され続けると考えるとかなり時代遅れの装備となるのは想像に難くありません。(”PerformancePackage”であれば、割り切りとして問題ないのですが・・・)
ただし、前述のとおり、ブラインドスポットモニターやクリアランスソナーなどの実用的な装備は標準で備えているので、それほど大きな問題はないという方も多いでしょう。
レクサスRCFは主に海外のハイパフォーマンスカーに比べて「おとなしい」という評価をされることが多いようですが、逆にファーストカーとしても使える快適性を備えていた点は評価されるべき点と思っています。
今回の改良では、”Performance Package"は快適装備まで手を入れ軽量化を図っていますが、その他のグレードでは、快適装備はそのままで(レベルアップはしていないが)軽量化やパフォーマンス向上を図っているのは、やはり注目すべきポイントと思います。
もっと快適性を向上させる点もあったと思いますが、その分のコストをパフォーマンスに振っているのは、わかりやすく、方向性としては正しいと感じました。
個人的に非常に気になるのが、初期RCFオーナー(主に2014年〜2015年に購入した方)の乗り換えが進むかどうか?
マイナーチェンジまでかなりの時間が経過したこともあり、RCFは比較的低走行・良質の中古車が「500万円台」で販売されている状況を鑑みると、前期モデルが2020年モデルの「半額」で購入できる状態にあります。
それでいて、目新しさという面ではそこまでの大きな改良ではなく、レクサス車といえど決して高くないリセール・ヴァリューのRCFを今購入するのは躊躇する方も多いのではないでしょうか。
おそらく前期オーナーは追金として「600万円〜650万円」程度の追金が必要になると思われ、買い替えに関してはなかなかハードルが高いと思います。
おそらくこれが(LC500系を除き)最後の5L・NAエンジン搭載車と考えれば、このような車が今もアップデートされたことには感謝すべきなのかもしれません。週末の実車チェックが楽しみです。
2019年04月27日
LEXUS RCF MCモデルの試乗レビューも徐々に!
かなり特殊なマイナーチェンジであるため、RCF発売時のような注目度はないようですが、国内試乗動画も公開さ。
正式発表されれば、希少なV8NAエンジンは再評価を受けるかもしれません。現時点では年内納車が不可能になっているTrack Edition(日本では”Performance Package")の話題が先行していますが、ベース車両も軽量化を果たしていますし、その基本性能がどれぐらい向上したのか、体感してみたいものです。
動画を見る限り、サウンドは(チタンマフラーのおかげか?)かなりいいですし、始動時のアクセルレスポンスなどのもっさり感が相当に改善されているようですので、前期RCFの欠点は解消されているように思います。トランスミッションのATモード(Dレンジ)での「変速スピード」が改善されていればよいのですが・・・(先進装備を除けば、私的にはこれが一番不満でした)
■レクサスRC F 初試乗! 走り出してすぐに分かる改善と進化
海外でのレビューも徐々に出てきています。
辛口で有名なトップギアのレビューでは、レクサス車としては最高レベルの8点をマーク。(レビューはTrack Edition)
LFAを除けば、今までに8点をマークしたのはLC500のみ。
https://www.topgear.com/car-reviews/usa/lexus/rc-f
それにしても、日本ではなぜ、マットグレーの設定がないのか・・・
「F10周年記念モデル」との差別化なのでしょうが、残念に思う方も多いでしょうね。
マイナーチェンジされるRCFは、現在の市場環境を見ると、レクサスの量販車で最もレアな車となりそうですし、特に「Performance Package」は、リセールバリューにも期待できるかもしれません。
また、RCFが人気映画 「メン・イン・ブラック:インターナショナル」に採用されるとのニュースも出ていますね。
http://www.meninblack.jp
日本では2019年6月14日公開とのことで、すでにその時期は一部のディーラーや、日比谷「Lexus MEETs…」には新型RCFの試乗車が配備されているでしょうからPR効果もありそうです。
しかし、この予告編を見るといくつか疑問が・・・
(架空の車なので突っ込んでも仕方がありませんが、シーンごとの違いを見ると面白いかも?)
アンヴェールされたRC F。
当然マイナーチェンジモデルですが、ヘッドライトは3眼ではないし、「Ttack Editoon」ではない・・・
数々のギミックがあるので、カーボンパーツやセラミックブレーキは不要なのでしょう。
タッチパッドを押下すると車両が変形?するギミックがあるようですが、室内のインテリアはマイナーチェンジモデル(2020年モデル)ではなく、2019年モデルのようです・・・
タッチパッドが小型、サブファンクションボタンがない、地図拡大/縮小ボタンがある、カップホルダーがつながってない、など。
別のシーンでは、完全に現行モデルの外観になっています。これは複数のRCFが登場すると考えて良さそうです。
(決して間違えでないことを祈りたい・・・)
大ヒット映画「ブラックパンサー」のように、レクサス車のスポーティーカーが取り上げられるのは嬉しいことですね。
2019年04月03日
LEXUS RCF 2020年モデル 北米で販促開始!
今回は久々に「RCF」の話題。
かなり前からマイナーチェンジ版のアナウンスが行われていたこともあり、2018年9月〜2019年2月の半年間での販売台数は月平均「8台」とすっかり販売台数が落ち込んでしまいましたが、北米では「Track Edition」(日本では「Performance Package」)の楽しい走行シーン動画が公開されています。
▼Lexus RC F Track Edition and RC F Performance Package First Drive at Laguna Seca
こういうのを見ると、設計の古さや先進装備の少なさ、足踏み式パーキングブレーキなどはすっかり忘れてしまいますね。
その他、TVコマーシャルも放映開始されたそうです。
▼2020 Lexus RC F Track Edition and Lexus RC F: “One Track Mind
日本では、RCのマイナーチェンジ版のCMは見たことがありませんが、RCFのマイナーチェンジとともにお披露目となるでしょうか?
このまま放映しても十分魅力的とは思いますが。
(プレカタログより)
日本でのRCFの発売は5月。
今回新設定される”Performance Package”はなかなか特殊なクルマですし、価格面でも消費税10%時の価格が1400万円を超えることから、なかなか敷居が高いクルマではありますが、「F」のネーミングが絶えないようレクサスのスポーツカーとしてブランドを牽引してほしいところです。
■レクサスRCF マイナーチェンジ仕様(2)主要装備比較!
http://www.namaxchang.com/article/464134970.html?1554198435
■レクサスRCF マイナーチェンジ仕様&価格は?(1)
http://www.namaxchang.com/article/464117084.html?1554198638
2019年02月14日
レクサスRCF マイナーチェンジ仕様(2)主要装備比較!
レクサスRCFマイナーチェンジ版 第2段は、主要装備比較について。
ご存知の通り、LEXUS RCFは着実に毎年改良が行われていますが、クーペモデルの宿命、初期に一気にオーダーが集中しますので多くのオーナーの方が初年度(2014年10月〜2015年9月)モデルと思われますので、「初期モデル」と「現行モデル」、そして「MCモデル」の比較をしてみたいと思います。
予想価格とはこちら
■レクサスRCF マイナーチェンジ仕様&価格は?(1)
http://www.namaxchang.com/article/464117084.html?1550071463
■エクステリア&パフォーマンス部門
「ローンチコントロール」が全車標準装備になり、2014年当時、FR車世界初装備として颯爽とデビューした新オプション、「TVD」は"Performance Package"には非装備です。
TVDは私のような平凡なドライバーには非常に走りの楽しさを感じる装備でしたが、「40kg」も増加するのは確かに痛いですね。
とはいえ、「機械式LSD」が標準装備されていないのは大丈夫かな?と思いますが・・・(TRD製のLSDオプションはあるのだろうか?)
↓クリックで拡大します。
黄色の部分は、以前のモデルよりも装備が強化された部分です。
赤色の部分は、"Performance Package"専用装備です。
△印=メーカーオプション
■セーフティ&インテリア部門
セーフティ部門については、2020年モデルのマイナーチェンジであるにもかかわらず、機能のアップデートがないのは、「IS・RC系」の現状を示していますね。
しかし、あらためて見ると「初年度モデル」と「現行モデル」ではだいぶ快適性に差があるのがわかります。
ナビ画面、ハイブリッドナビ&ハイレゾ音源再生&パワーイージーアクセスシステムの装備などは発売当初から言われていたので嬉しい限り。
MCモデルでは「セミアニリン本革シートセット」が標準化されましたが、センターコンソールパネル等は樹脂塗装のままで、特段手が入っていないのが残念なところ。ここがカーボンパネルになるだけでずいぶん違うのですが。
なお、”Performancec Package"では、快適装備が軽量化のため省かれているので注意が必要です。
サーキット走行をされない方や複数所有ができない方は選択肢から除外したほうが良さそうです。
↓クリックで拡大します。
黄色の部分は、以前のモデルよりも装備が強化された部分です。
赤色の部分は、"Performance Package"専用装備です。
△印=メーカーオプション
さて、気になる”Performance Package"ですが、現時点での納期はすでに「2019年11月以降」とアナウンスされているようです。・・・となると、消費税は10%のものが適用されますので、実質的なベース価格は「1430万円」前後になると予想します。
さて、次はこの”Performance Packege"の価格を簡単に検証してみたいと思います。
”カーボンエクステリアパッケージ”と、”Performance Packege"の価格差(消費税10%増税後)は約「3,100,000円」と推測されます。
追加される装備で(価格が判明している分)で積算して計算してみたいと思います。(消費税10%の税込み予想価格)
・カーボンフロントスポイラー 約27.5万
・カーボン大型ロッカーフィン 約30.25万
・カーボンリヤディフューザー 約33.0万
・カーボンパーテーションブレース 約16.5万
・チタンマフラー 約88.0万
・キャリパー塗装 約4.4万
・カーボンパネル 約5.4万
・(レス装備)セミアニリン本革シートセット △約15.95万
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合計 1,892,000円
つまり、3,100,000円ー1,892,000円=1,208,000円が差額となります。
この「差額」(1,208,000円)で、以下の装備がついてくることになりますね。
・カーボンセラミックブレーキ
・カーボンリヤウイング(固定式)
・軽量BBS19インチ鍛造ホイール
一般的にハイパフォーマンスカーでのセラミックブレーキは「120万円〜150万円」程度のオプション価格となっていますので、これだけで価格差がペイできる計算です。
ということで、室内の快適装備の削減と、アクティブウイングの可動機構は失われますが、上記のパフォーマンス装備が追加されることを考えると、価格設定は妥当と言えるのではないでしょうか?
むしろ、量産車では珍しいカーボンセラミックブレーキ、大型カーボンリヤウィング、専用ホイール、インテリアの専用カラー&カーボンパネル等も考慮すると、お買い得感もあるといえそうです。
2019年01月17日
LEXUS RCF “Performance package” 再度チェック!
■タイヤ
現在のRCFに標準装備されている、ミシュラン社のパイロットスーパースポーツ(PSS)から、同じミシュラン社の「パイロットスポーツ4S」に変更されているようです。
■ホイール
GT3車両を彷彿とさせるデザインのBBS製の軽量・鍛造ホイール(lightweight 19” BBS forged alloy wheels) を装備している模様。
■ブレーキ&キャリパー
ブレンボ社のカーボンセラミックブレーキローター(Brembo carbon ceramic brake rotors)に6pod専用キャリパーを装備。
カーボンセラミックの文字は初登場!他ブランドでも一般的に、120万円〜150万円前後のオプション。
“Performance package”ではこれを標準装備すると思われますので車両価格がハネあがる要因となりますね。
ブレーキ周りだけで約25kg程度の軽量化が図られている模様。
■専用リヤウイング
先行公開されていたカーボン(CFRP)製の固定式大型ウイングを採用。電動式のモーター機構などを省いたことによりだいぶ軽量化できていると思われます。一般道での後方視認性がどれほど影響あるでしょうか?
■専用チタンマフラー
レクサスでは、IS F“Dynamic Sport Tuning”でも採用されたチタンマフラーを装備し、軽量化を図っている模様。
CFRP製のリヤディフューザーも素敵。
■専用カーボン(CFRP)製ボンネット
標準仕様では装備されていないボンネットもカーボンへ置換。これも相当な高額な製品。
■専用レッドカーペット&レッドカーボンインテリアパネル
レーシーなイメージのレッドカーペットを採用。少量生産にもかかわらずこれは嬉しい差別化。
インテリアパネルは専用品のレッドカーボン。(F限定車はブルーカーボンだったので、これとも差別化が図られている)
■ローンチコントロールスイッチ
タイヤの空転を防ぐローンチコントロールの採用で、FRモデルながら0-100km/h加速を「約3.96 秒」でこなすとのこと。
(通常版のRCFの場合は「約4.2秒」とのこと)
■専用アルカンターラ&本革シート&メーターフード
現在のRCFではアルカンターラシートはブラックだけでしたが、専用配色のレッドアルカンターラシートを装備。
軽量化のためヒーター&ベンチレーションがないと思われるのは残念ですが。
残念ながら、耐久性が問題と言われていたシートベルトを通す肩口にある「穴」は変化がない模様。
標準シートベルトもブラックなので、ここも変化が欲しかった。
メーターフードはなぜかアルカンタラーではなくL-tex製と思われますが・・・
■専用ボディカラー
北米では、ボディカラーは2色とされており、1つは「ホワイトノーヴァガラスフレーク(Ultra White)と、マットグレイ(Matte Nebula Gray)。
特に後者はマットカラーとのことですので、メーカーオプションの可能性がありそうです。
限定車以外でマットカラーが登場するのはレクサス初ですね。
性能的にはレクサス量産車最高のスペックを誇る、RCF “Performance package”。
5月発売とされていますので、遅くとも2月中には詳細な概要がわかりそうです。
設計の古さから先進安全装備や快適装備は最新のものではなくISやRCに準じたものと思われますが、昨年限定発売された、「F」限定車をも超えるスペックには心動かされる方もいらっしゃるでしょう。
「RC」のマイナーチェンジの際には感じた前後ヘッドランプの違和感も、よりレーシーになったRCFでは違和感が若干薄れてきたように思いますね。
2019年01月16日
ついに登場!RCF (MC版)&“Performance package”[概要編]
https://lexus.jp/pressrelease/news/20190114.html
想定されていた通り、「通常版」に加え、「Track Edition」と噂されていた、高性能版「Performance Package」の2本立てで発売。
現在のRCFは「通常版」、「Carbon Exterior Package」と、スペックは同一でしたが“Performance package”では、車両重量の大幅な軽量化やセラミックブレーキの設定などでカタログ上のスペックも向上しているようです。
まだ詳細なスペックは公開されていませんが、現時点で判明している部分で整理してみたいと思います。
<通常版 RCF>
・最高出力は北米仕様で「467ps」→「472ps」へ約5psほどパワーアップ。日本仕様では「482ps」程度か?
・車両重量を20kg軽量化(!)
・トランスミッションは言及ないことから従来どおり8AT(SPDS)の継続採用と思われる。
・フロントリップスポイラーのCFRP化(*日本仕様は不明)
先行MCのRCに準じ、エクステリア/ヘッドライトを意匠変更
・アクティブリヤスポイラーのCFRP化(*日本仕様は不明)
・リヤアンダーディフューザーのCFRP化(*日本仕様は不明)
・ルーフのCFRP化(*日本仕様は不明)
・ホイールは、従来から変更なしの”BBS製鍛造ホイール”(ブレーキローターにはスリット入り)
・ブレーキキャリパーはオレンジ仕様
・ローンチコントロールスイッチの追加
<"Performance Package">
・「通常版RCF」のCFRP素材化に加え、ボンネットのCFRP化、ブレースのCFRP化や以下の軽量パーツの採用で従来比70kg,通常版RCFより50kgの軽量化(!)
・レクサス量産車初、カーボンセラミックブレーキ採用(!)
・専用軽量ホイール採用
・ブレーキキャリパーはレッド仕様
・固定式CFRPウイング採用
・チタンマフラー採用(テールがかっこいい!)
・内装に”レッドカーボン”インテリアパネル採用
・シートヒーター、シートベンチレーションの廃止(!)
・本革&アルカンターラシート&アルカンターラドアトリム&アルカンターラセンターコンソールアームレスト採用
(その他、専用レッドカーペット等も採用の模様)
■価格帯
現時点の情報を見る限りは、RCFの「カーボンエクステリアパッケージ」がベースになるようなイメージですので、標準仕様でも価格は大幅に上昇しついにRCFのベース価格は「1,000万円」を超えてくると思われます。
”PerformancePackage”は、チタンマフラー、各種CFRPパーツ、大型CFRPリヤスポイラー、セラミックブレーキ、専用ホイールの採用などがあることからこれらの装備が標準装備されるのであれば少なくともLC500と同等の価格帯になることが想定されます(1300万円〜1400万円程度か?)
■装備面
気になるところでは、2014年当時FR車初の「TVD」(トルクベクタリングディファレンシャル)が影も形もなくなっていること。
もともとサーキット走行には不要との意見も多かったですし、約40kgも増加するという装備ですので、”PerformancePackage"では設定がないものと思われます。日常走行ではかなり効果を体験できる装備なので、通常版RCFではオプション設定で残して欲しいところ。
■快適装備面
”PerformancePackage"においては軽量化のためか「シートヒーター」が廃止されている模様。
(重量増となるセミアニリン本革の設定もないと思われます。(シートベンチレーション機能も当然ないでしょう)
「標準仕様」では、快適性を保つため、セミアニリン本革やシートヒーター/ベンチレーション機能の設定は残して欲しいところです。
見た目は先般MCしたRCと同様ですので、電動パーキングブレーキ&ブレーキホールドは不採用、「アンビエントイルミネーション」も廃止されたと思われます。
-----------------------------------------------------------------
LC500の発売後、スペック面では物足りなさがあったRCFですが、今回のMCではチューニングにより出力を向上、そして今までのレクサスでは初めて改良による「重量減」を果たしたことはトピックです。
また、レクサスの量産車では初めて「カーボンセラミックブレーキ」を採用するなど差別化を図ってきたことは嬉しい変更と言えます。
その他、(一般ユーザーはほぼ使いませんが)ローンチコントロールの採用など、0-60mile加速がついに「4.0秒」となったのはインパクトありますね。
価格面では不安がありますが、これが「F」最終モデルになっても惜しくはない?
2018年12月12日
デトロイトショー LEXUS RCF MC版と上位版発表?
各国のモーターショーでも、デトロイトモーターショーは、スポーティモデルが発表される可能性が高く、レクサスでは過去にも「ISF」、「RCF」、
「GSF」、「LC500/LC500h」と高出力のスポーティモデルはすべてデトロイトモーターショーでお披露目されています。
今回、ニュースリリースされたのは、新型「RC F」!(と言ってもフルモデルチェンジ版ではない)
https://newsroom.toyota.co.jp/jp/lexus/25655666.html
もともと、デトロイトモーターショーでは「RC F」(マイナーチェンジ版)の発表が確実視されていましたが、今回公表されたのは固定ウィングタイプで、カーボン(CFRP製)と思われる固定式のリヤウィングが特徴です。
以前からニュルブルクリンクで見かけられていた、軽量化・高出力化を果たした 「RC F GT」または「RC F Track Edition」と噂される高性能モデルでしょうか?
https://www.motor1.com/photo/3357313/lexus-rc-f-gt-spy-photo/
ノーマルタイプの「RC F」も発表されると思われますが、果たしてどこまで改良をしてくるか?
見た目では、ブレーキキャリパーが「レッド」、ローターが「ドリルド」になっている可能性があるようですね。
「電動パーキングブレーキ/ブレーキホールド」や最新の「LSS+」 を採用してくれれば食指が動くのですが、先行発売した「RC」の改良内容を見る限りは100%ないでしょうね・・・
通常モデルのRCのマイナーチェンジは残念ながらまったく話題にはなりませんでしたが、「RC F」に関してはサプライズを期待したいものです!
12月下旬には追加画像が出てくる可能性は高そうですので、引き続き続報を待ちたいと思います。
とりあえず、テールランプは変なのにしないでー!!!
2018年08月31日
ようやく登場! LEXUS RC 初のMCモデル!
フランス・パリで10月2日〜14日に開催されるパリモーターショーに出展されるそうです。
https://lexus.jp/pressrelease/news/20180830_2.html
<LC,RCFに続き設定される「ネープルスイエローコントラストレイヤリング」>
LEXUS RCは 2014年10月の登場以来、4年後となる2018年10月に初のマイナーチェンジを迎えます。
2017年12月の改良で「Lexus Safety System+」の標準化や「ナビゲーションサイズの拡大」等が行われていましたが、外装に手が入ったのは今回が初となります。
既報通り、まずはFを除く通常モデル(RC300,RC300h,RC350)のみマイナーチェンジとなり、「F」は来年以降の登場となりそうです。
MCモデルの「RC」は、すでに「マガジンX」等でスクープされていたイメージCGに近い形での登場となりました。
今回は、公開された数枚の写真から、マイナーチェンジの概要についてチェックしてみたいと思います。
■フロントフェイス
RCは、”F SPORT”とそれ以外のグレードで、グリル内のパターンの差異程度で、フロントフェイスの違いがあまりありませんでしたが、今回は差異が出ています。
具体的にはグリルの左右下端部分のデザインが変更になっていること、漆黒メッキフレームの採用というところでしょうか。
また、今回からフォグランプは廃止されているようです。
通常バージョンは、LCに似た感じのグリルになっていて、高級感が出ていると思います。
■ヘッドランプ
賛否両論分かれそうな新デザインです。
分離型の「L」字ランプはヘッドライト内に組み込まれてしまいました。
造形的にもなんだか丸みを帯びていて、実に平凡なデザインのライトになってしまった感があります。
LED字ウィンカーもなんか隙間に敷き詰めただけって印象。
うーん、これは・・・・(以下省略)
MC前モデルのほうが全体的にカッコいいと思いますね。
唯一評価できるのはL字ライトがつぶつぶ感なく、シームレスに光るようになっていることぐらいでしょうか。
■ホイール、ブレーキ
ホイールはLCの21インチ鍛造ホイールに近いデザインのものを新採用。
そのかわり、従来”F SPORT”用のホイールに関しては、切削光輝タイプでないデザインのものを標準モデルに採用しているようです。
なお、今回からハイブリッドモデルの「RC300h」においてもオレンジキャリパーが選べるようです。(有償MOP)
フロントが対向4potキャリパーになるとずいぶんイメージが違いますね!
■サイドビュー
サイドビューにほとんど変更は見られませんが、”F SPORT”モデルには、特別仕様車のように、メッキモールが”漆黒メッキ”化しているようで、とてもかっこいいですね!通常モデル(赤)と比べると違いがわかると思います。
・”F SPORT”仕様
・”標準”、”version.L”
■リヤビュー
やはり注目は、バンパー左右下部に配置されていたダミーパーツが本物のダクトに変更されたことでしょう。
「ホイールハウス内の圧力変動を軽減するなど空力特性を最適化」とのことですが・・・
各メーカー、このあたりのパーツはダミーのことが多いですがちゃんと機能性をもたせたことは好ましいですね。
■テールランプ
実車を見た方の評判が悪いテールランプ・・・確かに。。。。
L字ランプが均一に光るのは綺麗なんですが、カタログにも記載されている「精緻なレンズ技術で宝石の煌めきを生み出すリヤビュー」が早速失われてしまうのはいかがなものでしょうか?
なんだか他のモデルやトヨタブランドによくあるデザインになってしまった感がありますし、とにかくこの「涙袋部分」のLEDウィンカーが雰囲気を台無しにしているように思います。
■インテリア
インテリアでは、パッと見はマイナーチェンジ前との区別がつかないぐらい変わっていませんが、細かく見ると変更点がいくつか見受けられます。リモートタッチパッド周りの樹脂パーツに手が入らなかったのは残念。。。。
一番の変更点は、中央に位置する「アナログクロック」および「エアコン吹出口」の質感が大幅に向上したことでしょう。
レクサスGSのような感じになり、「IS」とは差別化が図られました。(もしかしたら、ISにも部品換装できるかも?)
左右のエアコン吹出口も同様にサテンメッキ調のパーツが付加されてて雰囲気が変わっています。これはナイスな変更。
ナビゲーション/オーディオパネルの表面処理が変更になったのは「IS」と同様と思います。
また、オーディオパネル部分は若干幅が狭くなっていますが、これも「IS」と同じ。共用パーツと思われます。
次は、カップホルダーが「独立式」からカップホルダー同士がつながるようなデザインに変更されています。
先にマイナーチェンジしたISも同形状ですが、RCはドリンク類を支えるストッパーがついています。(ISにもつけろと思いますが・・・)
これにより、スマートフォンなどを置くことも可能となっていますね。
パワーウィンドウスイッチにもメッキの加飾が加わり、質感がアップしていますね。(これもなぜかISにはない・・・)
ドアトリム周りはもともとISとはずいぶん差別化がされていたのですが、クーペなのでもう少し遊び心がほしいとこと。
あっ、パーキングブレーキの足踏みペダルは・・・見なかったことにしておきましょう(笑)!
■内装カラー
内装カラーに関しては、LCで採用された「オーカー」(ちなみにUXにも設定あり)、そしてRC専用内装カラー「ブラック&アクセントマスタードイエロー」など7色を揃えているとのこと。
ほどよいイエローの差し色がなかなかスポーティですね!(これでシートベルトもイエローなら最高だったのですが!)
■ボディカラー
新色のブルー「スパークリングメテオメタリック」<8X9>(Blue Vortex Metallic)のアナウンスがありました。
すでにNXに採用されているカラーですので、位置づけ的には、以前IS系で設定されていた「エクシードブルー」の後継、無償選択カラーと思われます。
その他、ターボエンジンのレスポンス向上、空力性能の向上、19インチ仕様に新タイヤの採用、サスペンションやブッシュ類のチューニング変更など、走行性能にはずいぶん手が入れられたようですが、見た目でわかりやすい改良ポイントが少ないのは残念に思います。
やはりベースモデルのISが大きく変わらなければ「RC」の大きな進化にもつながらないのでしょうね・・・
2018年07月25日
来ましたね! レクサスRC マイナーチェンジモデルか!
「RC」(日本ではRC300,RC350,RC300h)は2014年10月にデビューし、昨年12月には、比較的大きな改良が行われていましたが、内外装の意匠変更を行う、マイナーチェンジは見送られていました。
発売から実に4年後の「2018年9月頃」にマイナーチェンジの予定とのことですが、未だに各地のショーでもお披露目されておらず、ようやくその姿が捉えられました。
スパイショットでおなじみの「motor1」さんに大量の画像が!
https://www.motor1.com/photos/623892/2019-lexus-rc-f-spy-photos/
タイトルでは「RC F」となっておりますが、これは 「RC F SPORT」モデルの画像と思われます。
実は外観についての情報は2017年11月頃から噂にはなっていたのですが、ようやくお披露目となりました。
まず、最大の変更点は「ヘッドライト」となります。
現行デザインとは全く異なる、メインのLEDランプが「縦3連」になっていてかなり外側にオフセットしています。
また、ウィンカーは内側につぶつぶLEDとなっており、L字型の細長いタイプではなくなるなど、相当な変更があります。
当然シーケンシャル式ではありませんね。
また画像では判然としませんが、クリアランスランプ(スモールライト部分)はかなり短いようです。
画像でわかるとおり、比較的評判が良い現行のフロントフェイスが大幅に変更され、かなりインパクトのある顔になります。
すでに一部販売会社の販売員の方は実車を見ているので漏れ伝わっているかと思いますが、賛否両論(どちらかといえば”否”)?の変更のようです。
ちなみに現行のレクサスRC(RCF)のフロントフェイスはこんな感じ。ぜんぜん違いますよね!
サイドビュー。
RC350と思われますが、「4pot オレンジキャリパー」が目立つのと、ドアミラーが第3世代レクサスと同様の新意匠になっているのがポイント。ミラーが変更されるだけでもカッコいいですね。
ホイールも意匠が変更され、レクサスLCの21インチ鍛造ホイール風のデザインになっています。
ドアハンドルの変更はありません。
リヤビューに関しては、RC系の特徴的だったテールランプの形状が変更され、現行GSやマークXのテールランプのようになるとの話。
当然フルLEDランプには変更されていると思いますが、現行のキラキラ宝石を散りばめてL字部分が突き出たようなデザインから変更され、割と普通なデザインになるようです。
(なお、リヤバンパー中央の四角い赤いランプはテスト車特有の装置の灯火類である模様)
なお、一部情報によると、残念ながら「電動パーキングブレーキ&ブレーキホールド」や”全車速対応型”レーダークルーズコントロールなどは不採用のようで、やはりベースモデルのISのフルモデルチェンジを待たねばRCの基本的な構造変更はできないようです。
なお、ハイパフォーマンスモデルの「RC F」に関しては2018年度にはマイナーチェンジはまだ行われない予定とのこと。
「Fモデル」に関してはISFがそうであったように、外観の大きな変更は行わないというポリシーがあるとの噂も聞こえてきますので、しばらくは安心かもしれませんが、ベースモデルのRCでどのような改良が行われるかはRCFはオーナーの方も要チェックですね!
「RC」の初お披露目は日本(2013年東京モーターショー)でしたので、マイナーチェンジモデルもぜひ日本で先行公開してほしいものです。
時期的にはあとは発表を待つだけと思われます。お盆明けにはまた新しい情報が入ってきそうですね。
2018年04月24日
LEXUS RCF 2018年モデル 試乗インプレッション
まず、エンジン始動に関しては従来のRCFとの違いはありません。同型式のエンジンを搭載する「LC500」が可変バルブマフラー採用でエンジンオン時に派手な演出をしているので、今となっては少しおとなしく感じますが、やはり他レクサスモデルとの違いは明確です。
運転し始めて気づくところでは2015年モデルと比べ、低速域でのエンジン回転レスポンスがよくなっていると感じます。
そのため、信号待ちからアクセルオンなどの際に、少し勢い良くクルマが出る場面があります。(”F”の場合はこの方が良いと思う方が多いでしょう。)
また、2015年モデルでは低速走行等から、アクセルを急に踏む場面で、エンジンが「息継ぎ」のようにごく一瞬加速が途絶えるような動作をすることがあり、その際、ボディが前後に揺さぶられるような動作がありましたが、これが改善されています。
小一時間の一般道+バイパス走行程度では特段不満はありませんでした。
交差点でカーブを曲がるときもLCに比べ非常に軽快でクイックに曲がるのが好印象。LCに比べボディの軽さを感じます。
やはりボディサイズが185cm程度というのはギリギリ扱いやすい範囲と感じます。
また「TVD」付き車輌ということもあり、アクセルを踏みながら曲がると思った以上に内側に曲がるのは久々の感覚。また、TVDの制御方法を3パターンからセレクトできるのはやはりイイですね。
一方変わらないのが「トランスミッション」で、日常使用する「Dレンジ」での変速(特にシフトダウン)のスピードは相変わらず遅いままです。
これは、レクサスLC500の新型10速ATのDでレンジと比べると明確に遅いです。レクサスLCのDレンジはカタログスペックでは0.2秒で変速が完了するとされており、実際の体感上もそれぐらい速く、シフトダウンが気持ちよく決まります。
しかし、RCFではLC500と同じようにシフトダウンをしても「ピピッ!」というサウンドとともにシフトダウンがキャンセルされことが多いですし、シフトダウンのブリッピングサウンドもDレンジにおいては、LC500の方が圧倒的に快音です。
乗り心地については、可変ダンパー機能である「NAVI-AVS」機能がついていますが、正直なところ1時間程度の試乗ではあまりわからず・・・
もともとRCFノーマルでもそれほど乗り心地は悪くないと感じますので、特に気になりませんでした。ノーマルモードにおいて、リヤが多少跳ねるような感覚は改善されていると感じました。これはリヤサスペンションアームとブッシュが改良された効果かな、思いましたが、明らかに違うとまでは感じませんでした。
快適装備では、試乗車はセミアニリン本革ではなく、「アルカンターラ+本革」仕様でした。
ホールド性は確かに良いように思いますが、少し暑くなってきたこともあり、シートベンチレーション機能がないのは気になりますね。
(むしろ、ファブリックタイプのスポーティなシートでシートベンチレーション機能があるLCの方が珍しいのですが・・・)
新車でRCFを購入されたオーナーさんの大半は初回の車検を迎えている頃と思いますが、AVS機能の追加、ナビゲーションサイズの拡大、「LSS+」の標準化などは行われたものの、まだマイナーチェンジが行われていないということもあり、”買い替え”をするまでの訴求力がないというのが率直なところ。
2017年冬に標準装備された「LSS+」についても、以前から設定されていた各種メーカーオプションの組み合わせとまったく同一ですので現状の内容では車検等を期に買い替えるという動機づけが薄いと思われます。今年度の改良で標準設定されるとは思いますが、せめて「インテリジェントクリアランスソナー」や「全車速追従型」レーダークルーズコントロールへアップデートはぜひ行って欲しいところ。
現在の販売数では根本的な構造変更(トランスミッションの換装、電動パーキングブレーキの採用等)は難しいと思いますので、やはり「外観」の違い、前後ヘッドランプの意匠変更、内装カラーバリエーションの追加、可変バルブマフラーの採用など、わかりやすい変更が期待されます。
特に内装に関しては1000万級のクルマにしては2014年当時とは違い、2018年の現在ではかなり見劣りする感じがします。
現在、数が多い2015年式のRCFの認定中古車(CPO)の価格650万円〜700万円レンジに落ち着いてきましたが、新車はオプション+諸税コミコミで1050万円〜1100万円レンジ。その「差」を感じられる改良をぜひ期待したいです。
2018年04月17日
2018年モデルの LEXUS RCF/RCには待望のアレ?が装備されていた!
RC系はベースがセダンの「IS」であるにもかかわらず削除された機能が幾つかあります。
その一つが「パワーイージーアクセスシステム」でした。(エンジンオフでステアリングが上部に跳ね上がると同時にシートが後ろにスライドし、乗降をサポートする機能)
初期モデルのオーナーなら誰しも「欲しい!」と感じたであろう、この「パワーイージーアクセスシステム」がなんと2018年モデルから標準採用されています。しかし、ニュースリリースにも無かったですし、2018年モデルの試乗車もかなり少ないのでほとんど知られていないのではと思います。
クーペの場合、後席が狭いので、後席に人がいると脚が後退してきたシートに挟まれるから、と言った理由で非対応だった(という苦しい言い訳)でしたが、これはやはり便利です!(というか、LCにもぜひ付けて下さい!)
新規にモーターを組み込む必要はなく、プログラムの変更だけで対応できると思うので、こういう点は「ソフトウェア・アップデート」で対応して欲しいところ。不要であれば設定でON-OFFすればいいだけですしね。
(しかし、シートが動作する際のモーター音がかなり大きく感じます・・・LSとLCには動作音の小さいモーターが採用されているようで、比べるとだいぶ異なります。)
また、スピードメーター内の割り込み表示されるナビゲーション案内が少し変更され、新型LCやLSなどと同様のものになりました。(ちょっと文字や絵が大きすぎて、従来の方が良いように思います。)
なお、メーター&リングは相変わらずかっこいいのですが、他ブランドでもスピードメーターの全面液晶が珍しくなったため、「表示領域」が狭く感じますね。
その他、有名なところでは「リモートタッチパッド」の面積拡大が行われていますが、質感的にはLCやLSのものとは相当差があります。雰囲気重視のクーペなので、もう少し「見栄え」などでコストをかけて欲しい印象。しかし、操作性はかなり良くなりました。
一番要望が強かったと思われる「ナビゲーション画面の拡大」はやはり嬉しいのですが、画質・精細感という点では少し劣る印象です。LCやLSはクリアパネルの奥にモニターがあるせいか非常に画質が良く見えます。そのため印象が違うのかもしれません。
着実に改良が行われているとはいえ、最大のネックはやはり「足踏み式パーキングブレーキ」ということになると思います。「600万円超〜」の価格帯の車でパーキングブレーキが足踏み式のままの車はかなり少なくなってきており、自動車マニアだけでなく、ごく一般的なオーナーでも気になるポイントになってきているとの話も聞きます。
現時点ではRCFのマイナーチェンジは少し先送り、RC系のみ今夏にマイナーチェンジが行われるとか。
このままでは安全装備、快適装備全般的に今冬発売の「UX」よりも劣ることになってしまいますので、ぜひ前向きなマイナーチェンジをお願いしたいところです。
2018年04月14日
激レア? レクサス RCF ネープルスイエロー!(2018年モデル)
LCではしばしば見かけますが、RCFでは貴重な「ネープルスイエローコントラストレイヤリング」
ネープルスイエローは15万円+税の特別塗装色。RCFは「赤・青・黄」の通常のボディカラーに加え、この3色の特殊塗装を選択可能。しかし、「カーボンエクステリアパッケージ」でも塗装価格が変わらないのはちょっと不思議かも(笑)
RCFのタイヤは2015年モデルから一貫して、すべて「ミシュラン パイロットスーパースポーツ」(PSS)が使用されています。なお、2018年モデルのため、ブレーキキャリパーはオプションの「オレンジ」塗装が行われていました。
レクサスLC500/LC500hではタイヤメーカーの銘柄が選べませんし、ブレーキキャリパーもブラックのみなのはちょっと不満ですよね・・・。(そこがラグジュアリークーペとスポーツクーペの違いなのかもしれませんが・・・)
RCFのディーラー試乗車・展示車は発売当初の2014年〜2015年生産モデルがほとんどで、減衰力可変ダンパーを採用しているモデルはかなりレアと思われます。そして更に希少な「カーボンエクステリアパッケージ」。
通常3年後に行われるマイナーチェンジが見送られているため、外装に変化がないのは辛いところ。
テールランプがフルLEDではない車種はレクサスでも珍しくなってしまいました。
内外装のデザインともとても好みですが、やはり萎えるのはこの部分か・・・
一部雑誌では、電動化と書いてましたが、ベースのISが変更されていないので当然RC系でも変更されていません。
今年実施予定のマイナーチェンジではぜひ決断してほしいとこです。
久々な試乗インプレはまた次回に。久々に乗るRCFでしたが、やはりLC500とは結構違いますね〜
さて、本日は東京ミッドタウン日比谷 レクサスミーツでのトークイベント。
https://lexustokyo.jp/file/special/99101/405/hibiya201803talk/
しかし、残念ながらあいにくの天候の模様、特に強風がものすごい予報ですので、愛車での外出は避けたほうがいいかもしれませんね。飛来物等での損傷の可能性がありそうです。当方も参加予定ですが、公共交通機関を利用する予定です。参加される方はどうぞお気をつけて!
2017年12月01日
おまたせ?LEXUS RC/RCF 2018年モデルへ改良!なんと!
これにて、レクサスの全モデルで先進安全装備の「LSS+」の標準装備が完了しました。(HSを除く)
2014年10月の発売から3年、本来であればマイナーチェンジモデルの発表ですが、既報どおり、今回は内外装の意匠変更は行われず、「LSS+」の搭載とナビゲーションモニターの大型化(7インチ→10.3インチ)など他車種に準じた改良となります。
今回は、ニュースリリースでは触れられていない内容も含め改良ポイントを見てみたいと思います。
まずRCFについては、価格が 「9,824,000円」と、従来より「154,000円」アップとなりました。
おおむね、他レクサスモデルも「LSS+標準装備化」に伴い、15万円程度のアップとなっていますので、価格アップは妥当なところです。
ただし、RCFの場合は、非常に利便性の高い先進安全装備の「ブラインドスポットモニター」(BSM)+前向き駐車時に役に立つ「リヤクロストラフィックアラート」(RCTA)も標準装備化されています。
これらを価格換算すると以下の通り、「167,400円」の価格アップとなり、ナビゲーションシステムのモニタサイズの大型化が実質的に「無料」でアップグレードしたことになります。
<内訳>
・プリクラッシュセーフティシステム+レーダークルーズ =64,800円
・LDA+AHB =37,800円
・BSM++RCTA =64,800円
---------------------------------
合計 167,400円
残念なのは、RCはISベースであるため、安全装備についても大きくアップデートされることはありませんでした。
レーダークルーズコントロールは全車速追従型ではなく、時速40km/h台で解除されてしまう「ブレーキ制御」タイプですし、ヘッドライトシステムもアダプティブ方式ではなく、単なるオートマチックハイビームシステムに留まります。
また、別途オプションの「クリアランスソナー」も警告のみで、順次採用が進むインテリジェントタイプのクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)ではありません。
この点は来年のマイナーチェンジを待つことになります。
また、RCFに関しては既報通り 「ネープルスイエローCL」がメーカーオプションとして登場。
LCと同様、「ラディアントレッドCL」と「ネープルスイエローCL」は「クーペ専用」カラーとなっています。
今回の改良によりRCFの商品力は増しますが、ずいぶん前からLSS+の採用とナビゲーションシステムの刷新がアナウンスされていましたので、買い控えが起きていたのか、ここ数ヶ月は「毎月一桁台」という販売台数が継続しており、モデル存続が危ぶまれるのでは・・・と心配になるほど販売台数が低下していましたが、今回の2018年モデルの発表でどこまで台数が復活するか見守りたいです。
(直近の登録台数:2017年7月=8台、8月=8台、9月=9台、10月=2台) ※当初目標月間販売台数=30台
一方、RCシリーズに関しては、「RC350」の価格アップ幅が「122,000円」、RC300、RC300hが「90,000円」アップとなっています。
RC300,RC300hに関しては、RCF同様、「LSS+標準化」に伴うオプション価格相当を反映したものであり、RCFとの違いは「BSM+RCTA」がセットされていないことです。(その分RCFより価格上昇が約64,000円低い)
つまり、RCFと同様、ナビゲーションモニターの画面拡大は実質的に無料でアップデートされたこととなります。
一方、RC350の価格アップはRC300.RC350よりも約32,000円高い、「122,000円」となっているのですが、これはRC350は、エンジンが改良(2GR−FKS。最高エンジン回転数が6600rpm化)されましたのでその価格分が転嫁されたものと思われます。
しかし、ニュースリリース無く10月に行われた「IS350」のエンジン改良の際は価格がアップしていなかったので、なぜRC350のみ価格に転嫁たのかは不明です。もしかすると見えない部分のパーツ換装などが行われている可能性もありますが・・・。
さて、両車種ともニュースリリースに記載されていない改良点がありました。
1)ナビゲーションが「ハイブリッドナビ」に進化。(NX、LSと同様)
2)ハイレゾ音源再生に対応!!(NX、LS、LCと同様)
3)Miracastに対応!
(LC・LS・NXと同様。なお、Miracastについては、iOSでは非対応)
4)リモートタッチパッドの拡大&サブファンクションボタンの追加
(LC・LSの・NXと同様)
ということで、1)と4)はNXと同様当然の採用で驚きはありませんでしたが、特に「2)ハイレゾ再生対応」に関しては、2017−2018年モデルでは、レクサスのフラッグシップである「LC」と「LS」に対応がとどまると思われていましたが、このタイミングで「NX」に続き「RC」に採用してきたことは大きなトピックと言えます。(先般マイナーチェンジした「CT」では非対応)
つまり、来年2018年のレクサス車の年次改良で、全モデルで同様の改良が行われることが予想されますね。
特別仕様車“F SPORT Prime Black”も登場し、RCの魅力が増しますが、注意点としては2018年には、RC系がマイナーチェンジを行い、内外装の意匠変更があることです。
特に、ヘッドランプ周りは大きく意匠が変更され、ぱっと見た目ずいぶん変わるとの噂があります。
また、先般のニュースリリースどおり、「LSS+」は2018年から第2世代へ進化しますが、今回のRC/RCFの改良は、第1世代のLSS+に留まります。
この点を考慮するとRC/RCFに関しては待てる方はもう1年待つという選択肢もありますね。
(当方が仮にRCFを所有していれば、来年のマイナーチェンジの発表を待つと思います。)
ディーラーオプションにも特段代わりはなく、携帯トイレの追加と灰皿プレミアムが変更されたぐらいでしょうか?
2018年2月1日発売の特別仕様車“F SPORT Prime Black”に関しては別途レポートしたいと思います。
2017年07月23日
RCF売却手続き完了!やはり一括見積が有効ですね!
売却に関しては、今回も「一括見積もりサイト」を活用し、実質2週間で決着が付きました。
ちなみに当方はレクサス車の売却はこれで合計4回目ですが、レクサスディーラーでの下取りに出したのは1回のみ。残り3回はすべて一括見積もりサイトにより、買取店へ売却です。
ディーラーでの下取り価格がもっと高いといいんですけどねぇ・・・。
今回感じたのが、今までのクルマ以上にRCF・GSFなどの「F」モデルは、買取店により価格差がありますね。
電話での対応や時間調整等、結構手間はかかりますが、買取金額には相当な差が出ますので、ディーラーと下取り交渉をする際にも有効と思います。大手会社での査定士の人柄によりずいぶん当たりハズレがありますが・・・
個人情報の取扱等も個人情報保護法が施工されて10年以上経過しているので、今やどの業者も結構ちゃんとしている印象です。
▼goonet買取査定
▼carview クルマ買取一括査定
▼楽天 一括査定
過去の経験を含めた、当方のオススメパターンは・・・
1)居住エリアの「オートバックス」(買取店がある店舗)でクルマを持込査定。
オートバックスでは出張査定はやっていないので、クルマを持ち込む必要がありますが、「査定金額」の提示があるのが特徴です。有効期限は5日間です。またキャンペーンでオートバックスのポイントやギフトカード等のサービスがある場合もあり。見積金額+リサイクル券の金額が振り込まれます。諸手続き面において、安心感があります。
2)オートバックスの金額を元にディーラーで査定
ディーラー下取りは納車まで乗れるのが最大のメリットなので1)より「10万〜20万程度」下回る程度なら手間や安心感等も考え、ディーラーを選ぶのも良いでしょう。査定金額にリサイクル券と、自動車税、自賠責保険の未経過分の還付があるのが特徴。大排気量車だと自動車税還付は結構大きいです。
3)一括見積もりサイトで複数業者で査定。
この際に、1)、2)で入手した金額を元に交渉。入力フォーム等で、あらかじめ1),2)の金額の高い方を伝えておくと、その価格を越えた金額を提示できない業者からは連絡がないことも多いので、数を絞り込む点では効率的です。査定日時は各車同一にすることも可ですが、複数人と同時応対をしないといけないデメリット、都市部にお住まいの場合は査定中の「駐車スペース」や「周囲の目」などの問題などもありますね。
なお、価格の有効期限がかなり短いことが多いので、そこは交渉が必要となります。価格は通常、「査定価格=振込金額」。書類整備から振込までの期間が業者により異なるので注意。書類整備後4日〜5日といった業者は実質的にクルマを手放してから1週間超えるので、不安感があるため選ばないようにしています。
当方の今回の売却ですが、ディーラー以外で合計で6社から回答あり、最高金額と、最低金額の価格差はなんと62万円!
やはりかなりの差がありますねぇ・・・。
いろいろマル秘情報を教えてくれる査定士もいましたが、現時点でのRCFは残念ながらLCの発売や今春のRCFの年次改良の情報が出回っているため、全般的に価格が下がっています。逆に、これから中古で購入することを検討されている方にとっては良質なワンオーナーの個体や2014年・2015年上期登録のディーラー試乗車・展示車が一気に市場に放出されるので選ぶチャンスと思います。
また「カーボンエクステリアパッケージ」は3年程度使用すると、カーボン部分のクリア層の劣化や飛び石が目立つなどの外観的な問題が生じているケースも多いようで、逆にベース車両よりも査定が低くなるケースもあるそうです。(保管状態に左右される。)
また高価なオプションの「TVD」はまったく価格に反映されない業者と20万円程度で評価してくれる業者に分かれていました。一方、「ムーンルーフ」はどこもオプション価格と同等かそれ以上の評価をしてくれているようでした。
「マークレビンソンオーディオ」はRCFではほぼゼロ評価のようです。(もちろん、付いていたほうが業者としては売りやすい)
そして、いよいよ先行予約が開始された「LS」ですが、元々の価格が高いこともあり、買取価格の下落驚異的なスピードで進んでいるようです。複数の買取店の査定士からそのような話がありました。
現在LSにお乗りの方で新型LSの購入をご検討されていらっしゃる方は早急な価格調査が必要と思われます。
特に、「プリクラッシュセーフティシステム」が装着されていない個体についてはかなり厳しい値段となるという話も・・・(今はいわゆる「自動ブレーキ」類がファミリーカーにも装着され始めているので、LSで「非装備」の場合はかなりリセール評価が厳しいようです。)
一方で、高品質なLSがかなりお手軽な価格で市場に出てくることになりますので、認定中古車(CPO)にこだわらなければ格安でレクサスLSの後期モデル(スピンドルグリルモデル)を入手するチャンスかもしれません。
2017年05月24日
RCF 最後の6ヶ月点検完了!そして。
(レクサスはご存知のとおり、初回車検までの3年間はメンテナンス費用は原則かかりません)
走行距離は2年半で約18000kmほどで、おかげさまで今まで走行系に関するトラブルはありませんでした。
なお、特にハードな走行はしていませんので、まだタイヤの溝も十分あります。前車でも経験済ですが、ミシュラン・パイロットスーパースポーツ(PSS)は耐久性もありますね。また、ブレーキパッドもトムス社のノンダストタイプに交換していますのでほとんど減っていません。
・・・といってもノートラブルではなく、以前も報告させていただきましたが、トラブルに関しては、「アクティブリヤスポイラー」の格納機構の故障と「エアコン」の異音の2点がありました。(どちらも保証期間内<5年>ですので修理代はかかりませんでした、)
エアコンに関しては、エアミックスダンパサーボの故障による異音により一度交換していたのですが、再度エアコンからの異音が発生していたたため対策品と再交換です。
エアコン異音については、IS系・RC系共通ですので、同様に発生する個体があるようです。心配になる方もいらっしゃると思いますが、結構気になる音なので発生しているかどうかはすぐ分かります。
以下は、以前アップロードした再現動画です。
(温度切替の際に「クゥーッ」と鳴る。現象を再現させるため、わざと手動で温度調節をしていますが、操作しなくても鳴ります。)
シートに関しても、半年に1度程度、「レザーマスター・カーインテリオ」でケアし、ジーンズ着用時はボディドクターシートを装着し、座面を保護しているため、テカリもほとんどなくとてもキレイです。
しかしRCFのシートは本当に秀逸ですね。意匠と機能性が見事に両立しています。
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色々保護剤はありますが、他ブランドのオプションにも指定されているこの製品が一押し。
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ナビ&オーディオシステムや電装系のトラブルもありませんでしたし、(OBD2接続関係で「バッテリーあがり」は何度もありましたが、これは自己責任なので・・・)後席も大人が一応座れますし、トランクの積載性もそこそこあり、日常使いも意外にイケるクルマでした。
これで次回のマイナーチェンジで、電動パーキングブレーキ&ブレーキホールド機構、助手席シートポジションメモリ、LC500に搭載された「10速AT」が搭載されればまさに理想形です。
さて、次車は時代を考慮して、大排気量のNAエンジン車をいったん卒業し、「エコカー」になりますので、今となっては希少なV8・NAエンジンのサウンド&フィーリングをあと数ヶ月間味わいたいと思います。
なお、RCF車両本体の売却先はまだ確定しておりませんが、後付の部品はかなりありますので、少しずつノーマル仕様へ戻す作業を行っています。
どのパーツもまだまだ綺麗な状態ですので、取り外し後、特定のパーツに関しては「里親募集」を行わせていただきたいと思いますのでRC/RCF系のオーナーの方でご興味のある方はぜひよろしくお願い致します。
2017年02月05日
LEXUS RCF バッテリー交換を超安価で済ませてみた!
さて、このような環境ではクルマの始動も悪くなったり・・・
さて、先日レポートしたバッテリー交換の件が無事に終わりましたので、レポートさせていただきます。
今年車検を迎える方も多いでしょうし、少しでも参考になれば幸いです。
以前のブログでも記載しましたが、LEXUS RCFの純正バッテリーは非常に高額でなんと「8万円」+消費税という非常に高額です。規格サイズは、「LN3」という欧州規格なので、あまり日本車では使用されておらず、それで高いのもあると思いますが・・・
(ちなみに、NXも一部のグレードで「LN2」という規格を使用しているようで)
今後のレクサス車では、このような欧州規格のバッテリーを使用するケースが増えていくそうです。
さて、この「LN3」規格のバッテリー、ネット通販で見ると信じられないぐらい価格差が。しかも大手メーカー(エーシーデルコ)製。
当方はamazonで購入、約12,000円でした。(似たような規格に「LN3R」があるので注意!)
あまりにも安くて不安でしたが、結論から言うと、何の問題もなく装着完了、動作も問題ありませんでした。
▼amazon
ACDelco [ エーシーデルコ ] 輸入車バッテリー [ Premium EN ] LN3 新品価格 |
▼楽天のおなじみショップでも12000円前後。
送料無料でポイントもつくのでキャンペーンのときはこちらのほうがイイ?
価格:12,180円 |
商品は3日ほどで到着しましたが、バッテリーってホント重いんですね。。。(約20kgあります)
欧州車などでは重量バランスのためリヤのトランク内にバッテリーを搭載している車種もありますが、たしかにこんなに重いのをフロントの高い位置にあるのはあまり良い条件とはいえなそうです。
なお、3月発表予定の「LC500/LC500h」ではリヤのラゲージ内に搭載しているみたいですね。
交換はレクサスディーラーにお願いしました。
当然工賃はかかりますが、重いし、自分では処理済み後バッテリーの処理ができませんし。
交換後のバッテリーはごらんのとおり。ラベルが結構目立ちますが、性能には問題ないと思います。
しかし、純正品と汎用品のバッテリーの価格差がこれだけあるとは思いませんでした。
純正品が安全確実とは思いますが、これだけ価格差があれば大手メーカーの代替品でも良いようにも思います。
万一トラブルがあるようでしたら、報告したいと思います。
(もともとバッテリーはメーカー保証対象ではないですしね)
これでしばらく安心して乗れますが、定期的なバッテリー状態のチェックの必要性を痛感しました。
(ちなみに、レクサスアプリの「Smart G-LINK」の”ヘルスチェックレポート”でバッテリー情報の状態が確認できるのですが、これだと「良好であると思われます」だったんですよねぇ。
で、ディーラーの診断機で調べてもらうとバッテリー状態はは「瀕死レベル(即交換状態)」
当方の場合はこのアプリは役に立ちませんでした。
2016年11月15日
スーパーGT LEXUS RCF が有終の美を飾る!
そのGT500車両にトヨタ(LEXUS)がベース車両として供給している「RCF」についてはデビュー以来なかなか勝利に恵まれませんでしたが、ついに今年度はシリーズを制覇しました!
http://lexus.jp/brand/amazing_in_motion/motorsport/index.html
昨年はGT-R、一昨年もGT-Rがチャンピオンでしたので、LEXUS陣営は3年ぶりの勝利のようです。(2013年はLEXUS SC430がチャンピオン)
このままチャンピオンにならないまま、RCFはLC500にバトンタッチするかとも思われましたが・・・!
さて、まだまだ詳細スペックが判然としない「LC500」、「LC500h」ですが、少しずつ情報開示がされている模様。
LC500については、先行発売したFモデルである「RCF」、「GSF」との違いが特に気になるところですが、決定的に違うのが、「RCF」にオプション、」「GSF」に標準装備されている「TVD」(トルクベクタリングディファレンシャル)の有無。
LC500については、TVDが非装備であることが判明しており、そのかわりスポーツグレード仕様には「LDH」(レクサスダイナミックハンドリングシステム)が装備されることが想定されます。
LDHとTVDの違いは乗り比べるとその違いがわかりますが、コーナリング中にアクセルを踏み込み、アンダーステアを解消気味に走行される方はTVDの挙動が好みの方も多いのではないでしょうか?
TVDはLDHと違い、スイッチ一つで効き具合を常時3段階で調整できるのも良いですね。
年明け1月に開催されるデトロイト・モーターショーでは来年秋頃発売と予想される、新型LSのお披露目が予想されていますので、LSとLCとの類似点ももうそろそろ判明しそうです。
公道テストも本格的に開始され、あと1ヶ月もすればティザー画像が出回るのでしょうね!
2016年07月07日
【完結編】LEXUS RCF / GSFにはなぜナノイーがない?
レクサス車の場合、カタログに記載されていなくても装備されているケースはしばしばあるのですが、ナノイーに関しては本当に装備されていません。
実はASC(アクティブサウンドコントロールシステム)の発生装置が、ナノイー発生装置の場所に設置されているから、というのが答えでした。
・・・ということが、実は「クルマはかくして作られる5」にしっかり書いてありますね。
海外仕様のRCシリーズにはASC(アクティブサウンドコントロールシステム)が装備されていてとても良いチューニングがされているとのことです。
クルマはかくして作られる5 レクサスLSに見る高級車の設計と生産 (CG MOOK) 新品価格 |
で、実際どこにASC発生装置(スピーカー)が付いているかというと・・・・
運転席前のダッシュボード内かな・・・(画像で言うとBのパーツかと思われます)
実際の画像については、「クルマはかくして作られる5」を参照。
RCは室内の主要なパーツをISシリーズと共有していますのでスペースも限られていることからナノイー発生装置の場所にASCのスピーカーを設置しているのだと思われます。
(GSFにしても同様の理由でベースのGSシリーズにはASCの設置スペースがないので・・・)
なお、ご存知の方も多いと思いますが、「F」シリーズにおけるASCも進化しており、RCFの場合は「SPORTS+モード」でしか鳴動せず、かつフロント部分のみでしたが、GSFではこれが通常の「SPORTモード」でも動作し、リヤにもスピーカーが追加されるようになっています。
なお、ASCの動作条件は以下のとおりです。
RCF GSF
SPORTモード なし リヤのみ
SPORT+モード フロントのみ フロント+リヤ
GSFで街なかを「スポーツモード」で走行中、リヤ席に座った方から「なんか音がするね・・・」といわれるのはASCのリヤスピーカーからの空気振動があるからと思われます。(そのため、GSFにはASCのキャンセルスイッチがついているわけですね・・・)
一方RCFの場合は「スポーツ+モード」でないとASCは作動しませんから、キャンセルスイッチはないのでしょうね。
さて、ナノイーイオン発生装置ですが、少しずつ値段が下がってきました。
新型の2016年カップホルダーモデルは価格が下げ止まり、シャープ製は9500円前後でここ数ヶ月固定しています。一方、OEM先のデンソー製が8,000円台に下がってきました。今ならデンソー製がお得ですね。
【デンソー/DENSO] 車載用プラズマクラスターイオン発生機 カップタイプ ブラック 044780-172 【品番】PCDNT-B 新品価格 |
フィルター付きの2016年モデル 「IG-HCF15-B」は15000円台に。
底値は12000円台と推定されますので、あと一歩か?(現在amazonでは14800円のタイムセール中)
シャープ イオン発生機 プラズマクラスター搭載 車載用 フィルタータイプ ブラック IG-HCF15-B 新品価格 |
それにしても、愛知県エリアでは最近「LC500」がごく一部のみ偽装した状態で走行しているようで、twitterなどで目撃情報がアップされていますね。ホント、今年には出そうなぐらいですが、まだまだ熟成を進めているところなのでしょうね。
ダークローズと思われる内装ですが、パナメーラを見た後だとちょっと新鮮味にかけるかなぁ。
黒い内装がそう見えるのか?ちょっと地味な感じがしますね。
2016年07月03日
京商 LEXUS RCF 1/18 samuraiシリーズ ミニカー買ってみた!
京商の 1/18 samuraiシリーズ(レジンモデル)というやつで、今年の春には発売していたのですが、ちょっと高価なのでボーナス時期まで待っていました(笑)
RCF 1/18モデルは、「ヒートブルーコントラストレイヤリング」と「ラヴオレンジマイカ」の2種類がラインナップされています。ヒートブルーはフレアレッドのシートで非常に映えますね。
結構在庫が少なくなっているみたいで、価格レンジは安いところでは13000円前後、定価ベースだと16000円程度のようです。
KYOSHOオリジナル samurai 1/18 レクサス RC F (ヒートブルーCL)[京商]《発売済・在庫品》 価格:12,920円 |
KYOSHOオリジナル samurai 1/18 レクサス RC F (ラヴァオレンジCS)[京商]《取り寄せ※暫定》 価格:12,920円 |
間もなく、レクサスIS350 F SPORT も発売されるようですので、ISオーナーさんは要チェック。
(京商のHPでは7月発売となっています)
https://www.kyosho.com/jpn/products/diecast/new_release.html?s1=100153
RCFの仕上がりを見る限りはかなり期待できそうです。
ホワイトノーヴァガラスフレーク
KYOSHOオリジナル samurai 1/18 Lexus IS350 F Sport (ホワイトノーヴァガラスフレーク)[京商]《06月仮予約》 価格:13,740円 |
人気のソニックチタニウムも。
価格:14,580円 |
クオリティですが、以前発売された5−6000円レンジのミニカー(1/43モデル)とはさすがに違います。
値段も2倍以上違いますが、大きさも2倍以上違います!
大きいだけあり、各種ランプ、ドアミラー、室内の作りこみやボディ底面の作りこみなどがかなり違いますね。
とはいえ、ところどころ塗装のはみ出しや微細な異物の混入、塗装の荒れがありますが、価格帯を考慮すると、そこまで求めるのは酷なんでしょうね。
正面。スピンドルグリルや3連LEDヘッドライト周りなど、再現率高し!
ブレーキは2015年モデルのブラックキャリパー。
LEXUSロゴも入っていますし、スリット式ローターも再現されています。タイヤももちろんゴム製。
ホイールはポリッシュ加工なしのタイプが採用されていますね。
リヤ。1/43では不満のあったテールランプやマフラーなどが作りこまれています。
リヤガラスは熱線まで再現されています!
室内も結構作りこまれています! リモートタッチ、スピードメーターやナビ画面もステッカーで表現。
実車でもシルバー調やアルミを使用しているところは再現されていてこれはなかなか満足行く仕上がりです。
前上からはなかなか見れないので面白いです。カーボンルーフだったらなぁ・・・。
ダッシュボードはもちろん、細かいことですがオートマチックハイビームシステム(AHS)などのギミックも再現されてますね、
というわけで、京商 1/18 samuraiシリーズ LEXUS RCF ミニカー でした!
これ、ディーラーなどに展示してもいいぐらいだと思いますねぇ。
(納車プレゼントで選べたらかなり嬉しいかも・・・)
2016年06月03日
LEXUS RCF 年間維持費はどれぐらい?
自動車税、納付期限の5/31を迎えましたが、皆様お支払いはお済みですよね?
納付期限が1ヶ月と短いですし、サラリーマンの方だとボーナス前ということもあり、つい支払いが遅延される方もいらっしゃるのでは・・・かくいう私も恥ずかしながら若干遅延して本日ようやく支払いをしてきました。
実際のところ、1回めの督促状の送付までは利息がかからないケースも多いようなのですが、最近はクレジットカード払もできるようになったので払いやすくなったのが嬉しいですね。
当方はセコく、ポイントの貯まるクレジットカード(リクルートカードやヤフーJAPANカード)で「nanaco」にチャージ、セブン・イレブンで支払いのパターンです(笑)
RCFの自動車は「88,000円」ですからクレカのポイントが1%と考えても880円ですから1回のランチ代分ぐらいにはなりますね。
さて、先日18ヶ月目の点検(1年半)を受けてきたのですが、今回はLEXUS RCF 年間の維持費がどれぐらいか計算してみました。
今後ご検討されている方に少しでもお役に立てれば。(GSFでも同等でしょう)
1)メンテナンス費用
レクサスでは新車購入から初回車検までの3年間メンテナンス代が無料です。
半年ごとの点検ではエンジンオイルの交換、1年ごとの点検ではエンジンオイルフィルター、ワイパー、
エアコンフィルターが無償交換となります。
よって、点検代は無償です。
ただ、エンジンオイルは通常、一般的なトヨタ・キャッスル(鉱物油)です。
化学合成油(一般的にはモービル1が多いようです)へのアップグレードは各ディーラーにより異なり、
7,000円〜1,5000円程度の差があるようです。また、カーショップなどでアッシュやモチュール
などの高性能オイルに交換される方も多いと思います。
よって、エンジンオイルにこだわる方は年間30,000円ほど見ておけばよいでしょう。
街乗り主体であれば半年ごとの純正オイルでも十分です。
ただ、差額を払いモービル1などの化学合成オイルに交換すると エンジン音は静かになりますし、
踏んだ時のエンジンの回転は良くなる感じですね! (価格相応かは価値観によりますね)
私の場合は純正オイルの場合は 呉 社のオイル添加剤「デュアルブ」を入れています。
▼amazonだと送料込みで3300円程度。 カー用品店だと4000円〜4500円程度。
添加してしばらくはモービル1に交換したようなフィーリングが得られる感じがします。
新品価格
¥2,624から
(2016/6/3 23:24時点)
その他、洗車代(ディーラによっては無料)、各種コーティング類はオーナーにより差があるので考慮していません。
2.自動車保険(任意保険)
これはオーナーの年齢や保険の等級、保険会社により当然異なりますよね。
当方の場合は「16等級」 「車両保険(一般)15−15」
車両保険金額=875万円(既に新車ではないので1年目から下げています)
対人・対物無制限、人身傷害 3000万、搭乗者傷害1000万
弁護士費用特約あり、車両身の回り品保証あり、個人賠償責任保険あり、ロードサービスあり
で年間「約95,000円」
年間の保険料を20万円近く支払われていらっしゃる方は一括サイトで一度見直しをされるのをおすすめします!(DMは多少来ますが・・・)
自動車保険は掛け捨てですし、年齢条件によりお得な保険会社が変わりますので、お付き合いの深い代理店がなければ、毎年見積もりをするのがお得かと思います。(当方はほぼ毎年保険会社を変更しています)
自動車保険に関しては、上記見積もりサイトだと10万円程度になる方も多いのではと思いますので
「100,000円」としておきます。
3.燃費
燃費ですが、これも乗り方により異なりますが、ISFやLS460などと比べると燃費は良好です。
一般道主体だと6km/L、幹線道路主体だと8km/L、高速道路主体だと少しハイペースで10km/L程度でしょうか?
アイドリングストップ装置はありませんが、低負荷時はエンジン回転数を抑える機構があるので振動も少ないですし、燃料消費も抑えられており、意外と燃費が良い印象です。
年間10,000km走行と仮定、実用平均燃費が8km/Lと仮定すると1250Lのガソリンを消費。
現在は原油安でガソリンが安いですが、長い目で見るとハイオクは1Lあたり150円として計算。
=「187,500円」 がランニングコストです。
なお、クレジットカードの「レクサスカード」ではENEOS系でガソリンが3%OFF+1.5倍ポイント還元。
シェル系列なら「スターレックスカード」で最低でも1Lあたり4円引き。
その他、ENEOSカードは定番ですがお得ですね。
4.自動車税
前述のとおり、「88,000円」
ということで、初回車検までは年間「約40万円」程度がランニングコストになります。
この車の場合は、カスタマイズ費用がこれを上回るかたも多そうですが。
さて、初回車検で走行30,000キロを迎えるといよいよタイヤ交換の時期でしょうか。
ミシュランパイロットスーパースポーツの前後異型サイズなので交換工賃含め、20万円程度は必要ですね。
フロント Pilot Super Sport 235/35ZR19 ・・・1本35,000円前後〜
リヤ Pilot Super Sport 275/35ZR19 ・・・1本45,000円前後〜
ブレーキパッドも交換の可能性あり。
当方は社外の低ダイスとパッド(Tom'sパフォーマ)に交換しているのでまったく減っていませんが・・・
フロント・リヤで 約50,000円+工賃=60,000円程度。
ちなみに純正パッドはもう少し高価です。
▼amazon トムス パフォーマ(低ダストブレーキパッド) フロント
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▼amazon トムス パフォーマ(低ダストパッド) リヤ (RCF用)
TOMS(トムス) LEXUS RC F(USC10)ブレーキパッド パフォーマ リア 0449B-TW847-A 0449B-TW847-A 新品価格 |
で、いままで1年半でのトラブルは以下のとおり。
初期ロット車両なのでノートラブルではありませんが、当然ながら無償対応。
部品の手配や修理対応が速いのは他欧州車ブランドと比べても優位点でしょうか?
・エアコンからの異音(エアミックスダンパサーボ)
→無償交換。ただ、完治にいたらず。(あまり気にならない方も多いと思いますが)
・純正アクティブリヤウィング故障
→ECU交換。(無償交換)他の車でも発生している模様。
・LEXUSApps エンジン起動時にアプリが落ちる
→ETC2.0不具合対応によりナビプログラム無償更新により完治。
2016年03月26日
LEXUS RCF 航続可能距離「0」でどれだけ走行できる?
1/3ぐらいになると給油する方、警告灯がつくと給油する方など。
RCFでは残燃料が少なくなるとバーが赤色で表示されるので、いつもそれぐらいのタイミングで給油していますが、今回は機会を逸して、「航続可能距離(走行可能距離)」がゼロになりそうなので、実際にどうなるか試してみました。
(本テーマに対し、非常に参考になる有意義なコメントを頂戴いたしました。ありがとうございます)
今まで乗ったクルマの経験上、燃料残ゲージがゼロになっても実際は(計算上)少なくとも「5L」程度は燃料が残っていたので心配はしていなかったのですが、大食らいのRCFは気を使うので、「エコモード」&ふんわりアクセル&エアコン・ヒーターOFF状態でチャレンジ。
ちょうど土地感のあるところで走行可能距離が「0」になったと思うと、見慣れない日本語が!
この時点で、「給油してください」と日本語がでます。とても親切ですね(笑)
*なお、警告音などはとくに鳴りません。
そして、上部のデジタルメーターの燃料バーは見事「ゼロ」になります・・・
(青→赤と変化し、最後は徐々に赤色部分が短くなり、消える)
アナログメーターだとなんとなくまだ針が振り切っていないなどの感覚で残燃料がわかりますが、デジタル表示だとまったくゼロになっています。これは不安(泣)
しかし、あと実際どれだけ燃料が残っているかは、レーダー探知機のOBD2情報表示機能で大体わかります。
当方が使用しているユピテル GWR103sdによると、どうやらあと「5.5L」は残っている模様。
一般道のエコ運転だと軽い渋滞路でもリッター6.5〜7km/L前後はマークできますので、あと30km以上は走行できますね!
さて、このあとすぐ近くにあるスタンドで実際に給油です。
RCFのタンク容量はカタログ上、
ここで、再度レーダー探知機のOBD2情報を見ると、残燃料は「65L」になっています。
(追記:当方の環境では毎回「65L」です・・・)
給油量の「58.12」L+直前のOBD2情報の「5.5」L=「63.62L」」ということで、少し誤差はあるということになりますね。
ということは、実際は給油直前には「7L」程度残っていたということになりますね。
走行可能距離が一気に430km超に復活!
しかし、満タンで走行可能距離がこれとは低すぎる・・・
実際、RCFは高速道路での定速走行(100km/h+α)ではリッター10km以上を安定的にマークしますが、走り方によりずいぶん燃費が変わりますので、「東京〜大阪間」をかなりのハイペースで運転すると目的地によると燃料切れとなる可能性があります(笑)
タンク容量がもう少しあれば・・・
というわけで、航続可能距離が「0」となっても、まだタンクには5〜7L(30km〜40km)程度は走行できるガソリンが残っている可能性が高いです。
ただ、この航続可能距離は今までの「平均燃費」等を勘案して表示されるとおもうので車両により残燃料は異なると思われます。なるべく早めの給油に心がけましょう!
心配な方は、OBD2接続で、具体的な「残燃料」が表示されるレーダー探知機がおすすめです。
私もこれでずいぶん助かってます。
ユピテル GWR203sd は発売から1ヶ月が経過し、価格が28,000円台になってきました。(楽天)
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機能がほとんど変わらない GWR103sdはついに底値と思われる 18,000円台に。(amazon)
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しかし今後のトヨタ/レクサス車ではOBD2接続ができなく可能性が高いのでこのような情報がわからなくなると思うと残念です。
2015年12月31日
LEXUS RCF 2016年モデルに試乗してきました!
実は、RCF自体に試乗するのは「初めて」です(笑)
RCF 2016年モデルは2015年9月17日に発表され、10月1日に発売されました。
改良ポイントのおさらいですが、以下の5点とされています。
1)リヤサスペンションアームとブッシュの変更を行い、高い次元で乗心地と操縦安定性のバランスを確保
2)ハイパフォーマンスエンジン2UR-GSEは、組み立て後に一基ずつエンジン回転バランスを調整する専用工程を追加。アクセルを踏んだ瞬間から感じるV8エンジン本来の滑らかさとレスポンスの良さを、さらに高次元へと引き上げた。
→「GSFのすべて」に具体的な調整内容の一部が記載されています。
3)ブレーキキャリパーのロゴを「LEXUS」からレクサススポーツの象徴である「F」に変更。さらに、高性能ブレーキの存在を際立たせる“F”専用オレンジブレーキキャリパー(フロント・リヤ)をオプション設定した。
4)4連エキゾーストディフューザーの意匠を変更。
5)直線基調のアルミ製スポーツペダル&フットレストを新たに採用した。
ということで、1年目の改良としては比較的大きな改良でした。
改良内容は6月頃には明らかにされていたのですが、1)、2)については直前まで情報がなかったため驚かれた方もいらっしゃると思います。
さて、渋滞ぎみの一般道を1時間弱の試乗ということで、高速度域は試していないのですが・・・
・エンジンレスポンスについてはGSFと同様、低速回転域でのレスポンスの向上が感じられた。(高回転域は試せず)
・リヤサス変更について、確かに段差等でのリヤ側のショックが改善された印象だが、GSFに比べるとずいぶん差がある。(そもそもホイールベースが違うし・・・)全般的に乗り心地がよくなったように感じたが、空気圧・走行距離も異なるので”プラシーボ”の範囲内か?
ということで、一般道をチョイ乗りするぐらいでは、2015年モデルのオーナーが嫉妬するほどの改良ではないと感じましたが、静的な部分では、マフラーカッターは地味ながらかっこ良くなっていますし、アルミペダルも新意匠で、本来この形でリリースしてほしかったぐらいです。
【参考】
・アルミペダルセットは3点セットで約1万円
・マフラーカッターは4つセットで約2.4万円部品注文可能。
ただ、2)の改良により、低速度域のアクセル・エンジンレスポンスが向上しているのはGSF同様、街乗りでも乗りやすく、好ましい改良と思いました。
が、エンジンが別物になったような感覚はまったくなく、微妙なフィーリングの違いといえますし、エンジンオイルの銘柄変更でも同様の体感は得られるでしょうし、不満ならスポーツモードにすればいいので。
今回は購入店舗以外で試乗させていただいたため、手ぶらで帰るのも・・・ということで、在庫のあったLEXUSコレクションを購入。
2015年秋・冬から加わった、スポーツタオルの「RC」です。GSFも発売したことなので、そろそろ「F」コレクションも復活してほしいところです。他ブランドでも「AMG」や「M」のグッズはありますからね。
さて、このタオルは今治タオル認証なので質感もgood!ジョギングの際に携帯したいと思います。
店舗を出るとなんと洗車&タイヤワックスもされており、サービスの良さを実感。(無料)
普段行くディーラー以外にも付き合いのある店舗があると何かと便利ですし、レクサスディーラーネットワークの利点でもありますね。
なお、年末ということもあり、久々に(半年ぶりぐらい?)「HDN」にアクセスしました。
発売して約1年2ヶ月、今までに実質的に納車されたRCFは約1750台前後のようです。
発売後1ヶ月までの先行受注が900台でしたから、その後の1年で倍増した計算になります。
現時点では、月販目標/30台を大きく上回るペースで販売が進んでいますが、実用的なスーパーセダン、GSFの発売後の動向がどうなるでしょうか?
なお、久々にチェックしましたが、走行距離 約10,000km時点での生涯燃費は8.5km/Lと驚きました。
意外にRCFに燃費いいですね〜
半分以上は高速道路走行と思いますが、モード燃費の8.2km/Lを超えているのは優秀ですね、
低負荷時のアトキンソンサイクル化、アイドリングストップで500rpm前後まで回転数が落ちるなど地道な対策で燃費が向上しているのが実感できます。
内外装のカラー別ランキングなどももあれば面白そうです。(そろそろHDN自体のアップデートもしてほしいですね。)
2015年10月29日
京商製 LEXUS RCF ミニカーがようやく届きました!
京商製のミニカー レクサス RCF、8月ごろからの度重なる発売延期ですが、ようやく届きました!
早速開封。「ホワイトノーヴァガラスフレーク」の白さがよく表現できていてデザインも良くできていると思います。BBS鍛造ホイール(MOP)の造形やブレーキローターも再現されていてなかなか細かいです。
反面、ホワイトボディなので、塗装時のチリなどの異物混入が目立ちますね。ラヴァオレンジやヒートブルーならあまり目立たないのかもしれませね。
これで5000円前後と考えると、なかなかいい感じです。(ただし、リヤスポイラーは可動しません)
京商製のRCFミニカーは発売間もないですが、早速在庫切れが頻発しています。
ヨドバシ.comなどでは全色オーダーストップ。
ホワイトノーヴァについては、ネット通販で4,000円台〜5,000円台前半の安いお店は軒並み品切れ。
リアル店舗だと、ヨドバシアキバと、梅田には在庫があるようです(10/30 朝現在)
あみあみで注文再開!(暫定受け付けらしいです)
京商オリジナル 1/43 レクサス RC F ホワイトノーヴァガラスフレーク[京商]《取り寄せ※暫定》 価格:4,690円 |
在庫あり!だが価格がちょっと高い。。。
京商 1/43 ダイキャストカー トヨタ Lexus RC F (ホワイトノーヴァガラスフレーク)レクサス 価格:5,780円 |
一方、ヒートブルーとラヴァオレンジのRCFはまだ在庫がある店舗も多い様子。ジョーシンwebで確認(10/30 朝現在)*ホワイトノーヴァは売り切れ。
http://joshinweb.jp/srh.html?QS=&QK=RCF
さて、いよいよモーターショーですが、すでに行かれた方からGS系でいただいたネタを2つ。
1点目は「F」キャリパーの件
GSFの市販版では、キャリパーのFロゴはちゃんと「塗装」されていたそうです。よかった〜!(青山のプロトタイプはシールでした)私も土曜に行って確認したいと思います。
2点目はリヤウィンカーの件
GS/GSFのプレカタログにも明確に記載がありませんでしたが、リヤウィンカーはLEDとのこと。
*GSFのスタッフマニュアルには、「光源はオールLED化」と書いてありましたが、プレカタログには記載がなく、海外の動画サイトでもリヤウィンカーの点灯動画がなく、不安に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?(ウィンカーは端っこに縦に配置されている模様)
モーターショーではマイナーチェンジする「GS450h/300h/250」もしっかりチェックしたいですね!
2015年10月15日
コクピットTOYOSU 「8周年祭!大試乗会」TOM's RCF登場?
トムスやコクピットのHPで開示されています。
http://www.tomsracing.co.jp/topics/2015/1005-211055.html
以前ISFの時は納車後すぐいろいろお世話になったショップなので、久々に行ってみようかなと思います。
【LEXUS RC F TOM'S】
主な装着パーツ :エアロパーツ一式、サスペンションキット「Racing」、ボディ補強パーツ、エキゾーストシステム「トムスバレル」他。
試乗は助手席での同乗で、対象商品商談のRCFオーナー様のみとのことなので、ご興味のある方は要チェックですね! 個人的には、サスペンションキット「Racing」が非常に気になります!
久々にトムスのホームページを覗いて見ると、RCFに関しては、GT500に参戦しているだけあり、結構リリースされているんですね。
RCF以外でも、いま売れ筋のレクサスNXに関しては、レクサスNXオーナーから不満が多いと思われる、オーディオノブ(ダイヤル)が製品化されています。
大手メーカーからこういうマニアックな商品が発売されるということはよほどニーズがあるのでしょうね。
価格は7,560円(税込)ということで、少し高めですが、大手メーカー製なのでやむを得ませんね。
TOMS(トムス) LEXUS NX (AGZ1#/AYZ1#)用 オーディオダイヤル 価格:7,182円 |
私もよくお世話になっているシンクデザインさんからもNXの用のオーディオノブが発売されています。トムス製やオークションサイトで販売されているものとも違う、サテンメッキのオリジナリティある製品で、デザインで選ぶのも良いですね。2個セット6,000円と少し安いです。
http://www.think-design.jp/lexus_audio_knob_top.html
さて、TOM’s製品について、当日は特別価格で販売もしているとの記載があるので、基本定価が多いTOM’s製品が少しでもお手頃に購入できればいいですね。
RCFだとホイール交換やキャリパー塗装などとセットで人気のあるのが、ブレーキパッドでしょうか。
サーキット走行しないならこちらのパッドでもいいかもしれません。ブレーキ鳴きも改善されればいいのですが。(当方は走行距離9000kmを超えましたが、未だに低速度域のブレーキ鳴きからは開放されず・・・)
TOMS(トムス) LEXUS RC F(USC10)用 トムスブレーキパッド パフォーマ フロント 価格:35,640円 |
TOMS(トムス) LEXUS RC F(USC10)用 トムスブレーキパッド パフォーマ リア 価格:23,760円 |
必要かどうかは別として、リミッターカットも?
ネット価格より安いということは無さそうですが・・・(工賃安ければいいかも?)
TOM'S 【トムス】 スピードリミッターカットLEXUS RC F USC10 8AT 14.10〜 価格:173,016円 |
リミッターカット装置については、アイコードやTOM’s以外にも、sardからも発売されていて、こちらのほうが実勢価格が1〜2万円ほどお安いのが魅力です。(もしかしてモノは某社のものと同じ??)
SARD 【サード】 CUVU 「キューブ」Circuit Utility Verocity Unit [スピードリミッターカット]LEXUS RC F USC10 8AT 14.10〜 価格:155,304円 |
RCFも発売から約1年が経過しようとしており、台数の出ない車種の割には徐々にアフターパーツも出揃ってきたのが嬉しいところです。
個人的には、トムスのデモカーも楽しみですが、TRDのRCFデモカーもぜひ見てみたいです。
(一部のレクサスディーラーではお披露目されているようで、羨ましいです)
2015年09月17日
レクサス RC/RCF 1年目の比較的大きなアップデート!
発売から1年の年次改良としては比較的大きな変更があり、RCには力が入っていることが伺えます。
▼久々のRCF。最北端の宗谷岬近辺でのショット。
さて、アップデート内容自体は6月頃からアナウンスされていたので、サプライズはありませんでしたが、次の2点は初耳だったので、プチサプライズでした。
1点めは「Fスポーツ専用アルミペダルセット」の存在。(変更は「F」モデルだけと聞いていたので〜)
レイアウト上仕方ないのかもしれませんが、海外仕様に比べ、フットレストが小さいのが残念です。
フットレストがカーペットにくっついているので換装はちょっとひと手間かかりそうです。
2点めはRCFのエンジン回転バランス調整。これが1万円値上げ理由?
さて、ようやく公表されたカラードブレーキキャリパーは、LFAを除けばレクサス10周年で初設定。
RCFの方は、ブラックがオレンジに変更されたのみですが・・・
F SPORTにメーカーオプションのブレーキキャリパーは通常の4podとも形状が異なっており、単なるカラードだけでないようです。これで40,000円+taxは安いですね。
RC200tは、RC300hよりも一律44万円、RC350より75万安い価格と、わかりやすい価格設定です。(350Fのみ、LDH装備のため20万円高)
RCは元々、Fスポーツに人気が集中しているようですが、その理由として、IS系と違い、Fスポーツは標準で本革シートやシートベンチレーションが装備されているという点にあると言われています。
これはRC200tでも同様ですし、今回はオレンジブレーキキャリパーやLSDがMOP設定されるなど、よりF SPORTの魅力が増していますね。
その他、RCFの改良は、待望のアルミペダルセットの意匠変更、マフラーエンドの形状変更
一応部品は発注しようと思いますが、どれだけ見た目が違いますかね〜?どこかに現物展示されませんかね?
そして足回りの改良は予想通りの方向性ですが、果たして乗り比べで違いがわかるかどうか。
実はRCFの試乗は一度もしたことがないので、エンジンレスポンスの違いも含め、2016年モデル、ぜひ体感してみたいです。
▼美瑛にて。また北海道に行きたくなってきました・・・
2015年08月19日
RCFのオートマチックハイビームは使えるのか?
2014年発売のレクサスNXやRCからは、レーンディパーチャーアラート(LDA))とセットで「35000円+税」と安価になっただけに、装着を検討されていらっしゃる方も多いのではと思います。
また、2015年初夏から設定され始めた「トヨタセーフティセンス(C・P)」や「レクサスセーフティシステム+」でもオートマチックハイビームが標準装備されることになり、実質的に今後のトヨタ/レクサス車にはほとんど標準装備されるとこととなります。
約9ヶ月さまざまなシチュエーションで走行した結論から言いますと、街灯がなく、対向車がある程度少ない「峠」(山道)や「高速道路」を走行する方は非常に使えます。
特に、RCFの場合はフォグランプがないので、夜間の峠・山道の走行は気を使いますが、オートマチックハイビームが動作した場合は一気に視界が広がり、安全かつ快適なドライブが出来ます。
NXやRC系の3眼フルLEDヘッドランプはもともと照射範囲が広めで見やすいのですが、視界が広がると、これだけイージーにドライブができるのか、というぐらいです。
私の場合は、「安房峠」以西の岐阜エリアの国道158号・471号を夜間に走行する機会がしばしばあるのですが、オートマチックハイビームの有無でずいぶん心理的な安心感が違うことを体感しています。
特にトルクべクタリングディファレンシャル(TVD)のモードを「スラローム」にした場合はさらにスムーズなコーナリングが可能です。TVDがはアクセルオンの時にしか動作しないので、安心してアクセルを踏み込みできるのは安心感が高いです。
なお、交通量の少ない夜間の中央道(甲府以西)・常磐道(いわき以北)でも、路面の凹凸やアップダウンも的確にわかり、ロービームのみでの走行とはずいぶん違うなと感じました。
逆に、都市部や街灯のある高速道路などではほぼ無用(というか動作しない)といっても過言ではありません。
もう一方のセットオプションのレーンディパーチャーアラート(LDA)はブザー警告のみの場合、あまり役に立ちませんので幅狭の道では警告音がうるさくOFFにされる方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。
なお、レクサスの「レーダークルーズコントロール」(ACC)の制御は最新のNXやRCでもかなり動作が荒く、お世辞にも完成度が高いとは言えないと感じていますが、「オートマチックハイビーム」の制御については他メーカーと比べても健闘していると思います。以前乗っていたアウディに較べてもオートマチックハイビームのon/offの切り替えの頻度も多く、ユーザーの環境により選ぶ価値はあると思います。
なお、今後のレクサスでは、以下の車種でオートマチックハイビームを更に進化させた「アダプティブハイビームシステム」(AHS)が搭載される予定ですので、さらに快適な走行ができるかもしれません。
これらは基本的にハイビームで走行して特定の場所を遮光、もしくは照射先を切り替える仕組みですので、誤動作がなければ相当安全性が高まると思います。
ただ、アウディのように、歩行者にフラッシュで警告する仕組みはさすがにありませんね。
レクサス RX200t/RX450h (LED点消灯式AHS)*MOP
レクサス GS/GSF (LED点消灯式AHS)
レクサス LX570 (AFS遮光シェード式AHS?)
さて、明日はいよいよLX570の発表予定日。
公式ホームページは午後2時には更新されると思いますので、気になる方は要チェックです!
(LX570の見積もり等は、「ワンダー速報」さんがアップされています)
http://drumsyos.blog.fc2.com/blog-entry-901.html
うーむ、フル装備のRCFカーボンパッケージとだいたい同じぐらいの価格帯となりますね・・・
2015年06月08日
画像で妄想 レクサス RCF 年次改良!(2016年モデル)
2015年05月02日
LEXUS RCF 燃費 と アシストパッド
燃費については、「e-燃費」のアプリを使用しているのですが、満タン法でだいたい7.5km/L前後が定番となってきました。車両の燃料系や、ハーモニスドライビングナビゲーター(HDN)ではもう少し高い値(7.8km/L程度)です。
ちなみに、HDNのRCF全体のランキングでは、5/2現在、990台中、約200位です。
RCFに関しては、ISFよりも燃費は確実に良いと感じますが、常識的な範囲での高速度走行や高速道路巡航ではあまりかわらないイメージです。やはり低負荷時の低燃費対策が功を奏しているのではと思います。アイドリング時には500rpmまで回転数が落ちるので頻繁なストップ&ゴーの多い都市部ならアイドリングストップ機構なしでいいかもしれません。
ところで、トヨタ86が発売された時から、実用性もあり、かっこいいなぁ〜とおもっていた降車時のアシストパッド。
RCFでもなんとかできないかな〜と思っていたら、セイワ社からカーボン調の「すべり止めシート」(W845 またはW857)が発売されていて、試しにおいてみたら質感も感触もなかなか良かったです。
降車時に、ココに手をついて腰を浮かすように降車するとシートも傷めないですし。
残念なのが、もともと横方向に設置して使うものなので、縦に設置すると、カーボンの織目があわないこと・・・
ちなみに型番W845が大型サイズなので、W857の小型サイズの方があうかも知れませんので、後日W857も購入して、どちらかしっくりする方を使用したいと思います。
滑りどめシートなので、他の場所にも使えますし。
通販だと送料がかかるので、カー用品店で購入したほうが良さそうです。
【セイワ SEIWA】すべり止めシート H80×W160×D1.6mm W857 価格:650円 |
2015年02月18日
RC F 「Carbon Exterior package」 の展示・納車が始まっているようです
公表されているデータによればカーボンエクステリアパッケージを置く店舗は以下の通り。
(2月18日現在)
<関東近郊エリア>
レクサス目黒/外装・・・ブラック<212> 内装・・・ブラック&アクセントオレンジ
レクサス山下公園/外装・・・ホワイトノーヴァガラスフレーク<083> 内装・・・ フレアレッド
レクサス宇都宮南/外装・・・ラヴァオレンジクリスタルシャイン<4W7> 内装・・・ブラック&アクセントオレンジ
<北海道エリア>
レクサス藻岩/外装・・・ラディアントレッドコントラストレイヤリング<3T5> 内装・・・ブラック
<東北エリア>
レクサス太白/外装・・・ラヴァオレンジクリスタルシャイン<4W7> 内装・・・ブラック&アクセントオレンジ
レクサス郡山/外装・・・ブラック<212> 内装・・・フレアレッド
<中部エリア>
レクサス佐鳴台/外装・・・ラディアントレッドコントラストレイヤリング<3T5> 内装・・・フレアレッド
レクサス高岳/外装・・・ラヴァオレンジクリスタルシャイン<4W7> 内装・・・ブラック&アクセントオレンジ
<近畿エリア>
レクサス三国ヶ丘/外装・・・ラヴァオレンジクリスタルシャイン<4W7> 内装・・・ブラック&アクセントオレンジ
レクサス紀三井寺/ラヴァオレンジクリスタルシャイン<4W7> ブラック&アクセントオレンジ
<中国エリア>
レクサス広島東/外装・・・ホワイトノーヴァガラスフレーク<083> 内装・・・ブラック&アクセントオレンジ
納期遅延により、カーボンからノーマル仕様に変更した店舗も多いとのうわさですし、価格帯と販売台数から考えても、すでにRCFが置いてあるディーラーには新規にカーボン仕様は導入されないでしょうから、展示(または試乗車)を置けるディーラーはごくわずかだと思われます。
※現時点で、「RCF」と「RCFカーボン」をどちらも置いてあるのは、レクサス高岳のみ。 (凄い・・・)
なお、カーボンリヤスポイラーについては、現在メーカーでの価格設定がされておらず、単品での部品供給がない状態です。今後、破損した場合等の対応もありますので価格設定されるとは思いますが、当面はカーボンエクステリアパッケージオーナーの特権になると思われます。
なお、今秋発売とされる、GSFには、「カーボンルーフ」と「アクティブ(可変式)カーボンリヤスポイラー」そして「ボンネットカーボン」は装備されない見込みですので、RCFのカーボンエクステリアはレクサスでも目立った存在になること間違いなしですね。
2015年02月13日
LEXUS RCF スカッフイルミネーションを仕込みました!
・・・という内容のブログです。
みんカラで、HS用のイルミをRCに流用されている方がいらっしゃったので、そちらを参考にしましたが、少しはオリジナリティをだそうと、レクサスディーラーオプション品(GS,IS,CT用)を利用!
新型レクサスGS、ISなどで設定されているディーラーオプションは、写真のように、枠だけが光るスタイリッシュな造りとなっていてとてもお洒落です。(そのかわり、光量は少ないですが・・・)
手順はちょっと面倒くさいです。
まずは、RCFのスカッフプレートの取り外し。表面のステンレスプレートをドライヤーの熱で両面テープを軟らかくして外します。実際は裏側から熱したほうが効率的です。内貼りはがしを使いますが、一か所に力を入れ過ぎると、ステンレスプレートが湾曲しますので注意です。
外すとこんな感じ。両面テープでべったり張り付いているだけで、これはアウディでも同様でしたね。
ここで困ったのが、プレート裏面のロゴ部分が、完全に切れ込みが入っておらず、ロゴ部分を取り外すにはステンレスを一部切断する必要があります。いわゆる、ルーター(リューター)が必要ですが生憎所持しておらず、工具を買うのも・・・
というわけで、RCFのステンレスプレートのロゴ部分を入れ替えするのは断念しました。
ということで、贅沢な?ことに、新品のディーラーオプション品を調達し、ステンレスプレートごと流用する作戦に切り替え!まずは、同様にステンレスプレート部分をドライヤーであたためながら外します。
外したところ。RCFとディーラーオプション品は、ステンレスプレートの形状が完全に同一でした。
たぶん同じかな?とは予想していましたが、見事に予想が当たりラッキーでした。
ただ、LEXUSロゴ部分の大きさがちょっと違うんですね〜 そして、RCFのロゴプレート、これよく見るとかなりかっこいいですね。昼間ならRCF純正が一番かっこいいと思います。
外すとこんな感じで・・・イルミネーション部分は白色の樹脂ケースでおおわれています。ちょっと厚みはありますが、特に干渉することもなく移植可能です。
というわけで、あとは、ディーラーオプション品のステンレスプレート(&イルミネーション部分)と、RCFのステンレスプレートを入れ替えるだけ!です。
ただし、RCF側のスカッフプレートは一部カッター等で樹脂部分を切断しないと上記の写真のイルミネーション裏面のカバー部分が干渉して取付不可ですが、それほど加工は難しくありませんし、樹脂は切れ味のよいカッターやナイフで下降ができます。しかし、加工はやっぱり面倒くさいので、この時期は自宅に持ち込んでじっくりやるのがおすすめです。
ちなみに、結構やっている人をみかける、スカッフプレートの車両側を、3Mダイノック カーボンフィルム(CA-1170)で施工。型どりや貼り付けは面倒ですが、このフィルムは質感も高く、おすすめです。
まだ仮取付ですが、かなりかっこいいです! この部分はキズつきやすいですが、雰囲気変わりますよ〜
RCFはちょっと内装的に質感が物足りないところはありますが、こういって手を入れていくと愛着が出てきますね。
で、取り付け後。室内への配線をどうするかちょっと悩みましたが、なんとか車両側への加工なく設置完了です。
昼間の「F」専用スカッフプレートがそのまま控えれば一番かっこいいんですけどねぇ。
2015年02月07日
LEXUS RCF FAQ ver.1をまとめてみました!
当ブログはきままにのんびりやっているだけですが、いろんな検索ワードでとたどり着いていらっしゃることがわかりましたので、直近2か月ぐらいの検索ワードをもとに、よくある質問・検索ワードをもとにまとめたFAQを作成してみました。
検索しても自分の欲しい情報を得られなかった方の参考になれば幸いです。(あくまでも個人の感想・私見ですので誤っている部分もあると思いますがご容赦下さい。)
LEXUS RCF FAQ ver.1
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【動力性能】
■カーボンエクステリアパッケージはどれぐらい軽量?
→ルーフで6.5kg、ボンネットで3kg、リヤスポイラーで0.5kg、合計10kg軽くなっているようです。
■Cd値(空気抵抗係数)は?
→0.33です。RC(FR)は0.29です
■ATモードでもシフトダウン時にブリッピングしますか?
→します。SPORTモード以上だととてもわかりやすいです。NORMALモードでも、若干します。
■変速は最速0.1秒でのシフトチェンジとのことですが試乗では遅く感じましたが?
→速いのは「M」ポジションに切り替えた場合です。ATモードだとSPORT S+モードでもそれほど速くありません。
■エンジンはISFと同じですか?
→型式は同じですが、シリンダーブロック以外はほぼ新造とのことです。確かにフィーリングはISFのそれとは異なっていますね。
■トランスミッション(AT)はISFと同じですか?
→同じのようです。(冷却機能を強化?) 欧州車等に採用されているDCTと比べるとATモードでの変速は確かに遅いですが、低速度域や冷寒時での変速時のショック(ギクシャク感)がなく、これはこれで使いやすく快適です。
■ドライブモードセレクトを変更すると乗心地はかわりますか?
→変わりません。ドライブモードを変更しても、ダンパー、サスペンションの制御は行われません。
インプレッションで「変わる」という記事をたまにみますが、まさにプラシーボかと。
■TVDは一般道でも体感できますか?
→体感できます。「スラローム」モードは特に顕著で、交差点でも十分わかります。
■TVDは重いのですか?
→カタログ上、30kg上乗せとなります。ただ、リヤの低い位置に置かれますので、前後の車重バランスはフロント53.5%、リヤ42.5%に向上するようです。
■TVDは40万円+税の高価なオプションですが、つける必要ありますか?
→街乗り主体ならば不要と思います。また、ドライビングスキルの高い方では逆に不要という意見も聞かれます。ただ、アクセルを踏み増すとグイグイ内側に曲がっていく感覚は気持ち良いと思いますし、運転がうまくなった感じがします。
■ASC(アクティブサウンドコントロール)は疑似サウンドですか?
→そうです。高速道路等の巡航時でも調律されたエンジンサウンドが愉しるそうです。フロントスピーカーで補正しているようです。なお、「SPORT S+モード」にならないと鳴動しません。個人的にはちょっとうるさいと感じるので、「SPORT S+」はあまり使用していません。
■マニュアルモード(M)からATモードへの復帰方法は?
→パドルシフト「+」長押しで復帰します。
■サスペンションの製造メーカーは?
→Webやカタログでは発表されていませんが、後期ISFと同様、ZFザックス社とのことです。
■ブレーキは鳴きますか?
→当方の環境では低速度域で鳴きます。
■タイヤメーカーは?
→RCFではすべてミシュランのパイロットスーパースポーツ(PSS)が採用されています。
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【外装】
■人気のボディカラーは
→公開されていませんが、登録済車両の燃費等のランキング画面を見る限り、圧倒的に白。次に黒、そして有償色のヒートブルーというところでしょうか。逆にレアなのは、ソニックシルバー、マーキュリーグレーマイカの2色と思われます。
ただし、カーボンエクステリアパッケージが映えるのはソニックシルバー、マーキュリーグレーだと個人的には思います。
■エンジンエアアウトレットから水が浸入しませんか?
→内部には水受けがあり、エンジン内の所定の場所に排出される機構になっていますので一般的な走行・洗車では問題ないようです。(冷却性能を高めるため取り外すことも可能)
■寒冷地仕様で、フォグランプは左右につきますか?
→LEDフォグランプは、右側のテールライトに内蔵され、代わりに右側の後退灯(バックランプ)がなくなります。
■寒冷地仕様を選択した場合、ヘッドライトウォッシャーは固定式ですか?
→RCFは突起物のある固定式ではなく、ポップアップ式です。
■NXについている、アウトサイドドアハンドル照明はついていますか?
→ついています。
■リヤフェンダーアーチモールは他車流用できますか
→可能です。単品での発注もできますが、保安基準への適合等は不明です。
■リヤスポイラーはスイッチで開閉できますか
→可能です。また、時速80km/hで上昇(エコモードは130km/h)、時速40m/h以下になった場合に格納されます。
■ドアミラー下部の照明が廃止されたのですか?
→廃止され、アウトサイドドアハンドル照明(LED)となりました。ドアミラーカバーの下側にはLEDランプの名残があり、穴をふさぐフタがされているようです。
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【エコ関係】
■アイドリングストップ機構はついていますか
→ありません。そのかわり停止時の低負荷等にはエンジン回転数が500-600rpmまで下がります。このおかげで、1時間うち、30分がアイドリング状態の場合は、アイドリングストップ機構と同様の効果が得られるとのことで、ストップ&ゴーが多い都市部では実質的な燃費効率はアイドリングストップ装置あり車と同じといえるかもしれません。
■実燃費は?
→運転の仕方により変わりますが、ATモードで一般道では7.5km/h程度(ストップ&ゴー環境では6km/h程度)、高速道路の巡航(時速100km/h+α)で12km/h程度。当方の環境では納車以来燃費は約8km/hとおおむねほぼカタログスペックに近いです。
■エコモードはなんのためについているの?
→一説によれば、アクセルワークを磨くためにあるとか。(メーター内のセグが減らないよう意識的に走行する)
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【安全装備関係】
■自動ブレーキ(プリクラッシュセーフティシステム)はついていますか
→標準装備ではありませんが、MOPのプリクラッシュセーフティシステムを装着すれば可能です。
ただし、時速15km/h以下では作動しません。
■プリクラッシュセーフティシステムのタイプは?
→新型クラウン、ISから採用され始めた、「衝突回避支援 タイプ2+」です。
時速15km〜180kmで作動、ブレーキアシストによる速度低減量は最大約60km/h、自動ブレーキによる速度低減量は最大30km/hとされています。ミリ波レーダーのみを使用していますので、歩行者検知機能はありません。
■オートマチックハイビームは一般道でも動作しますか?
→します。郊外の暗いバイパスや国道等でも作動し、視界が非常によくなりますので、意外に便利です。誤動作もほとんどないので、常時ONで使えます。
■レーダークルーズコントロールは全車速追従型ですか?
→違います。時速40km/hで追従が解除される、旧タイプです。
■LDA(レーンディパーチャーアラート)はステアリング制御しないのですか?
→しません。警告音のみです。正直なところ、一般道ではあまり役に立ちません。ステアリングのスイッチでON/OFF可能です。なお、ウィンカーを動作させると(当然ですが)警告音はなりません。
■BSM(ブラインドスポットモニター)は警告音がありますか?
→ありません。点灯もしくはウィンカーをその方向にいれた際に点滅して警告します。RC系では、検知範囲が後方60メートルまで拡大された新型が採用されているようです。同様のスペックのものが新型アテンザ(マツダ)にも採用されています。
■RCTA(リヤクロストラフィックアラート)は便利ですか?
→サービスエリア等で前向き駐車を強いられた場合は便利です。警告音もRCTA専用のブザーとなります。
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【ナビ/オーディオ関係】
■レクサスAppsが見当たりませんが?
→情報→G-LINKからソフトウェア(Apps)をダウンロードする必要があります。
■iPhoneを接続してプレイリストの再生ができますか?
→可能です。(iOS7および8で確認済)
■バックカメラはついていますか?
→レクサス全車、標準装備されています。画質も良いです。
■トヨタのT−コネクトナビとレクサスのG-BOOKナビは同じですか?
→ほぼ同じと考えてよさそうです。アプリもほとんど共通です。
■マークレビンソンを選択しなくても音質は良いですか?
→好みがあるので難しいですが、比較的良好です。IS(8スピーカー)と比べフロントツイーターが増えているのが良いようです。
■マークレビンソンを選択しなくてもDVD、ブルーレイが再生できますか?
→第1世代のレクサスと違い、再生できます。また、マークレビンソンを選択してもチェンジャー機能(複数枚格納機能)はありません。
■スピーカー数が増える以外のマークレビンソンの特徴は?
→フロントパネルとオーディオノブがアルミ製へ変更。前後席スピーカーリングの加飾追加、圧縮音源の再生品質向上などがあげられますので他車種と比べても差別化されています。
■Smart G-LINKとは?
→スマホの無料アプリです。スマホから目的地登録やルート確認、車の設定変更、遠隔操作でドアロックやハザード点灯などができますので非常に便利です。
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【オプション関係】
■ドライブレコーダは設置できますか。
→純正DOPでは準備されていませんが、設置可能です。
■NXのDOPであるカップホルダーイルミネーションは装着できますか
→自己責任ですが、装着自体は可能です。イルミネーション電源はリモートタッチノブ等から取ることが可能です。
■レーダー探知機等の電源を取るためのヒューズボックスはどこにありますか?
→助手席ドア側にあります。(当方の調査では、ACC連動のヒューズは見当たりませんでした。イグニッションオン連動は複数あります。) なお、OBD2端子は運転席足元にありますので、対応するレーダー探知機ならばこちらから電源を取ることも可能です。
■レクサスのホイールロックナットはマックガード製ですか?
→そのとおりです。ナンバープレートロックボルトも同様です。
■RC300h/350のDOPである、メッキドアハンドルガーニッシュはRCFにも装着可能ですか
→同形状ですので、可能です。ただし微妙に空力に影響ある可能性が・・・
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【予算関係】
■購入に必要な予算は?
→TVD、本革シート、オプションホイール、プリクラッシュセーフティシステム等の主要な人気オプションを装備したと仮定すると、標準グレードではおおむね1100万円程度となります。TVDなしでは約1050万、カーボンエクステリアパッケージの場合は1200万円程度を見ておけばよいと思われます。
■車両代金はクレジットカード払いできますか?
→全額は不可ですが、一部の金額までは可能で、クレジットカード払いの上限が定められています。
有名な話では愛知エリアでは100万円、東京エリアでは500万円までなど差があります。
これはディーラーというより、販売会社の経営母体で違いがあるようです。
■レクサスカードはどうやっても申し込めますか?
→ディーラーで申し込みます。開業当時と違い、即時キャッシュバックが廃止されたため、現在ではあまりディーラーも勧めてこないようです。
■レクサスカードを使うと実質6%引きという噂ですが?
→6%キャッシュバックは相当過去の話です。2015年現在はレクサスカード決済でも1%分のポイントしかつきません。ただし、新車購入時にはたまったポイントが1.5倍で還元されます。
■レクサスカードの利用限度額は?
→500万円です。
■オーナーズカードとレクサスカードは違いますか?
→レクサスカードはクレジットカードです。オーナーズカードは新車・CPO購入者に渡される車両情報やオーナー情報が入ったプラスチックのカードです。
■値引きはありますか
→車両からはありません。販売店により、フロアマットやボディコーティング、ウィンドウフィルム等のサービスは行われているようです。
■レクサス保険はおすすめ?
→保険料は高いですが、レクサス車が代車で出る、事故時にヘルプネットと連動して保険会社に連絡が入る、など他の保険会社にはない特徴があります。なお、当方の場合は、ネット通販と保障内容をほぼ同じにあわせても50%程度以上割高に感じました。
■車両保険の料率は?
→初年度は、「8」です。そのため、車両保険の保険料は高めです。
■維持費は高いですか?
→自動車税が年88,000円と高価ですが、購入から3年間の点検が無料であり、その他のレクサス車とかわらないと思われます。エンジンオイル等にこだわる方は結構コストが発生すると思います。(無料のオイルは一般的な鉱物油)
タイヤに関しては、経験上、ミシュランPSSは普通に乗っていれば2万キロは大丈夫と思いますが、前後サイズが違うので、ローテーション不可です。
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【内装関係】
■人気の内装カラーは?
→公開されていませんが、メーカーオプションの「ブラック×アクセントオレンジ」と思われます。
■ウィンカーはセンターに戻るタイプですか?
→そうです。新型GS,ISから採用された操作後にッセンター(中立)に戻るタイプです。
■ワンタッチウィンカー(3回ウィンカー)はありますか?
→ありません。
■ウィンカーを戻す時、逆側のウィンカーが点灯してしまい、使いづらいのですが
→設定変更で、ウィンカーが出ている方向にチョイ押しすることで消灯することが可能です。
■ライト操作レバー、クルーズコントロールレバーにはイルミ照明がありますか?
→ありません。そのため、夜間は暗くて慣れないと操作がしずらいです。
■電動パーキングブレーキはなぜ採用されていないのですか
→内装や装備がレクサスISベースのためと思われます。あとはコストの問題かと。
■クーペのためシートベルト位置が遠いのですが・・・
→肩口にシートベルトストラップがあるので、そこにシートベルトを架けることで若干軽減されます。
■ドアトリムのレザーは本革ですか?
→合成皮革のL-Texとアルカンターラの組み合わせです。
■ブラック×オレンジアクセントの場合、メーターフードがオレンジですが、ウィンドゥに反射しませんか?
→一般的なシートポジションでは視界には入りません。
■メーターフードの素材は?
→ブラック×オレンジアクセントの内装色の場合は合成皮革の「L-Tex」、それ以外の内装色はブラックのアルカンターラです。
■ドアトリムのアンビエントライトは、色が変わりますか?
→かわりません。なお、パーキング時と走行時では若干明るさ(照度)が異なります。
■RCFにはナノイー(イオン)発生器がついていないのですか?
→ありません。
■マークレビンソン仕様のスピーカーリングは後付できますか?
→できません。スピーカーリングの単体での部品供給はありません。また、リング部分の取り外しもできません。
■マークレビンソン仕様のアルミオーディオノブは後付できますか?
→可能です。北米では単品部品供給されていますので、部品番号が判れば取り寄せ可能です。製造はパイオニアです。
■MOPの「カーボン」、「フォージドコンポジットカーボン」のインテリアパネルは後付できますか?
→可能です。単品での部品供給もあります。特に、「フォージド・・・」は単品で購入してもMOP価格とほとんどかわりません。
■スカッフプレートのLEXUSロゴは光りますか?
→光りません。
■RCFのスカッフプレートと、F-SPORTのスカッフプレートは何が違うの?
→RCFは、黒地にホワイトロゴ。 Fスポーツは白地にブラックロゴと、逆の配色になっています。
■RCFのアルミペダル、アルミフットレストとF-SPORTのものは同じ?
→同じです。ショーモデルから変更されました。
■RCFのスマートキーはどこにFのロゴが入っているのですか?
→銀色の部分の前面にFのロゴが入っています。
■アクセサリーソケットはいくつありますか?
→センターのアームレストボックス内に1つあります。USBソケットは2つあります。後席、トランクにはありません。
■ルームミラー(自動防眩機能付 フレームレスミラー)はRC/RCF以外にも流用できますか?
→流用事例がみんカラ等にアップされていますが、コネクタ等に注意が必要のようです。なお、トヨタの「MIRAI」にも採用されています。
■ステアリングヒーターは便利ですか?
→寒い時期は非常にありがたく、一度体感すると手放せません。約30分で自動的に停止します。
■フロントドアウィンドウのスロー制御はありますか?
→ありません。サッシュレスのため、開閉時にガラスを強制的に可動させていることが原因と思われます。
■ハザードスイッチは点滅しますか?
→します。
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【メーター】
■メーターはLFAやISのFSPORTのように可動しますか?
→稼働せず、固定式です。
■レッドゾーンが変動するのですか?
→外気温にあわせて変動します。冷寒時は 3700rpm程度からスタートし、徐々に上限解放されます。
■メーター内に、簡易ナビゲーション表示機能がありますか?
→あります。その他、燃費表示、オーディオソース表示、TVDの効き具合など様々な標示に切替できます。
■ATモードでは、現在何速に入っているか表示されないのですか?
→表示されません。左下のインフォメーションディスプレイの設定で常時変速状態を表示することが可能です。
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【照明関係】
■運転席・助手席フットランプはLEDですか?
→残念ながら新型ISと同様、LEDではありません。そのため、走行中は減光せず、消灯します。
■ルームランプはLEDですか?
→LEDが採用されています。ただし、乳白色なのであまり明るくありません。
■LEDクリアランスランプがNXより暗いのですが?
→日本仕様は減光されているようです。社外パーツで明るさを調整できるキットが発売されています。
■フロントのフォグランプはないのですか?
→ありません。
■リヤのウィンカーはLEDですか?
→残念ながらバルブタイプです。
■リヤウィンカーをLED球に交換するとハイフラッシャーになりますか
→なりますので対策が必要です。なお、物理的なウィンカーリレーがありません。そのためリヤウィンカーをLEDにするためには、ハイフラ対応リレーではなく、抵抗器などを使用する必要があるようです。
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【シート】
■170cm程度の大人が後席に座れますか?
→大丈夫です。 ひざ前スペースもギリギリ確保されています。175cm程度になると厳しいという意見が見られます。
■ワンタッチウォークインシートには挟み込み防止機能がついていますか?
→ついています。(つま先部分) 足にあたると30mm程度反転しますが、もう少し感度が高いほうがより安全と感じます。
■ワンタッチウォークインシートの動作が遅いのですが・・・
→確かに遅いです。改善要望を出しましょう。
■セミアニリン本革はすべりませんか?
→スポーツ走行をしないのであれば問題ないと思います。シートの部位によりレザーの厚みが変わっていたりステッチの縫製具合など滑りづらい工夫がされていると感じます。
■シートはどこが製造していますか?
→トヨタ紡織製です。
■助手席に、シートポジションメモリーはありますか
→ありません。前モデルのIS後期仕様から廃止されており、現在ではHS、RX、GS、LS等でしか装備されません。
■「パワーイージーアクセスシステム」(エンジンOFF・シートベルトOFF等でシート後退する機能)は備わっていますか?
→ありません。RC系は、後席のひざ前スペースが狭いためと思われます。
■シートヒーターとシートベンチレーションは無段階調整ですか?
→3段階調整式です。なお、タイマーはありません。
■リヤのシートヒーターはありますか?
→ありません。リヤシートヒーターが備わるのはレクサスではGS、LSの一部グレードとなります。
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【ユーティリティ】
■ゴルフバックはつめますか?
→2本セット、横につめます。
■トランクボードの下には小物入れがありますか?
→ありますが、狭いです。特にTVD仕様の場合はあまり余裕がなく、大きなものは収納できません。
■ドアロック/アンロックの音はトヨタ車と同じですか
→同じです。これは要望がでているとよく聞きますが・・・
■トランクオープンボタンを押すと、途中でとまらず、一気に開くのですが?
→RC/RCFはフルオープントランクリッドが採用されており、ゆっくりフルオープンとなります。天井が低いスペースに駐車する場合は注意が必要です。
■リヤシートは倒れますか?
→ボディ剛性を確保するため、倒れません。そのかわりセンターにトランクスルー機能があり、長尺物に対応しています。
■オートドアロック機能はありますか?
→あります。(車速連動) 設定画面から変更可能です。
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【納車関係】
■納車費用はかかりますか?
→ディーラーで納車する場合は納車費用はかかりません。
■納車式ではなにかもらえますか?
→ディーラーによりまったく異なりますが、花束、プリザードフラワー、レクサステディベア、シャンパン、ワイン、スマートキーケースなどが多いようです。
■ウェルカムキットは何時もらえますか?
→通常ですと契約から1か月以内には届くと思います。ただ、正式発表前はもらえません。ディーラーによって、納車式に渡すところもあるとか・・・(これでは意味がないと思いますが)
■オーナーズカードはRCF専用ですか?
→ISFと同じ「F」専用のデザインです。GSFも同じと推測されます。
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【その他】
■RCFは売れていますか?
→2014年10月の発売以来、RC350より販売台数が多く、RC300hと比べてもそん色ない販売台数のため、現時点では成功しているといえるでしょう。なお、2015年2月7日現在では約560台のRCFが登録されており、月販30台が目標のクルマとしては相当数の納車が進んでいます。
■GSFはRCFの4ドア版ですか?
→発表されているスペックを見る限り、エンジン&トランスミッションがほぼ同じ、専用装備もあまり見当たらず、TVDあり、ステアリング&シート&シフトノブ&メーターをRCFと共有、タイヤ&ホイールサイズも同じということで、4ドア版のRCFと考えてよさそうです。
■ISFは発売されないのですか?
→わかりませんが、RCFの4ドア版とも言えるGSFが発売されることから、現行のISベースでは発売されないと思われます。